クウェー川鉄橋を列車で渡る
2019年12月31日(火)
記事がいろいろ錯綜しますが、ご了承ください。今回は年末のカンチャナブリーです。
<カンチャナブリー駅>OMD10/ED14-42mm
12月30日にもカンチャナブリーからナムトクまでの列車に乗るつもりで駅に出向きましたが、「ものすごく混んでますよ」(駅員の英語。最近のタイの主要駅では窓口でほぼ英語が通じます。)といわれ、あきらめました。
<チケットゲット>PowerShot
このナムトク支線は、外国人はどこまで乗っても一律100バーツです。例外はずいぶん先のターキレン・ナムトク間だけは50バーツだそうで。もちろんタイ人は距離に応じての料金です。こういうことを行っているのはタイ国鉄(State Railway of Thailand、略称SRT)でも、この路線だけです。
タイにどっぷりつかって見た目もしぐさもいかにもコンタイという人ならば、タイ人価格で乗れるかもしれません。ま、それだけドル箱路線ということですかね。
ともかく、この日は窓口で何もいわれず、チケットを手に入れることができました。なんと、座席指定です。手書きで書きこまれた数字が豪奢番号と座席番号です。1両あたり100席未満でしょうね。これを逃すと、座れません。裏ワザとしては、窓口ではなく、駅の脇で特別チケットを手に入れることです。これには乗車証明と保険、クッキー&ドリンク付きのスペシャル車両で、300バーツですね。これが4両分あります。
通常の100バーツの車両は2両ありますが、カンチャナブリー駅で発券されるのは1両分のみです。残りの1両は隣のクウェー川鉄橋駅で販売されるようです。列車自体は、バンコクのトンブリー駅から運行され、カンチャナブリーで6両増結されるのです。
<記念撮影>PowerShot
すでに列車は待機しています。その前で自撮りです。見えている車両の最後尾に乗ることになります。
<車内>OMD10/ED14-42mm
まだ早いのでガラガラですが、満席となりました。このあと、トンブリーからの列車が後ろに連結されました。そちらも満席です。
<クウェー川鉄橋駅>OMD10/ED14-42mm*画像は前日のものです
一駅でクウェー川鉄橋駅に到着しました。英語表記では相変わらずクワイ川なんですね。ここからは、映像でお楽しみください。結構長く撮りました。
いかがでしたでしょうか。超スロー運転です。ディーゼル機関車と車両の能力的にはもっとスピードを出しても問題ないはずですが、観光客がやたらいますからね。
橋脚の両側にあるスパンという部分がなだらかな曲線を描いている部分(岸に近いほう)が日本軍が作ったオリジナルで、角ばっている台形の部分(中央部)が修理されたところですね。
続きます。
今日のコンタイ
<後ろの席の子供>OMD10/ED14-42mm
座った席はなんと、通路側でした。ボックスの残りの3席はなんと、インド人です。ひとり、インド人の男の子がいて、それにちょっかいを出すタイ人の女の子という図です。
こういう時、ミラーレスは便利ですね。ファインダーを使う必要がありません。シャッター音も静かですし。同じようなやり方で撮ったもの、まだありますぜ。
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コメント
千葉には昔の軍隊の鉄道部隊の遺跡があちらこちらにあります。
海外に鉄道を敷設することは軍の有力な戦略だったんでしょうね。
新京成電車というのはその路線を地図で見ていただくとわかるのですが、グニャグニャの路線で、まさに鉄道部隊の練習だったようです。
この場所もその一つでしょうね。
投稿: スクムビット | 2020年5月 3日 (日) 21時15分
スクムビットさん。
軍の鉄道部隊、wikiで見てみました。
ワタクシの近くでは、小田急と京王井の頭線の連絡線というのが、あったみたいですね。今はもちろんありませんが。
泰緬鉄道では、ジャワ島にオランダが敷設したレールを持ってきたそうですよ。
この鉄道の建設には連合国の捕虜よりも、現地調達のタイ人労働者のほうが労働力としてはたくさんいたみたいですが。
投稿: ヒョウちゃん | 2020年5月 4日 (月) 09時34分