また行きたい国、トルコ
<サフランボルの古民家>MZ-3/FA28-105mm
旅に出てみたい国、トルコです。
今まで計4回訪れていますが、最後はすでに2003年になります。
行く機会はかなりありましたが、ここ10年くらいの間にISの活動が盛んになり、トルコ国内でも無差別テロが頻繁に起こるようになりました。そういうこともあり、二の足を踏んでいましたね。
<アダナケバブ>COOLPIX880
なんといってもトルコは料理が美味いです。といっても、コメはほとんど付け合わせで、小麦のパンが主食ですね。
でも、飽きませんよ。ずんぐりむっくり形のエキメッキと呼ばれるパンは、外はカリカリ、中はもっちりでフランスのバゲット以上ではないかと個人的には思っております。このパンに切れ目を入れて、ドネルケバブと野菜を挟んだのが、すでに日本でもお馴染みのドネルサンドです。
ドネルサンドは日本だけではなく、ヨーロッパでもファストフードとして定着しています。ヨーロッパのドネルサンドは、すべてトルコ移民がやっているかというと、地中海沿岸のアラブ諸国からの移民がシュワルマという薄く平べったいパンで挟んでいる場合もありますが。
また、イスタンブールの海沿いではサバフライを野菜とともに挟んだサバサンドもエキメッキを使います。魚とパンなんですが、これが実に会います。そしてやっぱり美味い。
<スープも絶品>COOLPIX880
エキメッキはあれを丸かじりするわけではなく、食べやすいサイズにカットして出てきます。朝食などでは、エキメッキにスープがあればもう充分ですね。ジャムやバターもいらないくらいですね。これにせめてブラックオリーブとチャイがあればOK。
<魚料理>COOLPIX880
トルコの肉料理はほぼ羊肉ですが、香辛料で上手に臭みをとっているので美味しいです。内陸では望めませんが海沿いであれば、シーフードも堪能できます。
つうことで、どこに行ってもまずはずれはありません。日本食レストラン、2003年の時点では見つけてません。それこそ、やよい軒でもあればもうびっくりですが、ハラルの問題がありますから進出は難しいんじゃないすかね。中華料理屋はありましたが、大昔食べたものの美味しくなかったです。
さて、肝心のアルコール類ですが、一応ラクという蒸留酒とワイン、ビールを国産で作っています。とはいえ、大衆食堂やロカンタではほぼ置いていません。ちょっといいレストランでは置いてありますが。でも、インドほど入手は難しくないんじゃないかな。スーパーに行けばあるだろうし。
以前は飲酒するムスリムも結構いたんです、都市部では。トルコは政教分離が憲法でうたわれているんですが、イスラムの戒律をまじめに守ろうという動きが強くなってきています。都市部を離れると、飲酒事情はインド以上に厳しくなるでしょうね。
<イスタンブール>COOLPIX880
トルコは広大な国土ですが、バス網が発達しているので、移動は割と楽なのではと思います。以前はほぼ使い物にならなかった鉄道も少し整備されてきたようです。
それに、ボスポラス海峡に海底トンネルができましたしね。
一番問題になるのが、物価ではないでしょうか。以前はインド並みとは申しませんが、かなり物価は安かったです。トルコは移民が多く、その移民がヨーロッパで稼いだ金を送金しますが、このレートが高額なんだそうで、その影響をツーリストがもろに受けているのが現状ですね。
とはいえ、北欧やスイス、イギリスほどじゃないのでは。
日本からのルートも限られますかね。直行便はトルコ航空だけでしょうか。他はヨーロッパあたりで乗り継ぎなんでしょうが、現在の状況では直行便が望ましいですね。
行きたい国、なんとなく強権主義者の大統領がいて、コロナの影響もかなり強いところばかりですね。行くならば、夏の暑い時期がいいなあ。
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