« カルトな洋楽カバーPart1 | トップページ | バンコク、丸亀製麺はちょっと高い »

2020年7月21日 (火)

行ってみたい国・モロッコ

Im1339

<ラバト郊外>MZ-3/Sigma20mm

ブログの表紙ともいえる画像です。表紙の画像はトリミングを施していますが、こちらはフィルムスキャナーで取り込んだほぼ全部が写っている画像です。

モロッコは3回訪問しています。ツアー1回、個人旅行2回。季節でいうと冬2回、夏1回。最後に訪れたのは2007年になります。

「マグレブ」という言葉がありますが「陽の沈む地域」みたいな意味合いがあります。アフリカ大陸の北西端、地中海と大西洋に面した国です。地中海沿岸部は夏はほぼ雨が降らず、好天が続きます。夏のモロッコは暑いです。夏の地中海沿いのヨーロッパは同様の天気ですが、そこまで暑くありません。事実スペインのアルヘシラスからフェリーでタンジェに到着すると、身体に受ける熱量が桁違いです。さらに内陸部に入るとステップ気候から砂漠気候となりますので、さらに暑さは増します。かろうじて大西洋岸に行くと、しのぎやすくなりますが。

Im0829

<青い町シャウエン>MZ-3/FA35mm

では、冬はどうかというと、かなり寒いです。防寒着が必要です。アトラス山脈付近くらいでしか雪は降りませんが、地中海性気候は冬場雨が多いので、天気もいまいちですかね。

行くなら、夏場中心ですか。春から秋にかけてがいいでしょうか。

Im0974

<フェズのドラゴンフルーツ売り>MZ-3/FA35mm

モロッコは見所が多いです。定番ともいえるのが、マラケシュとフェズでしょうか。どちらもモロッコの古都ですが、フェズのほうが迷宮度は高いですね。マラケシュは旧市街のフナ広場に大道芸人がいます。また、そこでは屋台料理も食べられます。

フナ広場の屋台は夕方から本格的に始まります。昼間はせいぜいオレンジジュース屋台くらいですね。夕方から始まりますから、冬場はぐずぐずしていると料理が冷めるどころか冷え切ってしまい、味が落ちてしまいます。

マラケシュとフェズは結構離れているので、単純二都市間の移動はかなり無理があります。そこにどのような都市を絡ませていくかですね。

Im1534

<フナ広場のオレンジジュース屋台>MZ-3/FA35mm

マラケシュとフェズの間の移動は砂漠を通るカスバ街道と、首都のラバトとカサブランカを経由する鉄道ルートがあります。

カスバ街道にはワルザザード、ティネリール(ティンジル)、エルラシディアといったオアシス都市があり、もう少し足を延ばせば砂漠観光もできます。結構魅力的ですが、砂漠にテント泊し、月夜の砂丘や夜明けの体験まではしなくてもいいかな。ちょうどサハラの西端にあたり、このあたりの砂はかなりの微粒子だそうです。いくら防塵・防滴仕様のカメラでも簡単に壊れる可能性がありますね。

それらの都市を結びながらフェズに出て鉄道ルートでラバト、カサブランカに行くことでモロッコ内陸一周ができます。

その他、青い家屋が立ち並ぶシャウエンとか世界遺産のティトアン、大西洋岸のエッサウィラ、アガディールなど魅力は尽きません。

Im0971

<フェズの少女>GR DIGITAL

モロッコはムスリムの国で国産ビールとワインも生産してますが、これまたトルコ同様大衆食堂レベルでは味わえません。それがあるのは観光客向けレストランでしょうね。

でも、どちらかというと戒律緩めの国です。人物撮影は割とたやすいです。とはいえ、それは男性に限られますが。成人女性や先住民ベルベル人を撮ることはかなり難しいし、嫌悪されますので許可を取って撮影するのがいいですね。

フナ広場の屋台などではオレンジジュースや料理を注文すれば、ほぼ撮影に応じてくれます。まれに、撮ってほしいという人物も現れますが。

Im0804

<朝食の例>GR DIGITAL

モロッコはパンが美味しいです。かつてフランスの植民地だったので、バゲットのようなパンもあります。また、アラブ系の薄くて円形のパンも美味しいです。ドネルケバブのようなというか全く同じものがあり、さらに薄い生地のパンではさんで食べるシュワルマも美味しい。

Im1162

<キョフテと卵のタジン>GR DIGITAL

夕食はタジンで決まりですね。タジンはタジン鍋を使って煮込んだ料理の総称です。使う素材は様々ですが、総じて美味いです。タジンにハリラというスープ、パンがあれば完璧。

クスクスという極小パスタもありますが、個人的にはタジンに勝るものはないと。朝、パンとスープと飲み物。昼、シュワルマ。夜、タジンとスープでも全然飽きません。クスクスはたまにでいいかな。

Im1796

<海鮮グリル>GR DIGITAL

海沿いに行くと、こういうものもあります。これはエッサウィラの海鮮屋台で味わいました。

Im1683

<エッサウィラ>MZ-3/Sigma20mm

モロッコは鉄道が国内を網羅しているわけではないので、移動はバスが中心ですかね。鉄道は二等席にはエアコンがなかったかもしれません。でも、長距離バスは問題ないですね。

都市間の移動にはグランタクシーという手段もあります。旧型のメルセデスなどを使い、乗客を6名乗せます。後席に大人4名。助手席に大人2名です。走りだすと身動きが取れません。おすすめはバスです。

モロッコはコロナ感染者が比較的少ないのだとか。行きたいですね。でも、日本からの直行便がないんですよね。

現在の状況では日本出国時にPCR検査をし、到着時に陰性証明が提出できれば2週間自主隔離ということになりますか。こういうことでは旅行はおろか、短期のビジネスでも無理があるってもので。

ともかく、日本国内の感染者をいかに抑えていくかでしょうか。にしても、官邸がはっきりした方針を出さないんだよな。

Im1599

<フナ広場の日本人観光客>GR DIGITAL

モロッコに限らず、海外渡航、何とかしてよ。

| |

« カルトな洋楽カバーPart1 | トップページ | バンコク、丸亀製麺はちょっと高い »

05a Morocco」カテゴリの記事

コメント

モロッコにも高速鉄道が出来ましたよね。

投稿: 伊 謄 | 2020年7月21日 (火) 08時25分

伊 謄さん。
お久しぶりでございます。
当面こっち方面にはいかないと思い、まったく知りませんでした。
TGVと同じなんですね。
料金も比較的安いので、これは使えると思います。

投稿: ヒョウちゃん | 2020年7月21日 (火) 20時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« カルトな洋楽カバーPart1 | トップページ | バンコク、丸亀製麺はちょっと高い »