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2020年8月26日 (水)

CGCの格安とオーガニック

1000円以下のお手軽ワインVol.8

本日は2種類まとめて紹介します。

Prince de Bao Tinto

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<格安ワイン>PowerShot

2つのワインですが、どちらもCGCジャパンのオリジナルブランドです。CGC製品ですので、購入したのは「三徳」というスーパーです。まずはこちら。

ワイン名:Prince de Bao Tinto
原産国 :スペイン
生産年度:表記なし
生産者名:Cherubino Valsangiacomo SA
容量  :750ml
度数  :12.5%
ぶどう種:ボバル、カベルネソーヴィニョン、テンプラニーリョ
タイプ :ミディアムボディ(ライトボディ寄り)
輸入会社:CGCジャパン
価格  :298円(+税)

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<表ラベル>PowerShot

なんと、税抜き価格で300円しないというワインです。ラベルに描かれているのは昔のスペイン王室のだれかでしょうか。

安ワインにしては、表示などもきちんとしてます。

カベルネソーヴィニョンはさておき、テンプラニーリョとボバルはスペイン特有のぶどうですね。本来であれば、カベルネソーヴィニョンは使わないと思いますが、大量生産するが上でブレンドを壊さない相性のぶどう果汁なのではないでしょうか。

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<裏ラベル>PowerShot

CGCの格安ワインですが、CGC系列のスーパーではもうひとつの格安のイタリアワインと並び、在庫が一番多いですね。

味わいはスペイン系なので、フルーティさはないです。やや重めですが、飽きは来ない味です。

現在はスクリューキャップなのですが、かつてはコルク栓を使っていました。その頃はこのコルク栓がかなりの粗悪品で、コルクを抜く途中で何回も失敗するという目に逢ったものです。スクリューキャップになりこの点は解消されました。

ちなみに、現在この程度の1000円以下のワインとなりますと、ほとんどがスクリューキャップなのですが、コルク栓でもきちっとしたものであれば、それなりのワインオープナーを使えば失敗することはまずありません。それで、ソムリエ気分を味わえるのですけど。

Wine0060

<注いだ状態>PowerShot

激安ワインでありながら、たまに味わってもいいなと思わせる味ではないでしょうか。ともかく、このワインこれまで購入した中では最安値です。この価格はそうそうないですよ。

こちら、白もあり、価格は同一です。

Prince de Bao Organic

Wine0061

<表情が変わります>PowerShot

続いて、Prince de Baoの上級版です。

ワイン名:Prince de Bao Organic
原産国 :スペイン
生産年度:表記なし
生産者名:Cherubino Volsangiacomo SA
容量  :750ml
度数  :14%
ぶどう種:テンプラニーリョ、ボバル
タイプ :ミディアムボディ(フルボディ寄り)
輸入会社:CGCジャパン
価格  :568円(+税)

ラベルとボトルの形状が変わりますね。同じく三徳で購入いたしました。はっきりいって、二つのPrince de Baoが並べられていても、よーく見ないと同系列のものとは思わないのではないでしょうか。

Wine0062

<表ラベル>PowerShot

どちらも同じワイナリーで作られていますが、中身の違いとなると、ぶどうがスペイン固有種のみになることと、度数が2つ上がることでしょうか。

Wine0063

<裏ラベル>PowerShot

テンプラニーリョという品種ですが、スペインでは古くから使われてきたもののようです。古くはフェニキア人が持ち込んだものだともいわれています。一方のボバルもスペインの品種ですが、ワインの熟成に使われるようになったのは近年からだそうです。

スペインでもカベルネソーヴィニョン、メルロー、シャルドネなどが栽培されていたようですが、他国で作られているワインとあまり変わらなくなるため、スペインの独自性を打ち出すためにボバルを使いだしたようです。

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<オーガニック印>PowerShot

ここにスペイン王子(?)が登場ですか。オーガニック=有機栽培ということで、その分当然価格は上乗せされてますね。

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<注いでみると>PowerShot

ネットの評判はなかなかです。カベルネソーヴィニョンを排除し、わずかにフルーティさも出てくるような味わいですかね。

単純に普通のPrince de Baoと比較すると、刺々しさがなくなるというか、味は複雑さを増します。200円弱でこの味わいを実現するのであれば、オーガニック版を購入するほうがいいでしょうね。

ちなみに、こちらは赤オンリーです。CGC、やるときはやるんですね。

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