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2020年10月17日 (土)

アユタヤゲストハウス街の夕食

久々、時を戻そうシリーズです。2003年3月のアユタヤでございます。

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<渡し舟>MZ-3/FA28-105mm

ロッブリーからアユタヤに鉄道で戻りました。再び、2バーツの渡し舟でアユタヤ本島に戻ります。

写真はないのですが、アユタヤ駅から船着き場への道で、カトゥーイを初めて目撃したのですね。ちょうど下校時間に当たっていたらしく、制服の学生が前からやってきました。男子はハーフパンツというか「半ズボン」だったので、高校生ということになります。

その、男子高校生の一団の中に、制服は男子のものでしたが、口紅を塗り、仕草は女性というカトゥーイが混じっていたんですね。なるほど、噂にはきいていましたが、高校生にもLGBTの人が堂々とカミングアウトして存在しているんだと思いました。ま、その後たくさん見かけることになるんですが。

ホテルに戻り、軽くシャワーを浴びたのち、ホテル前で待機していたトゥクトゥクと交渉して、回りきっていないアユタヤのスポットを回ってもらいました。今なら、絶対やりません。体力も気力もありましたね。

さて、アユタヤ最後の夕食です。さすがに3泊もしますと、アユタヤ本島の中心当たりの事情はわかってきます。近くにゲストハウス街があり、そのゲストハウスの一部はレストランもやっています。そこにしましょう。

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<イエローカリー>Coolpix880

入ったのは「Tony's Place」というゲストハウスのレストランです。

あまり観光客も見かけなかったアユタヤですが、いわゆるファランはここには割といました。日本人はバンコクではたくさん見かけました。でも、アユタヤではほとんど見かけません。パッケージツアーの日本人はたまにいます。店はそこそこの賑わいでした。

案内してくれたのは日本語を少しだけ話す少女に見える女性でした。ここは非冷房のところですが、日中のように暑くありません。ですが、蚊が出没するのに参りました。

頼んだものは、イエローカリーとヤムウンセン、ご飯とビアチャーンの缶です。

ゲストハウスもこのレストランも観光客としては比較的安いところだと思いますが、ファランの好みに合わせてか照明がかなり落としてあります。英文のメニューに従えば「イエローカリー」ということになりますが、実態はどうなんでしょう。見た目はいわゆるグリーンカリー、「ケーンキアオワーン」に見えますね。

でも、グリーンカリー独特の辛さがありませんでした。ちょっと間違うとむせるような。味的に辛さをかなり抑えてあります。しかし、メモでは美味いとありました。

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<ヤムウンセン?>Coolpix880

確かに、春雨らしいものは確認できます。エビのようなシーフードも入ってますね。

でも、この時のデジカメの性能は悪いですね。何しろ、寄って撮影できないです。それに、フラッシュを使用しているはずですね。この数年後に、RICOHのGR DIGITALというカメラを購入しました。まだ、高感度の撮影には対応できずに、暗い場所というか室内ではフラッシュが必要でしたが、マクロ機能があってかなりきれいに撮れます。

現在のデジカメは室内であってもフラッシュをほぼ使用せずにきれいに撮ることができます。また、特にマクロ機能はないのですが、最接近で2cmまで寄れますので、この時の画像とは比較になりません。それに、カメラに使うストレージが変わり、劇的に安価になったので画質も上がり、それを何枚も撮れます。

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<ごはん>Coolpix880

当時の雰囲気を感じられたかどうか。デジカメでもこんな具合です。メインカメラはもちろん、フィルムを使ってました。この時は、ネガカラーフィルムで、すべて自分でスキャンしておりました。

デジタル一眼レフはとても手が出ない価格でした。

ビールも飲んで200バーツ。今なら、300から400バーツあたりでしょうかね。

★ネタが結構たまってきてますが、この2003年春のタイ旅レポはたまに記事にします。まだ、もうちょっとあります。

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02a Thailand」カテゴリの記事

コメント

おぉ、Tony's Placeですか!
2002年に数泊しました。その後もトニーさんのとこには
何度も訪れていますが、時の流れとは言え、変わりすぎて
しまったのと宿泊料に驚いたのでビールを飲むか、ハンモックで
揺られるだけになってから何年も経ちます。
20年ほど前は道路が舗装されていなかったので、雨が降ると
歩くのが大変だったことは思い出のひとつです(笑

投稿: Naozo | 2020年10月17日 (土) 23時32分

Naozoさん。
3年前、Naozoさんとオフする前にアユタヤに宿泊していたんです。
この時はできるだけ鉄道に乗ることがテーマでしたので、駅前に泊まりました。
いくら何でも、キャリーバッグを引きずり、渡し船に乗ってゲストハウス街まで行くのは面倒なので。
次があるとしたら、迷いなくゲストハウス利用ですかね。
ワタクシも資料として古い「歩き方」を数冊所有してますが、アユタヤに限らずゲストハウスの宿泊料金が上がっているのにびっくりです。
最近、バンコクでゲストハウスが増えつつあるんですが、ドミでも結構な値段です。
これならかつての米軍御用達の古いホテルのほうがコスパいいなとか思っちゃいますね。

投稿: ヒョウちゃん | 2020年10月18日 (日) 00時07分

バンコクから鉄道で北上すると
ファランの多くはアユタヤで下車しますね。
イエローカレー
これ不思議とビールに合いますよね。
あぁ
タイに行きたくなりました。
デジカメの性能
凄い進化ですよ。
メモリーカードの価格のびっくりです。

投稿: 裕治伯爵 | 2020年10月19日 (月) 07時47分

裕治伯爵。
3年前、イサーンを鉄道で回る旅をしたんです。
まず、バンコクからコラートに急行を使っていきましたが、バックパックを担いだファランが多数乗ってまして、半分くらいがアユタヤで降りていきました。
この年くらいにSRTのネット予約が可能になったんで、わたくしもチケットを取れたんです。
それまで、ほぼSRTの長距離チケットは全滅でした。
アユタヤで降りる、金はあるのにパッカーのふりをしているファランを見て、内心「オメーらみたいなやつがいるからチケットがなかなか取れんのじゃ!(怒)」と思いましたもん。

タイ、現在の情勢は不安定ですが、それでも行きたいですよね。

メモリーカード、激安になりましたね。
それでも、所有している半分くらいはパンティップで手に入れています。
一流メーカーでも格安なんでありがたいです。

投稿: ヒョウちゃん | 2020年10月19日 (月) 21時56分

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