ドーバーの中華
<ドーバーのパブ>K-7/DA16-50mm
7年前、2014年の話です。
フランスからドーバー海峡をフェリーで渡り、ドーバーに到着しました。その2泊目です。
泊まっていたホステルでは朝食が出ました。昼食は出かけたカンタベリーで食べたので、またドーバーに戻って夕食を食べることになります。
<海岸沿い>K-7/DA16-50mm
到着した前日にはイングランド料理を出すファミレスのような作りの店で済ませました。この日もここが頼りでしたが、なんと休業でした。
ドーバーというのは小さな規模の都市で、ヨーロッパへの玄関口とは思えないような田舎町です。マクドナルドが1軒ありますが、できたらあそこは避けたい。と、なるとパブでしょうか。
待てよ、中華屋があった。
<青島とえびせん>GR DIGITAL
ということで順福楼、英語名New Moon Flowerへ。客はちらほらいました。いずれも中国人ではなく家族連れです。
ま、日本ではひとりでレストランに入るのに躊躇するところがありますが、海外では全然臆しません。なんといってもこれで食いっぱぐれると、スーパーで購入したサンドイッチとか、飲んだくれの中でフィッシュアンドチップスあたりになるという最悪の結果になるからです。特にパブは食事を取るといってもせいぜい夕方まででしょう。
<なぜかフィンガーボウル付き>
オーダーしたものはイカの生姜炒めとシンガポールヌードルです。メニューには漢字も振ってあったと思いますが、もう覚えてません。
<おかず>GR DIGITAL
ちょうどいいサイズです。香港にしろ、中国にしろ、その他の国でも中華だと1皿を数名でシェアすることが前提ですから、とんでもない量になりますが、いい感じですわ。
生姜が効いていて美味いです。シンプルなことにイカの他はタマネギとピーマンだけという潔さです。特にイカは海が近いためか柔らかく新鮮さを感じました。
<焼きそば>GR DIGITAL
シンガポールヌードルなるもの、よくわからなかったんですが、外れではなかったですね。
海老、卵、見えてませんがチャーシューをカットしたものも入ってます。卵は炒飯の要領で麺と一緒に鍋で炒めたのでしょう。そういう形状です。
麺は米粉ではなく中華麺でした。それに、ほのかにカレー味が付いてます。そのあたりがシンガポールなのかどうか。
麺は割と量がありましたが、麺好きなので多少多くても大丈夫です。
結構満足しました。お会計は17.3ポンド。ま、ビールも飲んでいるし。でも、イギリスは物価が高い。
<リバプールの中華街>K-7/DA16-50mm
イギリスは中国系の移民が多く、まずどこに行っても中華料理はあります。
<スープ麺>GR DIGITAL
イギリスの中華にあって他のヨーロッパ諸国の中華にないものがスープに入った麺です。おそらく、麺を食べるときに音が出てしまうからだと思いますが。
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コメント
リバプールの中華街の門、あまりに懐かしくて涙が出そうになりました(T_T)。
でもリバプールの中華街って意外と寂れてます(笑)。開いているレストランが少ないんですよね。。。。
この門を超えて奥まで行くと中華系のスーパーのやたらデカい店があって、よく日本食や麻婆豆腐の素などを買ってました(^^)v。
投稿: おりんぴあ | 2021年8月 7日 (土) 01時34分
おりんぴあさん。
最初にリバプールに行ったミレニアムの年には中華街で食事をしました。
最後に訪れたこの時には、泊まったデールストリートから遠いこともあって、写真を撮っただけですね。
もう少し時間が取れたら、もっといろいろ歩き回ったことでしょう。
でも、駅とデールストリートの間にヌードルショップができてました。
投稿: ヒョウちゃん | 2021年8月 7日 (土) 22時14分