レストランが見つからない
例によって過去の没記事から。今回は2013年のジョージタウンです。
<チュリア通り>KP/DA18-50mm*画像は2019年のものです
ペナンには4回行っております。
<路面電車の廃線跡>KP/DA21mm*画像は2017年のものです
宿泊するのはペナン通りとマスジット・カピタンクリン通りの間、その中心を貫くチュリア通りあたりの狭い範囲になることがほとんどです。うち、2回はシントラ通りの宿でした。
<屋台仕様のトラック>K-7/DA16-50mm
その理由ですが、ひとつには島内バスのターミナルとなるコムタに徒歩圏内であること。もうひとつは様々な食を食べられることですね。
<爆竹>K-7/DA16-50mm
この年、はからずも断食月最終日にペナンにやってきました。
その日の夜はあちこちで爆竹や花火が上がり、その翌朝が「ハリラヤプアサ」というラマダン明けのいわば「ハレの日」です。実際、宗教関係なくマレーシアでは休日に当たります。でも、この日からしばらくは食べたいものをなかなか食べられないという苦境にぶち当たることになりました。
<ローカル桟橋>K-7/DA16-50mm
逆じゃないのかと思われそうですが、国民の休日で翌日も休む飲食店が多かったです。また、お祝い気分で家族連れで出歩く人が増え、その人が数少ない美食の店に押し寄せるので、「孤独な旅人(ワタクシのこと)」(by エレカシ)が入り込む余地が少なくなるのです。
そんな浮かれ気分も落ち着いてきた3日目、店もほぼ開いてきたので、ニョニャ料理を食べに行くことにしました。
なんといっても、店があまり開いていなかったのでニョニャ料理は食べていなかったのです。場所はHotel Royal Penang近くで、歩くと30分くらいかかります。
なお、この情報は「地球の歩き方」のもので、当時はまだスマホを持っておりませんでした。もちろん、部屋ではネットにつなげるのですが、外に出たときに頼りになるのは印刷された媒体です。
<店の調度品>GR DIGITAL
しかし、その店は見つけられませんでした。B級グルメの密度の濃い宿周辺と違い、この付近では別の店を探すのも大変です。
結局見つけたのは「笑圓」というところで、その日オープンらしく入口に花輪のかかったところでした。メニューを見ましたが、西洋料理、タイ料理、ベトナム料理の店です。マレーや中華じゃないんですね。店員は中国系のようです。
<アイスレモンティ>GR DIGITAL
なんと、ビールを置いていない店でした。内部はなかなかオサレな作りですが、客はいません。なんたって評判がないからな。
<ケーン・キアオワーン>GR DIGITAL
ごはんとカレーは別々に来てました。それをぶっかけたの図。
いや、これは本格的です。マレーシアにはない辛さ。合格、タイの味でした。
<ビールが欲しかった>GR DIGITAL
これは何料理に分類されるのでしょうか。カレーだけじゃ物足りないので追加の1品でした。
これらにいくら払ったのかはメモを取っているのに記載なしです。よほど、目指すレストランが見つからなかったショックがあったものと思われます。
でも、味はなかなかでした。
とはいえ、現在Google Mapで探してみてもこの店は見つかりませんでした。まあ、場所と知名度でしょうね。
<アイスバー>GR DIGITAL
帰りにコンビニで仕入れました。路上でかじる。1.2リンギ。
マレーシアのコンビニはセブンもファミマもありません。たぶん、華人が展開しているような店です。酒売ってるし。
<2021/10/12追記>
マレーシアのコンビニにはセブンもファミマもない…と書いたところ、facebookでご指摘を受けました。振り返ってみると初めてのマラッカでセブンに入りました。KLのチャイナタウンにもファミマがありました。
でも、ペナンにはないよなあと思っていたら、できたそうです。
コロナにも負けずに海外進出する日本企業。一般庶民も海外行きたいんだけど。
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