高崎の名所
2021年11月23日(火・祝)
<ここで待ち合わせ>PowerShot
太田から道の駅玉村宿へ。ここで、パソコン通信、音楽フォーラム(FBEAT)で交流のあったlastsmileさんと待ち合わせです。
もっともlastsmileさんは群馬の人ではなく、関越道を飛ばしてやってきてくれました。実際にお会いするのは20年ぶりくらいなんですが、変わってなくてすぐにわかりました。
ここからはlastsmileさんのクルマでツアーが始まります。
<山田かまち>PowerShot
とはいえ、lastsmileさんは群馬のスポットに詳しく、この再会に向けていろいろなプランを考えていただきました。
まず向かったのが、山田かまち美術館でした。
ちなみに、館内は撮影禁止のため、撮影許可の出たかまちのポスターだけを画像に持ってきました。
山田かまちは高崎出身で若くして詩や絵の才能があったとされる人物です。17歳の時にエレキギターの練習中に感電して亡くなるという不遇の人でした。当時の作品は当時の担任によって保管されていてここに日の目を見たということになります。
BOØWYの氷室京介や松井常松とは同じ小学校出身で、バンドを組んでいたこともあったという話です。
<パンフレット>PowerShot
氷室京介が当時のことを語るということはないようですが、BOØWYのデビューアルバムには山田かまちのことを暗示したと思われる作品「MORAL」(作詞作曲:氷室京介)が収録されていて、相当な影響力はあったようです。
ひとつひとつの作品はみずみずしさや独特の感性があり、凡人の自分と比較するというのもおこがましいのですが、「これはかなわない」と単純に思いました。
かまちにとって夭折が報われないものとは思いますが、当時の作品(画用紙に描いた絵やノートに記した詩や散文)がまるで傷ひとつなくとても良好な状態で残っていて今現在こうしてたくさんの人に見てもらえるということは幸せなことでもあるのかもしれない。
なんか複雑な気分でここを出ました。自分もlastsmileさんもかまちとは同世代なんですよね。
気を取り直しまして次に向かうのは高崎観音です。
<かなりの観光地でした>PowerShot
高崎観音は通称で、正式には「高崎白衣大観音」といいます。「白衣」は「びゃくえ」と読みます。
高崎郊外にある観音山の山頂に建てられたコンクリート製の観音像です。私事ですが、親戚に高崎に連れて行ってやると口約束をされましたが、それが反故になっております。ま、自分で訪れればいいのですが、海外に出かける前の国内旅行はできるだけ遠くに行くようにしていたので、近場の関東圏でも行ったことのないところだらけなんです。
もちろん、高崎もお初でございます。
<道々のお店>PowerShot
ここには無料の駐車場がほぼなく、山頂付近の駐車場にクルマを止めます。大観音までは徒歩10分程度です。
土産物屋や甘味処が点在しますね。かなり古い時代からやっているような店が並びますが、半分程度はシャッターを閉ざしてますね。観音像は1936年に実業家が建てたもので、戦没者などを慰霊するとともに、観光地とすることが目的だったようです。
<紅葉と観音>PowerShot
11月下旬ですがまだ紅葉の旬ではなかったようです。この日は絶好の天気となり前日の悪天候はどこに行ったのかという感じです。コンデジしか持ってこなかったことを後悔します。
<観音像>PowerShot
高さは41.8メートルだそうです。なんと、肩の高さまで登れるとのこと。我々は眺めただけでしたが。
<白だるま>PowerShot
高崎といえばだるまなんですが、ここじゃないですよね。
では、次に向かいますか。続きます。
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コメント
その節は楽しい時間をありがとうございました!
(時間に遅れてすみません・・)
このコロナ禍で出不精になっていましたが、久しぶりの徘徊で近場ながらもワクワクしました。
山田かまち美術館はヒョウちゃんが来られると聞いた時から考えていました。十代の枠に収まらないほとばしるものが印象的ですね。
投稿: lastsmile | 2022年2月15日 (火) 09時46分
lastsmileさん。
自分の場合、群馬はスキーで片品とか草津などはあるものの、まったくといっていいほど通常の観光はしてないんですよね。
ま、ここ20数年海外ばかりでしたから、国内はほとんど知らぬも同然ですけどね。
山田かまちが氷室京介と関りがあったというのが、びっくりしました。
かまち美術館に行かなければ、今後もわからなかったであろうことでして、これもlastsmileさんが扉を開いてくれたことですね。
まだ、続編がありますので、お付き合いください。
投稿: ヒョウちゃん | 2022年2月15日 (火) 21時45分