八王子城跡に行ってみた・後編
2022年5月22日(日)
<本丸方面への入口>PowerShot
前回疲れ果ててここを後にしたのですが、もらってきたパンフレットによれば、御主殿跡とガイダンス施設があることに気づき、1週間後再訪いたしました。
御主殿というのは城主の居館ということで、北条氏照の館ということです。
<城山川と橋>PowerShot
居館へは本丸方面ではなく、川沿いに沿って進んでいきます。つまり、居館は城とは直接関係ない方向にあったことになります。
さすがに、本格的な山城であったため、別方向の山深いところに居館を設けたといえましょう。平地の城であれば、城の周辺に居館があり、そこも堀や城壁でしっかりと守られているはずです。ですが、こちらは、山深い自然条件と人為的に造られた橋や城壁で守られていることになりますかね。
<大手門跡>PowerShot
落城後は誰も城を居城とせず、その後国有林となったため、遺構の保存状態がよいのだとか。ここにも居館があったらしいです。ここをさらに登っていきます。
<古道へ>PowerShot
登るとまた橋が現れます。その先は古道ということになり、もともとはこちらだけが御主殿へと通じる道だったということです。川沿いにある道は江戸時代に整備された林道だそうです。
<曳橋>PowerShot
御主殿へと通じる最後の橋です。現在はしっかりした橋として再現されていますが、ここも簡単に渡れないよう武士が詰めていたり、場合によっては橋を落とすことができたと考えられます。
ここはかなり高さがありますよ。
<虎口>PowerShot
御主殿へと通じる石段です。ここも、1回曲がるようにしてあり、簡単には到達できないような工夫がされています。
<冠木門>PowerShot
ようやく到着です。
<御主殿跡>PowerShot
意外に広いです。整地すればサッカーくらいはできそうな。
ちなみに北条氏照は小田原城に詰めていて、八王子城などの城攻めが功を奏して小田原城も開城することになり、その時に兄の北条氏政とともに切腹し、北条氏は滅亡しました。
<御主殿の滝>PowerShot
もちろん、御主殿も落とされ、詰めていた武士と婦女子は滝の上流で自害したとのこと。川の水は三日三晩赤く染まったとか。
<ガイダンス施設>PowerShot
この中に城のジオラマなどがあります。戦火を再現した映像も見ることができます。トイレも奇麗ですね。
<注意書き>PowerShot
オイ!こんなの、本丸方面も御主殿方面も注意がなかったです。
やっぱり、いるんだ~。昔、多摩川水系の浅川の近くに住んでいまして、通っていた小学校の一部の草むらにはやつがいるから近づくなということになっていました。今なら、考えられないわ。ちなみに、八王子城付近も浅川水系です。
気になる方は、やつらが活発になるシーズンを避けて、秋から初冬くらいをおすすめします。他のブログでは御主殿あたりにも、注意書きがあったとかで。
<スタンプ>PowerShot
八王子城は日本百名城なんだそうで、こんなスタンプも用意されていました。
☆記事の更新、1週間空きましたが、特に意味はありません。ただ、3日ほどお出かけしておりました。
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