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2022年6月7日(火)続き
<加山雄三ミュージアム>PowerShot
2022年6月いっぱいで閉館する加山雄三ミュージアムですが、なんと入場料無料という粋な計らいでした。
では、入場します。
内部はいくつかの部屋に分かれております。
<光進丸のミニチュア>PowerShot
光進丸というのは加山さん自らが設計を行ったプレジャーボートで、もちろんオーナーは加山さんです。
彼は若いころから船にあこがれを抱いていて、東宝に入社して俳優となってからその夢をかなえました。光進丸ははじめは小さなヨットでしたが、二代目、三代目と徐々に大きな船を作っています。
その三代目光進丸ですが2018年に停泊中に出火し、沈没するという最後を迎えました。そんな事件も加山さんが終活を決意する一つのきっかけだったのではと思います。
加山さんは俳優であり歌手でもあるマルチタレントの走りですけど、本当は船乗りになって自分の船で航海して回るという夢を実現するために、この道に入ったともいえますから。
このブースには光進丸のスクリューやコックピットの一部なども展示されてました。
<写真の展示>PowerShot
次のブースは写真の展示です。
<青大将とのツーショット>PowerShot
ワタクシがきちんと加山さんの映画を見たのは実は若大将シリーズではなくて、黒沢映画である「椿三十郎」でした。しかし、すでに「若大将シリーズ」は始まっていて、「椿三十郎」には加山さんも青大将こと田中邦衛氏も出演していたのでした。
<植木等とのツーショット>PowerShot
この二人が当時の東宝の二大看板です。若大将シリーズは18本製作されました。一方の植木さんやクレージーキャッツ映画はなんと30本以上制作され、この二本立てで興業が成り立っていたのですね。
<映画のブース>PowerShot
加山さんは多彩な趣味を持っていますが、このブースの前にはご本人が描いた絵画の部屋がありました。そこは、撮影禁止です。
そして、最も広く展示物がたくさんあったのがこちら。若大将シリーズのポスターが並びます。
<エレキの若大将>PowerShot
この映画はまだDVDのない時代に東宝から出ていたビデオテープを購入いたしました。なんと、19800円でございます。まだ、もらえるサラリーが少ない時代で、本当に思い切って買いました。思い入れのある映画でございますよ。
<田能久>PowerShot
若大将映画の若大将こと田沼雄一(加山雄三)の実家、すき焼きの田能久(たのきゅう)のセットです。
右の有島一郎が若大将の父で田能久の経営者、田沼久太郎です。左は飯田蝶子が演じる若大将の祖母、田沼りきです。
若大将映画は田沼雄一の所属する大学の部活のシーンが中心になりますが、田能久でのシーンも重要です。
このセットにはちょっと感動しました。
<シングルジャケット>PowerShot
加山雄一という人は俳優であるとともに歌手でもあるわけで、数々のシングルレコードのジャケットも展示されていました。
<ゴールドディスク>PowerShot
これ、本当にあったんですね。日本ではゴールド認定が10万枚、プラチナ認定が25万枚、ミリオン認定が文字通り100万枚です。
「君といつまでも」が300万枚といわれております。トリプルミリオンということになりますね。
<モズライトギター>PowerShot
「モズライト」というのはアメリカのギターブランドです。特にベンチャーズが使用したことで、有名になりました。加山さんもモズライトを使用しています。映画「エレキの若大将」でもモズライトを使っております。
<買っちゃいました>PowerShot
ということで、存分に楽しませていただきました。
手ぶらで帰るのもなんですので、DVDをふたつほど購入させていただきました。1枚2500円(税別)。結構面白かったです。いい買い物したわ。
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コメント
こんにちは
体調如何でしょうか。
いやあ〜
加山雄三ミュージアム行きたかった!
エレキの若大将
田能久の2階
風通しのいい日本家屋に
ドラムセットが置かれてる衝撃。
名インスト
ブラックサンドビーチ
初めて通しでコピーした曲でした^ ^
投稿: トーマス | 2022年7月27日 (水) 07時19分
ヒョウちゃんの音楽話はいつも面白いですね。これらの情報が頭にインプットされているんでしょうか?
加山雄三に19800円も投資しているとは知りませんでしたよ。
投稿: スクムビット | 2022年7月27日 (水) 20時58分
トーマスさん。
田能久の二階、出前持ちの寺内タケシが初めてギターを手にしていきなりとんでもないフレーズを弾きまくるという、ありえない役柄でしたが、面白かったですね。
ドラムは二瓶さんでしたかね。
加山雄三ミュージアム、ホントに残念です。
これはもう東宝でミュージアムを作るしかないような。
お気遣いありがとうございます。
現在は抜糸も終わりまして、手術箇所には保護テープを貼っている状態です。
でも、まったく体調には問題ないので、またいろいろトーマスさんとも絡んでいきたいですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2022年7月27日 (水) 22時22分
スクムビットさん。
好みのミュージシャンや楽曲について書くことが好きなもので、マイペースでやってます。
K Popなどにはまるで疎いし、関心もないのでまず登場することはないです。
それでもバンコクの交通システム「BTS」の記事に間違って閲覧する人もいるようですが(爆)。
19800円にプラス今回5500円追加されました。
でも、クレージー映画のほうがもっと金かけてますよ。
CDや中古レコードもちょっとありますけど。
投稿: ヒョウちゃん | 2022年7月27日 (水) 22時28分
ストラトキャスターやギブソン・レスポールでなくてモズライトなのは、やはりベンチャーズの影響なんですかね(・・?>加山雄三。
投稿: おりんぴあ | 2022年7月28日 (木) 00時15分
おりんぴあさん。
加山雄三の世代だとやっぱりベンチャーズからの影響が絶大でしょうね。
寺内タケシ同様モズライトなんでしょうね。
ストラトやレスポールはその次の世代から多用されるようになったような。
投稿: ヒョウちゃん | 2022年7月28日 (木) 23時46分
してみると・・・24時間テレビにおける
若大将引退舞台はグッときましたか?
船火災など最近もっさりしてまして心配だったです
投稿: trintrin | 2022年9月 5日 (月) 19時18分
trinさん。
しっかり加山雄三ミュージアムで最期を見守ってきましたので、24時間テレビはパスいたしました。
「徹子の部屋」は見ました。
今後は若大将シリーズなどの東宝映画をチェックしていくでしょう。
ところで、アソータローが選挙で敗れた日の24時間テレビ、実はワタクシもビデオ出演しておりました。
日テレの弁当も食べましたよ。
投稿: ヒョウちゃん | 2022年9月 5日 (月) 21時03分