ペリーロード
2022年6月7日(火)続き
<ペリー像>KP/DA18-50mm
下田へ急いだのは、いわゆる黒船、幕末に来航し日本を開国させたペリー艦隊が、日本初の開港地のひとつである下田にやってきた際に、上陸したといわれるこの地点から歩くためでした。
ここから、日米和親条約の最後の詰めを行う了仙寺(りょうせんじ)までの通りを「ペリーロード」と呼んでいます。ちなみに、前のクルマのカーナビでは「ペリーロード」は出ませんでしたし、約40年前のガイドブックには「ペリーロード」という名称はなかったので、割と近年になってそのように呼ぶようになったのではないかと思います。
<紫陽花>KP/DA18-50mm
6月の下田は「あじさい祭り」を開催してました。ま、場所は下田公園ということで、このあたりではないのですが、それでも十分に奇麗でした。背後の山が下田公園となります。
<川沿いの紫陽花>KP/DA18-50mm
紫陽花の右側の通りがペリーロードとなります。ペリーロード沿いには小川が流れています。
平滑川(ひらなめがわ)という川ですが、地図で見るとペリーロード沿いにまっすぐ流れ、下田湾にそそぐ手前で左に湾曲しています。これは明らかな河川改修ですね。地図によれば、了仙寺付近では地下に潜り、地上からは見えなくなっていました。さらに上流と思われるところは国道136号線のあたりで、そのあたりでは地形に応じて蛇行しています。
幕末期とはいえ、ほぼ西洋の技術が入り込んでいない、しかも江戸から遠く離れた下田にこのような人工的に河川改修をした跡があるとは、ペリー一行も驚いたことでしょう。
<レトロ感満載>KP/DA18-50mm
左がペリーロード。右は赤い欄干の橋あたりから小径が続いてます。せいぜいバイクか自転車くらいが走行可能です。特に右側の家並みはいずれも古い家屋で、一部はカフェなどになっています。
ペリーロードは自動車の走行が可能ですが、さすがにここをぶっ飛ばしていくクルマはありません。
<なまこ壁の家屋>KP/DA18-50mm
こちらはバーあるいは居酒屋のようです。古民家を居抜きで買ったのでしょうかね。
<さらになまこ壁>KP/DA18-50mm
こちらのなまこ壁の建物はさすがに近年に作り直されたような感じですね。
<平滑川>KP/DA18-50mm
ちょっと立ち寄りたくなるような店も結構ありました。とかなんとかいって、自分は立ち寄らなかったんですけど。
ともかく、ここを進むと了仙寺にたどり着きます。時間切れで、了仙寺も立ち寄ってないんですよね。でも、了仙寺のサイトを見てみると、結構面白そう。また、いつか行くかな。
また、正直いいまして、見た目と同様の写真を一眼レフでイメージ通りに撮ることのできた数少ない場所でした。
続きます。
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