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2022年9月29日 (木)

安曇野で天ざるなど

2022年8月25日(木)続き

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<豊科ばんどこ>PowerShot

奈良井から国道19号線を北上し、塩尻ICから長野自動車道に入り、安曇野ICで降りて豊科で宿にチェックインいたしました。豊科駅のすぐ近くです。

豊科は、安曇野市役所のあるところですが、駅周辺は寂しいです。開いている飲食店が見つかりませんでした。結構歩いてイオンを覗くものの、もうすぐ閉店という状態。そんなところでようやく見つけたのがここです。開いててよかった。

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<店内>PowerShot

古民家風の作りですが、それもそのはず。お店のWebサイトによると、糸魚川の小滝集落にあった安政4年に建築された建物を移築したとのことです。というと、安政の大獄の前年、1857年ということになりますね。ペリーは来航を果たしていたんですね。

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<まずはこれ>PowerShot

生ビーでございます。メーカーはもう覚えておりません。枝豆の突き出しはサービスですね。もちろん、美味し。

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<馬もつ煮>PowerShot

ほとんど脂身のない馬肉のモツ。これはさっぱりしていて、いいつまみですね。

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<馬のモツ>PowerShot

味噌仕立てですが、味はそれほど濃くありません。塩分も控えめのような気がします。やや物足りないので七味を軽く振りましたが、モツに合ってますね。

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<本日のメイン>PowerShot

天ざるです。左上から時計回りに、ざるそば、天ぷら、天つゆ、謎の調味料、そばつゆ、薬味となります。

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<蕎麦>PowerShot

妻籠の蕎麦は白っぽかったですが、こちらは色が濃いです。量も結構ありますね。

ただ、信州の蕎麦は一番粉という白いものを挽いて打つので、白っぽいものが多いとのことです。こちらも、お店のページにありました。

色が濃いと書きましたが、東京や関東の蕎麦に比べれば薄いほうかも。また、照明の具合も関係すると思います。

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<薬味>PowerShot

大根おろしが付いてます。ネギも白っぽいものが混じります。

薬味について、糸魚川の知り合いにお尋ねしましたが、大根おろしを使う場合もあると。なるほど。試してみましたが、いいかもしれません。

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<謎の薬味>PowerShot

これは最後までよくわかりませんでした。ややピリ辛で、結局はビールのアテにいたしました。きいて来ればよかった。

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<天ぷら>PowerShot

マイタケ風のキノコも揚げてありました。これも美味し。

総額、2500円でございます。天ざる、1500円。ビール、500円。馬もつ煮、500円。

大変おいしゅうございました。さ、帰ろ。それにしても、コンビニも少なくて、寂しいところですわ。

豊科ばんどこ

さらに続きます。なお、かすてら音楽夜話はかなり時間を要しますので、やや不定期更新になります。よろしくです。

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2022年9月25日 (日)

奈良井宿

2022年8月25日(金)続き

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<奈良井宿>OMD10/ED14-42mm

寝覚の床から1時間弱。あくまでも所要時間は目安でして、途中道の駅などにも立ち寄っていたりします。

最も早く現れた、奈良井宿南端の権兵衛橋駐車場にクルマを止めました。

ここからは、徒歩で北端まで歩き往復します。

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<鍵の手>OMD10/ED14-42mm

駐車場からは一度、中央線の踏切を渡ります。今回巡った宿場の中では鉄道が身近にあるところですね。というか、木曽十一宿のうち、馬籠と妻籠のみが木曽川から離れた山の中にあり、奈良井を含むあとの九宿は木曽川および中央線に沿って展開しているのですね。

とはいえ、奈良井宿は木曽十一宿の中で最も標高が高いそうです。それでも宿場内は軽い傾斜はあるものの、歩行に支障はありませんね。この街並みが約1km続きます。

「鍵の手」というのは妻籠の桝形に相当するものです。道をわざと曲げて、敵の侵入をできるだけ遅らせる仕組みですね。ちょうどここに蕎麦屋がありましたが、「鍵の手」という名称でした。

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<レノン御用達>OMD10/ED14-42mm

なんか、ジョン・レノンってかなり日本国内でいろいろなところに出没しているような。と、いうことはオノ・ヨーコとショーン・レノンも来ているはずですね。

ところで、奈良井ですが初めてです。ワタクシが木曽路を訪れたのははるか昔のことで、当然ながらインターネットもない時代で、事前の情報もほぼなく、頼るのは薄っぺらいガイドブックだけでした。

そこに載っているのは妻籠と馬籠程度で、奈良井はわずかなもので、結局素通りしたことになります。やってきてみると、妻籠や馬籠よりも規模の大きな宿場でした。

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<出梁造り>OMD10/ED14-42mm

奈良井宿の建物はほとんどが二階建てです。その二階が一階よりも張り出したようになっていて、これが出梁造りと呼ばれています。さらには、一階と二階の間に小さな屋根があることも特徴ですね。

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<中山道>OMD10/ED14-42mm

また、奈良井宿は道幅が広いです。前記の鍵の手のように道は微妙に曲がっていますが、同じ幅で続いています。

一応、クルマの進入は地元民以外自粛ということになっています。まあ、安全に観光できますが、時折地元住民のクルマが結構なスピードで走っていきます。その点だけは注意が必要ですね。

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<大宝寺入口>OMD10/ED14-42mm

ここはすっ飛ばしてきましたが、「マリヤ地蔵」というものがあるそうで。

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<引き返し>OMD10/ED40-150mm

北端まで行き、線路下のガードをくぐって道の駅に立ち寄り。その後、引き返します。戻りはレンズを交換しました。

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<古狸>OMD10/ED40-150mm

奈良井宿はどういうわけか三脚を立てて写真を撮る人が多かったです。手持ちで撮れないことはないと思いますが、ずっと同じ場所で動かないので、かえってこちらが気を遣いますね。

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<出梁造りその2>OMD10/ED40-150mm

マイクロフォーサーズは35mm換算でレンズの2倍相当になるので、このレンズだと実質80mm~300mmとなり、あまり国内では対象となる被写体がかなり限られるような気がします。とはいえ、そのような被写体を探して撮ることも写真上達の一歩だったりしますが。

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<木曽の銘酒>OMD10/ED40-150mm

到着したころは、商店も開いていて結構、声もかかったものですが、まだ日が落ち切っていない16時前くらいにはほとんどの店が閉まっておりました。

地方の個人商店ともなると莫大な儲けをほとんど考えていないですね。生活に困らない程度やっていければいいという考えでしょう。

これは、飲食店にも同じことがいえて、にわかの旅行者には辛いものがありますが。

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<下校時間>OMD10/ED40-150mm

ここには馬籠や妻籠よりも長い間滞在していたように思います。

これからまだ先が長いので、そろそろ行きましょうかね。続きます。

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2022年9月22日 (木)

なんだかなあの寝覚の床

2022年8月25日(木)続き

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<寝覚の床>OMD10/ED14-42mm

南木曽から国道19号線で1時間半くらいでしょうか。上松にある寝覚の床にやってきました。

国道沿いに無料の駐車場を見つけました。上松町なかなかやるじゃんと思いました。

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<臨川寺>OMD10/ED14-42mm

駐車場の案内表示に従って歩きます。

ここは確か浦島太郎伝説のあるところで、この寺は「出川哲郎の充電させてもらえませんか」でも登場した記憶があります。

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<拝観料>OMD10/ED14-42mm

これは、拝観料みたいなものですね。ちなみに、寝覚の床は料金を取りません。

でも、ここを通っていくしかないもんな。

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<木曽川>OMD10/ED14-42mm

あそこまで降りるんですね。やったるか。

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<中央線>OMD10/ED14-42mm

寺の展望台わきの小道を降りていきます。そして、中央線のガード下とも言えないところをくぐってさらに降ります。

昔、この中央本線は乗ったことがあり、一瞬ではありますが、寝覚の床も見たはずです。それも2回(往復しているため)。とはいえ、全然記憶には残ってないですし、やはり近くで見たほうがいいですよね。

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<到着>OMD10/ED14-42mm

ようやく降りてきました。ちなみに、この画像の奥が上流になります。流れはそれほど激しくないです。上松あたりではそれほど激しく振っていなかった模様。

しかし、足元はかなり濡れていました。

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<人気なし>OMD10/ED14-42mm

あの大岩には上がることができるみたいでした。とはいえ、そろそろ午後3時になろうかという時刻。まだ、奈良井宿もあるので、次に急ぎましょう。

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<地蔵と句碑>PowerShot

臨川寺の境内です。あとでわかったのですが、寝覚の床美術館の敷地を横切って降りる道に出ることもできたそうで。

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<蕎麦屋のプロモーション>PowerShot

拝観料を払うブースの近くにあった看板です。「寿命そば」という店が近くにあるんですね。

拝観料、まあ駐車場代を払ったと思うことにします。

さらに続きます。

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2022年9月20日 (火)

September 19th London

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<ポンド紙幣>PowerShot

昨日、エリザベス2世の国葬がテレビで放送されておりました。

今回は国葬がどうのこうのではなく、アフターエリザベスのことを勝手に語っていきたいと思います。

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<ホースガーズ>K-7/DA16-50mm

エリザベス2世はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国の君主でしたが、英連邦王国の元首でもあったわけです。このあたりは連日報道されていましたので、かなり理解されてきたと思いますが。

エリザベス2世が君主であった70年の間には、中東戦争があり、旧植民地の独立、フォークランド紛争、ダイアナ妃の悲劇、香港の中国返還、スコットランド独立運動、そしてEUからの離脱などなど、諸問題が山のようにありました。

まあ、イギリスは絶対王政ではないので、これらはイギリスの君主が直接関係することではないのですけど。

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<カンタベリー>K-7/DA16-50mm

ただ、それらの諸問題を抱えながらも、危ういところでイギリスをつなぎとめてきたのが、エリザベス2世であったのだと思います。彼女の人柄も大いに関係したと思います。

現在はエリザベス2世を悼むムードに包まれておりますが、これからが大変だと思いますね。

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<リバプール大聖堂>K-7/DA16-50mm

現王室もいろいろ問題を抱えています。はたして、チャールズ新国王は母親であったエリザベス2世のように、イギリス国民に寄り添うことができるでしょうかね。

ここからは王室の問題ではありませんが、近年のヨーロッパでは、EUのようなヨーロッパとしてのまとまりよりも、自国ファースト、結束よりも分断、異人種の排斥という極右、民族主義も台頭してきております。

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<ダブルデッカー>K-7/DA16-50mm

イギリス国内でもスコットランドの独立運動、まさかのEU離脱という動きがありました。そんなところから前首相のジョンソンや現首相のトラス(まだ、評価は定まっていませんが)という人物が出てきたのですけど。

これからのイギリスは結構辛いものがありますね。

とはいえ、展示品のほとんどが略奪品であり、のらりくらりと返還運動をすり抜けていく、したたかなイギリスですから何とかなっちゃうかもしれないんだけど。

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2022年9月18日 (日)

妻籠で蕎麦

2022年8月25日(木)続き

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<妻籠宿本陣>OMD10/ED14-42mm

妻籠の端までたどり着き、そろそろ昼食です。

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<やまぎり食堂>PowerShot

いちばん近くにあった店です。食券を購入するシステムです。

この右側には、なぜかトランシーバーが数10体、壁に掛けられておりました。ちょっと独特な雰囲気のところです。

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<ざるそば>PowerShot

水はセルフ。食事は運んでくれました。ここは蕎麦類を中心にカレーもあるという大衆食堂的な店です。

このざるが800円。

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<リフトアップ>PowerShot

蕎麦通は最初、そばつゆなどにはつけずに味わうといいます。真似してみましたが、んー、わからん。

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<いただきます>PowerShot

2口目はネギもワサビも入れずに味わいます。これまた、よくわからず。

…ということで、ネギとワサビを適度に投入して味わいます。ま、やっぱこの食べ方ですね。味は、普段食べるものとそうは変わらないような。ただし、こちらの蕎麦は色が濃い目ですね。でも、自家製麺あるいは手打ちではないような感じでした。

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<雨あがる>OMD10/ED14-42mm

写真を撮りながら駐車場まで。雨は上がりました。ただ、次の奈良井宿まではかなり遠いです。

さらに続きます。

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2022年9月14日 (水)

化妝品廣告曲

かすてら音楽夜話Vol.152

タイトル、またしてもなんのこっちゃですが、中国語の繁体字でコスメのCM曲と、Google先生に訳してもらったものです。

ともあれ、ワタクシの香港ポップスのおさらいをしておきます。

1994年、香港、尖沙咀のCDショップを覗いていたら、たまたまかかったのが王菲(フェイ・ウォン)の「夢中人」(クランベリーズの「Dreams」のカバーで映画「重慶森林」(邦題「恋する惑星」)の主題歌)が流れてきて、本人の顔写真の一切使われていないCDながら、王菲にはまり、情報を集め、CDを探し出しては買いあさるというところから始まります。

とはいえ、その後王菲以外にドはまりすることもなく、月日が流れていきました。そんな時にたまたま耳にしたのがこちらでした。

 

Karen Mok(カレン・モク:莫文)という香港の女優の「Love Yourself」でした。現地の読みではモック・マンワイとなります。

本名、Karen Joy Morris(カレン・ジョイ・モリス)。1970年生まれの中英ハーフですね(実際は父も母もかなり複雑な血が混じりあっているようです)。1969年生まれの王菲とほぼ同世代となります。

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この「Love Yourself」が1997年にリリースしたデビューシングルとなります。

この英語詞はカレン・モク自身によるもので、作曲がなんと日本人である伊秩弘将になります。あの、SPEEDを手掛け、「GO! GO! Heaven」(作詞作曲とも伊秩による)がSPEED初のオリコン1位な~んて頃に、海外発注のこちらまで手掛けていたんですね。

彼女は俳優もやっていますが、音楽的キャリアもなかなかのもので、現在までコンスタントにアルバムをリリースしています。香港で育ち、イタリアとイギリスに学び、北京語、広東語、英語、日本語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語を話すといいます。このようなところから、英語の歌詞を任せられるようになったのではないでしょうか。

ロンドン留学(ロンドン大学、Mick Jaggerと同じ)の時に音楽ユニットを組み、これが歌手デビューにつながったともいえますね。とはいえ、「Love Yourself」を含むアルバム『做自己 To Be』のリリース時がすでに27歳です。映画デビューのほうが1993年と早いです。香港といいますと、俳優イコールシンガーという面も少なからずあります。カレン・モクはハーフとはいえ、かなり独特な容姿ですので、王菲のように主役級の役が回ってくることはなく、映画でもかなり個性的な役回りであるようです。

さて、この「Love Yourself」ですが、当時資生堂のブランドであったZA(ジーエー)のCM曲でした。wikiの中国語版によれば、この曲は「903」というチャートでしょうか、それでは1位になっています。アルバムのチャートは不明でした。

そして、彼女の拠点は香港です。ZAも香港はおろか中国本土にもぐっと食い込みたいということで、この曲には國語版(北京語)と粤語版(広東語)があるんですね。

 

北京語versionの「Love Yourself 愛自己」でした。なんと、映像は英語versionと同じ。こちらの作詞はカレン・モクではなく周燿輝という人に代わっています。

残念ながら広東語versionの「Love Yourself 譲我美」も同じ映像ですので、割愛させていただきます。こちら、作詞は同じく周燿輝さんです。

その代わりといっては何ですが、ライヴ映像をお楽しみください。英中混在です。

 

この映像、熱気がすごいですね。カレン・モク、足長~い。

香港人相手に北京語を歌い、後半では「謝謝!」とまで叫んでいると思いましたが、この公演は台北でのものだったんですね。さすがに、マルチリンガルの彼女でも台湾語は使わないのでした。

それにしても、香港がおかしくなってから香港のミュージシャンはどうしているんでしょうね。いや、香港の一般市民の明るい声がききたいですわ。

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2022年9月12日 (月)

雨上がりの妻籠

2022年8月25日(木)続き

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<妻籠>OMD10/ED14-42mm

馬籠から妻籠に下ってきました。

馬籠から妻籠まではクルマで15分程度ですが、途中の山道は霧が出るような始末で、相変わらずの雨でした。

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<蘭川>OMD10/ED14-42mm

妻籠の駐車場(有料、500円)からはこの川を越えていきます。ここには発電所があるのですが、豪雨でこんな具合ですね。

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<妻籠宿へ>OMD10/ED14-42mm

ということは、クルマも通るんですね。もちろん、地元住民だけでしょうが。

幸い、雨は半分上がりかけている状態です。それでも傘は手放せませんでした。

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<昇進祝>OMD10/ED14-42mm

こちら、長野県に入りました。長野県木曽郡南木曽町ですね。御嶽海は上松町出身ですが、同じ木曽郡ということになります。

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<妻籠宿>OMD10/ED14-42mm

妻籠宿は旧中山道の両側に建物が並んでいます。馬籠とは違いほとんど高低差がなく、歩くのは楽ですね。

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<桝形>OMD10/ED14-42mm

枡形とは城における虎口のようなもので、人工的に道をクランク上に曲げて、攻められたときに侵入速度を遅くし、その奥にある門を強固にし、そこから攻撃する仕組みのものです。

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<脇本陣>OMD10/ED14-42mm

本陣よりも格下のものです。本陣とは武士や公家が宿泊・休憩したところで商業施設ではないんですね。脇本陣は空いていれば一般の旅行者も泊めたとあります。

でも、本陣よりも立派な感じに見えます。

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<高札場>OMD10/ED14-42mm

幕府などからの御触れを掲示したところですね。

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<昔のポスト?>OMD10/ED14-42mm

現在も機能しているかは不明です。

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<水場>OMD10/ED14-42mm

飲用不可だそうです。手を濡らす程度にとのこと。

おそらくですが、現在の厳格な基準では「飲めない」のだろうと思います。そういや、妻籠宿内では飲み物の自販機は一切見なかったような気がします。でも、宿場内の商店に行けば何らかの飲み物は売っているでしょう。

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<水車>OMD10/ED14-42mm

馬籠と違って妻籠ではほとんど水車はありません。こちらは、宿場の端の高台にありました。

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<鯉岩>OMD10/ED14-42mm

さ、そろそろ昼なので何か食べましょうか。

続きます。

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2022年9月10日 (土)

雨の馬籠

2022年8月25日(木)

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<馬籠>OMD10/ED14-42mm

前日恵那に宿泊したのは、こちらにやってくるためでした。

これから馬籠を手始めに妻籠、奈良井と回っていきます。

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<石畳の坂>OMD10/ED14-42mm

実は馬籠と妻籠は高校の時に訪れているのですが、もうほとんど記憶がありません。当時安いカメラで写真も撮っていたのですが、どこかにネガは眠っていると思いますが、見つけても大したものはないだろうと再訪することにしたのです。

クルマを馬籠坂下の駐車場に止めます。嬉しいことに無料です。平日の朝早い時間でガラガラ。これが土日と祝日は止めるところを探しまくらなくてはならないそうで。あいにく、雨ですが何とか傘をさして散策できますね。

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<水車>OMD10/ED14-42mm

馬籠は島崎藤村の出身地ということで、いかにも信州、長野県というイメージですが、平成の大合併によって旧長野県木曽郡山口村から岐阜県中津川市に越境合併したという、かなり珍しい場所です。

ちなみに、この時「なんとなくクリスタル」な県知事が強硬に反対していたとのこと。

馬籠全体にいえることですが、坂の上から坂の下へと川から引き込んだ清流が流れていて、水の音が絶え間なく続いています。水車は実質的に利用されていることもあるでしょうが、半分以上は観光用でしょうね。

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<藤村記念館>OMD10/ED14-42mm

こちらはやっていましたが、まだ朝早いこともあってか半分以上のお店は開店前でした。

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<火災用の水桶>OMD10/ED14-42mm

馬籠の中は自動車の通行禁止です。もっとも、一部は石段になっていたりします。おそらくは消防車も入れず、このようなものも実用的になっています。

実際は坂道の両側にある建物の裏手には狭いものの舗装された道路があります。地元住民しか通れないというか、よそ者がクルマで侵入したら出るのに四苦八苦することでしょう。

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<坂上>OMD10/ED14-42mm

ようやく坂の上まで来ました。ちなみに、バス停でいうと陣馬になります。坂下は馬籠になります。バスの場合陣馬発着は少ないそうで、馬籠から往復したほうがいいそうです。

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<馬籠峠への旧中山道>OMD10/ED40-150mm

坂上でレンズを交換しました。ここから雨が激しくなってきました。

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<濡れた石畳>OMD10/ED40-150mm

さらに雨は激しくなってきます。かろうじて馬籠宿では傘をさしていればいいだけなのですが、周囲の山は霞んで何も見えないような状態です。

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<坂下までもう少し>OMD10/ED40-150mm

本当はもっとじっくりと見学・散策できればいいのですが。何しろ、あと2つの宿場巡りをしなくてはならないので、どうしても駆け足気味になりますね。

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<アンティーク>OMD10/ED14-42mm

途中このようなものもありましたが。続きます。

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2022年9月 8日 (木)

大正レトロタウン

2022年8月24日(水)続き

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<大正村広場>OMD10/ED14-42mm

明智に来た理由ですが、こちら、日本大正村というものがあります。明智のレトロな街並みを生かしてそのようなものを仕立て上げたのですね。

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<日本大正村役場>OMD10/ED14-42mm

一種のテーマパークですが、無料の駐車場は確保されていますし、レトロな街並みは実際に現在も人の生活している場ですので、入場料もありません。

ただ、数か所だけは料金が発生し、先ほどの広場にある案内所で共通チケットを販売しています。また、ハイカラさんなりきりということで、男女の袴レンタルもありますよ。

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<大正路地>OMD10/ED14-42mm

この日は確実に30度以上の猛暑日だったのですが、いましたよ、袴男女。ここらでずっと自撮りしてましたね、奴ら。

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<大正浪漫館>OMD10/ED14-42mm

この背後に明知城があります。

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<明智光秀像>OMD10/ED14-42mm

一応明智光秀はこの旧明智町出身ということになっていますが、諸説あります。美濃国には明智城(長山城、岐阜県可児市)があり、そちらの方が光秀の出身である可能性が高いようです(wikiによるもの)。

こちらの明知城(白鷹城)は明知遠山氏が築いたもので、光秀とは直接の関係はないようです。

現在の地名は明智になりましたが、もともとは明知町であり、その後明智町に改称されました。

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<司葉子記念館>OMD10/ED14-42mm

なんで、こんなところにと思いましたが、司葉子氏は日本大正村の村長なんだそうで。ちなみに彼女は鳥取県の出身です。

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<十六銀行>OMD10/ED14-42mm

明治期の国立銀行にはナンバーが振られていましたが、現存する旧国立銀行としては最古だそうで。また、ナンバーのみを行名に残している銀行としても最古だとか。

この建物、やや新しめに感じますが周囲に合わせてみたものですかね。そのあたりはよくわかりませんでした。

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<旧明智郵便局>OMD10/ED14-42mm

中にはホーロー看板の「郵便」「切手」とか通信グッズなども展示してありました。隣は現在の郵便局でした。

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<当時のものか>OMD10/ED14-42mm

ここは何でもない普通の民家ですね。比較的被写体を選んでいたのですが、このような建物が続きます。

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<運送屋さん>OMD10/ED14-42mm

ごく普通の運送屋ですがレトロではあります。

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<明知鉄道の気動車>OMD10/ED14-42mm

元JR明知線を第三セクターが明知鉄道として運営しています。恵那と明知(駅名は明智ではありません)の間を走り、イベント開催ではグルメ列車を走らせているとか。

日本大正村

つうことで、続きます。

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2022年9月 6日 (火)

えなハヤシあらため冷し中華

2022年8月24日(水)

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<明智郵便局>OMD10/ED14-42mm

伊那から岐阜県の旧明智町、現在は恵那市明智にやってきました。

ま、クルマを利用するので高速をぶっ飛ばしていけばなんてことはないのですが、クルマ移動で最も金額がかさむのが高速料金です。

つうことで、途中道の駅などに立ち寄り、飯田の近くから高速に入り、恵那山トンネルを抜け、中津川、恵那と通過しここまでやってきました。

ちなみに、恵那山トンネル初めてでしたが、8.0kmもトンネルが続くんですよね。しかも工事とかで1車線に規制され、ほぼ下り勾配のどストレートな暗い道でした。ま、車速を一定に保ちかつ車線の中心をキープするという装置を作動させておりますので、アクセルもブレーキも踏まず、ただハンドルに手を添えておけばいいというものだったので楽ではありましたけど(あくまも高速道路上だけです)。

さて、明智に何をしに来たのかは置いといて、とりあえず昼めしです。

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<お食事処 いおり>PowerShot

恵那のB級グルメとして「えなハヤシ」があります。このお店はえなハヤシを出す店なんすね。

えなハヤシとは?こちらをご参考に。えなハヤシどっとこむ

・地元の古代米を使った薬膳米のごはん
・恵那市特産の寒天
・恵那山麓寒天育ちの三浦豚

以上を使用することが条件とのこと。そして、ハヤシライスの生みの親といわれる早矢仕有的がこの地の出身であるということから、えなハヤシが生まれたみたいですね。

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<店内>PowerShot

入店いたしました。壁にしっかりと「えなハヤシ」とあります。

ですが、注文いたしますと、「もう終わっちゃったんですよ~」とのこと。えー!それはないよ。

どうもこの日は通常よりも早めに店じまいをするようなので、仕込みの量を減らしたみたいでした。

気を取り直して注文したのがこちらです。

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<冷し中華>PowerShot

これでした。

ん?なぜかマヨネーズが添えられてる。しかも結構量がありますね。洋辛子もありますが、申し訳程度ですね。これが岐阜の食べ方なんすかね?

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<よく混ぜて>PowerShot

おお、意外にイケますよ。珍しい食し方だとワタクシは思いますが、アリかもしれないなと思いました。

お会計、700円也。

「終わりました」の声をきいてそれほど表情は変えてないと思いましたが、落胆していたと見抜かれましたね。「今度また来てくださいね」だとさ。

えなハヤシどっとこむの定義を見ていると、他の町興しB級グルメ、たとえば富士宮焼きそばなどに比べて条件が厳しいですね<えなハヤシ。

そして、えなハヤシを味わえる店が、「いおり」を含めて7軒しかありません。このあと、恵那の中心部に宿泊したのですが、徒歩圏内で扱っている店は皆無でした。これは、恵那市観光協会にも頑張ってもらって、何とかしてもらいたいと思いました。

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<日本大正村>OMD10/ED14-42mm

メシも食ったし、それでは観光だ!

<2022/09/08追記>
冷し中華+マヨネーズですが、検索していくと岐阜・愛知・三重では普通についてくるみたいなことがわかりました。

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また、糸魚川(新潟県の富山に限りなく近い地域)では、「ある」とのことです。まあ、味の好みが県境を越えてがらりと変わることはなく、新潟県・長野県など広大な県では地域差もあるでしょうね。

房之介さん、ありがとうございました。

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2022年9月 5日 (月)

プーさんからTop Gunまで

かすてら音楽夜話Vol.151

タイトル、なんのこっちゃなんですが。今回はKenny Loggins(ケニー・ロギンス、1948年生まれ)を取り上げます。

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画像はLoggins & Messina(ロギンス&メッシーナ)時代のもので、左の髭面がケニー・ロギンスです。右は相方、Jim Messina(ジム・メッシーナ)ですよん。

 

このたび、36年ぶりに続編の作られた映画「Top Gun Marveric」ですが、1986年公開の「Top Gun」の主題歌「Danger Zone」を歌っているのが、ケニー・ロギンスですね。曲もヒットし、ビルボード2位を獲得しております。

とはいえ、この曲はケニー・ロギンスの手によるものではなく、作曲はGiorgio Moroder(ジョルジオ・モロダー)、作詞がTom Whitlockという人です。特にジョルジオ・モロダーは映画音楽で頭角を現した人といえます。代表曲としては「Flashdance…What A Feeling」があり、こちらはビルボード1位を獲得しているし、1983年の年間チャートでは3位になっています。また、日本ではなぜか「スチュワーデス物語」で麻倉未稀によるカバーでオリコン1位という具合です。

ま、そんな具合でケニー・ロギンスといえばこの「Danger Zone」の印象が強いということになりますが、あくまでも彼はシンガーソングライターです。

さらに、ケニー・ロギンスを掘り進めてまいりましょうか。

彼の音楽キャリアはNitty Gritty Dirt Band(ニッティグリッティ・ダートバンド)へ4曲提供したところから始まります。その後、1971年に(日本の学年でいえば)同級生で友人のジム・メッシーナ(1947年生まれ)とロギンス&メッシーナを結成することになります。

ここで蘊蓄を傾けると、彼らのファーストアルバムは『Sittin' In』ということになってますが、アーティスト名の表記は「Kenny Loggins With Jim Messina」とあります。

これは、当初ケニー・ロギンスのソロアルバムをメッシーナがプロデュースするということで制作が始まりましたが、そのままメッシーナも加わってデュオで行こうとなったものなのですね。ちなみに、セカンドアルバムからはアルバム名も『Loggins & Messina』になり、アーティスト名も同じになりました。

さて、ワタクシは1973年に彼らのシングル「Thinking Of You」(邦題「愛する人」ビルボード18位)を購入していました。

 

ですがね、この曲はジム・メッシーナの曲でリードヴォーカルもメッシーナ。ま、当時は映像もありませんでしたのでそんなことはわかりません。ですが、デュオとして70年代から現在まで最も売れたDaryl Hall & John Oates(ホール&オーツ)よりもしっかり二人が共同作業をしているようにワタクシは感じますね。

このあたり、ジム・メッシーナが元Poco(ポコ)のメンバーだったこともありますかね。PocoのメンバーであったRandy Meisner(ランディ・マイズナー)もTimothy B. Schmit(ティモシー・B・シュミット)もEagles(イーグルス)に加わることになり、そうしたテイストを個人的にも好むことから、ロギンス&メッシーナも早くから好んでいたのだと思います。

さて、ロギンス&メッシーナとはその後縁が切れまして、再び出会うことになるのはある程度自分のお金を好きな音楽に費やすことができるようになってからでした。つまりは数10年後のことです。

すでに、彼らは解散していたのですけど。

 

曲は「House At Pooh Corner」(邦題「プー横丁の家」)でした。こちら、アルバム『Sittin' In』収録です。シングルカットはされておりませんが、かつてケニー・ロギンスがニッティグリッティ・ダートバンドに提供した曲のひとつです。

わたしゃ、外国童話などにはまるで縁のない幼少時代を送っていましたので、「プー横丁ってなんだ?」となったわけです。それが、「水曜どうでしょう」を見ていたらイングランドのハートフィールドに「くまのプーさん」(原題「Winnie-the-Pooh」原作者はA.A.ミルン)の世界を再現したところがあることがわかりました。しかも、「くまのプーさん」の続編は「プー横丁にたった家」(原題「The House At Pooh Corner」)というのですね。

というわけで、イギリス人の童話でありますが、アメリカでもほぼ誰でも知っている話を歌にしたわけで、ライヴでも観客が一緒に歌うし、おそらくはケニー・ロギンスやロギンス&メッシーナのファンでなくとも超絶有名な曲であるともいえますね。

ちなみに、映像は2005年頃のロギンス&メッシーナ再結成ライヴです。全盛期からほぼ30年後ですから、メッシーナの風貌はかなり変化してますし、ケニー・ロギンスも髭と髪の毛をだいぶ刈り込んでおります。

これまたシングルカットはされていないものの、『Sittin' In』収録の「Danny's Song」という曲はカナダ人シンガーのアン・マレーがカバーし、ビルボード7位を記録しました(カナダでは1位)。もちろん、ケニー・ロギンスの曲です。

その後、ロギンス&メッシーナは1976年に解散し、ケニー・ロギンスはソロとなります。地道にアルバムをリリースしていましたが、トップ10ヒットには恵まれず、中堅どころという立ち位置でした。

 

曲は1979年のDoobie Brothers(ドゥービー・ブラザース)の「What A Fool Believes」(1979年)でした。ビルボード1位を獲得し、第22回グラミー賞では最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞のダブル受賞となった曲です。ドゥービー自身2度目のビルボード1位がとんでもないことをやらかしたのです。

この曲はケニー・ロギンスとMichael McDonald(マイケル・マクドナルド、ドゥービーのリードヴォーカル兼キーボーディスト)との共作です。ケニー・ロギンスも自身のセカンドアルバム『Nightwatch』に収録していますが、シングルカットはされていません。

映像は無観客ライヴみたいな感じですけど、オリジナル音源とはちょっと異なりますね。マイケル・マクドナルドのキーボード前で座ってギターを弾く男性はJeff Baxter(ジェフ・バクスター)といい、ドゥービーのオリジナルメンバーではありませんが、Steely Dan(スティーリーダン)時代にセッションメンバーだったマクドナルドをドゥービーに誘い込んだ張本人です。

この曲が収録されたアルバム『Minute By Minute』リリース後、自らが誘ったにもかかわらずマクドナルド中心の新しいドゥービーの音楽性に違和感を感じ脱退した人です。その後、セッションギタリストとして浜田省吾のアルバム『Homebound』でもギターを弾いております。そしてなんと現在は軍事アナリストということですから、もしかしたらアメリカでウクライナ問題について何かやっているかも。小泉悠氏のような人かな。

余談が長くなりました。ともかく、この1曲でケニー・ロギンスは知名度が上がったといえます。

 

1984年の映画「Footloose」の主題歌で同名タイトルの「Footloose」でした。ケニー・ロギンス自身初のビルボード1位(3週連続)獲得曲で年間チャートでも4位という最も売れた曲ですね。

こちら、「Danger Zone」と異なり、ケニー自身も曲作りに参加しています。共作者はDean Pitchford(ディーン・ピッチフォード)という人で、これまでのケニーの作風と違ってかなりポップに仕上がっているので、ピッチフォードさんのアイデアがかなり強めに出ていると思われますね。

ただし、ケニーの伸びのあるハイトーンを買われて起用されたことは間違いないです。これは、「Danger Zone」にもいえることです。

 

そして、1985年、USA For Africaの一員として「We Are The World」にも参加。いわば、アメリカの顔ともなったわけですね。中盤のBruce Springsteenのあとにケニー・ロギンスが登場します。

これだけのメンバーを集め、リードヴォーカルが回ってくるのですからこれはすごいと思いますね。コーラスだけの人もいますからね。

つうことで、今回はケニー・ロギンスでございました。

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2022年9月 1日 (木)

伊那のローカルフード、ローメン

2022年8月23日(火)続き

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<萬里>PowerShot

かんてんぱぱガーデンからJR飯田線の伊那北駅近くのホテルに移動しチェックインしました。国道153号線近くのホテルで、最寄りの伊那北駅までは徒歩で30分程度かかります。

ホテル周辺にも全国展開しているチェーン店はあるのですが、ここまで来たら是非とも伊那のローカルフードを食べたいので、頑張って伊那北駅近くまで歩きました。

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<ローメンの碑>PowerShot

伊那のローカルフードをいうと、「ローメン」です。この伊那北駅近くにはローメンを最初に考案したという萬里(ばんり)というお店があります。

なんと、店の前には「ローメン誕生の地」という碑が立っているのですね。

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<碑の裏側>PowerShot

さて、ローメンとはなんぞや?

簡単にいうと、羊肉と野菜を炒め、太めの中華麺と合わせたもの…ですかね。スープ麺と焼きそばのように炒める2タイプがあります。

とりあえず、萬里はキープしたので、この周辺を回ってみましょうか。実はかんてんぱぱガーデンでの昼食(寒天でしたけど)がまだ腹にたまっていたのと、もしかして高遠蕎麦のお店があるかもと思ったからでもありました。

ところが、戻ってくると萬里は休憩時間に入ってしまい、暖簾が外されておりました。なんてこった。

でも、その途中でもう1軒ローメンのお店を見つけてありました。そこにしましょう。

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<ともゑ食堂>PowerShot

典型的な街中華ですかね。営業時間も長そうで、夜は居酒屋的な役割もあるような感じですね。

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<店内>PowerShot

他にテーブルが4つくらいです。先客は地元のおじさんがひとり。まだ18時前ですが晩酌中みたいでした。

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<アサヒマルエフ>PowerShot

んでは、ワタクシも。こちら、スーパードライじゃなくて新垣結衣がCMやっているやつですね。突き出しはもやしです。

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<ローメン>PowerShot

スープタイプではない炒ローメン(チャーローメン)ですね。

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<餃子>PowerShot

これもいったろ。

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<リフトアップ>PowerShot

麺はかなり太いですね。札幌ラーメンなどよりも太いです。おそらくこれまで食べてきた中華麺の中でも一番太いような気がします。

具は羊肉とキャベツだけです。非常にシンプル。

実は羊肉と中華麺ってどうかなと思っていたのですが、肉に臭みはないし、実に合っていました。これ、シンプルに美味しいですよ。

また、本来はテーブルに置いてある各種調味料を好みで使い分けて自分流のローメンにするとのことですが、お初ということもありまして、使いませんでした。それでもこれは美味かった。

もちろん、餃子も美味しい。ビールは当然ながらいうことなし。

ローメン、650円也。おいしゅうございました。

次はいつになるかわからないですが、スープのローメンを味わってみたいです。

ちなみにともゑ食堂のホームページはありませんが、検索すると結構引っかかってきます。萬里もこちらも駐車場がなく近くのコインパーキングを利用する必要があります。

伊那ローメンズクラブ

さ、これで元気が出てきました。翌日は伊那路を南下し、さらには中央アルプスを横断するのでございますよ。

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