奈良井宿
2022年8月25日(金)続き
<奈良井宿>OMD10/ED14-42mm
寝覚の床から1時間弱。あくまでも所要時間は目安でして、途中道の駅などにも立ち寄っていたりします。
最も早く現れた、奈良井宿南端の権兵衛橋駐車場にクルマを止めました。
ここからは、徒歩で北端まで歩き往復します。
<鍵の手>OMD10/ED14-42mm
駐車場からは一度、中央線の踏切を渡ります。今回巡った宿場の中では鉄道が身近にあるところですね。というか、木曽十一宿のうち、馬籠と妻籠のみが木曽川から離れた山の中にあり、奈良井を含むあとの九宿は木曽川および中央線に沿って展開しているのですね。
とはいえ、奈良井宿は木曽十一宿の中で最も標高が高いそうです。それでも宿場内は軽い傾斜はあるものの、歩行に支障はありませんね。この街並みが約1km続きます。
「鍵の手」というのは妻籠の桝形に相当するものです。道をわざと曲げて、敵の侵入をできるだけ遅らせる仕組みですね。ちょうどここに蕎麦屋がありましたが、「鍵の手」という名称でした。
<レノン御用達>OMD10/ED14-42mm
なんか、ジョン・レノンってかなり日本国内でいろいろなところに出没しているような。と、いうことはオノ・ヨーコとショーン・レノンも来ているはずですね。
ところで、奈良井ですが初めてです。ワタクシが木曽路を訪れたのははるか昔のことで、当然ながらインターネットもない時代で、事前の情報もほぼなく、頼るのは薄っぺらいガイドブックだけでした。
そこに載っているのは妻籠と馬籠程度で、奈良井はわずかなもので、結局素通りしたことになります。やってきてみると、妻籠や馬籠よりも規模の大きな宿場でした。
<出梁造り>OMD10/ED14-42mm
奈良井宿の建物はほとんどが二階建てです。その二階が一階よりも張り出したようになっていて、これが出梁造りと呼ばれています。さらには、一階と二階の間に小さな屋根があることも特徴ですね。
<中山道>OMD10/ED14-42mm
また、奈良井宿は道幅が広いです。前記の鍵の手のように道は微妙に曲がっていますが、同じ幅で続いています。
一応、クルマの進入は地元民以外自粛ということになっています。まあ、安全に観光できますが、時折地元住民のクルマが結構なスピードで走っていきます。その点だけは注意が必要ですね。
<大宝寺入口>OMD10/ED14-42mm
ここはすっ飛ばしてきましたが、「マリヤ地蔵」というものがあるそうで。
<引き返し>OMD10/ED40-150mm
北端まで行き、線路下のガードをくぐって道の駅に立ち寄り。その後、引き返します。戻りはレンズを交換しました。
<古狸>OMD10/ED40-150mm
奈良井宿はどういうわけか三脚を立てて写真を撮る人が多かったです。手持ちで撮れないことはないと思いますが、ずっと同じ場所で動かないので、かえってこちらが気を遣いますね。
<出梁造りその2>OMD10/ED40-150mm
マイクロフォーサーズは35mm換算でレンズの2倍相当になるので、このレンズだと実質80mm~300mmとなり、あまり国内では対象となる被写体がかなり限られるような気がします。とはいえ、そのような被写体を探して撮ることも写真上達の一歩だったりしますが。
<木曽の銘酒>OMD10/ED40-150mm
到着したころは、商店も開いていて結構、声もかかったものですが、まだ日が落ち切っていない16時前くらいにはほとんどの店が閉まっておりました。
地方の個人商店ともなると莫大な儲けをほとんど考えていないですね。生活に困らない程度やっていければいいという考えでしょう。
これは、飲食店にも同じことがいえて、にわかの旅行者には辛いものがありますが。
<下校時間>OMD10/ED40-150mm
ここには馬籠や妻籠よりも長い間滞在していたように思います。
これからまだ先が長いので、そろそろ行きましょうかね。続きます。
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