« まぼろし博覧会@昭和という時代 | トップページ | 四川省成都 »

2022年10月27日 (木)

まぼろし博覧会@大仏殿や衛生博覧会など

2022年10月16日(日)続き

またまた、まぼろし博覧会をしつこく紹介します。

大仏殿

Yam1445

<聖徳太子像>PowerShot

入場券を購入し、一番最初にあるところ。おそらく、最も最初にできた展示スペースです。もともとは、熱帯植物園だったところを買い取ってまぼろし博覧会は始まりました。

見ての通り、温室は解体されてなくて、ここを大仏殿という名前にしています。メインの聖徳太子像はどこかで大仏として展示されていたものだとか。なんと、全長でしょうか50メートルあるそうで。
(追記:映画で使われた大仏のセットだそうです)

Yam1439

<オルメカ遺跡と呪詛する僧侶>PowerShot

なんとも取り留めのない図柄です。右の巨大な石頭はメキシコ中部、メキシコ湾岸のビジャエルモッサのラ・ベンタ遺跡公園で見た「オルメカ・ヘッド」というものです。

Yam1452

<古代エジプト>PowerShot

どうやら主催者は古代文明に興味をお持ちのようで、このようなものが次々に現れます。…といっても、大英博物館じゃないんだから、すべてコピーで、どこからか引き取ってきたものでしょう。

Yam1456

<牛頭馬頭御輿>PowerShot

こちらは、東京藝術大学の学生の作だそうで。卒業制作を寄贈されたのでしょうかね。聖徳太子もでかいですが、こちらも相当な大きさです。そのままでは運べないので、解体して芸大生の指揮によってこちらで再び組み立てたとか。

Yam1438

<願い事>PowerShot

こちら、パワースポットとなってしまったのでしょうか。一体、どなたが始めたのか。絵馬とおみくじと七夕の飾りが混然となったような感じ。西洋によくある南京錠をいくつも付けられた欄干にも通じるものがあります。

場内ではこのような短冊を配布していなかったように記憶してますが、皆さん用意してきてるんですかね。もしかしたら、イベントで使われたものかも。

Yam1443

<便所紙神社>PowerShot

大仏殿内には小さな祠がいくつもありまして、それぞれ「神社」を名乗っておりました。

実際にお金を置いていく人もいるようですね。「聖水神社」「残り湯神社」なんてのもありました。怪しいぞ。

Yam1460

<新聞広告>PowerShot

このようなものがびっしりと貼られたコーナーも。新聞や雑誌の片隅の広告を拡大したものでしょうか。

今となってはお笑いですけど、1970年代くらいまで「君も身長がぐんぐん伸びる」とか「シーモンキー」、「透視眼鏡」などなど、もっと怪しげなものも掲載されていたはず。これらは、すでに一掃されましたね。

衛生博覧会

Yam1580

<妊娠の過程>PowerShot

このあたりの展示品は伊勢にあった秘宝館から持ち込まれたようです。かなりグロいので、子供は泣いちゃいますね。

Yam1589

<内部>PowerShot

熱心に見入るトーマスさんの後ろ姿。

Yam1598

<記念撮影用>PowerShot

顔を出せます。傍らには「ニューハーフになりました」という表示もあり。

Yam1564

<まぼろし島>PowerShot

屋外の展示もあります。

さらには、「おばあちゃんの部屋」というものがあり、お亡くなりになったおばあさんがこつこつと小遣いで収集してきた縫いぐるみや小物を展示したところも。どうも、処分に困っていたものを引き取ったようです。

Yam1603

<記念撮影>*トーマスさんよりご提供

なんともサービス精神旺盛な「セーラちゃん」ですが、おそらく全共闘世代の某出版社のトップの人なんです。

お姫様抱っこ大歓迎だそうで。

Yam1503

<名刺もいただきました>PowerShot

2022年の正月にNHK「ドキュメント72時間」でまぼろし博覧会が取り上げられました。その時には素顔が出てたな。

それ以来、全国的に知られるようになってきたようです。この日も来館者多数。グループもファミリーも多かったです。一番多かったのは、我々のようなおっさんではなく、若いカップルと若い女性ですね。

入場料、1200円。中高生割引、障害者割引あり。ただし、バリアフリーには未対応です。また、コスプレ歓迎だそうで、簡素ながら更衣室もありました。当日券で退出後、再来場が可能です。

展示物が古くて、紙のものも多くいずれは消滅しそうですが、どんどん、いろいろなものが送られてくるし、そのようなものを見つけてくるので、展示物も少しずつ変わっていくような予感がします。

Yam1604

<セーラちゃんの見送り>*トーマスさんよりご提供

大漁旗で見送っていただきました。なんとなく、癖になりそう。またいつか行くかも。トーマスさん、カルロスさん、ご同行ありがとうございました。楽しかったぜ。

ランキングに参加しています。バナークリックにご協力いただけたら、大変嬉しいでございます。


国内旅行ランキング


カメラランキング

 

| |

« まぼろし博覧会@昭和という時代 | トップページ | 四川省成都 »

Japanese Spot」カテゴリの記事

コメント

余りにキョーレツすぎます(笑)。

投稿: おりんぴあ | 2022年10月27日 (木) 23時57分

おりんぴあさん。

まだまだ、写真を撮っているのですが、「これくらいにしとくわ」。
実際に行ってみるとさらに強烈な体験ができると思います。

投稿: ヒョウちゃん | 2022年10月28日 (金) 21時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« まぼろし博覧会@昭和という時代 | トップページ | 四川省成都 »