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2022年12月 2日 (金)

危険!バス、ガス爆発するかも…

Cs208

<なんか変>CANON EOS1000s/EF28-105mm

1993年の中国四川省でのお話です。古くてすいません。

(註)二代目のスキャナーによるリバーサルフィルムからのデジタル化した画像です。しかも、天気が悪くかつISO50というフジのVelviaというフィルムですので、全体的に不鮮明であることをお断りしておきます。

この頃、もっぱら秘境に行きたくて珍しいツアーを探しておりました。幸いというか、前年にチベットを訪れたメンバーと添乗員がまたもツアーを立ち上げ、それに乗ったのです。

メインの目的は長江を船で下るというものですが、乗船前に峨眉山や石窟で有名な大足などに立ち寄っていたのです。そして、ここは四川省の自貢というところです。

楽山で楽山大仏を観光し、自貢までは170kmほどを5時間かけて到着です。事前の情報では、道が悪く10時間かかるともいわれていましたが、半分で済みました。とはいえ、専用バスの運ちゃんはものすごく機嫌が悪かったです。

ちなみに、当時の中国では人民の乗るバスのドライバーはバスでの最高権力者なんですが、ツアードライバーはCITSに雇われた一種の公務員です。修行が足りんぞ、運ちゃん。

Cs160

<ガス袋バス>EOS1000s/EF28-105mm

我々のバスが自貢の市域に入ろうかという時、奇妙なバスを見かける頻度が増えました。

それは、黒い袋、まるでビニールのように見える巨大な袋を屋根に積んだバスでした。バス内は色めき立ち、それに応えるように現地ガイド(日本語のローカルガイド)が「あれは天然ガスです」「天然ガスで走るバスです」という説明をしました。

Cs201

<塩の井戸>EOS100s/ED28-105mm

つまりは、自貢は天然ガスの一大生産地だそうです。とはいえ、これは副産物なのでした。

自貢は塩の産地なのですが、もちろん内陸なので海水から作る塩田でもなく、さりとて岩塩が採れるわけでもありませんでした。それは、地層の中にある塩の層に向けて井戸を掘り、そこから汲み上げるやり方でした。

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<塩の井戸その2>EOS1000s/EF28-105mm

そして、その塩の層と同居するように天然ガスがあることがわかったのでした。

ま、この1993年当時でも原始的ともいえる井戸から塩を汲み上げるやり方は、少数派になっていたようです。大規模な工場で塩を採るようになっていたようでした。

Cs226

<満タン状態>EOS1000s/EF28-105mm

なるほど、軽油やガソリンではなく、地産地消の天然ガスを利用するバスが生まれたということですね。

ところで、このバス、航続距離が大したことがなく、走っても100km程度だと説明を受けたような。でも、ものすごい積み方ですよね。

日本のタクシーはLPG、つまり液化天然ガスで走るタイプが大半です。世界的に見てもLPGのクルマは割とあって、タイのロットゥやタクシーと一部の乗用車にも利用されています。乗ったタクシーやロットゥ、借り上げたクルマが給油ならぬ給ガスをするシーンにも乗り合わせていたことがあります。でも、LPG用のガスボンベを搭載しているはず。

このバスは液体のガスではなく、気化した状態のガスを積んでいるみたいです。なのであのような巨大な袋が必要なんですね。

Cs214

<二連の袋バス>EOS1000s/EF28-105mm

しかし、このバスは恐ろしい。当時の中国は公共交通機関であっても、平気でタバコを吸うような人民がわんさかいました。

航空機のタラップから降り立った途端、空港の敷地内にもかかわらず、吸い出すような輩もいたくらいですし。

ストックホルムの「バスガス爆発」

こんな記事も。

おそらくですが、自貢の地元民は「危険な乗り物」であることを幼少時から徹底的に叩き込まれていたのでは。

このあと、重慶に移動したのですが、航続距離の短いガス袋バスは見かけませんでした。

あれから幾星霜、さすがにこのタイプのバスはもう走っていないと思いますけど。

ブラボー!by 長友

2022FIFAワールドカップグループE最終戦、日本vsスペイン、やってくれましたね。日本も長友も「バスガス爆発」

でも、わたしゃ、眠気には勝てませんでした。とはいえ、これまでの3戦しっかりと録画しております。そして、決勝トーナメント1回戦も録画予約いたしました。これはさすがに、生で見れると思います。

おりんぴあさんも、現地で頑張って!

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コメント

(以下は翻訳ソフトを使った訳文です)私の故郷に関するこのツイートをインターネットで見ることができて嬉しいです。ブロガーさんにエアバッグバスと自貢に関するこれらのはっきりした写真を私のメールアドレスに送ってもらえますか。昔の故郷をもっと見て、故郷の記憶を大切にしたい。 。どうもありがとう!

投稿: Lucas | 2023年3月20日 (月) 16時35分

Lucasさん

ようこそです。
翻訳ソフトを使っているということは、このコメントも判読可能と思いますので、日本語で書きます。
自貢のこのようなバスはいまだにあるかどうか確認したいのですが、まあないんでしょうね。さすがに。

わざわざ、メールアドレスも知らせていただいてますが、この画像はリバーサルフィルムをスキャニングしたものですので、これ以上に鮮明なものはございません。
あしからず。

投稿: ヒョウちゃん | 2023年3月20日 (月) 21時36分

こんにちは!お返事を拝見できて嬉しかったですが、もし翻訳ソフトに間違いがなければ、あなたは前回の返信の中で私にメールをくれたと言って、しかし私は関連情報を見ることができなくて、私のメールはyuan20510699122896@163.comまたは287404453@qq.comです。私の心配はサイトの制限を受けることですので、サイトは写真を二次圧縮して、写真を更にぼやけさせますので、あなたにスキャンした原本を私のメールに送ってください。
またとても残念なのは、今自貢はもうこのようなことがなくて、ひいては中国全体はすでに気包バスがなくなって、しかし1つのこの方面の興味のファンとして、私は責任を持ってあなたに最後の気包バスは四川省宜賓市キョウ県で別れを告げることができます。

投稿: Lucas | 2023年3月21日 (火) 00時42分

ネットのせいで返事を繰り返し送りました。申し訳ありません。

投稿: Lucas | 2023年3月21日 (火) 00時47分

Lucasさん

画像の著作権は私自身にあります。
コメントをくださるのは嬉しいのですが、見ず知らずの方にオリジナルの画像(といってもこれまた大した容量はありませんが)を送る理由がありませんので、リクエストは拒否いたします。

投稿: ヒョウちゃん | 2023年3月21日 (火) 19時07分

こんにちは、またあなたの返事を見ることができて嬉しいです!ははは、私も実際には1人のアマチュアのカメラマンで、現在は1人の法学専攻の大学生で、私の本来の意味は私的な所蔵を望んで、とても理解してあなたの著作権問題の考え、直接あなたを探しに来る写真は確かに多くてあなたを犯すことがあって、私も言って申し訳ありません!1人の地方文化のファンとして、初めてネット上でこの故郷の昔の写真を見てとても興奮して、とても失礼して、また大目に見て、あなたの故地の再旅行も歓迎します!

投稿: Lucas | 2023年3月22日 (水) 00時06分

Lucasさん

ご理解いただけまして、ありがとうございます。
ところで、日本の大部分のタクシーはコストの関係だと思いますが、液化天然ガスをガソリンの代わりにしています。
また、タイで「ロットゥ」と呼ばれる12人乗りくらいのキャブオーバー型のミニバスも液化天然ガスを使ってますし、液化天然ガスを使う個人使用の乗用車もありますね。
タイのケースは私自身が、給油するところにたまたま乗り合わせましたので、かなり走っていると思います。

また、知り合いのブログでは、セルビアだったかで屋根にガスボンベを積んだバスも紹介されていました

検索すると自貢のガスバッグを屋根に積んだバスは、ちょっとだけ出てきますね。

自貢もまた行ってみたいですが、現在日本からは中国便がとても少なく、航空運賃と燃油サーチャージがとんでもなく高騰していますので、当面は無理ですね。
残念ながら。

投稿: ヒョウちゃん | 2023年3月22日 (水) 22時11分

こんにちは!自貢の最後のインフレータブル バスは 2003 年に運行を中止しました.海外の状況はわかりません.私たちの場所は「包囲都市」のようなものであるため、ニュースは比較的閉鎖的です.私は写真が好きで、私の専攻は文系の方で、生命を観察するのが好きなので、輸送の発展に関心があります.現在、液化天然ガス(CNG、LNG)を使用しており、技術の推進は成熟しています.近年、純粋な電気を積極的に推進しています.エネルギー源としての水素を推進するバスの開発は確かに急速ですが、その背後にはまだ多くの未解決の問題があり、これらの技術の適用は自動車の液化天然ガス技術よりもはるかに成熟していないと個人的には考えています。
航空便の問題については、私は現在山東省の大学に通っているため、四川省から航空便で山東省を往復しなければならず、燃油サーチャージが移動に大きなプレッシャーを与えていることは確かに感じている。現在の移動コストは高く、国境を越えた旅行はなおさらだ。もし前の2年の流行がなければ、私は高校を卒業した後、実は日本を訪れる機会があるはずで、今は未来に希望を寄せるしかない、ちなみに私はウルトラマンの鉄粉、ハハハハ!日本のイメージは本当に良いですが、ここ数年、国内の事情はなかなかいいものではありませんし、日本を訪れる計画は限りなく棚上げになっていると思います……

投稿: Lucas | 2023年3月23日 (木) 01時17分

Lucasさん

日本でも小さな範囲で運行するコミュニティバスに中国製のEVバスが導入されているところもあります。
でも、それほど普及してません。
石油を輸入に頼る国では比較的液化天然ガスを使う、バスを含めた自動車の比率が高いようです。
やはり、液化天然ガスのほうが低コストのようです。
よろしかったら、こちらのリンクもご参照ください。

https://castellamoon.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/lpg-82e4.html

投稿: ヒョウちゃん | 2023年3月23日 (木) 21時59分

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