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2023年1月29日 (日)

ラオス・雲南を行き来

陸路・海路の国境越え<4>

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<RICOH GR DIGITAL>

シリーズ4回目。今回は前回の続きで、ラオスから中国雲南省へと抜けるルートです。目的地はいわゆるシーサンパンナ。景洪(ジンホン)というところです。景洪4泊、モンラー1泊の計5泊6日間の中国滞在でした。

日本人のノービザ滞在はラオスと同じく15日間ですから、その後も延々と中国を旅するわけにはいかず、同じルートでラオスに戻りました。

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<GR DIGITAL>

ラオス側の出発点はルアンナムター。ラオス側の出国ポイントはボーテンというところです。1枚目の画像がそうです。

フアイサイからタイでいうロットゥのようなワゴン車でルアンナムターに到着しました。ルアンナムターでは1泊しました。旅行会社で国境を通過し、モンラーという中国側まで行くバスを予約しました。街中でこれと同じIVECO(スペインの自動車メーカー)のバンが止まっていたのですが、案の定同じクルマがやってきました。

ちなみに、ルアンナムターのバスターミナルは郊外にありますが、このバンは旅行会社に止まるので楽ではありました。画像はルアンナムターのバスターミナルで一息入れたところです。赤シャツの男性の後ろがワタクシの席です。

ここからはフランス人カップルとギリシア人のおっさん二人組が乗り込んできました。

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<PENTAX MZ-3/FA35mm>

こちらは中国のモンラーのバスターミナルです。国際バスいや、国際班車はここまで。ここから、景洪行きのバスに乗り継ぎます。さすがにシーサンパンナ・タイ族自治州の州都であるためか、バスは頻発していました。

ちなみに、中国側の入国ポイントはここではなく、モーハンというところです。ラオス・中国の国境はボーテンとモーハンの間にある山道に石碑のようなものが立っていて、その山道はいわば緩衝地帯みたいでした。

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<GR DIGITAL>

さて、ラオス側、ボーテンの出国ポイントですが、ものすごい数の中国人が通過していきました。ここでの外国人の越境者は例のバスに乗っていた5人だけで、ほとんど我々は後回しでした。まあ、パスポートにスタンプを押すだけですから、それは問題ありません。

ですが、中国側の入国ポイント、モーハンで問題が起こりました。自分はノービザ滞在ができます。

当時、ヨーロッパの人たちは、ビザが必要でした。フランス人カップルは中国ビザを持っていたので問題なし。

ギリシア人のおっさん二人組が止められたのです。彼らはビザを持っておらず、ラオスに戻るよう指示されたのです。ボーテンでの会話では、「我々は世界のどこでもなんとかなってきた。だから、今回も問題ない」と、根拠のない自信を見せていたのですが。

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<MZ-3/FA35mm>

彼らは、ボーテンに戻ってまたアライバルビザを作ってもらったのかどうか。まともなイミグレの職員であれば、パスポートを見て「越境不可」と判断するはずですが、やはりラオスも社会主義国で、自分の仕事だけやっていればいいという考えなんでしょうね。

さて、シーサンパンナですが、ほとんど外国人旅行者がいませんでしたが、公安がこちらを警戒することもなく、普通に旅ができました。ただ、ミャンマー国境に近いモンフンというところに足を延ばしたら、公安のパスポートチェックがありました。ちょうどモンフンに向かう時と、戻るときの2回。それだけでしたが。

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<MZ-3/FA35mm>

ちょうどこの時、北京オリンピックが開催されたばかりで、ワタクシは景洪の食堂のテレビで開会式を見ました。店員は客そっちのけでテレビに夢中で、強い口調で呼ばないと対応してくれませんでしたが。

そんな時期であったので、ド田舎のシーサンパンナからも警備に公安が導入されていたのかもしれません。

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<GR DIGITAL>

シーサンパンナの旅はなかなか面白かったです。

実は1994年にもツアーで訪れているのですが、景洪の発展具合が当時はすさまじいと感じました。ビルが建ち並び、今はもっとすごいことになっているのかも。

少数民族の宝庫のような地域ですが、町並みは完全に漢民族に圧倒されているように感じました。なんといっても、海から遥かに離れた地域だというのに、漢方薬にでもするのか、ヒトデの乾物までもが市場に並ぶのです。

さて、そんな雲南滞在もほぼ終わり、ラオスに戻ります。景洪ではラオス行きの交通手段を見つけられず、モンラーに移動します。モンラーのバスターミナルにはラオスのウドムサイ行きの便があることを表示していましたが、チケット窓口の小姐が「没有」とのたまうので、細切れの交通手段で戻ることにしました。モンラーには1泊いたしました。

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<GR DIGITAL>

宿から1kmくらいバックパックを背負って歩き、国境行きのバスターミナルへ。バスはタイのロットゥよりも小さなワゴン車でした。

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<MZ-3/FA35mm>

モンラーの街です。なにもなさそうなところですが、建物だけは立派。カジノでもあるんでしょうかね。

特に問題はなかったので、無事出国手続きは済みました。

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<GR DIGITAL>

ボーテンにはこのようなもので向かいます。タイでいうサムロー(トゥクトゥク)やシーロー(軽四輪)ですね。幌付きの後部座席に乗りあうクルマです。

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<MZ-3/FA35mm>

緩衝地帯の未舗装路です。来たときは全然問題ありませんでしたが、雲南滞在中は雨続きでぬかるんでいます。バスやトラックは大苦戦でしたが、これらをスイスイとかわす、乗り合いのタクシーが頼もしかったです。

そして、ボーテン。いわないと出してくれないラオス入国カード。なんちゅうイミグレの職員だと思いますが、このルートを通過すのは圧倒的にラオスで商売をするプロとか、中国の団体客なのであらかじめ中国で入国カードは入手済みなんでしょう。

ボーテンからも軽ワゴンと寝台バスに乗り継ぎ、ウドムサイに何とか到着したのでした。

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<GR DIGITAL>

一見楽そうに見える寝台バスですが、ウドムサイに向かう途中の峠道があまりにもひどすぎで、とにかく揺れました。

こんなルートに高速鉄道が通ってしまうとは。

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<GR DIGITAL>

同じ国境のルートを往復したというのは、香港・上環とマカオ外港くらいですね。普通戻ってきませんよね。

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2023年1月26日 (木)

ルートインコート伊那

ホテル記事です。久々に国内旅の。

昨年8月に利用したホテルはすべてルートインホテルズでした。

ホテルグループとなり、「ホテル ルートイン」、「ルートイン グランティア」、「アークホテル」、「グランヴィリオホテル」と別れています。ですが、最もバジェットタイプの「ホテル ルートイン」を利用しました。ま、ビジネスホテルですね。

ホテル ルートインコート伊那

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ホテル ルートインあるいは、ホテル ルートインコートの特徴としては、比較的収容台数の多い駐車場があり、ほとんどが利用料金を必要としません。まあ、そのかわり先着順、早い者勝ちです。どうしても止められない場合、連絡すれば駐車スペース以外の敷地内を指定してくれたり、近くの安いコインパーキングを紹介してもらえると思います。

まあ、そういう目に合わないよう、割と早めにチェックインするようにしました。

そして、どこも無料の朝食が付きます。また、大浴場もあって、温泉地ではもちろん温泉地以外でも温泉成分のお湯を運んできて「天然温泉」と名乗っていることが多いです。

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こちらは宿泊したシングル部屋。トップ画像にあるように、低層の二階建てです。しかも、今回は1階の部屋で、カーテンを開けると裏手のホテル駐車場なのでした。まあ、そんなに人の往来はないんですが。ホテルの1階の部屋はちょっと苦手ですね。

部屋は狭いですが、必要な機能はすべて揃っています。

テレビも衛星放送が入りますね。

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バスとトイレはこんな感じ。

TOTO製ではないシャワートイレですね。ビジホ業界ではTOTO製をあまり見かけませんね。コストの関係でしょうか。Panasonicが比較的多いような気がいたします。

洗面台とバスタブの水とお湯の供給元の蛇口は共用です。このあたり、ほかのルートインでも同じです。

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アメニティはこれまた共通のような気がします。相変わらず、海外と同じでシャンプーは自前を持参しましたが、こういうところに泊まっている限りでは、すっぱりと持っていかなくてもいいかな…。

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歯ブラシ、カミソリもありますし。でも、これは自前でしょうね。

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冷蔵庫も重宝しますね。当然ながらフリードリンクはありません。

近くのコンビニで購入した水やお茶などをここで冷やしました。

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無料朝食です。基本、ビュフェ方式ですね。単純に腹が満たされればいいという食事です。

ですが、地方都市となると、朝からやっている店などありませんので、重宝します。

こちら、料理をとる手にはビニール手袋着用となっています。これも、もうそろそろやめたらと思いますが。

そして、もうひとつ。バジェットタイプということは、ビジネス客や工事関係者がかなり宿泊しています。彼らはあさイチで仕事に出かけますから、食堂が開く時間あたりに出向くと混雑しているんですね。まったく風情はありませんよ。

この時、伊那市にあるもうひとつのルートイングループホテル、ルートイン伊那インターにしなかったのは、伊那の名物、ローメンを夕食とするためでした。伊那インターチェンジの近くでは飲食店には期待できないと思ったからです。とはいえ、この食堂では夕食も別料金で提供しているので、人里離れた場所でも食いっぱぐれることはないと思われます。

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いまひとつわからなかったことは、「ルートイン」と「ルートインコート」の違いです。比較的古いほうがルートインコートであるような気も…。ですが、改装などしているのでしょうか、ルートインコートから単なるルートインに名称変更しているところもあるみたいです。

今回の写真データはすべてPowerShot SX730HSでした。

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2023年1月22日 (日)

時代遅れって素晴らしい

かすてら音楽夜話Vol.157

もはや旬の話題ではないんですが、皆さん大晦日の「紅白歌合戦」ご覧になりましたでしょうか。

わたしゃ、コロナ禍以前は毎年海外に行ってましたので、ほぼ見ておりませんでした。唯一、2007年の第58回は、マラッカに滞在しておりまして、そのホテルでは衛星放送でNHKが映るということがわかり、「推し」である馬場俊英というシンガーソングライターが出るので、時間を見計らって拝見いたしました。ちょっと感動しました。記事

その他、エレファントカシマシや宮本浩次が出るときは予約録画をしました。機種の問題で番組ごとの録画となるので5時間分ありますから、削りに削って3分にする作業もやや面倒なんすけどね。

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さて、2022年の第73回紅白歌合戦ですが、出場歌手が発表された時点ではどうでもよかったんです。しかし、当日になってこの人が企画した5人の同級生たちによる楽曲も特別企画として出るということがわかりました。事前にタイムテーブルも判明したので、23:00頃、録画を始め、生でも見ましたよ。

そう、「時代遅れのRock'n'Roll Band」ですね。メンバーは桑田佳祐、佐野元春、世良公則、Char、野口五郎。五十音順なんすね。

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とりわけ、わたしゃ佐野元春のデビュー以来のディープなファンですから、見逃すわけにはまいりません。いずれも業界歴の長い人たちではありますが、元春とCharは紅白初出場です。

 

以前、ちょっとだけ取り上げたものは、音声のみでしたが、今回はきちんと映像付き。バッキングの大友康平、ハマオカモト、原由子も入ってますし、小学生時代のエピソード(もちろんフィクション)がラストにあります。

「♪燃えろ、いいバンド」という楽屋落ちも。わかりますよね。

さて、NHKの放送では、通常の出場者は楽曲が3分を切るというタイトなスケジュールであるため、イントロからアウトロまでのフルヴァージョンはまず無理で、途中を省略するのが慣例です。まあ、これは他の放送局でも同じで、ミュージックフェアであっても、カウントダウンTVであっても、ミュージックステーションであっても同様。

しかし、今回NHKはいい意味でやってくれました。楽曲がフルヴァージョンであるばかりでなく、登場シーンから教室で昔の同級生(元春を除く)とブルース調の「朝起きたら」とアコースティックヴァージョンの「夜空の星」のセッションもありまして、かなり長いものでした。スタジオ中継だったので、大泉洋と長友の「ブラボー!」が被らなくてよかったです。

「いつも素敵なトラックに乗っている、大友君のカウントで…」という桑田のMCもツボでした。

さて、この曲はさりげなくではあるのですが、「No More No War」という歌詞以外にも争いごとや平和について歌われています。間違いなく、ロシアのウクライナ侵攻がきっかけとなって、この曲は誕生したのだと思いますね。そして、チャリティシングルでもあります。

2020年代、成人年齢が18歳からとなっても、若年層の投票率が上がらず、政権与党が妙な動きをしても、時の政府に異を唱えるのはあたかも悪いことといい切るような若年層が多くなりました。

ですが、今回のロシアの動きはどう考えてもロシアに非があるでしょ。クリミアやウクライナ東部が限りなくロシア色が強いといっても、首都のキーウにミサイル撃ち込まないでしょ。

当たり前のことを楽曲ではありますが、形にした桑田佳祐、あんたは偉い。清志郎が生きていたら、さらに強く行動に出たと思いますがねえ。

はっきりいうと、「時代遅れのRock'n'Roll Band」という曲は、英語ヴァージョンがあるわけでもなく、世界に配信されているわけでもありません。でも、ミュージシャンとしてはっきりと抗議という形を表したということに意義がありますね。

なんか、最後は堅くなってしまいましたが、2022年の締めくくりに、いいものを見せてもらったことに感謝です。元春の紅白初出場がこういう形で実現するというのもよかったです。最近追悼記事ばっかりだったし。

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2023年1月19日 (木)

チャイナタウンと謎のバトゥ通り

深夜特急の足跡を追うVol.36

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<PENTAX K-7/DA21mm>

前の記事の続編ともいえます。

こちら、クアラルンプールのチャイナタウンにあるスリマハマリアマン寺院です。見ればわかりますが、ヒンドゥ寺院です。

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<K-7/DA21mm>

写真を撮っているくらいですから、異教徒も気軽に入れるところです。

そのかわり、靴を預ける必要があります。初めて訪れたときは、下足の預け料は必要ありませんでした。次に来たときは必要になりました。

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<K-7/DA21mm>

関帝廟は中華街なのでやっぱりあります。先ほどのスリマハマリアマン寺院とは、斜めに向かい合うような位置関係ですね。

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<PENTAX KP/DA21mm>

やはり中華街。食には困ることはございません。

さて、そんなクアラルンプールのチャイナタウンですが、あの深夜特急でも主人公は1泊だけ泊っております。

 夕方六時にクアラルンプールの中央駅に着いた。
 とにかくここは一国の首都なのだ。ペナンの時のように、歩いているうちに宿は見つかるだろう、などと甘く考えるわけにはいかない。私は駅の構内で学生風の若者を呼び止めては、どこが安宿街なのか尋ねた。何人かの話を総合すると、ひとつはチャイナ・タウンに、もうひとつはバトゥ・ロードという通りの周辺にあるようだった。私はクアラルンプールという街をよく知るためにも、どこでも似た印象になってしまうチャイナ・タウンを避け、バトゥ・ロードの安宿をあたってみることにした。
<沢木耕太郎「深夜特急」第五章 娼婦たちと野郎ども マレー半島II より引用>

ここでいう、「クアラルンプールの中央駅」とは現在のKLセントラルではありません。当時はKLセントラル自体が存在せず、現在のクアラルンプール駅のことです。

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<KP/FA35mm>

位置関係でいうと、現在のチャイナタウンの入り口に近いLRTパサールスニ駅とクラン川を挟んで向かい合う、白いモスク風の建物がそうです。この建物はかつてはクラシックな駅ホテル(名称、ヘリテージホテル)だったそうで、同じくKTMイポー駅もイポー・マジェスティックというホテルがありました。

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<K-7/DA16-50mm>

ありましたというのは、どちらも閉鎖になってしまったからです。

どうも、マレーシアという国はタイと違って古いものを好まず、リノベーションもしないようなところがあるようです。華僑の人たちはそうでもないのでしょうが。

さて、主人公の「私」はバトゥ・ロードを目指しますが、そこでは相手にされず、チャイナタウンに戻ってきて、現存しないと思われるマラヤホテルの近くの宿に落ち着きます。

ワタクシが探しているのはバトゥ・ロードなんです。Google Mapで探してみましたが、ありがちな「Jalan Batu」はシンガポールで見つかりました。クアラルンプールには有名なバトゥ洞窟がありますが、その近くにはJalan Batu Cavesはあります。ですが、クアラルンプール駅周辺にはないのです。その後に名称変更したのならば仕方ないのですが。

 教えられた通り、駅前のメイン・ストリートを北へ二十分も歩くと、バトゥ・ロードに出る。
(中略)
 チャイナ・タウンはそこから駅に向かって戻るような位置にあった。
<沢木耕太郎「深夜特急」第五章 娼婦たちと野郎ども マレー半島II より引用>

メインストリートを北上とあります。ですが、この道はまっすぐではなく微妙にカーブしています。考えられるのは2通り。そのひとつは駅の西側に出た場合で、中央郵便局を過ぎてキナバル通りかラジャ通りを歩いたと仮定します。すると、マスジット・ジャメとかムルデカスクエアを見たことになりますが、そのような記述はありません。かなり印象的な眺めだと思いますが。

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<KP/DA18-50mm>

もうひとつのケースは、駅の東側に出た場合です。そこにはチェンロック通りがあり、微妙に右カーブし、現在のLRTプラザラキヤ駅やプドゥセントラルあたりに出るはずです。

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<KP/DA21mm>

プドゥセントラルというのは現在はクアラルンプール近郊へのバスターミナル(マレーシアではバスステーション)ですが、かつてはプドゥラヤという名前のクアラルンプールのメインのバスターミナルでした。

近くにはプドゥ刑務所があり、プドゥセントラルから先は「プドゥ通り(Jalan Pudu)」となり、ホテルもかなりありますね。「Pudu」と「Batu」ときき間違えたのかどうか。

ともかく徒歩20分圏内なのでそこまで到達していないかも。いずれにせよ、LRTマスジット・ジャメ駅からプラザラキヤ駅の間、案外チャイナタウンからちょっと外れたセントラルマーケットあたりだったりして…。

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<KP/DA18-50mm>

ま、いずれにせよ、チャイナタウンに落ち着いた主人公。チャイナタウンはどこでも似た印象…と記しておりますが、ここまでで通り過ぎたチャイナタウンはバンコクのヤワラートのみです。香港とマカオを巨大なチャイナタウンといってしまえばそれまでですけど。

その後、主人公はシンガポールで出会った二人組の若者に「宿で困ったら中華街を探せばいい。なぜならそこには安くて安全な宿が必ずあるから…」と諭しております。

<2023/01/19追記>
チャイナタウンのMalaya Hotelですが、facebookで「廃墟ビル」というご指摘がありました。気になったので、ネットで検索すると、TripAdvisorでコメントがついていて、2013年くらいまで営業していたようです。偶然所有していた「地球の歩き方 マレーシア・ブルネイ」2002年版で位置が判明しました。なんと、関帝廟の隣、トゥンHSリー通りとハンルキル通りの交わる角地にあったことがわかりました。

初めてKLを訪れたのは2010年の暮れですが、この時目にしていたとは思います。画像はありません、あしからず。

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2023年1月15日 (日)

チャイナタウンのスイス+訃報、幸宏さん

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<PENTAX K-7/DA21mm>

クアラルンプール、チャイナタウン。

ワタクシがマレーシアを初めて訪れたのは、2007年のことですが、この時はシンガポールからマラッカに出たものの、首都クアラルンプールは未踏でありました。

そして、2010年の年の瀬になって初めてクアラルンプールを訪れたのです。この時から、クアラルンプールではなぜか宿泊先はチャイナタウンでした。

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<RICOH GR DIGITAL>

宿泊したのはSwiss Inn Kuala Lumpurというホテルでした。アクセスは、KLセントラルからLRTのパサールスニということは頭の中では理解していました。ですが、KLセントラルでLRTクラナジャヤラインをどういうわけか見つけられず、遅い時間だったのでタクシーでやってきました。

チェックインするとカードキーを渡されます。ただし、磁気を感知するタイプではなく、カードにいくつかの穴をあけた機械式のものです。とはいえ、外出のたびに鍵を受け渡しする必要がないのは便利でした。

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<GR DIGITAL>

部屋はダブルのシングルユースでした。当時のメモを見ると、「狭いビジネスホテル」とあります。確かに、ふたり利用であるとすると、狭いですが、ひとりでは全く問題ないですね。しかし、コンセントが1つしかないのにはまいりました。

よく見ると、機能的なんですよね。

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<GR DIGITAL>

ベッドルームは木のフローリング。ミネラル水は毎日2本配られます。

バスタブはなくシャワーでした。トイレには手動式の水の出るノズルは備わっていなかったと思います。これは、おそらく現在は付いていると思いますが。

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<GR DIGITAL>

家庭用のエアコンはよく効きました。天井にはメッカの方向を示す印(簡易的なミフラーブ)があるのが、ムスリム人口の多い国だなと思います。

ほぼ、見ておりませんが、薄型のテレビもありました。この時以降のホテルはランクを落としましたが、テレビはまだブラウン管のものでした。

困ったのは、WiFiが来ないことでした。PC(ネットブック)は近くのゲストハウスの電波は拾うのに、こちらは無反応。まあ、当時はタブレットやスマホを持っている人もごく少数。PCを持参する人もかなり少なかったですね。

その年の夏の旅では泊まった宿の部屋のWiFiの調子に波があり、最も電波の入りやすいプールサイドでPCを開いていたら、泳いでいたファランが「それってウィーフィー?(そのように発音されました)」ときかれたくらいです。全然おなじみのものではなく、インターネットに触れたい人はネットカフェに行くなんて状況でした。

スイスインのWiFiなんですが、きちんとフロントで確認すれば教えてくれたと思いますが。なお、ネット接続が有料という宿も結構ありました。

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<GR DIGITAL>

朝食が付いていました。ビュフェ形式です。

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<GR DIGITAL>

スイスインは複雑な作りでどうやら2つの建物をつなげたような感じでした。朝食を提供するレストランに行くのには、フロントを通るのはできずに、その上の階の廊下を進み、途中のドアを開けると下りの階段があって、その下にありました。

途中のドアも宿泊客であるのに鍵が必要という。これは、部屋のカードキーで開けられたと思います。

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<GR DIGITAL>

そのレストランは、夕方以降は屋台の出るアーケード街、プタリン通りに面していて、フロントのあるスルタン通りの間にある小路をまたぐようになっていました。おそらく、プタリン通りにもフロントはあったようです。

3泊して3食の朝食ですが、テーブルクロスがあったりなかったり。チャイナタウンとしては150室と結構規模の大きいホテルですから、朝食用のテーブルもかなりの数があったようです。

ここで気づいたのは、マレーシアなのに特にハラル食の明示がなかったことです。しかし、ハムとソーセージはチキンの表示があり、すなわちすべてがハラルであるとのちに思いました。

しかしまあ、代り映えのしない食事です。朝食をパスして、ちょっと歩けば安くて美味い朝食がいくらでも食べられたのですが。ワタクシも学習して、次のマレーシア以降はできるだけ朝食をつけないようにしました。例外はEastern & Orientalに泊まった時ですが。

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<K-7/DA21mm>

こちらは関帝廟。ちょっと出歩くだけで、おもろいスポットもあったんですけどね。

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と、ここまで書いたところで、高橋幸宏さんの訃報が飛び込んできました。

キャリアのスタートはあのガロのサポートバンドだったんですね。そこから、サディスティックミカバンド、YMOなどなど、関わったバンドやユニットは多数。

プロデュース業も行っていて、なんとキャリア後半の門あさ美も手掛けてました。

享年70歳。まだ若すぎる。この曲を聴きつつ、ご冥福を申し上げます。R.I.P.

 

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2023年1月12日 (木)

追悼、Jeff Beck

かすてら音楽夜話Vol.156

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今回、緊急の記事です。

今月10日、イギリス人で3大ギタリストのひとり、Jeff Beck(ジェフ・ベック)氏がお亡くなりになりました。死因は細菌性髄膜炎とのことです。享年78歳。

長寿の国となった日本ではまだまだ若い年齢だと思いますが、世界的な基準ではそうでもないんすかね。ちなみに、ジミー・ペイジは誕生日が来たばっかりで、79歳。エリック・クラプトンは77歳で3月に誕生日が来ます。

ワタクシが敬愛するGlimmer Twins、ミック・ジャガーとキース・リチャーズは1943年生まれで、今年80歳になりますが。

さて、ベックの功績については、2020年の「3人のギタリスト」という記事に書かせていただきましたので、ここでは割愛させていただきます。

に、しても早すぎだよな。残念の一言です。若く見えたんですけどね。

では、アルバム『Blow By Blow』(ビルボードアルバムチャート、4位。インストアルバムとしては異例のヒット。)より、「She's A Woman」を聴きつつ、お別れいたしましょう。

オリジナルはレノン=マッカートニーのビートルズの曲で、ビルボードシングルチャート奇しくも4位です。ほとんど原曲のテイストは失われていて、ベックの色がとっても濃ゆい仕上がりになってます。映像はBBCのLive Versionです。

 

引き続き、リクエストご意見をお待ちしております。

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2023年1月10日 (火)

福王寺(薬師堂)の地蔵と白象

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<PENTAX KP/DA21mm>

新年あけまして、良好な天気が続いています。

そんな中、近所まで出かけてみました。成人の日を控え、晴れ着撮影もぽつぽつ行われておりました。

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<KP/DA21mm>

出かけた先は自宅から数km離れた「薬師池公園」です。

もともとはこの地を治めていた北条氏照(また出ましたね)が農業用のため池を作ることを許可し、それが薬師池となりました。でも、どうということのない泥水のたまった池だったんです(数回泥土で埋まっています)。

1970年代には公園になっていましたが、近年、だいぶ整備されてきたようです。灯台下暗し。長らく訪れていませんでした。

このような幟があるように、ネットで調べたらなかなか興味深いお堂があることがわかりました。最初は地域の地蔵などを調べていたのですけど。それで、やってきたわけです。

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<KP/DA21mm>

福王寺という寺院ですね。本堂には薬師如来像が鎮座しておりますが、普段は管理者がいないので、行事のある日以外はご開帳されておりません。Google Mapでは福王寺の名称。公園の案内では「薬師堂」となっています。

ロケーションは薬師池公園内にあるのですが、町田市の公園管理からは外れた独立した寺院のようです。また、鳥居もあり、神仏習合されたところのようです。賽銭箱もあり、おみくじはコインで出てくる簡単な自販機によるものでした。

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<KP/FA35mm>

梵字も併記されていることから、密教と関係するようです。薬師如来じたいが密教と関係するようですが。

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<KP/DA21mm>

本堂の手前におみくじを結びつけるところがありました。その上にあるのは絵馬に相当するものでしょうか。こういうものは初めて見ました。

これも梵字なのでしょうかね。これの販売は確認できませんでした。

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<KP/FA35mm>

俯瞰してみると、境内の中心に欅の大木があり、本堂がうまく収まりません。欅は町田市の木です。

その右側にはなにやら白いものが。

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<KP/FA35mm>

象でした。

なにやら、上座部仏教との関係性もあるような。この右側には福王寺の説明ビデオを流すモニターがありましたが、この時間帯は稼働してませんでした。

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<K-7/DA21mm>

いわゆる大乗仏教の寺院でこのような白い象を置いてあるのは、台湾の知本温泉にある清覚寺くらいしか知りません。

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<KP/DA21mm>

本堂の脇を少し上がったところにはこのようなお堂が。鳥居もあります。

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<KP/FA35mm>

本堂の近くにお地蔵さんが連なっています。

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<KP/DA21mm>

かなり見事だと思います。

薬師池公園

福王寺(薬師堂)は薬師池公園の敷地内にありますが、上記リンクでは紹介がありません。薬師池に行けば簡単な案内はありますが。

ともかく、絵になる被写体を求めてちょこちょこ出かけております。

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2023年1月 7日 (土)

Sawaki Quest~クルンテープーチュムポーンの列車の謎

深夜特急の足跡を追うVol.35

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<PENTAX KP/DA18-50mm>

毎度おなじみの通称フアラムポーン駅。正式名称はクルンテープ駅です。

久々のこの企画ですが、今回は「深夜特急」の主人公が乗った列車についてです。ワタクシの個人的な見解を述べていきますが、昔の時刻表など、どこにも資料が残っておりません。つまりは、決定的な正解はありませんが、自分なりに推測していきたいと思います。

「深夜特急」の主人公、書き手はもちろん沢木耕太郎氏ですが、本文では「私」ということになっていて、「沢木」とは名乗る記述がありません。とはいえ、ブッダガヤの日本語教師、此経さんとか、テヘランで再会する建築家の磯崎新氏と奥さんの宮脇愛子氏など、実名も登場しますので、沢木さん自身であることは違いないのですが。
ですが、沢木さんご自身がつけていた日記代わりのノートとTBSの小島一慶氏に宛てた手紙をもとに、新聞の連載小説として書かれたものが深夜特急ですので、純粋なノンフィクションではないということを前提に、いくつかの疑問を投げかけていこうというのが、今回のコンセプトです。

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<KP/DA18-50mm>

「私」はバンコクからシンガポールを目指すため、クルンテープ駅にやってきて、案内所の係に勧められるまま、チュムポーンまでのチケットを購入します。

普通で行きな、安いから」
 私が迷っていると、係員がそう言った。
(中略)
 何もないただの田舎町。それはむしろこちらの望むところだ。私はその二つから、チュムポーンという町を選んだ。
 彼が駅名を書いてくれた紙を窓口に差し出して切符を買うと、四十六バーツ、六百九十円だった。
<沢木耕太郎「深夜特急」第五章 娼婦たちと野郎ども マレー半島II より引用>

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<CANON PowerShot>

<疑問その1>
主人公は各駅停車でチュムポーンに向かったのか?

タイのSRT(タイ国有鉄道)の列車種別ですが、上からSP(特急に相当)、EXP(急行に相当)、RAP(快足に相当)、ORD(各駅停車)というランク付けです。ただし、約半世紀前の区分けはこうなっているかはわかりません。

座席は、一等、二等、三等に分かれていて、一等は一人用または二人用の寝台個室のみです。二等は二人掛けリクライニング座席または二段式寝台となります。三等はボックスシートまたはロングシート座席となります。ORDの場合、すべてが三等ですが、EXPやRAPにもボックスシートの三等座席があり、これは指定席になります。SPについては一等と二等寝台プラス二等AC座席があるようです。

 車輌は古く、車内はなんとなく薄暗かった。座席は硬い木でできており、片側が二人ずつ向かい合っての四人掛け、通路をはさんで反対の側が三人ずつの六人掛けとなっている。普通列車にもかかわらず座席は指定されており、私は三人並びの真ん中に座ることとなった。
<沢木耕太郎「深夜特急」第五章 娼婦たちと野郎ども マレー半島II より引用>

チュムポーン行きを勧めてくれた案内所の職員のいう「普通」とは三等座席のことではないでしょうか。

Mrc1067

<PowerShot>

深夜特急によると、クルンテープ駅17時頃の出発で、チュムポーン到着は翌日の午前2時頃とあります。しかし、列車が遅れ午前3時になったとあります。

すでに半世紀近く時間が経過しているのですが、現在の時刻表と照らし合わせてみましょう。

17時台の列車は2本あります。83列車、EXPになりますが、クルンテープ17:05発、チュムポーン01:16着。もう1本が173列車、RAPになります。クルンテープ17:35発、チュムポーン02:48着。半世紀近く経ちますが、優等列車でさえ、所要時刻がほとんど変わりません。

この間、というか各駅停車のORDで長距離を走る列車はクルンテープ発では終日なく、255列車が、クルンテープではなくトンブリー07:30発、ランスアン(チュムポーンより少々先)行き、18:15着があるのみです(チュムポーン到着は16:55)。ちなみに、SRTのSouthern Line(SRTサイトの英語版の名称、日本では「南本線」)の起点はクルンテープ駅ではなく、トンブリー駅です。

こんなに時代が経っていても、あまりスピードが上がっていません。これを普通列車に置き換えたとしても、チュムポーン到着は午前3時はおろか午前4時近くになってしまうのではないでしょうか。

トンブリー発の普通列車がサラヤーという駅を出発し、チュムポーン到着時の所要時間を、83列車、173列車に当てはめて単純計算したものですが。

つまりは、クルンテープ駅の案内所の職員に勧められ、紙に書かれた列車は、17時台のEXPかRAPではないかと想像します。可能性としては、「遅れた」とあるので、EXPである可能性が高いです。この、座席車のチケットを購入したのではないかと思われます。

半世紀近く時間が経過していますので、多少の時刻の変動はあるかと思いますが、SRTの南部方面の現在の列車密度等を考慮すると、ダイヤ改正していないように思えます。半世紀の間に道路が整備され、長距離バスの方が早く到着するようになってしまいましたし。

Mrc1058

<PowerShot>

<疑問その2>
果たして、主人公は乗車当日にチケットを買ったのか?

 発車して少し時間がたって、満員の車輛の中にもある安定した状況が生まれてきた。ところがその安定も、隣の車輛から子供二人を引き連れて移ってきた見るからに厚かましそうなオバサンに、いとも簡単に打ち破られてしまった。
(中略)
オバサンがどうするつもりなのか見守っていると、すぐ横の四人掛けの席に坐っている少年たちに何事かかきくどきはじめた。四人は仲間らしく、困惑したように顔を見合わせていたが、やがてひとりが諦めたように前の席に移っていった。
(中略)
きっと、この少年たちは休みの前から切符を買い、四人一緒の席で楽しく旅行しようと思っていただろうに、オバサンの厚かましさに台なしにされてしまった。
<沢木耕太郎「深夜特急」第五章 娼婦たちと野郎ども マレー半島II より引用>

主人公がこの列車に乗ったのは大連休の前日だったそうです。もしかして、ソンクラーンかも。

主人公がオバサンの行動をいぶかしげに思い、少年たちが「休みの前から切符を買い…」というように、満席の状態です。クルンテープ駅に発車の数時間前にやってきて、それこそ指定席を手に入れられるでしょうか?売り切れる可能性のほうが高いと思います。

ワタクシもある時、思い立ってナコンパトムに行こうと思い、窓口でチケットを購入しました。当然ながら三等席で座席指定もないものですから、空いた席に座っていると、どんどん乗客が乗り込んできて、自分の席が指定であるといわれ、席を移りました。しかし、そこも乗客がやってきて、結局車掌に尋ね、なんとか空席に潜り込めたことがあります。

この列車は171列車のRAP、13:00発のスンガイコロク行きでした。

このように、当日でもチケットは発行してくれますが、ほとんど指定席は売り切れ、あとは自分で何とかしろということです。

また、逆に途中駅で予約なしにチケットを購入し、偶然か指定席(三等でしたが)にありつけたこともあります。しかし、現在のSRTといえども、オンライン化していて、途中駅でも空席がわかるという状況なんですね。半世紀前のタイですから、まずオンライン化はされてなく、途中から乗り込んだ場合、かなり空席を見つけるのは難しいでしょう。特に連休の大混雑では。

Bi1806

<KP/DA18-50mm>

さて、このあと、主人公は食堂車に行き、そこで、手の甲に刺青のある男と出会い、ソンクラーを教えてもらいます。

いくら長距離とはいえ、各駅停車に食堂車がついているのかというのも疑問のひとつですね。現在の食堂車は優等列車でもコロナの影響か営業停止みたいですけど。

また、オバサンの行動ですが、日本ではヒンシュクものですが、優しいタイ人ならば「しょうがないな」とある程度の妥協はあり得ますね。

<2023/01/08追記>
書き手である、沢木さん、案外乗った列車がすべて座席の車両で、各駅停車あるいは鈍行であると信じ切っていただけ…なんてこともありますね。
また、チュムポーン宿泊後、スラタニーに向かった列車が正午発で8時間かかるとありますが、現在その時間帯には列車がありません。チュムポーン始発の6:30の445列車(ORD)がスラタニーまで約3時間です。

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2023年1月 5日 (木)

初詣2023

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<PENTAX KP/DA15mm:以下すべて同じ>

三が日も過ぎましたが、天気も良かったので初詣に行ってきました。

昨年と同じく本町田の菅原神社です。三が日は近くを通りましたが、やっぱり混んでいてこの日が正解。暖かかったですし。

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自宅にたまっていた古い御守りなどを納めました。

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参拝をし。

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新しい御守りをゲット。

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おみくじを引いたら、大吉でした。良き年であることをキボンヌ。

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今年の干支、うさぎですね。昨年はここに虎が描かれておりました。

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かろうじて映り込む巫女さん。

Jp0878

こちらは、神楽殿。

ホームページを見てみると、ここでいくつかの祭礼が行われるそうです。機会があったらまた来てみようか。

Jp0883

愛宕社。ここでも、毎年5月25日に例祭があるとのこと。

Jp0884

井出の沢古戦場だそうです。

1335年、南北朝時代、足利直義と北条時行の軍が戦ったという、古跡ですね。

菅原神社の境内や敷地はそれほど広くありませんが、結構いろいろなものがあります。

菅原神社

久々、単焦点レンズのDA15mm(35mm換算で23mm相当)を持ち出してみました。やっぱりコンデジとは写りが違うよな。


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2023年1月 1日 (日)

年の初めに

あけましておめでとうございます

Nenga2023

今年は年賀風の画像を作ってみました。

フィルムカメラ時代のリバーサル画像ですが、振り返ってみるとすごく丁寧に撮っていたなと我ながら思いますね。そして、この時はズームレンズを使わない、単焦点レンズのみで勝負していたわけです。

今は機材もデジタルだけとなり、性能も格段に上がっていますけど、撮り方がかなり雑になっているなと思いました。

Nenga2007

こちら、2007年のご挨拶。

Nenga2008

これは、2008年のご挨拶。

Nenga2009

これは、2009年という具合で。

よし、今年からは、できるだけズームを持ち出さず、単焦点レンズ中心に物事を撮ってみようかなと。まあ、長尺のレンズは遠くのフォトジェニックな人を撮るのに最適でありまして、それも惜しいかなと思うのですが、同時に持ち出すCANON PowerShotにそういうのは任せてしまおうかとも。

これまで年頭にはその年の希望とか抱負(行先とか回数)なんぞを、つらつら述べておりました。

ですが、諸事情絡めて実現したためしがないので、省略いたします。

今年からのブログの変更点。

・写真にキャプションはつけません。撮影機材とデータはつけます。

主な点はここですね。

また、ココログの容量は2.0ギガバイトなんですが、現在のところ1.7ギガバイトを使用中です。できるだけ、画像加工ソフトで容量を小さくしてアップしてはいるのですが、限界に近付いていることは確実です。

それでも、2006年の8月からですから、単純計算して毎年、0.1ギガバイト使っていると考えると、2年くらいもつかもしれませんけど。

ま、こんな状況なので、近い将来の引っ越しはあり得ます。その場合、新ブログはここで当然リンクさせますし、こちらのログはすべて残します。出来たら、慣れているココログがいいんですけど、複数のブログは持てない…みたいなので、おそらくは容量無制限のところを利用すると思いますね。

新ブログの話は当面先ですので、独り言だと思っていただいて結構です。

さて、長い挨拶になってしまいましたが、2023年もCafe de Castellaをよろしくお願いします。


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