逝く人、復活の人
かすてら音楽夜話Vol.158
悲報
*イメージです
先月末、シーナ&ザ・ロケッツのギタリスト、鮎川誠さんがすい臓がんのためお亡くなりになりました。
伝説のサンハウス時代から九州は博多から日本のロックをけん引してきた人です。シーナ&ザ・ロケッツとしては東京に進出し、博多のロック、「めんたいロック」の代表格として48年間頑張ってきました。
奥さんのシーナが2015年に亡くなってからも、その悲しみをこらえてバンドを続けてきました。
このところ、ミュージシャンの相次ぐ悲報になんともやりきれない気持ちです。
ですが、鮎川さん、シーナさんの元に戻って、大好きなギターを弾きまくっているんじゃないでしょうかね。シーナさんはもちろん歌でね。という風に考えないと参っちゃいますよ。
<2023/02/06追記>
深夜番組のドキュメントで、鮎川誠さんを追ったものが放送されました。シーナ&ザ・ロケッツのアルファベット表記ですが、「Sheena & The Rokkets」です。これはシーナさんの本名、悦子とロックを掛け合わせたものだったとか。
そして、がん進行中と思われる映像の中でもたばこ片手にインタビューに答える。そして、全然弱みを見せずに最後までかっこいいロッカーでしたね。先日のロック葬もものすごい弔問客だったそうです。ご冥福をお祈りいたします。
朗報
その一方、明るいニュースが。
2000年に解散していた、The Street Sliders(ストリートスライダーズ)が、活動再開します。それも、いきなり武道館公演です(5月3日)。
ヴォーカル&ギターのハリー(村越弘明)は2021年に肺がんの治療中であることを公式に発表していました。手術で除去するのが難しい場所で、化学療法を行っているようです。発表時には既に退院し、治療を続けているということですが。
ハリーはちょっと心配なんですが、状態がいいのならば、年数回でいいので、ライヴをやってほしいですね。そして、復活のアルバムも期待しちゃいます。
それでも、ハリーの2022年はライヴを数回行うなど、予想外の元気さを見せてくれていました。わたしゃ、はっきりいって「もう終わった」と思っていたんですよ。
なんと、スライダーズの公式YouTubeチャンネルも開設されました。まだできたばかりで、映像は少ないですがね。これからに期待しましょう。
そして、スライダーズのこれまでのアルバムですが所属のEpicから正式なアナウンスはないものの、ほぼ廃盤状態のような感じで、非常に流通量が少ないんです。これを何とかしてもらいたいですね。
今回、予定していた記事を飛ばして、緊急にアップいたしました。
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