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2023年5月29日 (月)

台湾的朝餐

2023年5月11日

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<Olympus OM-D EM10/ED14-42mm>

話はいきなり高雄に飛びます。

その前の台北の台北駅北側、太平路あたりでは台湾の典型的な朝食を提供する店を見つけられませんでした。

さて、高雄では…。

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<PowerShot>

高雄で泊まっていたのは、MRT市議会駅近くでした。六合夜市に徒歩圏内なんですが、朝食を提供するような店もチェックします。

そして、朝。宿から一番近い店にしてみました。

サンドイッチを店頭で売り出すようなところでもありますが、店頭にメニューが表示してあります。ここでスマホを向けてグーグルレンズを活用したいところですが、これまで未食で食べてみたいリストのトップにあったものを見つけましたので、口頭注文いたします。

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<PowerShot>

それは、蛋餅(ダンピン)です。

実際には具をどうするとたずねられ、ハムにします。おばさん、冷蔵庫からハムを取り出し再確認していましたが。

蛋餅とミルクティにしました。これまた、砂糖はいるかどうかも確認されます。当然入れてもらいました。

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<PowerShot>

さて、蛋餅とはなんぞや…。卵焼きをクレープ状の生地でくるみ、焼いたものです。注文のハムもふんだんに使われてますね。

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調味料も添えてくれたので、ケチャップをかけてみました。もうひとつはウスターソースだったと思います。使いませんでしたが。

これ、熱々のモチモチです。美味し。

皿がビニールで覆われているのは、洗う手間を考えてのことでしょうね。

台湾ではカップや容器、箸にレンゲなどが使い捨てであることが多いです。特に安い食べ物を出す店ではそうです。

料金は飲み物と合わせて65元でした。財布にも優しいです。

☆画像の加工がなかなか進みませんで、時系列に沿ったレポートとはならず、ランダムに記事をアップしていきますので、よろしくお願いします。ここ2日間でだいぶ進みましたが。でも、動画もあるんだな。

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2023年5月26日 (金)

淡水を歩く

台湾の鉄道遺構<1>

2023年5月9日

実質的な台湾の初日。3年以上海外からは遠ざかっているので、あまり遠出はせずに近場で肩慣らしといったところです。

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<Olympus OM-D EN10/ED14-42mm>

と、いうことで、淡水に行くことにしました。

淡水を最初の目的地に選んだのは、もちろん近場ということもありますが、前回使い残しの悠遊卡<*1>をMRT駅のチャージ機<*2>で確かめてみたら、まあまあの金額が残っていたので、それではMRT淡水信義線の終点である淡水まで行ってみようかという、何でもない理由からでした。

そして、淡水は前回も前々回も訪れていないので、ものすごい久しぶりになります。それにしても、たまに小雨が降ってくる始末で、なかなか肌寒いです。

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<OMD10>

これは、初代総統のあの人かな。中国本土から逃れてきた。

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<OMD10>

これまで歩いていたのは中正路といい、淡水老街ということになっています。と、いっても商店が続く程度で、それほど面白くはありません。それでも、イカせんべいみたいなものの試食品を渡されたりしましたが。

淡水河沿いの道に出て引き返すことにします。

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<OMD>

向かいの山の付近まで、渡し船が出ています。漁船も出ていました。

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<OMD10>

本日の天気はとても金色とはいえません。

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<OMD10>

淡水老街への入口あたりに蒸気機関車が静態保存されていました。MRT淡水駅からはちょっと離れた場所です。

きちんと、線路もあります。

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<OMD10>

BK20型とでもいうのでしょうかね。

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<OMD10>

実はMRTができる以前、台湾鉄路管理局(台鉄)<*3>の淡水線<*4>が敷設されていたのです。開業が1901年ですから、日本の植民地時代です。廃止は1988年。非電化であったため、機関車が客車を牽引するか、ディーゼル車両であったと思われます。

軌間(ゲージ)は1067mmですので、JRの在来線の大部分と多数の私鉄が採用しているものと同じです。現在の台鉄もすべてが1067mmです。

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<OMD10>

淡水線のことは知ってはいました。

日本の鉄道作家の草分け、宮脇俊三の著書、「台湾鉄路千公里」にも淡水線のことが触れられていたように思います。実はこの文庫版(角川文庫)はずっと昔に台北の新光三越<*5>台北駅前店の書店で見つけたものです。すでに、日本では絶版になっていたのではないでしょうか。

宮脇氏の著作は1980年初版で、当時の台鉄全線と阿里山森林鉄路、台湾糖業の一部に乗っていたようです。まだ、台東から先の現在の南廻線ができてなく、相当な苦労を数日で達成したようです。

この日はたまたま、淡水に行きましたが、ええもん見せてもらえましたわ。この先も順調であることの予兆でしょうか。

とはいえ、この日はなかなか旅の勘が戻らずに、やたらと歩いていたように思えます。

注釈

<*1>英語名、Easy Card。台北発祥の非接触型プリペイドカード。現在はほぼ台湾全土で通用する。高雄発祥の一卡通(iPASS)も全土で使えます。以前は使用地域が限定されていました。2016年購入のカードもちゃんと残額が残っていて使用できるので、台湾を再訪するつもりの人は払い戻さないほうがいいと思う。カード自体は100元かかります。

<*2>駅にあるチャージ機は入れた額がそのままチャージされ、釣銭が出ないので、コンビニでチャージすることをお勧めします。

<*3>正式名称が臺灣鐵路管理局、略称「臺鐵」(TRA)ですが、ここでは台鉄と表記させていただきます。

<*4>台北ー淡水間。全長21.2km。MRTの計画とともに廃止。

<*5>台湾の新光グループと三越グループの提携によって生まれた台湾企業で百貨店を展開している。特に台北駅前店のビルディングは台北101が完成するまでは台湾で一番の高層建築でした。

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2023年5月24日 (水)

渋すぎる宿

2023年5月8日~10日

台湾レポ始めます。

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<PowerShot>

台北桃園国際空港からMRT<*1>で約1時間。すでに陽は落ちておりまして、暗い台北車站<*2>北側の道を地図で確かめながらなんとか宿にたどり着きました。

今夜のねぐらはこちらです。んー、なんとも渋すぎる。

でも、なんとなくですが実態はわかっておりました。それは、下川裕治氏の著作、「週末台湾でちょっと一息」(朝日文庫)<*3>で取り上げられていたからです。

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<PowerShot>

フロントのある階は階段を上がった2階で、チェックイン手続きをしていると、我が同胞に見える人物が英語でタオルを要求しに降りてきました。その後ろで、女性の声もきこえます。しっかし、物好きだなー。ま、ワタクシもそのひとりなんだけど。

ここで、宿泊費1530元<*4>を支払います(2泊分)。Agodaでは現地払いだったためです。しかし、ありがたいことにクレジットカードが使えました。

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<PowerShot>

案内された部屋はやはり狭いです。フロントから2階上なので日本式の4階<*5>ということになりますが、部屋番号は5から始まります。

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<PowerShot>

このようなシンプルな宿なので、アメニティも少なくミネラルウォーターのボトルもありません。画像に写っているものは成田で買ってきたものです。

フロントの男性が案内の道すがら、3階のウォーターサーバーを示してくれましたので、まあ問題はないです。それに、買ってくればいいことだし。

分不相応なテレビもあります。見なかったですが。

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<PowerShot>

なんと、バスタブがあります。

今回宿泊したところで、唯一バスタブのある所でした。

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<PowerShot>

しっかし、年季が入ってるな。だからといって、ここでお湯をためるなんてことは致しません。

栓がないなと思ったら、洗面台の上の小さな引き出しにひっそりとあることを確認しました。

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<PowerShot>

宿の唯一のアメニティです。

歯ブラシ、シャンプー、ボディシャンプー、石鹸、以上。

使うことはないなと思いましたが、自分の洗面セットを確かめると、石鹸箱はあったものの、中身は空でした。よって、1泊目はボディシャンプーを使いました。

ちなみに、この旅社でもあるくらいですから、台湾のホテルにはこれらはどこでも用意されているはずです。その分、身軽になることも可能ですが。

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<PowerShot>

これまた、年季の入った扇風機です。

でも、使いません。

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<PowerShot>

と、いうのも、全館集中冷房なのでした。

布で覆われているのは、フロント男性が「寒かったらこうすればいいから」というので、終日そうさせてもらいました。

ちなみに、1~2日目は肌寒さも感じるくらいでした。

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<PowerShot>

台湾の常識というか、一部のホテルではサンダル常備です。意外と使えます。

床は割と奇麗ですが。

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<PowerShot>

最上階からの眺めです。周囲の建物も合わせて渋い。5階に相当するところです。

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<PowerShot>

ここがどういうところかというと、半屋上みたいな感じです。誰もが使えそうな(使いたくなさそうな)洗濯機が2台。物干し場と集中冷房の機械がありました。

実はこの背後にも2部屋あるのでした。

部屋には窓がなく、ここで解放感を味わうのでございます。

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<PowerShot>

宿はこんな路地の突き当りにありました。

このような感じで今回の旅は始まったのでありました。

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☆台湾は繁体字を使用していますが、フォントに出ない文字もありますので、その場合はご容赦を。そして、注釈もつけておきます。徐々に減っていくと思いますが。

<*1>桃園捷運。2017年の開業ということで、2013年1月以来の台北なので、初めて利用することになった。空港から台北車站まで150元。いまだに10元割り引かれております。

<*2>車站。鉄道駅のことをこう書きます。

<*3>2013年初版。第二章「台湾式連れ込み安宿に流れ着いた」にこの嘉禜大旅社(当時の名称)が登場します。

<*4>台湾の通貨で、正式にはNew Taiwan Dollarですが、ここでは通称の「元」を使用します。手数料込みで市内の銀行の交換レートで、1元が約4.48円でした。

<*5>日本の植民地時代の影響か、「4という数字は死に通じる」ということでしょうか、ホテルに4階や4号室がなかったりします。列車にはさすがに4号車はありました。

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2023年5月22日 (月)

Queenのターニングポイント

かすてら音楽夜話Vol.166

今回、何度目かのQueenを取り上げます。

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見慣れた1980年頃のQueenです。

左から、Roger Taylor(ロジャー・テイラー:Drums)、John Deacon(ジョン・ディーコン:Bass)、Freddie Mercury(フレディ・マーキュリー:Vocal Keyboard)、Brian May(ブライアン・メイ:Guitar)という不動のラインナップです。フレディが唯一無二のヴォーカリストですが、ロジャー・テイラーが歌う曲もアルバム中にはあります。そして、全員が曲作りをします。

さて、クイーンというと誰もが認めるビッグな存在なんですが、デビュー時にはまったくメディアからは認められないバンドでした。

デビューは1973年のアルバム『Queen』(邦題「戦慄の王女」)でしたが、当初から多重録音による重厚なコーラスとたった4人による演奏とは思えない複雑な曲の展開などに、イギリスの評論家たちはそれまでのロックの概念から外れていたため、酷評されることが多かったです。しかし、翌年のセカンドアルバム『Queen II』の全英5位という結果に引っ張られるように、デビューアルバムのチャートインし、1976年に24位まで上昇するというロングヒットとなったのです。

クイーンもアメリカ進出を果たしたのですが、まだまだトップバンドとは認められず、人気に火が付いたのは日本だったのでした。

これは日本だけの話かもしれませんが、The Beatles(ビートルズ)の解散以来、第二のビートルズ、ネクスト・ビートルズを探し当てて、またひと山当ててやろうという風潮がレコード会社や興行会社…いわゆるギョーカイにはあったように思えます。

すなわち、イギリスから発掘してきたバンドをその座に据えようというような。

それが、Bay City Rollers(ベイシティローラーズ)などであり、売り込む対象はティーンエイジャーの女子です。レコードを売り出すだけじゃなくて、今でいう「ヘビーローテーション」(音楽番組などで集中的にその曲を流すこと)を行い、「明星」「平凡」にとどまらず、学習雑誌(「中〇時代」「中〇コース」などなど)にも、カラーページを掲載、果てはバンドを招聘し、本国でも演奏したことのない、武道館などのデカい箱でライヴを行わせたりしました。

なんと、その中にですね、クイーンも入っていたのです。クイーンファンもフレディがインド人でゾロアスター教徒であること、今でいうLGBTQであること(もしかしたら、当時はLGBTQではなかったかもしれませんが)も誰もが知る由もなく、長髪で髭もありませんでしたので、ドラムのロジャーとともに女子にキャーキャーいわれていたものです。

 

映像は1977年発売のアルバム『News Of The World』収録の「We Are The Champions」(邦題「伝説のチャンピオン」)でした。

こんな感じのライブ(映像自体はオフィシャルビデオで、オリジナルのシングル音源に映像を重ねたものです)をやっていたわけです。でも、フレディの衣装が身体にぴったりと張り付くタイツで、胸元が大きくあき胸毛が強調されております。フレディが過激になっていく前段階ともいえますね。

1970年代中期から始まったイギリスのバンドの日本における一大プロモーションはベイシティローラーズの人気の陰りもあって、すでに下火になっていました。クイーンもすでに「Bohemian Rhapsody」をリリースしていて、アメリカでも知名度は高まっていた頃ですが、まだ「絶対」という存在ではありませんでした。

ベイシティローラーズが「Saturday Night」でビルボード1位を獲得しているというのに、この曲でも4位止まり。その後も、ヌード女性が自転車レースをするというジャケットの話題作「Bicycle Race」等をリリースしていましたが、どうもぱっとしませんでした。

そこで、ある種の方向転換を図ります。

 

1979年リリースのシングル、「Crazy Little Thing Called Love」(邦題「愛という名の欲望」)です。

フレディをはじめ、全員がライダーズスーツに身を固め、50年代のエルビスを彷彿とさせるような曲調なんですが、これでついにビルボード1位を獲得しました(1位の時点では1980年)。

それにしてもすでにLGBTQになっていたと思われるフレディが女性に囲まれる映像というのもすごい。割り切り方といい、その点はプロです。

さて、この曲は1980年のアルバム『The Game』にも収録された、いわば先行シングルなんです。

トップの画像は、『The Game』からいただいたものです。撮影時点はこのシングルのころと思われます。このアルバム、クイーンがついにシンセサイザーを導入したことが話題になりました。先行シングルでアメリカに浸透したクイーンですので、次に紹介する曲もビルボード1位を獲得します。

 

「Another One Bites The Dust」(邦題「地獄へ道連れ)でした。

先行シングルの時点ではまだフレディに髭はなく、この曲(アルバムからのシングルカットは4枚目)ではもう立派な髭を蓄えております。曲を作ったのはベースのジョン・ディーコンで、これまでほとんどのシングルはフレディかブライアンだったのですが、彼もついに才能を発揮しました。

おまけ

さて、5曲のシングルが収録され、うち2曲がビルボード1位というお買い得のアルバム、『The Game』なんですが、こんな曲もあります。

 

「Don't Try Suicide」(邦題「自殺願望」)。…邦題、意味が逆ですわ。

これ、某氏に聴かせたいですわ。…おあとがよろしいようで。

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2023年5月21日 (日)

台湾から帰国しました

すでに、19日深夜に帰国いたしました。

最後にアクシデントがあったものの、いつもと変わらずやっております。

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<OLYMPUS OM-D EM10/ED14-42mm>

今回たどったルートをおさらいしておきます。

2023/05/08 成田ー桃園 台北泊
2023/05/09 台北泊
2023/05/10 台北ー高雄 高雄泊
2023/05/11 高雄ー台南 台南泊
2023/05/12 台南泊
2023/05/13 台南ー斗六 斗六泊
2023/05/14 斗六泊
2023/05/15 斗六泊
2023/05/16 斗六ー新竹 新竹伯
2023/05/17 新竹ー台北 台北泊
2023/05/18 台北泊
2023/05/19 桃園ー成田

11泊12日の台湾としてはやや長めの旅であったと思います。自分自身も台湾で一番長い日程でした。

今回は台湾のローカル線にできるだけ乗ってみることと、ある種の鉄道遺構のようなものを訪ねることを軸に、その他の観光的なことを絡めることをコンセプトとしました。

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<OMD10>

また、寄る年波に従うこととして、現地行動時の荷物を軽減化したため、持参のカメラも軽いフォーサーズのオリンパスとコンデジのPowerShot(こちらでは動画も撮ります)にして、交換レンズを持っていかないことにしました。レンズは14-42mm(フォーサーズは35mmフルサイズ換算で単純に2倍と考えてください。従って28-84mmズームということになります。)のみで、それ以下、それ以上の画角に関してはPowerShotを活用することに割り切りました。

そのため、今回の画像データは<OMD10>と<PowerShot>ということにさせていただきます。

なんともまだまだ、画像の処理が追いつきません。今のところ、次の旅が控えていないもので(でも、計画はすると思います)記事もゆっくりとアップしていこうかと思います。

それに、まだ、沖縄の記事も終わってないし、ほかのストックもあるし、音楽話も書きたいし…てなところで。

ま、ワタクシのことですからかなりしつこく記事は上げると思いますので、覚悟してくださいませ。新しいカテゴリーも作りました。

とりあえず、本日はこんなところで。

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2023年5月18日 (木)

悲しみの平渓線

台湾最終日です。

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本日は基隆に向かい、その後、瑞芳へ。

画像はこれまた廟の前に並ぶ基隆の屋台群です。

瑞芳から平渓線というローカル線が、出ています。これまで乗った中では一番の人気路線でした。

ワタクシに起きた悲劇はここから。

十分という途中駅があり、単線のため、ここで上下線のすれ違いのため、待ち合わせを行います。

ちょっと時間があったので、Olympus OM D EM10という今回のメインカメラの電源を入れると誤作動が起き、以後撮影不可に。なんてこったです。

幸い画像が読めることから、購入時に付いてきたキットレンズに問題ありと考えます。戻ったらもうひとつのレンズを付けて確認してみますが。

Trc0745

パワーズームなのできっと故障は来るよなと、思っていましたが、やはりです。

同じメーカーの手動ズームの大口径レンズはメーカー価格で10万くらい。

今回は身軽にズームひとつ。これで撮せない範囲はPowerShotで撮るというやり方でした。不幸中の幸い、最後の最後でイカれたので諦めはつきます。

そしてワタクシ自身にも悲劇は起こったのでした。

終点で折り返し、改札を通ると、すっ転んだのです。しかも前のめりに。

 打ち所が妙なところではなく、その点は大丈夫そうです。

でも、途中下車しようかという気は消え失せ、そのまま台北に戻って来ました。

締まらない最後となりましたが、これも旅です。

それでは、この続きは日本でやろうぜ。


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2023年5月17日 (水)

台北に戻る

台湾10日目になりました。

新竹から台北に戻りました。今回は台北駅南側で、まあまあイカした宿です。ちゅうか、この界隈には台北駅北側のような雰囲気はありません。

宿のすぐ前が新光三越。台北101ができるまでは、台北で最も高さを誇ったビルです。丸亀製麺はあるわ、和民もサイゼリヤも何でもアリでございます。めっちゃ繁華街なので、朝食の店もかなり発見しております。

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そんな感じですが、本日は荷物を預かってもらいまして、昨日面白かった廟のあたりを歩いて来ました。

そして、新竹も台北も晴天で気温は軽く30度を越えた模様です。

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画像は新竹の東門です。

明日、最終日となります。まだ乗っていないローカル線を訪ねてこようかと。

余裕があればまた報告します。

出来なかった場合、帰国してからランダムに記事を上げて行きますので、また宜しくです。


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2023年5月16日 (火)

内灣線

旅が終わりに近づいております。9日目となりました。

本日の滞在地は新竹です。

風が強く、米粉(ビーフン)の一大生産地です。

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てなことで、ビーフン2種を食べ比べなんてこともやってみました。

そのうちの一軒はこんな感じのところですが、実態はもっとすごいです。ネタばらしは、後日行いますが。また、よろしくお願いします。

さて、新竹にやって来たのは、これだけが理由ではありません。

連日「 金矢 」にこだわるのですから。

新竹からやはりローカル線が出ていまして、内灣線といいます。これに乗って来ました。

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かつては、単線ディーゼルの赤字に間違いない路線でした。

それが新竹にも、台湾高速鐡道が走り駅が新設されます。その駅と新竹駅を結ぶために利用されたのが内灣線なのです。高鐡新竹駅に台鐡六家駅が隣接し、内灣線の竹中駅まで六家線が新設されるとともに、新竹ー六家間は電化されました。そのため、内灣線を完乗するためには、竹中で乗り換えが必要となりました。

それでも内灣線は近年のレトロブームに乗ってか、観光客もかなり多いです。ま、座れないほどじゃありませんが。

終点の内灣は山奥のレトロタウンとでも申しましょうか。とはいえ、斗六や西螺のようなシックなレトロではなく、かなり俗っぽいですが。

つうことでレポ終了。

明日はまた移動します。


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2023年5月15日 (月)

集集線と西螺老街

台湾8日目になりました。相変わらず蒸し暑いです。

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本日、ローカル線である集集線に乗って来ました。

西部縦貫線の二水というところから6駅だけ延びる非電化路線です。斗六から二水まで3駅。接続はかなり良かったです。

終点(残念ながら日本語のフォントにない文字で、現在の環境では入力不可です、あしからず)まで行って、そこのカフェでくつろぎ、戻ってこようと思っていたのですが、なんと集集駅で運転打ちきりでした。

ま、実はここにもナローゲージのSLが展示されていたりしましたが。

仕方がないので、二水、斗六と舞い戻り、バスで昨日行けなかった西螺へ行って来ました。

平日なので、便は比較的ありました。

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ここにも老街があるのです。

また、醤油の生産地でもありいくつかの醤油メーカーがあります。

この丸庄醤油では、醤油アイスを販売していて、55元でございます。クリーミーなものではなくシャーベットに近いですかね。色は黒いもののほのかな塩味です。そして小豆入り。

そんな感じの本日の概要でした。

明日は移動します。再見。


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2023年5月14日 (日)

虎の尾を踏む

どもども、台湾7日目です。1週間が経過しました。

本日、斗六から虎尾というところに行って来ました。

ここに何があるかというと…これです。

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虎尾には台湾製糖の工場がありまして、今もナローゲージのディーゼル機関車や貨車を保有しているんです。

しかも、冬季の間は虎尾の町中を運行するんだそうです。これはアトラクションではなく、実際に製糖のため動いているのですね。

残念なことに、この時期は動かしてないのですけどね。

実際に走るという路線があり、踏切とともに見てきましたが、ほとんど線路に土砂が被っていて、まるでフィリピンかミャンマーの鉄道のように見えました。でも、走る時期にはきちんとメンテナンスすることでしょう。

走る時期には踏切に保守の係がいて、通る時間を教えてくれるそうです。

また、虎尾には、製糖用の鉄橋が残っていて、線路は撤去されていますが、人が歩くことは可能です。

さて、虎尾の次に行く予定をしていた西螺というところがあるのですが、休日ということでバス便が極端に少なく、本日は断念しました。

その代わりといってはなんですが、夜の斗六の老街の写真をアップしておきます。

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ではまた。


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2023年5月13日 (土)

蒸し暑い…

毎度毎度、台湾6日目です。

本日、台南を離れ、雲林県の斗六というところにやって来ました。

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このような素晴らしい老街があるところです。

と、いっても到着したのが夕方で、あまり動き回っておりません。

本格的活動は明日からでございます。

台南にいながら、台南をあまり回ってないことは自覚してます。そのため、チェックアウト時に荷物を預かってもらいまして、安平に行って来ました。

足はバスなんですが、自分の泊まっているあたりからはバス便が極端に少ないんです。

バス停に出向くと、60分待ちとか表示されてまして、しょうがないので、近くの観光スポットを巡って時間を潰しました。

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台南は4回目ですが、まだ見てないところもあったということで…。

ようやくやって来たバスなんですが、激混みでした。もちろん座れず、疲れましたです。

さすがに土曜日で、みんな安平で降りるのかと思っていたら、降りたのは数名。あとの人たちはどこに行ったのでしょうね。

さて、安平ですが、ここも3回目ですかね。

B級グルメ三昧、あるいはフルに観光していると、あとに響きますので、食もふたつくらいにとどめ、台湾一ともいわれる天后廟を巡った程度でした。

それでも時間がかかり、ホテルから台南駅まではタクってしまいましたが。

さて斗六ですが、今回取った宿では最も高額かも。…とはいえ、額に見合った内容ではありません。なんと、宿の人は英語の単語さえ話しません。わかるのはWiFiくらいで。ま、それでもなんとかなるのは観光業従事者と旅行者のあうんの呼吸みたいなものでしょうか。

今現在台湾のホテルは外国人客を取り戻したいようで、かなりディスカウントしてます。ところが、斗六のホテルは以前と根付けが変わりませんね。一応「歩き方」などでは雲林に高鐡の駅が新設されたときからどんどんページを増やしているのですが。

どうも外国人には知名度が低いようです。ヤムの会関係者でもまだ誰も訪れてないようで。

それにしても台南も嘉義も、ここ雲林も曇り時々小雨で太陽が出ません。かなり蒸し暑いです。

さて、明日は近場に足を延ばしてみますが、天気次第で行き先は変わると思います。

んでは、また。


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嘉義の鉄分

毎度、台湾5日目です。

本日はどうしても行ってみたいところがありましたので、数時間ですが、足を延ばしてみました。

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それは、嘉義にある阿里山森林鐡路車庫園區というところです。

まずは、宿の近くでB級グルメを食したのち、台南から區間車(自由席の各駅停車)で嘉義へ。ざっと1時間程度でしょうか。

そして徒歩で向かうのですが、地方都市になればなるほど歩きにくいです。バイクが歩道を占領していたりしましてね。台南も同じくです。

ここは車庫が隣接していまして、鉄分補給にはもってこいの場所です。

だったら本物に乗れよというところですが、2002年に乗っております。ただ、当時はデジカメのストレージがとんでもなく小さく、その割にカードも高額でしたので、旅では使い物にならず、フィルムカメラのみを持参しました。

そのため今回がお初のデジタル画像なんです。

わざわざ嘉義まで行ってきたので、これで引き返すのももったいないので、嘉義名物の鶏肉飯を頂いて来ました。

しかし、途中円環というロータリーがあり、かなりさまよってしまいましたが。

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台南に戻り、夕食後にこちらに出向いてみました。

神農老街です。コロナでどうなっているかと思いましたが、以前と変わらないですね。

一番奥では、カラオケ付き野外レストランと化していましたけど。

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…という感じで、締めたいと思います。

明日は、移動します。


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2023年5月11日 (木)

「鉄分」多めで

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台湾4日目です。

前回の記事で、鉄道のことに触れていましたが、これに乗ってみたくて旧高雄港駅に行って来ました。

高雄のLRTです。2016/2017年の年末年始に高雄にやって来ましたが、その時にはライトレールの走行は始まってましたが、ごく一部の開業でした。それからどんどん路線を延長し、現在3ヶ所でMRTと接続しています。将来的には、環状線にするそうで…。

これに乗るために西仔湾まで行きましたが、かつての高雄港駅のホームが再現されてました。

ここにミニ鉄道博物館ができていて、けっこうよかったです。「日本人ですか?日本語のパンフレットありますよ」と係の人に日本語できかれました。今回は見破られたと。

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わたしゃメガネが台湾人、あるいは中国人が好む形らしく、わりと中国語で話しかけられることが多いんです。まずは、タイガーエアのアテンダントに即座にでしたから。

さて、ライトレール乗車後に向かったのが、台湾糖業博物館でした。ここに超狭軌の車両とディーゼル車が多数保存されているヤードがあるのです。土日祝日だけ実際に人を乗せて走るそうで。でも、そのあたりは野犬に注意の看板がやたらとありました。

ここで昼食にしたんですが、店のオヤジさん台湾語で話しかけてきまして「我是日本人」と断りを入れましたが。

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そして、荷物を預けているホテルに取って帰し、台鉄高雄駅へ。

なんと地下化していてびっくり。発車5分前に取った列車がプユマ号でした。

高雄からわずか27分、台南到着です。

駅から20分くらい歩きましたが、またしてもビジネスホテルです。部屋はさらに広くなり、値段もさらに安いです。これもプロモーションなんでしょうね。

ご存知、台南は美食の都市。いやB級グルメタウンとでも申しましょうか。取りあえず、有名どころふたつで食事をしまして、本日のシメといたしました。

明日も台南に滞在します。


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南にやって来た

ども、台湾3日目です。

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これに乗って、高雄までやって来ました。

今回、ちょっとした自分なりのテーマがありましてね。それは「台湾の鉄道の未乗車区間を乗ってみる」というものなんです。

台湾鉄道でいうと、瑞芳ー台東が残っていて、東回りの自強号もあるんですが、台湾高速鉄道では台南ー左営がまだでしたので、時間を優先してこちらを利用しました。

台北10:31発、左営12:05到着。途中、板橋と台中だけ止まるハイスピード列車で、そのままホテル直行しても部屋に入れない可能性がありましてね、左営で飯を食ってMRTに乗り換え、なんとか部屋に入ることができました。

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高雄といえば、夜市ですよね。

今回の宿は、六合夜市に徒歩10分もかからないというロケーションです。狙ったわけで取った宿ではなかったのですが。

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六合夜市では写真もたくさん撮り、いくつか買い食いもしました。

さて南まで来ると、ちょっと暑いくらい。台北も本日は天気に恵まれ、暖かかったです。気温は高雄で30度いくかいかないかくらい。快適といえます。

ホテルはいわゆる「商旅」、ビジネスホテルですが、台北の宿とほぼ値段がかわりませんでした。Agodaのプロモーションだったのかも。

残念なことに、明日はまた移動するんですけどね。ま、近距離なんでだいたい予想はつくかと。

んでは、また。


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2023年5月 9日 (火)

台北は涼しい

ども、台湾2日目です。

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昨日も少し触れましたが、今泊まっているのが、台北駅北側で、こんな感じの雰囲気です。

完全に下町なんですが、どういうことか豆乳と餅(粉もの、パンの類)を早朝から出す店が見つかりませんで、不本意ながらコンビニでランチパックを買ってきたりしています。

台北駅南側まで行けば、下川裕治情報ですが、「ある」とのことですが、そこまで頑張らなくてもまあいいだろうと自己判断しました。

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まだ旅の始めということで、次の場所への移動手段の確保、チケット予約を済ませたのち、台北(一部新北市内)市内をブラつきました。

画像は孔子廟にあったキャラ、「孔子ちゃん」です。台湾って何でも可愛くしますよね。蒋介石が見たらなんというか想像できそうな。

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今回唯一の忘れものがありましてね。それが石鹸だったんです。今泊まっているチープなゲストハウスでも、極小石鹸と一回分のボディソープは用意されてますけど、使いにくいのでコンビニに買いにいったらありませんで、ドラッグストアならあるだろうと出向いたのが、こちら。

「松本清」でした。

液体ソープはけっこうありましてね、でも家庭用サイズを買ってもしょうがないので、店員にききましたよ、英語で。でも「Bar Soap」が理解できないようでGoogle 翻訳でなんとかゲット。でも種類は少なく、いずれも日本製品で一番安いのが、よく見かける牛のマークの赤箱でした。

それがまた日本より高いでございます。

さて台北ですが、気温が23度くらいで日本よりも涼しいと思います。こちらの人はほとんど上着を着てますね。中にはライトダウンなんぞ着ている人もいるくらいでして…。

わたしゃ持参の服がすべて半袖です。唯一、冷房対策で古いユニクロのパーカーを持ってきただけ。でも、こんな気候だったら、常時活躍しそうですが。

朝は絶対東京より涼しいです。半袖では寒く感じる人も多いと思いますね。

つうことで、2日目レポを終わります。


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2023年5月 8日 (月)

虎で台湾

1ヶ月くらいのうちに2回目の成田でございます。

今回は3年4ヶ月耐えに耐え、ついに海外脱出いたしました。「虎」とはチャイナエアの子会社であるLCC、タイガーエア台湾のことです。

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なんとなく成田で予約入れましたが、羽田便もあるし、その気にはならないと思いますが、茨城からも飛んでたりします。

また、台北桃園だけでなく、高雄へも便があるんですね。

アテンダントは全員台湾人でしたが、なかなかセンスのいい制服でしたよ。スカートの人はいませんが、上がオレンジ色のシャツ。下は黒のパンツです。

男女ほぼ同じなんですが、女子は腰にベルトではなく、タイガー柄のスカーフ状の布を締めております。その端を長めに腰のところで出しています。後ろにあれば、虎の尻尾ですけどね。

さて入国にはなんら問題ありませんでしたが、相変わらず長蛇の列でした。でも以前よりは早く進んだかと。

振り返ってみると、台北は10年ぶり。その間にMRTが空港まで来たんですね。

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そんな感じですが、台北ではなかなか渋~い宿に泊まってます。やや狭く窓なしゲストハウスですが、必要最低限のものはあるところです。台北駅がすぐそばという最高のロケーションです。

この界隈、ビンボー旅行作家の下川裕治氏がよく泊まるそうで、この宿にも泊まったみたいです。あともう1軒みつけました。

こんな感じで連日お騒がせすると思いますが、宜しくお願いいたします。


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2023年5月 7日 (日)

台湾のちカンボジア

ゴールデンウィークまっただ中、ヤムの会で集合いたしました。

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<PowerShot>

場所は、押上。

そう、東京スカイツリーですね。ここで台湾まつりを堪能しようとしていましたが、混雑で身動きが取れません。

つうことで、近くの町中華に移動しまして、馬鹿話に興じたのであります。

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<PowerShot>

その後、トーマスさんと代々木公園に移動。

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<PowerShot>

カンボジアフェスティバルに行って来ました。

こちらも物凄い人出でございました。

実はこの記事は新たに購入したタブレットで書いております。ある意味テストみたいなもので、ゴールデンウィーク明けの月曜日から、これを駆使して報告記事をしばらくの間、続けます。

今回の詳細は、後日きちんと書きますので宜しくお願いいたします。

kimcafeさん、スクムビットさん、トーマスさん、お付き合い下さりありがとうございました。

 

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2023年5月 5日 (金)

ユーミンの「弟子」

かすてら音楽夜話Vol.165

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閑話休題、1か月ほど音楽話から遠ざかっておりました。

他意はないのですが、旅レポがたまっていたからです。でも、そろそろ次の旅も迫っているということで、旅レポが終わりそうもなく、それをだらだら書いていても、書き手としても新鮮味がありませんので、当ブログのもひとつの柱、こちらも入れていこうと。

さて、画像のイラストはユーミンこと、松任谷由実なんですが、雰囲気出ていますよね。こちら、安西水丸画伯によるアルバム『Pearl Pierce』の中ジャケにあるものです。ど素人の絵じゃありません。

さて、タイトル「弟子」としましたが、職業作曲家や作詞家には弟子が存在します。元祖ニューミュージックともいえる、ユーミンが徒弟制度のようなことをしているはずもないのですが、それでも弟子といえそうな存在の方が数名おります。

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<須藤薫>

最も有名な例としては、沖縄出身の麗美というシンガーを全面サポートしてデビューさせたことが知られています。ですが、彼女の活動は1995年を最後に途絶えております。

ま、わたしゃ彼女についてはほぼ知りませんので、この程度にとどめます。でも、旦那もサポートメンバーに加わり、ここまで厚遇した例は珍しいと思いますね。

 

ワタクシが押したいのは須藤薫なんです。音声のみですが、1980年リリースのアルバム『Surf & Snow』のバックコーラスに全面的に起用された人です。曲は「サーフ天国、スキー天国」です。

昨年リリースされた『ユーミン万歳』に収録されたもので、リミックスされているのでややオリジナルとは音圧などが異なりますが、須藤薫さんのユーミンを追うようなコーラスが印象的です。

残念ながら2013年にお亡くなりになってしまったのですが、ご健在ならば現在69歳。1954年1月生まれのユーミンより1学年下ということになります。

デビューは1979年の12月ということなので、遅咲きながらその実力を買われての起用ですね。その後もコンスタントにアルバムをリリースされていたのですが、ややブランクがあり、1999年に杉真理とのユニット須藤薫&杉真理を結成し、しばらく活動ののち活動が途絶えました。この時すでに病魔が忍び寄っていたものと思われます。

シンガーとしては大成功とまではいきませんでしたが、『Surf & Snow』で一躍注目を集め、その後の活動の糧になったことでしょう。

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<JUJU>

もうひとりは、JUJUです。

この方、wikiでも長らく年齢不詳だったのですが、1976年生まれということがわかりました。

ワタクシが注目するようになったのはNHKで放送されていた旅番組、「世界はほしいモノにあふれてる」からです。三浦春馬と司会を担当(三浦が死去後からは鈴木亮平)していたのですが、番組でのボケ・突っ込み具合が絶妙で、なかなかいいキャラクターだなと思った次第です。

外見とは裏腹ですわ。

そんな彼女が昨年リリースしたのが、『ユーミンをめぐる物語』というカバーアルバムで、もちろん、全曲松任谷由実の曲が並びます。それにしても、ユーミン自身もデビュー50周年ベストアルバムが『ユーミン万歳』ですし、JUJUも「ユーミン」をタイトルに持ってくるというのはなかなかの力業ですわ。

 

つうことで、JUJUヴァージョンの「守ってあげたい」でした。

彼女、NHKの「SONGS」でもユーミンへの思いを深く語っていたんですよね。にしても、「錦鯉」が出てくるとはね。

そして最後は。

 

一十三十一(ヒトミトイ)の「Flash of Light」でした。

この人、ユーミンとのかかわりはほぼないと思われます。

音のつくりもユーミンとは全く異なりますが、この声ですよ。もう間違いなくユーミンを意識してるでしょ。こりゃ、ユーミンの弟子認定ですわ。

曲もミュージックビデオもシャレオツそのもの。途中水着着用の一十三十一も出てくるんですが、このあたりも元祖であるユーミンを意識しているかな。

なんとですね、40年近く前になりますけど、ユーミンもプロモビデオの中で、レオタード着用で歌うシーンだってあるんですぜ。曲は「Destiny」だったかな。それに、葉山マリーナだったかのライヴでは水着でずぶぬれになって歌ってるんですぜ。今じゃ考えられないですけどね。

こんな3曲いかがだったでしょうか。当ブログではアーティストや曲のリクエストも募集しております。コメント欄でその旨、お伝えください。バナークリックで応援もよろしくお願いします。


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2023年5月 1日 (月)

軽食でもガッツリ@軽食の店ルビー

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<PENTAX KP/DA15mm>

首里から戻った日の夕食の話です。

こちら、沖縄県庁付近の眺めですね。6月だったか沖縄でバスケットボール男子のワールドカップが開催されるとのこと。でも、単独開催ではなく、フィリピンとインドネシアとの共催なんですね。

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<PowerShot>

またしても、ガイドブックに紹介のあった店にしてみました。

宿泊しているのが、松山ということろで、こちらは泊というところです。ゆいレール美栄橋駅から徒歩15分とありますが、30分近く歩いたような気がします。

松山交差点から国道58号線を北上します。途中、フェリーターミナルが出現しました。ここから座間味、渡嘉敷などに航路が伸びています。写真は撮ってないです。

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<PowerShot>

外観に反して中は結構年季が入った感じです。

対応に出た店員さんは外国人でした。もちろん、日本語対応です。そして、女性の店員も外国人です。調理は日本人がやっているようです。

ここ、メニューが多いのですが、コトを複雑にしているのは自販機で食券を購入することでした。なんか、ますます迷路にはまりそうですわ。

そこで、ガイドブックの写真で紹介されていたものを頼むことにしました。

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<PowerShot>

来ました。フーチャンプルです。んー、やはりというか山盛りの白飯です。全然、軽食じゃありませんよ。

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<PowerShot>

初日の三笠はそうめんスープでしたが、ルビーは赤だし風の味噌汁です。

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<PowerShot>

こちらがフーチャンプル本体です。要するに麩を野菜各種と炒めたものですね。

麩は三笠の「牛肉と豆腐のニンニク炒め」にも少し入ってました。麩とは何ぞやと調べてみましたら、グルテン、つまり小麦粉から作られているとのことです。

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<PowerShot>

まあ、ワタクシの居住地でも親戚の住んでる地域でもこれは日常的に食べるものではなく、精進料理であるとか、悪くいえば、池の鯉のエサですよね。

そういや、バンコク郊外で某氏が麩を買って、ナマズにやってたよな。アユタヤでも着色した長~い麩を巨大なビニール袋に詰めて売っているところがあったし。タイ料理でも麩が出る料理って記憶にないし。

でも、沖縄のこれはしっかりと味がついています。マーガリンでも使っているような気もします。とてもあの「麩」とは思えません。美味いです。

そして、一見、麩と野菜だけかと思ったら、肉も入っていました。そう、これは缶詰の「スパム」ですね。ハワイのスパムおにぎりを思い出しましたが、断然こっちのほうが美味いです。

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<PowerShot>

この店、内部は結構広くて、たくさんの席があります。カウンター席はないようですが、ひとりないしふたり用のテーブルもたくさんあって、まず待つことはなさそうです。

そして、テーブルにはアクリル板ならぬオレンジ色のプラスティックの薄い板が仕切りとなってます。なんとなく、感じる圧迫感はこのためでしょうかね。現在取り外されたかは不明です。

Okc0071

<PowerShot>

これはあるみたいでしたが、パスしてコンビニで買って後でいただきました。

フーチャンプル、680円でした。数年前はワンコインに近い値段だったみたいですが。

軽食の店ルビー(食べログ)

食べログの値段よりも価格は上がってます。なんでもCランチが安くてボリューム満点だとか。ランチといっても終日やっているみたいです。

宜野湾にも支店があるらしいです。でも、ここが本店のような位置づけで、安室奈美恵も通っていたとか。

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