一気に高雄へ
2023年5月10日
台北から高雄へ移動です。
チケットは前日に窓口で購入いたしました。台北ー左榮<*1>の普通座席<*2>で1490元もしやがります。
さっきまで泊まっていた嘉榮青年旅店の2泊より高いといいたいところですが、わずかに安いです。
今回、台湾高速鉄道<*3>を利用するのですが、料金体系でいえば、早割などもあります。また、台鉄の自強號<*4>とか區間車<*5>で行けば安上がりですけど。
しかし、今回は鉄道の未乗区間に乗るという自分に課したミッションもあるので、これで行きます。高鐵台南ー左榮がまだなんでした。
旅のお供はこれだけ。檸檬蜂蜜水、38元です。なんといってもわずかに94分で到着ですから。
121次列車が入線してきました。途中停車駅は板橋と台中のふたつだけです。
いわゆる台湾新幹線ですが、実際に日本の技術も導入されていて、JR東海・JR西日本で使われている700系を台湾仕様にした700T系という列車が走っています。そのため、通路を挟んで2席と3席となり、日本とまったく同じです。ワタクシの席は2席の窓側。全席が進行方向に向かうため、高雄に向かって山側ということになります。
飛行機と同じタイプのテーブルに詳しく説明があります。英語表記もあり、ピクトグラムもあります。なかなかわかりやすい。
車内誌ですか。
このあたりも飛行機と似てます。
テーブルはドリンクが立てやすいように工夫されていました。
ただし、2007年開業ということで、車両は奇麗に見えましたが、このテーブルを見ていると年月が物語っているような。
ちなみに、USBの充電ソケットもありませんでした。プラの説明にはあるみたいなことを書いてありましたが、わからなかったですね。
トイレにも行ってみました。ドアを開けるとこの状態です。アジアの人って蓋(この場合は便座)しないよね。
車窓です。車内検札はありませんでした。
車内販売もたまに来るくらい。いずれにせよ短時間の利用なので、購入する人も少ないです。ゴミ収集の係の人もたまに通りかかります。
あっちゅう間に到着です。
ワタクシにしたら、かなり長めの動画を仕上げてみましたので、ご覧ください。
こちらのほうがよくわかるでしょう。乗り疲れのようなものを感じる以前に着いてしまいました。すこぶる速いです。
注釈
<*1>現在のところ、台湾高速鉄道の南側の終着駅。台鉄と高雄MRTの新左榮駅と接続しています。
<*2>日本の新幹線のグリーン車に相当する商務車廂もあります。
<*3>台灣高速鐵路。英語名Taiwan High Speed Rail。略称THSR、HSR、高鐵。2007年開業。実は未乗区間はまだあって、北行きが南港まで延長されたため、わずか9.2kmが残ってます。NHKで波瑠主演のドラマ、「路(ルウ)~台湾エクスプレス」は台湾高速鉄道をモチーフにしたものでした。
<*4>台鉄の特急に相当する列車。なんと、花蓮や台東回りの自強號もあって、時間はかかるものの高雄まで行けますが。時間を優先いたしました。
<*5>台鉄の各駅停車に相当する列車。かなり走っていて、100km程度の移動であれば使えると思われます。次は根性決めてこれだけで行ってみっか!
台湾のナニコレ
台湾のフードデリバリー、「Foodpanda」です。
台湾ではUber Eatsも走り回ってますが、フードパンダのほうがやや多いですね。この配達員は全員ピンクのジャケットを着用。
☆今回の画像はすべてPowerShotでした。
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コメント
左営・台南の高鉄がまだだったとは意外でしたね。自分の場合は2009年に左営まで乗ったし、ヒョウちゃんもそのころすでに台湾にはいらっしゃてったと思うので、えっつって思いました。
最初は、長期旅行かなって思っていたら、いきなり高雄なんで、あ、2、3泊の旅なんだって思いました。自分の場合は、台湾は2、3泊で行ことがほとんどだったし、わりとそういう人も多いので。ところが、台北に戻る途中に立寄りが多く、やはり、ヒョウちゃんらしいそこそこの日数になりましたね。
投稿: とんび | 2023年6月 1日 (木) 14時08分
とんびさん
高雄へは高鐵ができる以前に自強號で訪れ、その後、花蓮などを回って台北へ戻るという旅をしました。
最近では、高雄へは高雄小巻空港へ直行したので、その区間は乗っていないというわけです。
今回の旅ですが、普通に観光するのではなく、「鉄道」というテーマをもっておりました。
その点でいうと、台湾は路線もそう複雑ではないので、回りやすそうだなと思って選びました。
投稿: ヒョウちゃん | 2023年6月 1日 (木) 19時36分