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2023年6月30日 (金)

郭さんちの鶏肉飯@嘉義

2023年5月12日

Tro0387

<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

こちら、嘉義の文化路、中央噴水池でございます。

噴水の上にあるピッチャー像はオオタニサンではなく、映画「KANO」の呉明捷投手ですね。

阿里山森林鉄路車庫園區からこちらにやってきました。このあたりに鶏肉飯の名店があるとのことですが、めちゃくちゃさまよいました。と、いうのもここはロータリーになっていて6本の大通りがぶつかるところなんです。まっすぐ文化路を進んでいるつもりでも、別の通りに迷い込んだりしました。

そんな時にGoogle Mapでも使えばいいものを、ひどく混乱いたしました。

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<CANON PowerShot SX730 HS>

おお、ここです。

実に庶民的な店です。

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<PowerShot>

オーダーに迷いそうですが、ワタクシの注文は決まっております。

嘉義の名物である鶏肉飯と粿仔湯です。注文は入ったところでおばさんに告げますが、「鶏肉飯(チーローファン)」は発音できるものの、後者の粿仔湯が読めませんので、指差ししました。オーダーシートはなかったようで、客はみんな口頭注文みたいでした。

Trc0368

<PowerShot>

店内はこんな感じです。そうは混雑してないように見えますが、各テーブルにそれぞれ客はいました。

学生風の人も来ていて、ご飯ものだけ頼んですぐ出ていくこともありました。

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<PowerShot>

来ました。あっちゅう間です。左、鶏肉飯。右、粿仔湯。

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<PowerShot>

鶏肉飯。実は嘉義の鶏肉飯はニワトリの肉じゃないんです。七面鳥なんだとか。

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<PowerShot>

台湾の味って淡白なものが多いのですが、これも実に淡白です。ご飯にタレも使われてませんね。

いわゆるインディカ米ではないのですが、箸でつまみにくいです。では、台湾人はどうしているかというと、男性は茶碗を持ち上げて口に近づけ、豪快に箸でかきこんでおります。斜め前のテーブルの女子はそんなはしたないことはせず、ゆっくりゆっくりとごくわずかな量をつまみ上げるようにして食してました。

それにしても食べにくい。わたしゃ、なんとかかきこみは避け、食べきりました。

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<PowerShot>

粿仔湯。これは何かと申しますと、鶏モツのスープに、ゼリー状の米が入ったものです。

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<PowerShot>

これですね。インドネシアのロントンよりもコメの形がなくなってます。といって、餅にもなっていないという不思議なもの。

これまた、淡白です。

モツも同様で臭みは抜いてありますが、タレで仕上げているわけでもなく、ほぼ素のまま。味が薄いですね。

唐辛子をぶち込みたい気もしますが、調味料もありませんね。

鶏肉飯、40元。粿仔湯50元。外帯(テイクアウェー、テイクアウト)はちょっと高くなります。

郭家粿仔湯雞肉飯(食べログ台湾)

台湾のナニコレ

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<PowerShot>

ここにも日本企業が。

日本ではALSOKに押され気味なテレビCMではありますが、台湾では結構目立ってました。中興保全という会社との合弁なんですかね。

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2023年6月26日 (月)

阿里山森林鉄路車庫園区

台湾の鉄道遺構<4>

2023年5月12日

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この日も台南に滞在中ですが、嘉義にやってきました。

この画像は嘉義駅の地下通路にあった映画「KANO」<*1>を壁画にしたものです。ここから阿里山森林鉄路<*2>に沿って、次の駅、北門方面へ歩きます。だいたい、20分くらいでしょうか。

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やってきました。阿里山森林鉄路車庫園區です。阿里山森林鉄路の古い車両が静態保存されているところです。

ここは北門駅<*3>に近く、本物の阿里山森林鉄路の車庫に隣接しています。駐車場があるわけでもなく、駅からのバスもないようです。

そのため、歩いてやってくるしかないようです。入園は無料。鉄道オタクが少しはいるかと思いましたが、こうした車両や機関車をバックに自撮りするインスタ女子がいるくらいでした。

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こちらは、片側(右側)にタンクのようなものが付き、同じく右側にシリンダーのある、シェイ式蒸気機関車です。また、動力伝達にギア<*4>を使っていて、阿里山森林鉄路のような急勾配の森林鉄道に使われたといいます。

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近づくとかすかに音がします。シリンダー付近から蒸気なのかグリース類が焼けて出てきた煙なのか、よくわからなかったですが、どうもこの機関車は現役のようです。

阿里山森林鉄路の阿里山線(嘉義ー十字路)は平日1往復(土日3往復、祝日2往復)なので、「檜號」というトロッコ列車(観光列車)が週末に運行されているようでした。この近くに仮設の駅があり短距離を往復しているようです。その機関車に使われているものかもしれません。

すでに100年以上前の蒸気機関車ですが、嘉義近くのごく平坦なところでは自走可能なのかもしれません。その場合は、別のディーゼル機関車が後ろから押す形になるかもしれませんが。

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園内の中ほどにあったのが、転車装置です。機関車の前後を入れ替えるものですね。ただ、こちらはすでに役目を終えているようです。人も入れますし。

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こちら、ディーゼルカーのように見えますが、客車です。自走できません。阿里山森林鉄路ではすべて機関車が客車の前後に付き、急勾配に対応しています。

現在の嘉義ー十字路間はクリーム色の車体の「阿里山號」が運行され、土日に「中興號」が臨時運転されるようです。

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こちらは混成みたいですが、手前の赤い客車はかなりの年代物です。

ふた昔前に阿里山森林鉄路に乗ったことがあります。その時は下り(阿里山方面)で阿里山號、上り(嘉義方面)で中興號を利用しました。

画像は広角気味に撮っているので車体も大きく感じられるかもしれませんが、ナローゲージの762mmで台糖博物館のヤードに並んでいる列車・機関車と同じ規格です。

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こちらが本物の車庫になります。

なんといっても平日1往復ですから、車両はたくさん残っていますね。実際にはここに列車がやってくることはなさそうですが、これ以上の進入はあくまで禁止です。

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こちらが実際の本線です。嘉義駅からやってくる途中にあった踏切です。

現在北門駅は改修のためすべての列車は通過するみたいです。ワタクシが往復したときは十字路の先、沼平あるいは阿里山まで運行されていましたが、災害のため一部区間が運休となっています。そのため、これを完乗するのはかなり難しいと思われます。いつかはつながると思うのですが、たびたび災害は起きていますので。

阿里山森林鉄路については台湾鉄道時刻表(非公式日本版)を参考にさせていただきました。

注釈

<*1>2014年の台湾映画。嘉義農林学校野球部が1931年の夏の甲子園で準優勝したことがモチーフ。

<*2>いわゆる阿里山森林鉄道のこと。阿里山からは祝山線、眠月線などの支線もあります。プラチナチケットともいえます。自分の場合は台湾の旅行社にメール連絡してチケットを取ってもらいました。現在はネットで予約ができるようです。三重ループやスイッチバックなど、乗り鉄には垂涎の鉄道です。

<*3>現在はすべての列車が通過する駅ですが、嘉義の窓口で売り切れだった切符も北門では買えたという話も。車庫も近いので、こちらが阿里山森林鉄路のベースとなる駅のようです。

<*4>アプト式ラックレールに対応したギア(歯車)。

台湾のナニコレ

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もはや携帯電話を通り越して誰でもスマホの時代ですけど、台湾では意外に公衆電話が生き残ってます。とはいえ、街中ではあまり見ることはなく、比較的多いのが鉄道駅ですね。

と、いうことはテレフォンカードとかもあるんだろうねえ。

☆今回の画像データはすべてOLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mmでした。

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2023年6月23日 (金)

1日のシメはお食事処みかど

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沖縄の記事を挟みます。

ちょっと気になる店があり、那覇3日目に夕食で訪れてみました。場所は国道58号線沿いで、ホテルから10分ほど。

この前を何度か通って、気にはなっていたんです。

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店頭には誰にでもわかるメニューが掲げてあります。

それにしても種類が多い。迷いますね。

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あれ?このお方は…。

やっぱり来ますよね。それだけ、有名な大衆食堂ということになりますね。

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やっぱり、頼んじゃいました。オリオン。瓶ですが、生ビールです。

やや早い時間でしたが、ほぼテーブル席はふさがっていて、カウンターに案内されました。

沖縄って比較的飲食店のパーテーションがきっちりあります。この時から2か月経ちましたが、その後どうなったものか。

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カウンター席にひとつずつある調味料などのセット。それに混じって、アルコールスプレーもあるんですね。

まさか、これを食べ物に使う輩はいない…いや、この時代なので何があるかもわかりません。みかどさんも撤去したほうがいいかも。

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頼んだのはこちら。

「なすと豚肉のみそ煮」です。当然ながらご飯も汁物も付きます。

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ここでも、あのやわらかい島豆腐が使われてますね。

この店、カウンター内の調理場では女性が働き、客の注文などに対応するのは男性でした。この人がテキパキ、客の振り分けなどもやってます。

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汁物は味噌汁でした。

これ、十二分に満腹するし、美味いです。

定食、800円。オリオン、600円。

あとで、隣に来た客が「ちゃんぽん」を頼んでいたんですよね。この時、沖縄のちゃんぽんを知らなかったです。ここの、オリジナルだとかで、もう1回訪れるべき店だったかもしれません。惜しいことをしました。

ま、そのうちまた行くさ~。いつになるかわかんないけど。

お食事処 みかど(食べログ)

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2023年6月22日 (木)

台南で朝食二種

2023年5月12日

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<PowerShot>

台南の朝です。

ホテルは朝食がつかないし、朝食用のレストランもないので、当然ながら外に出て、食べに行くのはいつものこと。

前日は度小月と再發號でしたが、このような店は朝早くからやってはおりません。でも、台南ですから、歩いているうちに店は見つかるだろうとタカをくくっておりました。

どうも起きるのが早すぎたようで、台南でも朝からやってそうな店はほぼシャッターを下ろしていました。

赤嵌楼<*1>のあたりまでやってきました。といっても、ここまで徒歩10分程度。すぐなんですが、探し回っていたのでぐるっと回ってきたことになります。この周りにも、いくつか朝食で利用したことのある店がありますが、まだ早かったようです。

西門円環まで足を延ばしました。

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おお、ありました。なんと、24時間営業なんだとか。

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この中から指差しでオーダーします。

一息ついていると、店のおばさん、鮮やかな日本語<*2>で「日本の方ですか?」とたずねます。

実は高雄のホテルでもエレベーターで日本語が返ってきたことがあります。この方も高齢者の女性でしたが、「日本に何度か行ったことがある」とのことでした。

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蚵仔粥、牡蠣のお粥です。油條<*3>は10元プラスですが、入れてもらいました

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小ぶりの牡蠣。どうやら、岩ガキのようで、こちらは季節を問わないのだとか。

連日の牡蠣なんですが、日本にいてそうそう食べるものではないので台南にいるうちに味わっておきます。美味し。やはりというか、油條を入れるとコクのようなものが出てさらに味が強まりますね。

これで、85元。値段ですが、以前やってきた時よりも台湾全体で物価は上がっていると思いました。

2023年5月13日

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前日の教訓もあって、30分くらい時間をずらして出たのですが、まだ早かったようです。

西門円環を横目に永樂市場付近まで来ました。文字が見えていると思いますが、富盛號という店です。前回も来ましたね。

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こちら、碗粿(ワングオ)という米から作ったプディングのようなものです。わずかに35元。前回が30元なのでわずかに値上がりしてます。でも、これ以上ない安さの朝食ですが。

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これ、結構固いです。箸ではなくフォークで八等分の切れ目を入れます。そうすると食べやすい。

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結構甘みが強いです。エビ、肉、シイタケなどが入っているようですが、ほぼ原形は残ってなくて全部が茶色い。でも、美味しい。

やや量は少なめですが、まだ食べるからまあいいか。

他に魚羹というものもあるようです。同じく35元。

富盛號

このWebサイトの中に碗粿の食べ方の動画がありました。ワサビも付けるのか。

注釈

<*1>もともとはオランダの占領時代に築かれたプロヴィンティア城。その後、鄭成功が奪取。

<*2>台湾で日本語教育を受けた世代はかなりの高齢者になっていますが、最初に台湾を訪れた2001年には現在よりも頻繁に日本語で声をかけられました。また、日本語が台湾で定着しているものとしては「おじさん」「おばさん」「弁当」などがあります(文字は異なりますが発音は同じ)。また、台湾の先住民族は異なる部族ごとに言語が違うので、日本語を共通語として使っていることもありました。現在は普通話あるいは台湾語に置き換わっていると思われますが、少なからず話者はいます。

<*3>揚げパン。中華圏に限らず華僑の多い地域では必ずあります。お粥には必須のアイテム。

台湾のナニコレ

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台湾全土でTimesの駐車場はありますね。やるな、パーク24。

カーシェアをやっているかは不明ですが。

☆今回の画像データはすべてCANON PowerShot SX730 HSでした。

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2023年6月19日 (月)

B級グルメを夕食とする@台南

2023年5月11日

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<Olympus OM-D E-M10/ED14-42mm>*画像は後日のものです

台南に到着いたしました。

まだ、日は暮れてもいないのですが、割と歩き回ったので、観光は控えまして、台南ならこれという定番の小吃<*1>を食べて、早めの夕食とすることにします。

まずはここに。

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<CANON PowerShot SX730 HS>

定番中の定番。度小月です。

店に入ろうとすると、男性がふたりほど立っていまして、これは並ぶのかと思いましたが、案内の人でした。

こちら、名称が変わったのか「度小月原始店」と名乗っておりました。つまりは度小月を最初に始めた店という意味ではないかと。

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<PowerShot>

店内にはこんなものが「どうだ」といわんばかりに飾られております。民国101年とは2012年のこと。

その2012年には度小月を訪れていますが、入ったのは林百貨の先にある支店のほうでした。そこにはこれはなかったような気がします。

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<PowerShot>

通されたのはカウンター席ですが、テーブル席には余裕があるような。とはいえ、この店舗のフロア面積は狭いです。支店に比べても狭いですね。収まりきらなかった人は上階に案内されるようです。

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<PowerShot>

頼んだものはもちろんこれ。擔仔麺です。それに魯蛋<*2>を加えました。また、飲み物としてコーラ。

注文は注文票に書き込みますが、受け取る店員はさすがに英語対応でした。これを入れてもいいかなどの細かい点の確認です。さすが。

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<PowerShot>

以前、スクムビットさんに卵がでかいとのご指摘をいただいたのですが、こちら、鶏卵ではなくてアヒルの卵なんだそうです。でかいわけだ。

それに加え、器もやはり小さいですから、より卵がでかく見えます。

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<PowerShot>

そして、エビ。六合夜市の擔仔麺のエビよりいいものを使っているようです。あのエビ、縦に半分に切っていたと思いますね。こちらはそのような小細工はなしです。でも、エビはシンプルにひとつだけ。

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<PowerShot>

うん、これは美味い。しっかりとニンニクが効いてますし、香菜との相性もばっちり。

また、麺は米粉にすることも可能ですし、まるでペナンのように麺と米粉を半分ずつにすることも可能です。

この店、擔仔麺だけは専用のブースみたいなところで作るんですよね。座った場所がカウンターの端で、調理過程もカメラに収めるということを忘れておりました。

擔仔麺、50元。魯蛋、20元。コーラ、40元。合計110元でございました。飲み物はコンビニ価格に近いです。

度小月

もちろん、これだけでは絶対に夜中に空腹を覚えます。つうことで、空腹を満たすべく訪れたのがこちら。

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<OMD10>

ここも外せません。こちらも、百年老店<*3>。

ま、泊っているところからどちらも近いので選んだようなものですが。

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<PowerShot>

再發號もオーダーシートで注文できます。度小月は店員が英語を話しました。再發號は普通のおばちゃんがやっていまして、台湾語オンリーですね。でも、オーダーシートがあるので、日本人にはハードルが低いです。

ここに来るのはもう4回目くらいですね。

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<PowerShot>

頼んだものは特製肉粽と牡蠣のスープです。

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<PowerShot>

具かぎっしりです。でも、これは一番高いやつではなくナンバー2ですね。肉、栗、シイタケなどが入ってます。もちろん、美味いなんてもんじゃないです。美味すぎ。

なにしろ、デカいかつもち米でおにぎり数個分はあります。腹にたまりますので、このちまきだけで昼食は十分ですね。複数人で頼むのであれば、シェアするのがベスト。

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<PowerShot>

台南というか安平の牡蠣でしょう。小ぶりですけど、美味いです。

台湾の牡蠣って、季節を問わないみたいですね。

肉粽、110元。牡蠣スープ、40元。

再發號

やあ、食った食った!この後も空腹感は訪れませんでした。思惑通りです。ちなみに、再發號はミシュランに掲載されているようです。

注釈

<*1>本格的な食事ではなく、ちょこっとつまむ、食べていくというようなニュアンスがあるようです。茶碗1杯のご飯ものや麺類、肉圓などなど、ほとんどがB級グルメに相当します。

<*2>中国茶などで殻ごと煮込んだ卵。コンビニでも売ってます。

<*3>再發號は清の時代の1872年創業。

台湾のナニコレ

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<OMD10>

神農老街のあたり。

このあたり、日本酒とか日本風料理を出す店も結構多く、日本のサブカルチャーも結構影響あるところです。

とはいえ、これ、大谷さんと関係あるのかどうか。ちなみにGoogle翻訳(中国繁体字)によれば、「2本の剣」と出ました。

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2023年6月17日 (土)

プユマ号で台南へ

2023年5月11日

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*台南駅で撮影したものです*

高雄の観光を終え、ホテルに引き返し、荷物を受け取ります。

すぐさまMRTで高雄車站へ。

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なんと、高雄車站は地下駅と変化していました。完成したのは2018年だそうです。そういや、前回来たときは風情なかったです。

ここの窓口で台南までの乗車券<*1>を購入します。なんと、あと5分で出発するというプユマ号<*2>のチケットがゲットできました。料金106元。慌てて、ホームに降りていきます。

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ほどなく、プユマ号が入線してきます。従来の自強號に比べると、シュッとした感じですね。また、色使いが白とオレンジがかった赤というのが新鮮です。座席は先頭車両でした。

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この列車、高鐵の終着である左榮に接続する新左榮駅には止まらず、次の停車駅が台南なんです。それも、わずかに27分。

時刻表によれば先発の自強號を新左榮で追い越します。また、始発駅は坊寮で終着駅は台北のちょっと先の南港なのでした。

2020年に南廻線が電化を完了し、高雄にもプユマ号がやってくるようになりました。

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座席はこのような具合。大型のテーブルが備わっているのは高鐵と一緒です。フットレストがあるのは従来の自強號と同様です。

ちょうど、前の人が座席をリクライニングさせていましたが、まるで圧迫感がなく快適です。

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こちらが、ドリンクホルダーです。通路側の人はやや取りにくいですね。タイプは異なりますが、従来の自強號もドリンクホルダーは窓側にあります。

高雄からしばらくは地下を走ります。

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プユマ号は2013年から運行されました。

高鐵よりも新しいです。車内の雰囲気も従来の自強號や台鉄とは違うような…。

なんとも正味27分間なので、写真を撮り、動画も撮りとなかなか忙しいです。冷房は至って普通で、台湾でありがちな激寒ということはありません。

 

その動画です。

Trc0295

あっちゅう間に台南到着です。ま、わずか40kmくらいだからそんなもんすかね。

注釈

<*1>台鉄には悠遊卡などのプリペイドカードで乗車可能で割引が適用されるようですが、70km以上の乗車には超過分に自強號の料金が適用されるとのこと。また、プユマ号などの一部の優等列車にはプリペイドカードでは乗車不可です。ちなみに、以前はよくあった検札はほぼありません。今回は遭遇しませんでした。乗車券は窓口以外でも自動券売機で購入可能です。ただ、優等列車の座席指定はできません。

<*2>普悠瑪號。TEMU2000型電車を使用した台鉄で最も速い列車。いわゆる振り子型電車であるため、カーブで安定しスピードが出せるという構造。台湾西海岸に比べ東海岸は急峻で地形も複雑なため、この形式が採用されました。太魯閣號(こちらも振り子型電車)に続き2013年から走行を開始。

台湾のナニコレ

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日本名を持つ商店。

こちら、斗六というところですが、日本統治時代のステキな建物が多く残ったところです。

おそらくはそのころから営業していた店を名前はそのままに引き継いだものではないかと。ほかには小笠原なんてところもありました。

☆今回の撮影データはすべてCANON PowerShot SX730 HSでした。

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2023年6月14日 (水)

代々木にGUEENを見に行った

かすてら音楽夜話Vol.167

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突如現れたアオザイ女子集団。

ここは代々木公園。去る6月4日(日)、友人のアニタツさんをお誘いしてベトナムフェスティバルに行ってきました。

と、いっても今回はバインミーやベトナムビールの333(バーバーバー)とは無縁の世界でございます。我々の興味は野外ステージで行われるライヴにあったのでした。

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かといって、このようなベトナムアイドルに年甲斐もなく入れあげるということもなく、16時過ぎに出演予定のとあるバンドをひたすら待っていたのでございます。

そのバンドは、Gueen(グイーン)。なんだ、きいたことないぞという声も届きそうですが、あの「いかすバンド天国」(通称イカ天)に出演し、Queen(クイーン)の完全コピーを深夜のお茶の間に提供したという伝説のバンドでもあるのですね。

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当時、イカ天はかなり見ておりました。ですが、土曜深夜の放送で、ほぼ2時間。中にはドイヒーなバンドもあるわけで、審査員が一新してからはあまり見なくなりました。それにひどく眠いし。んで、Gueenはワタクシがあまり見なくなってからの出演ということになったわけです。

また、イカ天が終了後、同じアミューズが企画した「えびす温泉」というやはり勝ち抜きのバンドオーディション番組が短期でしたが始まり、ここにやはりクイーンのトリビュートバンド、Kweenが出演していてひどく感銘を受けたものです。ヴォーカリストは男性のマイナス要素(ハ〇、デ△などなど)を兼ね備えていたのですが、歌が始まるとフレディそのものでした。ちなみに、「えびす温泉」に出場していたのが「知子のロック」でして、それ以来、トーマスさんとは親しくさせていただいております。

今回、たまたまベトナムフェスのプログラムを眺めていたら、Gueenを見つけたわけで、どうもGueenとKweenを混同していたようです。でも、代々木をウェンブリーにするというGueenの意気込みを買ってアニタツさんと2時間前に、野外ステージの真ん中後方の席をちゃっかりと確保したというわけですね。

この日は晴れ渡ってはいませんでしたが、じわじわと蒸し暑いような陽気でした。ちょっとビールでも買ってこようと、ステージを後にし、屋台に向かうと15分待ちなのではないかというくらいの混雑でした。タイフェスティバルよりも人出が多いと思いました。

これじゃしょうがないと、ワタクシが向かったのは通常の屋台ではなく、まるで人気のない常設の売店です。333は手に入りませんでしたが、スーパードライを1缶350円という良心的価格でゲットし、席に戻ったのでありました。ちなみに、この売店、ビアシンが置いてありました。値段は知らんけど。

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さて、席に戻ってもなかなかGueenの出番はやってきません。

次々にベトナムアイドルが登場するのですが、気づくと席はかなり埋まっていて、なおかつ立ち見の人が溢れかえっております。こんなことは、タイフェスにBNK48が来たときよりもすごいことになってます。

アオザイ女子のパフォーマンスで、会場は大盛り上がり。気づくとさらに観客が増えてました。アオザイ女子のパフォーマンスはかなり押していてGueenの登場はさらに遅れました。時短とかやるなよなと心の中でつぶやきます。

登場シーンを動画に撮ってみましたので、ご覧ください。

 

こんな感じでございます。ベトナム人、これで盛り上がるのかと思いましたが、クイーンの楽曲は結構知っているようで、大うけ、大盛り上がりでした。

セットリストですが、「Bohemian Rhapsody」「Radio Ga Ga」「不明」「We Will Rock You」ラストが「We Are The Champions(邦題「伝説のチャンピオン」)」でした。時間短縮されないでよかったです。でも、アンコールがなかったのはちょっと残念。

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こちらがヴォーカル。若い時のフレディを演じる時は髭なし、長髪でやるみたいです。

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ブライアン役。かなりのギターテクを持った人ですが、最初出てきたときは思いっきり普段着なので、スタッフかと思ったくらいです。

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ジョン・ディーコン役。この人を含め、全員がコーラスワークに長けています。コーラスについてはあらかじめ録音したものを同時に流すことも行っているようでした。これは、クイーンもライヴではやっていたことなのかな。

後方のギターはサポートメンバーです。レスポール使ってますね。

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こちら、正式メンバーのようですが、実際のクイーンでは専属のキーボードは存在せず、フレディが担当していました。Gueenでもヴォーカルが弾くこともあるようです。

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ロジャー役。実はこの人、佐橋佳幸がいたバンド、UGUISSのオリジナルメンバーで、後にチューリップにも参加(1985-1987)した松本淳氏なのでした。

ワタクシの撮った映像では不十分でしょうから、Gueen公式チャンネルから演奏をご覧ください。ちょっと長いですが。

 

彼ら、実はクイーンだけではなく、こんなものもやっております。

 

Bostonの「More Than A Feeling」の替え歌でした。

短い時間でしたが、堪能いたしました。本物のクイーンのライヴをフレディとジョン・ディーコンのいるうちに体験できませんでしたが、クイーンのトリビュートバンドとしてはフレディ・エトウ氏(Kweenのヴォーカル)のQueenessと双璧なんじゃないでしょうか。

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スーパードライひとつで17時近くまで過ごし、その後、渋谷でアニタツ氏と祝杯を挙げたのでありました。

また、よろしくお願いします。

ところで、この日はベトナム・ダナンのホテル三日月と中継がつながっておりました。でも、藤井七冠の出演はなかったです。この翌日、ホテル三日月で棋聖戦の第1局が行われたはず。ま、出てこないよね。

かすてら音楽夜話では取り上げてほしい曲やシンガー、バンドについてリクエストを受け付けております。ぜひとも、コメントでお知らせください。もちろん、通常のコメントもお待ちしております。また、バナークリックしていただけるとありがたいです。

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2023年6月11日 (日)

台糖橋頭線の五分車

台湾の鉄道遺構<3>

2023年5月11日

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<Olympus OM-D E-M10/ED14-42mm>

旧高雄港駅からLRTとMRTを乗り継いで、こちらにやってきました。わざわざ、LRTに乗ったのは興味があったからです。LRTについては後日記事にいたします。

降り立ったのはMRT紅線(Red Line)の橋頭糖廠駅です。駅番号でいうとR22Aとなっていて、終点の南岡山駅の2つ手前です。末尾にAが付いているので、紅線が開通後しばらくしてから新たにできた駅なのかもしれません。

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<OMD10>

こちら、橋頭糖廠駅の端にある五分車<*1>のホームです。ここから、土日と祝日には五分車之旅という名称で、1.5kmほど先の農場まで往復運行されるとのことです。ですが、この日は平日。もっと慎重に計画すればよかったかな。

冒頭の画像でわかると思いますが、こちら、台湾糖業<*2>のサトウキビ列車を観光用に運行させているのですね。

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<OMD10>

ですが、こんな注意書きも。この警告文はあちこちにありました。確かに、高雄中心部に比べると極端に人が少ないです。注意しながら回ることにしましょうか。

この観光列車以外にも、鉄道に関するものがあるところです。

Tro0279

<OMD10>

駅からほどなく台湾糖業博物館に到着しました。ありがたいことにここも無料。

時間があれば、砂糖に関する展示物などもじっくりと見たのですが、目的は先ほどの五分車です。

構内を突っ切っていきます。

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<OMD10>

これはレールの跡ですね。

Tro0291

<OMD10>

かつてサトウキビの運搬に使われた機関車群です。

Tro0290

<OMD10>

ちゃんと車両用の倉庫も残してあります。そりゃそうですよね。曲がりなりにも、列車を運行させているのですから。

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<OMD10>

こちらが、観光用の五分車だと思われます。

機関車の後ろに数量の無蓋車両がつながれています。こちらに、観光客を乗せるのでしょう。

Tro0287

<OMD10>

足で軌間を計ってみました。26.5cmくらいの靴を履いてますので、靴3足分くらいです。歩幅の広い人ならば1歩でまたぎ越せる線路幅ですね。

残念ながら、営業日には訪れることができませんでしたが、動く可能性のある車両を見学できて、目的は達成され満足です。次回は日程を合わせて訪問しましょう。

Trc0265

<PowerShot>

この構内の片隅に食堂があって、こちらを昼食としました。

排骨<*3>麺線です。こちらは、器は陶器でしたが、やはり箸とレンゲは使い捨てですね。

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<PowerShot>

台湾人はスペアリブが大好きですね。麺線<*4>にはぶつ切り状の煮込んだスペアリブがゴロゴロ入っていました。

カレンダーを利用した箱状のものはここの主人が骨を入れろと、出してくれました。

「我是日本人」と告げてあるのですが、それでも台湾語で話しかけてきます。

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<PowerShot>

扇風機をこちらに向けてくれるし、やはり台湾の人はホスピタリティがありますね。

さて、荷物を受け取りに戻らなくては…。

注釈

<*1>軌間が標準軌(1435mm)の半分ということで、台湾で使われている言葉。こちらの台糖橋頭線の実際の軌間は762mmになります。

<*2>台湾糖業公司。サトウキビの運搬がトラックに切り替わる以前は鉄道で運搬を行っていて、一部では旅客も扱っていた。現在では観光用を除き旅客営業する路線はありません。

<*3>豚のあばら部分の肉で、台湾では非常に好まれ、駅弁の定番でもあります。

<*4>おそらく台湾で最も細い麺を使った料理。多くはとろみをつけてスープ麺にするものの、スープなしの炒めたものなどもあります。

台湾のナニコレ

Trc0156

<PowerShot>

蒋介石の時代にはずっと戒厳令が出ていたといわれる台湾です。

もしもの時の避難場所表示。もっとも、撮影場所は台北車站のすぐ北側なので、地下街が恐ろしく発達しています。避難場所には困らないような。

でも、地方都市でもこういうのたまにあるんですよね。

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2023年6月 9日 (金)

旧高雄港駅

台湾の鉄道遺構<2>

2023年5月11日

Tro0217

この日はホテルに荷物を預けてこちらにやってきました。

MRT市議会駅から西子灣駅までというわずかな区間です。2017年1月に隣接する駁二藝術特區を訪れた時にも、このバックヤードはちょっと覗いてみました。

ですが、その時は高雄のLRT<*1>がここまで来ていなかったので、駁二の方を中心に見て歩いたというわけです。この後、LRTにも乗ってみようという目的もありました。

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以前来た時よりも、このバックヤードには車両や機関車が増えているように思いました。

まあ、いずれも動かない静態保存なんですが。

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旧高雄駅のすぐ脇をLRTの線路があります。このように、新旧の車両が並ぶことも頻繁に起こります。

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ホームの駅舎を利用して、ミニ鉄道博物館があります。達筆ですね。「打狗」とは現在の高雄<*2>の旧名となります。

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入場は無料。入ると係の女性が日本語のパンフレットを出してきて、覚えたてのような日本語で簡単な説明をしてくれました。

さて、この駅は高雄臨港線の貨物駅でした。開業は1900年で、打狗駅として縦貫線の終着駅であったことから、かつては旅客も利用していました。やがて、高雄駅と改称。その後、1941年に現在の高雄駅が開業し、こちらは高雄港駅と改称されました。

臨港線は2008年に廃止され、この駅も営業を停止しました。

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なお、この周辺は哈瑪星と呼ばれていますが、戦前の日本語の愛称「濱線」が由来です。旧高雄港駅の向いにあるLRTの駅名が哈瑪星です。

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旧高雄港駅のプラットフォームはかなり荒廃した感じがありましたが、この駅舎内は手入れがよくされています。

台湾はアジアでは珍しく日本統治時代の建造物をかなり残した地域で、台鉄の古い駅舎もかなり残されています。後で、台鉄の台中駅が高架駅に変わっていたのを自強號から確認しましたが、古い駅舎は残されていることがわかりました。

また、高雄駅も前回来た時、工事中でその後、地下駅になっていましたが、かつての駅舎は少しづつ移動しその建物も、再利用されるとか。

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そのような土地柄ですので、我々日本から訪れたツーリストにも、なんとなく優しい雰囲気が伝わってきます。

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台鉄も高鐵ができたからといって、どこかの国のように廃線にするとか、第三セクターに営業を任せるということはなく、うまく生き残っていますね。

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さあ、午前中にもうひとつ鉄道遺構を訪ねなくては…。先を急ぎます。

注釈

<*1>高雄捷運環状軽軌。2015年開業。着々と延長され、現在はMRTと3か所で接続している。悠遊卡も利用できるようになりさらに便利に。なお、プリペイドカード利用の場合、一律10元というのは嬉しい料金です。

<*>もともとは打狗(ターカウ)村から発展して現在の大都市になった。日本統治時代に読みの近い現在の高雄に改称された。もともとの意味は、マカタオ族の言葉で竹林を意味するものだったそうで、それを清朝時代に台湾語の読みにあてたものなので、かなり変化したことになります。

台湾のナニコレ

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なぜか台北車站北側にのみ存在する禁煙区。緑のラインの内側です。

地方ではあまりなかった気がします。

☆今回の画像はすべてOlympus OM-D E-M10/ED14-42mmでした。

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2023年6月 7日 (水)

六合夜市で5品

2023年5月10日

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<Olympus OM-D EM10/ED14-42mm>

さて、六合夜市、最初に選んだものは。

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<PowerShot>

大腸包小腸<*1>でした。なんとも直接的なネーミング。

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<PowerShot>

前にここを訪れたのは2017年と6年も経ってしまいましたが、コロナの3年ということを考えますと、つい最近という感じもします。

ですが、その間に大腸包小腸は進化していました。以前は単純に焼くだけでしたが、トッピングをかきかれるんです。画像はワタクシの分ですが、バジルをのせているところです。屋台の兄さん、これを英語でたずねるんです。前にはなかったことだよな。その他のトッピングの詳細は忘れましたが、数種類ありました。

あと、持ち帰りかここで食べるのかもきかれましたね。

アツアツで、美味いです。50元也。さ、次行ってみよう。

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<PowerShot>

こちら、鉄製のタコ焼き機<*2>を使っていますが、中身はイカです。

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<PowerShot>

こんな感じでマヨと鰹節をかけてくれます。鰹節というのが高雄風なんでしょうか。タコヴァージョンも欲しいところですが、それなりに美味しいです。

これまた、アツアツ。45元也。

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<PowerShot>

店の宣伝もしっかりやってます。

六合夜市の屋台ですが、ほとんどが本来の店の前に屋台を出しています。おそらくですが、屋台のほうが売り上げは大きいと思われます。

タコのイラストがありますが、「章魚」がイカの意味ですね。

Trc0213

<PowerShot>

お次はここ。台南名物ですが、こちらでも食べていこうと思いまして。いわば、予習です。

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<OMD10>

度小月<*3>という言葉はあの有名店が独占使用しているわけではなく、天候が荒れて魚が取れないことが続くことを小月といい、この時期を過ごすことを「度小月」と呼んでいたらしいです。

その時期に天秤を担いで、麺を売り歩いたことから屋号のようになったのですが、擔仔麺<*4>といえば度小月みたいなところはありますね。ここはあのお店とは一切関係ないと思われます。

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<PowerShot>

煮卵はどうするかきかれましたが、麺のみです。香菜<*5>を入れるか、きかれます。もちろん、OK。

容器とレンゲは使い捨てでした。…に、しても小さい。こんなだったっけ?でも、味はそれなりに美味いですね。

こちら、40元。

ここは座る場所があるので、助かります。中国本土あたりではいや、台湾でもカウンターもない、正真正銘の立ち食いソバ店があるとのことですが。

六合夜市は以前は通りの中央に誰が使ってもいい、テーブルと椅子があったものですが、ほぼ撤去されていました。でも、麺は座って食べたいですよね。お食事系の屋台はほぼテーブルと椅子があるようでした。

Trc0234

<PowerShot>

もうひとつくらい食べられそうで、日本風の餅を焼く屋台へ。

ほぼ平たい餅を焼いてから味付けするものです。この屋台は英語が通じませんでしたが、味付けについて、説明書きがラミネート加工され、各国語で説明があり、これで選びます。わたしゃ、単純に醤油と粉末状の海苔を指定いたしました。きな粉はありません。

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<PowerShot>

これまた、アツアツ。50元です。

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<PowerShot>

ラストは果物屋台で、グアバ<*6>を買い、部屋で食べました。小袋に調味料が入っていたので、ほぼテーブルのない夜市では無理だと思いました。

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<PowerShot>

いかんせん、量が多かったかも。

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<PowerShot>

果肉が白いものもありまして、そちらは少し安かったです。こちらは、やや高く、70元でした。

ああ、食った食った。これがこの日の夕食なので、まあ、適量かと。

注釈

<*1>大腸にあたるものはもち米の腸詰。小腸にあたるものは通常の豚肉ソーセージ。

<*2>今や、タコ焼き機を使用した料理はアジア中にありますが、実際にタコを使ったたこ焼きはほぼありません。作り方は日本と同じ。

<*3>度小月といえば、台南中正路にある店が発祥ということになってますが、2001年に台南を訪れた時、これを名乗る店がいくつかありました。

<*4>そぼろ肉と小エビが具で、ニンニク、コリアンダーを利かせた麺。量は少ない。

<*5>シャンツァイ。いわゆるパクチー、コリアンダー。

<*6>芭樂。台湾では通年食べることができます。

台湾のナニコレ

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右側にあるいわゆるガチャガチャ。中身を取り出した後に円形のプラケースをここに入れろという表示ですね。漢字文化圏の人間にとっては非常にわかりやすいです。

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2023年6月 3日 (土)

六合夜市に行ってみた

2023年5月10日

高雄で泊まっていたのが、MRT市議会駅近くで、六合二路に面したところでした。2ブロックほど東に歩けば、六合夜市があるというわけです。狙って予約を入れたわけではないのですが。

つうことで、18時前に繰り出してみました。

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<Olympus OM-D E-M10/ED14-42mm>

通りからクルマをシャットアウトし、通りの両端に屋台が並ぶ構造です。ただし、バイク<*1>は進入可能です。

気を付けて歩きましょう。

ここは、食べ物に誘われるところですが、まずは写真を撮って歩きます。

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<OMD10>

台湾でもエビはタイなんでしょうか。台南あたりのサバヒー<*2>養殖池の技術を転用すれば、いくらでも生産できそうですが、真偽は不明です。

このタイプ、「エビ釣り」と連動しているものもあるみたいです。

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<OMD10>

鴨の頭…中華圏なのでこういうものも商品になります。滷味<*3>のようです。六号夜市には「蛇<*4>」の大看板を出していた店舗があったはずですが、その看板はなくなっていました。でも、愛好者はいるでしょうから、店がなくなったわけではなく、別の看板にしてあるのだと推測します。

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<OMD10>

タトゥー<*5>やってあげますの店。こんな路上でということではなく、矢印の方向に店があります。ちなみに、「7日消失、100元」というのはヘナでお絵描きみたいですね。

ここの屋台はほとんどが奥に店舗があって、夕方になると屋台を出すみたいです。つまりは、屋台業の人は極めて少ないと見ました。

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<OMD10>

檳榔<*6>屋台ですね。

相変わらず、檳榔を売る店はたくさんあるんですが、人目のあるところでベテルチューイングしている人はいないですね。路上の血のようなシミもほぼありません。トラックの運ちゃんあたりがやっているのかな。

当然、絶滅した檳榔小姐<*7>もおりません。

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<OMD10>

ゲームもあります。どうやら景品は奥のぬいぐるみらしい。

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<OMD10>

そろそろ、腹が減ってきました。

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<OMD10>

十分暗くなってきたし。そろそろ、行きますか。

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<PowerShot>

「兄さん、それひとつ!」

つうことで、ミラーレスはリュックにしまい、食べることにしましょうか。

片方の屋台を1ブロックだけ動画を撮ってみました。つなぎなしのワンショットです。

 

注釈

<*1>台湾のバイクはマフラーの形状とか騒音レベルの違いなのか、日本よりも排気音が大きいような気がします。ま、それでバイクに気づくことが度々あるんだけど。また、バイクは歩道を走ったりはしますが、傍若無人な運転ではなく、歩行者を無理やり、ギリギリすれすれで追い越すようなことはありませんでした。日本の歩道でいえば、無音で追い越していく電動アシスト自転車のほうが危険な気がします。とはいえ、無音で走り回る電動バイクも結構普及してます。

<*2>虱目魚。ミルクフィッシュとも。サバヒー粥が台南名物です。台湾の国民的魚。

<*3>ルーウェイ。滷味の範囲は広範囲で、下味をつけて煮込んだものをそのまま出したり、油で揚げたり、茹でたり、様々です。

<*4>台北ではMRT龍山寺駅付近で蛇を扱う店がたくさんあったはず。ここで写真を撮ると大目玉を食うとのことでした。

<*5>台北ではほぼ「刺青あり」の人物は見なかったですが、南に行くに従い肌の露出が多くなるためか、お絵かきしている人は割といました。ただ、文字だけ黒く入れている人など、よく見ると色あせている場合があるので、ヘナの着色もかなりいるようです。

<*6>檳榔ヤシの実(Betel Nut)を割って石灰や香辛料を挟んだものを噛む、嗜好品。

<*7>ふた昔前、檳榔を売るブースではセクシーな衣装の女性が、檳榔を作っていたり、販売していたりしたものです。完全に絶滅してますが、実は今でも店で売っているのは女性が多く、ほとんどがおばさんです。…と、いうことはセクシー衣装を取り換えただけで、人物は同じなのではないかと推測いたします。

台湾のナニコレ

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<PowerShot>

飲食店でつまようじを使ってみたら、こんなになってました。プラ製で歯の隙間にしっかりと入っていきます。

ほぼどこのホテルでもアメニティのセットにあるので、まあ使ってみてください。これは感心しました。

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2023年6月 2日 (金)

ワイルドなカフェでタコスドッグ

沖縄のトピックも終えてませんので、たまにアップします。

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<PENTAX KP/FA35mm>

ここは糸満市郊外にある平和祈念公園です。

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那覇を9時過ぎのバスで出て、糸満でバスを乗り継ぎ、到着したのは2時間後くらい。んー、ここは一丁奮発してレンタカーでも借りてもよかったか。使用したのは共通バス1日券、2500円です。本人確認のため、身分証明書の提示が必要です。

ここをゆっくりと回るとちょうど昼食時間なんですが、あいにくと食事をするようなところがなく、駆け足で回って次のバスでひめゆりの塔に行くことにしました。

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<KP/DA15mm limited>

そしてひめゆりの塔です。

奥に進むと資料館になっています。ですが、その中は撮影禁止です。

Okp0195

<KP/DA15mm>

こちら、平和祈念公園よりもわずかですが糸満中心に寄っているし、修学旅行生も訪れるようなところだからか、ドライブイン風のものも含めて飲食店が割とあります。

この看板の先はどうだろ。

Okp0196

<KP/DA15mm>

手前の「らーめん、まぜそば」の幟と奥に見えるカフェとは関係性がないと思っていました。

比較的ローカルフードが続いたので、奥のカフェにしようと、入店します。ですが、この店が「台湾風まぜそば」もやっていたんですね。

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<PowerShot>

どこでもどうぞとのことで、テーブル席にします。客は少ないので、問題ないでしょう。

奥にはハーレーなどのオールドバイクが並びます。一見するとシャレオツ、あるいはワイルドな雰囲気ですが、客はおじいとおばあです。

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<PowerShot>

この中から選びます。ドリンクはアイスコーヒーにしました。

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<PowerShot>

水はセルフなんで、自分で持ってきましたが、奇麗に磨かれたワイングラスに注いてしまいました。水用のグラスは別にあったようですが、何もいわれませんでした。

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<PowerShot>

来ました。タコスドッグ。ポテト付きか。

Okc0089

<PowerShot>

ミンチ肉がぎっしり詰まってます。

近頃小食なので、これで十分です。美味しく頂きました。

お代、タコスドッグ、800円+アイスコーヒー、400円ですが、100円引きで1100円でした。

沖縄ではドリンク同時注文で100円引きというのが割とある気もします。

この店、現在はCafe HistoryだかHistory Cafeを名乗っていますが、どうも改名を重ねている模様。倉庫のような造りでありながら、内装には金をかけているし、この先やっていけるのかという感じですが、場所柄、客は絶えないんでしょうね。

Okp0197

<KP/DA15mm>

近くにはこんな店も…。

「ひめゆりそば」ってあまりにもストレートな。その他、「ひめゆり歯科」とかあったような。

今回乗ったバスでは、いずれも日本人ですが、中高年の夫婦と高齢の女性2名がずっと同じバスでした。ご夫婦のほうはスケジュールをきっちり立てて行動しているようで、「ひめゆりの塔、15分な」などといい、見学後にワタクシが食べている店に入ってきたり。女性2名は墓参りのようでしたが、どうやら戦没地点を探していたようです。それでも、帰りは同じバス。那覇までご一緒です。

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2023年6月 1日 (木)

一気に高雄へ

2023年5月10日

台北から高雄へ移動です。

チケットは前日に窓口で購入いたしました。台北ー左榮<*1>の普通座席<*2>で1490元もしやがります。

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さっきまで泊まっていた嘉榮青年旅店の2泊より高いといいたいところですが、わずかに安いです。

今回、台湾高速鉄道<*3>を利用するのですが、料金体系でいえば、早割などもあります。また、台鉄の自強號<*4>とか區間車<*5>で行けば安上がりですけど。

しかし、今回は鉄道の未乗区間に乗るという自分に課したミッションもあるので、これで行きます。高鐵台南ー左榮がまだなんでした。

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旅のお供はこれだけ。檸檬蜂蜜水、38元です。なんといってもわずかに94分で到着ですから。

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121次列車が入線してきました。途中停車駅は板橋と台中のふたつだけです。

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いわゆる台湾新幹線ですが、実際に日本の技術も導入されていて、JR東海・JR西日本で使われている700系を台湾仕様にした700T系という列車が走っています。そのため、通路を挟んで2席と3席となり、日本とまったく同じです。ワタクシの席は2席の窓側。全席が進行方向に向かうため、高雄に向かって山側ということになります。

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飛行機と同じタイプのテーブルに詳しく説明があります。英語表記もあり、ピクトグラムもあります。なかなかわかりやすい。

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車内誌ですか。

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このあたりも飛行機と似てます。

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テーブルはドリンクが立てやすいように工夫されていました。

ただし、2007年開業ということで、車両は奇麗に見えましたが、このテーブルを見ていると年月が物語っているような。

ちなみに、USBの充電ソケットもありませんでした。プラの説明にはあるみたいなことを書いてありましたが、わからなかったですね。

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トイレにも行ってみました。ドアを開けるとこの状態です。アジアの人って蓋(この場合は便座)しないよね。

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車窓です。車内検札はありませんでした。

車内販売もたまに来るくらい。いずれにせよ短時間の利用なので、購入する人も少ないです。ゴミ収集の係の人もたまに通りかかります。

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あっちゅう間に到着です。

ワタクシにしたら、かなり長めの動画を仕上げてみましたので、ご覧ください。

 

こちらのほうがよくわかるでしょう。乗り疲れのようなものを感じる以前に着いてしまいました。すこぶる速いです。

注釈

<*1>現在のところ、台湾高速鉄道の南側の終着駅。台鉄と高雄MRTの新左榮駅と接続しています。

<*2>日本の新幹線のグリーン車に相当する商務車廂もあります。

<*3>台灣高速鐵路。英語名Taiwan High Speed Rail。略称THSR、HSR、高鐵。2007年開業。実は未乗区間はまだあって、北行きが南港まで延長されたため、わずか9.2kmが残ってます。NHKで波瑠主演のドラマ、「路(ルウ)~台湾エクスプレス」は台湾高速鉄道をモチーフにしたものでした。

<*4>台鉄の特急に相当する列車。なんと、花蓮や台東回りの自強號もあって、時間はかかるものの高雄まで行けますが。時間を優先いたしました。

<*5>台鉄の各駅停車に相当する列車。かなり走っていて、100km程度の移動であれば使えると思われます。次は根性決めてこれだけで行ってみっか!

台湾のナニコレ

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台湾のフードデリバリー、「Foodpanda」です。

台湾ではUber Eatsも走り回ってますが、フードパンダのほうがやや多いですね。この配達員は全員ピンクのジャケットを着用。

☆今回の画像はすべてPowerShotでした。

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