台南で朝食二種
2023年5月12日
<PowerShot>
台南の朝です。
ホテルは朝食がつかないし、朝食用のレストランもないので、当然ながら外に出て、食べに行くのはいつものこと。
前日は度小月と再發號でしたが、このような店は朝早くからやってはおりません。でも、台南ですから、歩いているうちに店は見つかるだろうとタカをくくっておりました。
どうも起きるのが早すぎたようで、台南でも朝からやってそうな店はほぼシャッターを下ろしていました。
赤嵌楼<*1>のあたりまでやってきました。といっても、ここまで徒歩10分程度。すぐなんですが、探し回っていたのでぐるっと回ってきたことになります。この周りにも、いくつか朝食で利用したことのある店がありますが、まだ早かったようです。
西門円環まで足を延ばしました。
おお、ありました。なんと、24時間営業なんだとか。
この中から指差しでオーダーします。
一息ついていると、店のおばさん、鮮やかな日本語<*2>で「日本の方ですか?」とたずねます。
実は高雄のホテルでもエレベーターで日本語が返ってきたことがあります。この方も高齢者の女性でしたが、「日本に何度か行ったことがある」とのことでした。
蚵仔粥、牡蠣のお粥です。油條<*3>は10元プラスですが、入れてもらいました
小ぶりの牡蠣。どうやら、岩ガキのようで、こちらは季節を問わないのだとか。
連日の牡蠣なんですが、日本にいてそうそう食べるものではないので台南にいるうちに味わっておきます。美味し。やはりというか、油條を入れるとコクのようなものが出てさらに味が強まりますね。
これで、85元。値段ですが、以前やってきた時よりも台湾全体で物価は上がっていると思いました。
2023年5月13日
前日の教訓もあって、30分くらい時間をずらして出たのですが、まだ早かったようです。
西門円環を横目に永樂市場付近まで来ました。文字が見えていると思いますが、富盛號という店です。前回も来ましたね。
こちら、碗粿(ワングオ)という米から作ったプディングのようなものです。わずかに35元。前回が30元なのでわずかに値上がりしてます。でも、これ以上ない安さの朝食ですが。
これ、結構固いです。箸ではなくフォークで八等分の切れ目を入れます。そうすると食べやすい。
結構甘みが強いです。エビ、肉、シイタケなどが入っているようですが、ほぼ原形は残ってなくて全部が茶色い。でも、美味しい。
やや量は少なめですが、まだ食べるからまあいいか。
他に魚羹というものもあるようです。同じく35元。
このWebサイトの中に碗粿の食べ方の動画がありました。ワサビも付けるのか。
注釈
<*1>もともとはオランダの占領時代に築かれたプロヴィンティア城。その後、鄭成功が奪取。
<*2>台湾で日本語教育を受けた世代はかなりの高齢者になっていますが、最初に台湾を訪れた2001年には現在よりも頻繁に日本語で声をかけられました。また、日本語が台湾で定着しているものとしては「おじさん」「おばさん」「弁当」などがあります(文字は異なりますが発音は同じ)。また、台湾の先住民族は異なる部族ごとに言語が違うので、日本語を共通語として使っていることもありました。現在は普通話あるいは台湾語に置き換わっていると思われますが、少なからず話者はいます。
<*3>揚げパン。中華圏に限らず華僑の多い地域では必ずあります。お粥には必須のアイテム。
台湾のナニコレ
台湾全土でTimesの駐車場はありますね。やるな、パーク24。
カーシェアをやっているかは不明ですが。
☆今回の画像データはすべてCANON PowerShot SX730 HSでした。
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