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2023年6月14日 (水)

代々木にGUEENを見に行った

かすてら音楽夜話Vol.167

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突如現れたアオザイ女子集団。

ここは代々木公園。去る6月4日(日)、友人のアニタツさんをお誘いしてベトナムフェスティバルに行ってきました。

と、いっても今回はバインミーやベトナムビールの333(バーバーバー)とは無縁の世界でございます。我々の興味は野外ステージで行われるライヴにあったのでした。

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かといって、このようなベトナムアイドルに年甲斐もなく入れあげるということもなく、16時過ぎに出演予定のとあるバンドをひたすら待っていたのでございます。

そのバンドは、Gueen(グイーン)。なんだ、きいたことないぞという声も届きそうですが、あの「いかすバンド天国」(通称イカ天)に出演し、Queen(クイーン)の完全コピーを深夜のお茶の間に提供したという伝説のバンドでもあるのですね。

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当時、イカ天はかなり見ておりました。ですが、土曜深夜の放送で、ほぼ2時間。中にはドイヒーなバンドもあるわけで、審査員が一新してからはあまり見なくなりました。それにひどく眠いし。んで、Gueenはワタクシがあまり見なくなってからの出演ということになったわけです。

また、イカ天が終了後、同じアミューズが企画した「えびす温泉」というやはり勝ち抜きのバンドオーディション番組が短期でしたが始まり、ここにやはりクイーンのトリビュートバンド、Kweenが出演していてひどく感銘を受けたものです。ヴォーカリストは男性のマイナス要素(ハ〇、デ△などなど)を兼ね備えていたのですが、歌が始まるとフレディそのものでした。ちなみに、「えびす温泉」に出場していたのが「知子のロック」でして、それ以来、トーマスさんとは親しくさせていただいております。

今回、たまたまベトナムフェスのプログラムを眺めていたら、Gueenを見つけたわけで、どうもGueenとKweenを混同していたようです。でも、代々木をウェンブリーにするというGueenの意気込みを買ってアニタツさんと2時間前に、野外ステージの真ん中後方の席をちゃっかりと確保したというわけですね。

この日は晴れ渡ってはいませんでしたが、じわじわと蒸し暑いような陽気でした。ちょっとビールでも買ってこようと、ステージを後にし、屋台に向かうと15分待ちなのではないかというくらいの混雑でした。タイフェスティバルよりも人出が多いと思いました。

これじゃしょうがないと、ワタクシが向かったのは通常の屋台ではなく、まるで人気のない常設の売店です。333は手に入りませんでしたが、スーパードライを1缶350円という良心的価格でゲットし、席に戻ったのでありました。ちなみに、この売店、ビアシンが置いてありました。値段は知らんけど。

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さて、席に戻ってもなかなかGueenの出番はやってきません。

次々にベトナムアイドルが登場するのですが、気づくと席はかなり埋まっていて、なおかつ立ち見の人が溢れかえっております。こんなことは、タイフェスにBNK48が来たときよりもすごいことになってます。

アオザイ女子のパフォーマンスで、会場は大盛り上がり。気づくとさらに観客が増えてました。アオザイ女子のパフォーマンスはかなり押していてGueenの登場はさらに遅れました。時短とかやるなよなと心の中でつぶやきます。

登場シーンを動画に撮ってみましたので、ご覧ください。

 

こんな感じでございます。ベトナム人、これで盛り上がるのかと思いましたが、クイーンの楽曲は結構知っているようで、大うけ、大盛り上がりでした。

セットリストですが、「Bohemian Rhapsody」「Radio Ga Ga」「不明」「We Will Rock You」ラストが「We Are The Champions(邦題「伝説のチャンピオン」)」でした。時間短縮されないでよかったです。でも、アンコールがなかったのはちょっと残念。

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こちらがヴォーカル。若い時のフレディを演じる時は髭なし、長髪でやるみたいです。

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ブライアン役。かなりのギターテクを持った人ですが、最初出てきたときは思いっきり普段着なので、スタッフかと思ったくらいです。

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ジョン・ディーコン役。この人を含め、全員がコーラスワークに長けています。コーラスについてはあらかじめ録音したものを同時に流すことも行っているようでした。これは、クイーンもライヴではやっていたことなのかな。

後方のギターはサポートメンバーです。レスポール使ってますね。

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こちら、正式メンバーのようですが、実際のクイーンでは専属のキーボードは存在せず、フレディが担当していました。Gueenでもヴォーカルが弾くこともあるようです。

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ロジャー役。実はこの人、佐橋佳幸がいたバンド、UGUISSのオリジナルメンバーで、後にチューリップにも参加(1985-1987)した松本淳氏なのでした。

ワタクシの撮った映像では不十分でしょうから、Gueen公式チャンネルから演奏をご覧ください。ちょっと長いですが。

 

彼ら、実はクイーンだけではなく、こんなものもやっております。

 

Bostonの「More Than A Feeling」の替え歌でした。

短い時間でしたが、堪能いたしました。本物のクイーンのライヴをフレディとジョン・ディーコンのいるうちに体験できませんでしたが、クイーンのトリビュートバンドとしてはフレディ・エトウ氏(Kweenのヴォーカル)のQueenessと双璧なんじゃないでしょうか。

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スーパードライひとつで17時近くまで過ごし、その後、渋谷でアニタツ氏と祝杯を挙げたのでありました。

また、よろしくお願いします。

ところで、この日はベトナム・ダナンのホテル三日月と中継がつながっておりました。でも、藤井七冠の出演はなかったです。この翌日、ホテル三日月で棋聖戦の第1局が行われたはず。ま、出てこないよね。

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コメント

ボーカルの方、なかなかキてますね(笑)。

ギターもブライアン・メイモデルで凝ってます(^^;。

投稿: おりんぴあ | 2023年6月14日 (水) 23時38分

 Gueenよかったです。ギターも最高でした。スーパードライ片手に聴いた、ベトナムの民族音楽もよかったです。再会に、もう一度乾杯!

投稿: アニタツ | 2023年6月15日 (木) 09時20分

おりんぴあさん

趣味が高じて…みたいな人らしいです。
普段はサラリーマンで、ほかのメンバーはプロみたいです。
ギターの人は結構なテクを持ってますね。

投稿: ヒョウちゃん | 2023年6月15日 (木) 20時32分

アニタツさん

ようこそおいでませ!
ベトナムの民族音楽では二胡だったか胡弓のベトナム版、ジェフ・ベックみたいな人もいましたね。
深掘りしていくと、もっとすごい達人もいたりして…。

投稿: ヒョウちゃん | 2023年6月15日 (木) 20時35分

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