台湾の神系キャラ
台湾はなんでも可愛くしてしまうようなところがあります。蒋介石・蒋経国時代なら考えられなかったことですが。
それが、今回の訪問でいくつかの廟を訪れたところ、廟の主役がキャラクター化されていることに気づきました。
孔子
<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>
こちら、台北の孔子廟で出迎えてくれた孔子のキャラです。
<OMD10>
孔子廟ですが、はっきりいって不人気です。観光客はほとんどいません。
それでこんなキャラが採用になったのかどうか。
<OMD10>
こちらには小学生の集団がやってきていましたが、社会科見学のようなものだったのかもしれません。
そのためかどうか、主要ポイントでスタンプラリーのようなものも行われていて、その日本語版もあったりしましたが。
媽祖
<OMD10>
こちら、西螺という台湾中部の小都市にあった媽祖のキャラです。
<OMD10>
本来はこのような感じで、廟の奥で黒い顔のどちらかというと陰気そうな(失礼)像が鎮座しているんですけど。
でも、台湾では非常に人気がありますね。媽祖は航海の神みたいな存在で、台湾では先住民族は別としても、内省人の先祖は、福建系だろうが、客家系だろうが、すべて台湾海峡を船で越えて大陸からやってきた人たちですからね。
そしてこの時期、どうも媽祖の祭りのようなものが各地で繰り広げられていたようなんです。天后宮などではたくさんの花輪が並び、夜には爆竹が鳴り、公道では媽祖関連の車列がパレードするというような状態でした。
<OMD10>
こんな店もあるくらいで。
とはいえ、本物の媽祖像とキャラクター化された媽祖とはずいぶん違いますけどね。
<PowerShot>
台南の赤嵌楼近くの大天后宮では媽祖にたどり着く前に、こんなものもありました。
関帝
<OMD10>
こちら、新竹の関帝廟にあった関帝のキャラです。
<OMD10>
関帝、すなわち三国志の関羽ですね。
商売の神ということで、やはり中国人には大人気です。こちらは、台南の祀典武廟で、台湾の関帝廟の総本山とのことです。
関帝廟は世界各地のチャイナタウンにもありますね。それにしても、関羽もキャラクター化するのか。
台湾には月下老人という神もいるんですが、このキャラは見つけられませんでした。でも、そのうち登場しちゃうかも。
台湾のナニコレ
<OMD10>
ほぼどこの都市にもあるUFOキャッチャーです。
このマシン、必ず「選択された自動販売機」と意味不明の日本語が記されているんですね。謎。
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