醤油の町、西螺
2023年5月15日
<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>
この日の午後、斗六からバスに乗り西螺にやってきました。
ここは延平路にある、延平老街です。斗六の太平老街は総延長600メートルほどですが、延平老街はその半分くらい、300メートルくらい続きます。斗六に比べてクルマがずいぶんと少ないので、注意しながら車道に出ても大丈夫ですね。
そして、斗六でも「醤油」の看板はよく見かけたのですが、この西螺は醤油がひとつの産業になっているようです。醤油メーカーもいくつかあるようですが、この丸荘醤油が有名みたいです。
<OMD10>
大同醤油というメーカーです。
<OMD10>
観光客などほとんどいないのですが、このレトロ感はさりげない演出ですかね。
タイもタラート・ロイピー…百年市場がブームになりましたが、日本統治時代あるいはその前の清の時代と考えれば、同じくらいの年月が経っているようです。でも、人が少ないです。その分、写真は撮りやすいんですが。
<OMD10>
おお、醤油のボトルですよ。
<OMD10>
丸荘のブランド、いくつかあるようです。
<OMD10>
よほど醤油が定着しているようです。
この丸荘醤油ですが、日本の醤油との違いは黒豆を原料にし、塩を混ぜて自然発酵させたものだそうです。小麦やもろみを使用しないそうです(蔭油、wikipedia)。設立は1909年、荘清臨さんが創業者です。当初は別の名前でしたが、荘の文字を丸く囲むブランドマークを作ったことで、「丸荘」と呼ばれるようになったそうです。ただ、蒋介石の時代、会社名を丸荘とすると日本風と見なされ、取り締まりの対象となったことから、「圓荘食品工業有限公司」となりました。「丸荘醤油」の会社名になったのは1996年、台湾の民主化以降だったようです。
台湾で醤油となるとどうしても日本統治時代と密接に関わるのですが、あくまでも創業は台湾人で、そこに日本人、軍関係者がビジネスとして関わっていったようです。戦時下、雲林県で唯一台湾総督府公認の醤油メーカーだったようです。
で、ここには醤油関連の食べ物があるんですね。
<CANON PowerShot SX730 HS>
それがこちら。
<PowerShot>
醤油アイスなのでした。ひとつ55元と、ちょっとした朝食並みのお値段です。
取り出してもらったら、もうカチカチに凍ってました。しばらく、待って柔らかくして食べます。
クリーミーなアイスではなく、シャーベットに近いです。醤油だからしょっぱいのかというと、ほのかな塩味ですね。そして、黒豆らしきものが混じってます。
<OMD10>
こちらは別の醤油メーカー。やはり、醤油のボトルがアイキャッチャーですね。
<OMD10>
タイのサムローみたいな三輪車もありました。これは日本の輪タクなんですかね。
醤油だけでなくても、西螺の老街は楽しめます。
台湾のナニコレ
<PowerShot>
台湾のホテルに必ず置いてある衛生巾。
必ずビニールに密封されていて、中身は布ではなく塗装の際に使われるような化学繊維のものがフェイスタオルサイズになっています。
さすがにこれで身体を洗うことはしませんでしたが、手拭き用にしておりました。割と乾燥も早かったです。
でも、頼りないなあ。
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