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2023年9月30日 (土)

シーロム水没

昨日、28日からタイに来ております。

スワンナプームからエアポートリンク。すでに雨が降っている様子は見えていました。マッカサンでMRTに乗り換えですが、バケツの水どころか、プールの水をひっくり返した様なスコールでした。

以前はエアポートリンクとMRT の間はただの更地でしたが、今はデッキで結ばれほぼ濡れることはありません。そして、シーロムに到着してみると雨は止んだものの、パッポンは水浸し。我が宿のあるシーロムsoi6はちょっと冠水してました。

Bcc0036

その後、kimcafe さんと落ち合い、オフ会したとこがこんな感じ。

本日もヤワラートのテキサスでタイスキを食べるため、フアラムポーンで待ち合わせ中、トンデモスコールでちょっと足止めだったと。

この頃はこんな感じだそうです。

報告たまに入れます。

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2023年9月27日 (水)

平渓線に乗る

2023年5月18日

Tro1070

<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

瑞芳駅です。

馴染みのない駅名ですが、九份の最寄り駅といえばわかってもらえるでしょうか。金鉱がありかつてはゴールドラッシュに沸いたことのある場所です。何でもない田舎町ですが自強號は止まるし、人口規模もそれなりにありますね。ちなみに、田舎町と書きましたが、現在は台湾最大の人口を誇る新北市の一部です。

Tro1081

<OMD>

この日は基隆から移動してきました。距離は近いものの縦貫線の八猪で宜蘭線に乗り換え瑞芳に到着しました。基隆では瑞芳までの乗車券を自動券売機で購入しました。その瑞芳が平渓線<*1>のスタート地点です。

<*1>三貂嶺駅 - 菁桐駅間、12.9kmの盲腸線。全線が単線で非電化。内灣線と違って、瑞芳、猴硐は含まれず、その2駅は宜蘭線に当たるようです。

平渓線には十分という駅があり、線路沿いに広がる老街や少し歩くと見事な滝があるとのことで、立ち寄ろうかなとも思っていました。そのため、瑞芳では乗車券を購入せず、悠遊卡を使いました。平渓線は観光路線と化していて、情報によれば一日乗車券<*2>も販売されているとのことでしたが、瑞芳にはそのような表示はなかったです。今やICカードで乗れますので、必要はなくなったのかもしれません。あるいは、観光案内所あたりで売っていたのかもしれませんが。  

<*2>集集線も一日乗車券があるとのことで、台中や二水で販売されているとのことです。ですが、こちらは集集から先が不通になってしまったので、販売はない可能性があります。内灣線は一日乗車券の情報はありませんでした。いずれにせよ、ICカード時代なので、一日乗車券の需要はなくなりつつあると思われます。

Tro1084

<OMD10>

平渓線の車両がやってきました。始発になりますので、座れるはずですが、集集線、内灣線よりもホームで待つ乗客が明らかに多かったです。まあ、何とか座席は確保いたしました。

乗客が多いため、ホームも台湾独特のメルヘンチックな装飾で飾り立てられています。それにしても幸福車站ですか。

Tro1085

<OMD10>

こんな具合で客が多いです。ほとんどの乗客は十分で下車しました。とりあえず、ワタクシは終点の菁桐を目指します。

ガラガラになりまして、写真も撮りたい放題。車両はまたしても中央に独特の仕切りのあるロングシートの自強號の改造したものでした。なお、帰りの十分からはどっと観光客が乗ってきて、満席となり、さらには吊革につかまる客がすべての座席前にいるという状況でした。

写真撮り放題だったのですが、この直後にオリンパスの具合が悪くなりまして、気分はダダ下がりです。あとは、PowerShotだけが頼りです。

Trc0732

<CANON PowerShot SX730 HS>

十分を過ぎますと、寂しい山の中をひた走るだけです。ひとつの車両にわずかな乗客しかいません。一体どんなところに連れていかれるのでしょうかね。

Trc0746

<PowerShot>

終点、菁桐のどん詰まりです。赤いものが飛んでますが、天燈というものだそうです。おそらくヘリウムガスが少量入っているのでしょう。これに、願い事を書いて飛ばすとそれが叶うということでしょうか。のどかな感じですが、これ、業者が扱っていますね。

Trc0742

<PowerShot>

このあたりは山の中ではあるのですが、駅前だけは狭い通りがあり、その周囲はレトロ感あふれる街並みが続きます。

Trc0751

<PowerShot>

列車にはそれほどの人は乗っていないと思いましたが、やはり列車で来たと思われる観光客が意外と歩いていました。

わたしゃ折り返しの列車で十分に行こうと思っていたのですがね。これを逃すと、1時間後となりそれも辛いので、駆け足です。

Trc0750

<PowerShot>

もう、使われなくなった感のあるポストですが、現役の可能性はありますね。

Trc0739

<PowerShot>

この駅舎は台湾歴史建築百景のひとつだそうです。もちろん、日本統治時代に作られたものです。開業は1929年です。近くに菁桐杭という炭田があり、台陽鉱業が敷設した石炭積み出しのための専用線だったそうです。それが完成したのが1921年ですが、台湾総督府に1929年に買収され、旅客扱いを始め、同時に駅舎もできたことになります。

さて、この後IC読み取り機に悠遊卡をタッチする際、前のめりに転倒いたしまして、十分へは途中下車しませんでした。気分はブルーです。

幸い顔などに外傷はなく、物損もなし。ただし、店頭の際に手をついたとき少しすりむいて出血いたしました。ティッシュ等でぬぐいましたが、列車の車掌さんが簡単に消毒を行っていただき、バンドエイドもいただきました。親切ですねえ、台鉄。

この日は基隆を半日見た後にやってきたので、あまり時間がなかったです。台北からならば、乗りつぶしもするとして、まずは終点の菁桐に急ぎ、1時間後の列車で十分へ。さらに1時間後の列車で瑞芳へ。時間が余ったら九份観光も可能かと思います。

これで、集集線(不通区間を除く)、内灣線、平渓線と乗りつぶしましたが、深澳線という路線ができていたり(実際は復活)、縦貫線の海線は乗ってません。さらには、台湾東部は未乗区間がほとんどですので、またあまり時間を空けずに台湾再訪はあり得ますね。

最後に、平渓線の動画をご覧ください。

 

途中登場する車掌さんがワタクシの手当てをした人です。謝謝!

さて、長々と報告してきたこのカテゴリーですが、とりあえずここで中断します。あるいは、終了でもいいのですが、その場合、また時々報告しきれなかったものを、台湾のカテゴリーで紹介はすると思います。さて、どちらに転ぶでしょうかね。

次回更新はあの国から…。乞うご期待!

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2023年9月23日 (土)

高雄ライトレール

2023年5月11日

話題は高雄に戻ります。

Tro0218

2016年12月に高雄を訪れていますが、その時すでにライトレール(LRT)はできていました。ただし、ごく一部区間だけの開業でした。

まあ、現在も完成はしておりません。将来は環状線になる予定で、2023年5月時点でMRTの3駅で接続しています。近いうちにつながるのではないかと思います。

と、いうことで、旧高雄港線のバックヤードを訪れたついでにLRTに乗ってみることにしました。

Tro0261

こちら、駅に設置されている券売機です。シングルチケットとあるのですが、悠遊卡をはじめとするICカード利用の場合、1回10元の優待料金が適用されています。現金で利用した場合いくらなのかはちょっとわかりませんでした。

工事が完了し、環状線となると1回30元、IC料金25元となる予定です。wikiによれば、2023年内に環状線となるとありますので、今がお得ですね。

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ICカードの読み取り機は駅にもありますし、車内にもあります。バスのように乗車時と下車時にタッチする必要はなく、乗車時だけで大丈夫ですね。

走行は比較的ゆっくりです。一応、専用の路線を走っています。しかし、人や動物、時には自転車やバイクなどが線路に進入することは簡単な場所もありますので(もちろん、危険ですが)、運転手が目視で危険を回避できるような速度で走っているのでしょう。

そのため、激走はしませんので、揺れも少ないです。

Tro0264

さすがに新しい車両で、しかもそれほど混雑してないので、確実に座れますね。もちろん、エアコンも効いてますので、快適です。

座席がない部分は自転車を置けるようになっているみたいです。さすがは隠れた自転車大国<*1>です。

<*1>Giantなどの自転車メーカーがあり、サイクリングが比較的盛んで、サイクリング専用路も多いです。

Tro0266

実際に乗った区間はC14哈瑪星からC3前鎮之星まで。

哈瑪星はMRT橘線(Orange Line)の西子灣に接続し、前鎮之星はMRT紅線(Red Line)の凱旋に接続しています。この区間は駁二藝術特区や高雄港沿いを走り、眺めがよかったです。

ちなみに、LRTは台鉄や高鐵と違って、右側通行となります。

それにしても、高雄市ってすごい。

高雄ライトレール(日本語)

今回の画像データはすべてOLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mmでした。

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2023年9月20日 (水)

ちょっと残念な台北駅南側のホテル

2023年5月17~19日

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<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

旅の最終盤、台北に戻ってきました。画像は台北車站の父子像ですが、題字はあの李登輝氏によるものです。

さて、泊るところですが、前回の嘉禜青年旅店でもよかったのですが、今度は台北駅の南側にしてみようと思いました。ひと昔ほど前に台北駅南側の安宿に泊まったことがあるのですが、帰国前で1泊だけ。しかも比較的早い時間のチェックアウトを強いられましたので、高鐵桃園まで行き、空港行きのバスに乗り換えという面倒なものでした。てなことで、南側エリアはあまりよく知らないので、そちらで宿を選んだのです。

しかも、2泊するので、なんとなく目的は達せられたような…。

ちなみに、この像があるのは「北側」です。

Tro0981

<OMD10>

こちら、新光三越。駅の真ん前にあります。正式な三越グループではないので、微妙にライオンの形も違っているような。

新光三越は台湾の都市部には結構支店があります。その中でもこの駅前店は1号店で、日本橋三越みたいなものでしょうか。なにしろ、百貨店とは別にタワーを有しておりまして、一時期は台湾で最も高い建築物だったのです。展望台もあってそちらは有料です。その後、高雄85ビルができ2位に後退。現在は4位ですが。

宿はこの向かいにあります。かなりいいロケーションですよね。

Tro0978

<OMD10>

新光三越の館前路側の向かいのビル、ここにSmile Inn(詩漫精品旅館)が入ってます。1階がマクドナルド、2階がスシロー、その上が予備校か専門学校。さらに別のホテルが3つくらい入ってます。

Trc0752

<CANON PowerShot SX730 HS>

ビル共用のエレベーターで6階へ。ドアが開くとそこがフロントです。フロントでカードキイを受け取ります。これはチェックアウトまで所持していていいのです。いちいち預ける必要がありません。

部屋はフロントからすぐでしたが、廊下が異様に暗いです。画像はあまり鮮明に写ってませんが、部屋番号だけを浮き上がらせるような演出がされています。

Trc0693

<PowerShot>

部屋はこんな感じです。ダブルの部屋ですが、ベッドはでかい。クイーンサイズかな。

キャリーバッグは広げるところがなくて、ベッド上で開けました。

Trc0697

<PowerShot>

テレビはベッドの向かいに。薄型ですから、こんなこともできます。

台湾は半導体だけじゃなくて家電製品も日本に負けてませんから、これからどんどん、このようなテレビを置く宿も増えていくでしょう。ま、初日の安宿だってテレビだけが輝いていましたからね。もっとも、番組は見ておりませんが。

Trc0698

<PowerShot>

シャワールーム兼トイレ・洗面所です。

ベッドルームとはガラスのドアで仕切られています。シャワーブースも同様。しっかりとドアの隙間と接合部分はゴムのシールドがありますので、気密性があって、水漏れはまずありませんね。

Trc0700

<PowerShot>

実は部屋の窓はこの部分にしかなくて、向かいのビルが丸見えです。和民とかサイゼリアなどが入ってます。

もちろん、カーテンがあるのでシャワー及びトイレ使用時には閉めます。

しかし、部屋全体が暗いので、使わないときにはこの状態にしてました。

Trc0702

<PowerShot>

アメニティ類も充実です。ま、わたしゃほとんど持参しましたけど。カミソリまであります。もちろん、ドライヤーも。

シャワーブースにはしっかりとボディシャンプー、シャンプー、コンディショナーが大容量の容器で備えられております。

このあたり、割愛してもいいから宿泊費を安くしてくれないかな。1泊、Agoda価格で6000円ちょっとでした。それでも33%ディスカウントらしいですよ。

この時期、台湾が諸外国からの旅行者を制限なく受け入れ始めた時期なので、高雄と台南ではかなりの価格破壊で泊まれたのですが、やはり首都は厳しいです。

Trc0694

<PowerShot>

その他の備品として、冷蔵庫がありました。冷蔵庫もほとんどのところでありますね。初日はありませんでしたが。

Trc0696

<PowerShot>

所狭しと置かれたポット。ティーバッグはありました。その代わり、ミネラルウォーターは付かなかったです。

宿にウォーターサーバーがあるので、それで済ませろということです。

Trc0695

<PowerShot>

こちらもベッドサイド。上からプラ製のグラス。電話。オレンジ色のものがディーバッグです。

Trc0701

<PowerShot>

エアコンの設定は割と低めです。5月であればOFFにしていても問題なかったような。たまに、つけましたが、そのうち冷えてきます。

さて、一見スタイリッシュな宿なんですが、部屋にあってほしいがなかったものがあります。

それは、テーブルと椅子です。まあ、テーブルはなしで、ポットや電話が置いてある部分を利用してもいいのですが、椅子がないとPCやタブレットとかなり不自然な格好で向き合うことになります。わたしゃ、更新作業を枕元で行いました。

また、ホテルの約款を見ていたら、アルコール類の持ち込み禁止とあるではないですか。オイ、台鉄弁当とともに台湾ビール買ってきてしまったぞ。どうしようもないので、空き缶は共用部分のごみ箱に捨ててきました。

また、ここは夜フロントが帰ってしまうんですよね。何時に到着するのかと数回メールをもらいました。おそらく、フロント不在の場合のチェックインの時は何らかの方法で鍵を客に渡す方法をメールで返信するのでしょう。

そこで、もうひとつ問題が。フロント不在でも24時間エレベーターは動いていて、それこそ、誰でもフロントまではやってこられます。不審者対策はないんですよね。場所は便利なんですが、これではダメなような気がします。ほかのフロアのホテルもフロントは24時間やってるんですかね。

つうことで、次はないわ。リンクも張らないよ~。

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2023年9月16日 (土)

内灣線に乗る

2023年5月16日

Tro0799

<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

新竹駅<*1>です。日本統治時代の歴史的な建築物です。

台鉄にはそのような駅が多いのですが、台中駅は建て替えられ、高架化されました。駅舎自体はそれこそ歴史的建築物として残されているようですが、駅としての機能は失われました。

今回、台南駅と嘉義駅も使ったのですが、改修のためのシートが掛けられているような状態でした。果たして、台南駅と嘉義駅の運命はどうなることでしょうか。

<*1>1913年の完成で現存する台鉄の駅では最古。

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<OMD10>

新竹に到着し、昼食後内灣線<*2>に乗って内灣老街に行くことにしました。まずはホームに移動します。

前述のとおり、古い駅ですので、地下通路がなく跨線橋を渡り第3月台<*3>へ。

<*2>新竹ー内灣間の27.9kmの盲腸線。日本式にカウントすると北新竹ー内灣間26.5kmとなると思いますが、そうではないらしいです。

<*3>プラットフォームのことを台湾では月台と表記します。

新竹始発のこの青い區間車は電化されています。この列車は高鐵新竹駅の隣接駅、六家駅までの運行で、竹中駅で乗り換える必要があります。台湾高速鉄路が開業したのはいいのですが、高鐵新竹駅から新竹市内へのアクセスが悪いため、六家線を2011年に開業し、そのまま内灣線に乗り入れる形にしたものです。そのため、従来単線、非電化であった新竹ー竹中は電化されました。また、高架化も行われています。

そのため、2007年からおよそ4年にわたり、新竹ー竹東間は代替バスによる営業を強いられました。

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<OMD10>

六家行きの區間車に乗ります。車内はごく普通の電車ですね。通勤型とでもいうのかすべてロングシートです。

Tro0809

<OMD10>

竹中駅です。ここで、本来の内灣線へ乗り換え。

Trc0629

<CANON PowerShot SX730 HS>

右が内灣線、左が六家線です。わかりにくいですが、六家線は複線。内灣線はここから単線となります。

内灣線に架線が見えますが、これはしばらく行くとなくなります。

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<OMD10>*撮影は内灣駅のもの

3両編成のディーゼルカーですね。集集線の車両と同じです。

Tro0812

<OMD10>

ディーゼルカーの中です。

窓枠の上部に座席番号が残っていたり、カーテンが付いていたり、上着などをかけるフックが残っているということは、特急用の車両を転用したことがわかります。つまり、非電化区間を走っていた自強號の車両ですね。

そこそこ客は乗っていますね。やはり観光路線です。

ちなみに、新竹からの直通列車は数時間に1本という具合で、ほとんどは乗り換えが必要です。また、土日と祝日は直通列車がぐっと減ります。

Tro0815

<OMD10>

なかなかにわかりやすい路線図ですね

ちなみに、竹東からはバスで客家の町、北埔へバスで行くことができます。ここにもナイスな老街があるとのことです。

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<OMD10>

緑一色です。竹東を過ぎるとほとんど山の中となります。

Tro0863

<OMD10>

このタイプの車両は運転席が半分だけ囲われているような構造です。そのため、右半分には乗客が座れるようになっています。

ここは競争が激しいようです。戻りはここを確保しようとしたのですが、すでに遅し。

Tro0861

<OMD10>

内灣までが開業したのは結構遅く、1951年です。

開業の目的は木材や石灰、セメントなどの輸送だったようです。そのためかSLや古い車両の展示はありませんでした。

Tro0852

<OMD10>

内灣線は比較的本数も多く、北埔と合わせて内灣まで行くのもいいのではないでしょうか。

 

こちらも、動画を撮ってみました。戻りの内灣からのものです。

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2023年9月14日 (木)

蕨で簡体字中華

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Luntaさんからお招きを受けまして、蕨まで出かけてきました。

蕨というと、お隣が川口市で、ネット上では某国の難民が住み着き無法地帯と化しているという情報が飛び交っております。確かに京浜東北線では顔の濃い人たちをよく見かけました。ですが、蕨では危ない奴は見かけませんでした。とはいえ、かなり外国人比率の多い地域ですね。

ま、数年前までワタクシが勤めていた某所(荒川挟んですぐのところ)でもエスニック度はかなりのものでしたが。

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JR蕨駅集合で徒歩10分程度でしょうか。今回のお店に到着しました。

見事に並ぶ簡体字のメニュー。ヤムの会の皆さん、まるで土地勘のないところで、こちら、LuntaさんとリンクしているZhenさんが企画したオフ会なのでした。

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おそらくは、もともとあった店舗を中国の方が居抜きで買い取ったお店だと思います。

ドリンク以外、すべて簡体字のメニューでした。そして、お店の人はほとんど日本語を話しませんでした。

そうとなると、中国への駐在経験の長いZhenさんに「おまかせ」となりまして、ちょっと楽をいたしました。

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テーブルにはこのようなくぼみがありまして、ここで火鍋などができるようです。

もっとも、この日は9月に入ったというのに相変わらずの猛暑日で、さすがに誰も鍋のリクエストはありません。寒くなったらやりますか。

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さっそく、運ばれます。やっぱ、暑い日はこれだよな。青島啤酒をはじめとする、中国のビールはもちろんあったと思いますが、瓶だけとなります。生ビーは「中央フリーウェイ」にも登場するこのメーカーです。

暑いとやっぱり美味い。

料理が次々と運ばれてきます。

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牛肉を炒めたもの。美味いです。牛肉は細切りで遠目には山菜のようにも見えてしまいます。

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鶏肉をピリ辛に和えた一品。もちろん、美味しい。

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こちら、豚肉を素揚げにしたものですかね。たまりませんな。

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アサリの唐辛子炒め。どの料理も赤く染まってます。

おそらく、活きのいいアサリをそのまま中華鍋に投入して炒めてますね。鉄製の杓子で貝を勢いよく炒めているので、ところどころ貝殻の破片が混じります。味は抜群ですが、貝殻の破片にワタクシ的には敬遠いたしました。

でも、中国人はそんなこと気にしませんよね。「ペッ」と口から出します。これ、無秩序にやっているんではなくて、破片は1か所に吐き出されるはず…。

Yam1738

きゅうりともやしの和え物。優しい味です。毎日のおかずに欲しいくらい。

Yam1739

羊肉の串焼きです。しっかりと唐辛子がかかってます。

これで、肉類のオールスターが登場。

Zhenさんにきかれたんですよ。辛い物は大丈夫ですかと。そこはヤムの会ですから大丈夫ですと。タイ料理も唐辛子がポイントですが、プリッキヌーみたいに激辛でもないので、大丈夫でした。

また、Zhenさんによると、これらは東北部、いわゆる旧満州あたりの料理だとか。

そして、この日は6人集まりましたので、これだけたくさんの料理が食べられたわけです。

Yam1741

シメはこちら。ニラをシンプルに炒めたものです。この上にも唐辛子が。ニラはまっすぐに炒められております。これは結構な技術なんじゃないすかね。

これも、美味かった。

ニラやネギがダメな人がいましてね…。それなのに、グルメブログやってるんですよ…。なんて話になったり。やっぱりいない人はネタになりますね。

いやあ、満足しました。これだけ食べて、お値段も庶民価格でございました。

初対面でした、Zhenさん、すねこすりさん、ありがとうございました。Luntaさん、trintrinさん、スクムビットさん、わたしゃ、一足早くバンコクに行ってきます。

寒くなってきたら、火鍋期待してます。

郷村鉄鍋炖(食べログ)

★今回の画像データはCANON PowerShot SX730 HSでした。

お知らせ

ギャラリーカフェ mikepo'sさん、アニタツさんのINOG's、ZhenさんのBeing on the Road~僕たちは旅の中で生きている~をリンクいたしました。右サイドバーにリンクがあります。よろしくお願いします。

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2023年9月10日 (日)

がんばろう、モロッコ

Im1552

モロッコ中部で地震が起きたそうです。

少なくとも世界遺産の都市、マラケシュで被害がかなり深刻なようです。

Im1605

モロッコは3回訪れていて、その3回ともマラケシュに立ち寄りました。

この、ジャマエルフナ広場も深刻な影響を受けているとのことで、心が痛みます。

それにしても、これまであまり地震の報道がなかった地域だけに、今回のケースは稀なものだったということなのでしょうか。

Im1492

このような歴史的な建造物も基本はレンガ造りでもあり、マラケシュの旧市街などは民家もレンガ造りのものがほとんどです。つまり、耐震性がないということですが、そうした状況で何世紀も過ごしていたわけで、ほとんど地震というものとは無縁な国だったということなんでしょう。

このことを機会にマラケシュも耐震性のある建築物が増えていくとは思います。でも、クルマの入り込めない狭い路地裏などは整備されてしまうのかもしれません。

Im1295

しかし、世の中には何が起こるのかわかりませんね。

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こんな子供たちも今では好青年になっていることでしょう。頑張って復興させてください。

ワタクシも機会があれば義援金などで支援したいと思います。まあ、それしかできないですけど。

頑張れ!

★今回の画像はすべて過去にアップしたものです。データ的にはPENTAX MZ-3というフィルムカメラで、すべて単焦点レンズ。Sigma20mmとFA35mmですね。フィルムはリバーサルでKodakのE100VSを使用しました。

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2023年9月 9日 (土)

アウトテイクだらけで全米1位ゲット

かすてら音楽夜話Vol.170

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この記事を書こうとしていて、タイミングよく入ってきたのが、The Rolling Stones(ローリングストーンズ)、18年ぶりのスタジオアルバム『Hackney Diamonds』リリースのニュース。

一昨年、ドラムスのCharlie Watts(チャーリー・ワッツ)が亡くなり、メンバーが3人になってしまったストーンズ。しかも、Mick Jagger(ミック・ジャガー)とKieth Richards(キース・リチャーズ)は今年傘寿の80歳、Ron Wood(ロン・ウッド)は76歳というどこから見ても老人の集まりに、どこにそんなパワーが宿るのかホントにぶったまげました。

しかも、新曲の「Angry」が9月7日付でリリースされ、すでにYouTubeにプロモーションビデオがアップされております。

 

映像は過去のツアーのものを一部流用していますが、もちろん音は最新。

聴いている分には1980年代と何ら変わりません。これも驚異。

さて、ここからが本題です。

お馴染み、「Start Me Up」(1981年)、1980年代を代表するストーンズの曲で、近年はツアーのオープニング曲で使われることの多い、ストーンズの代名詞みたいな曲でもあります。

チャート上ではビルボードHot100(シングルチャート)で2位止まりでした。当時の1位である、Daryl Hall & John Oates(ダリル・ホール&ジョン・オーツ)の「Private Eyes」か、オリビアの「Physical」に阻まれましたね。

アメリカのもうひとつの権威あるチャート、Cash Boxでは1位になっているはずですが。ビルボードとキャッシュボックスは集計方法が違うのですね。

さて、この曲が収録されたアルバム『Tattoo You』(邦題『刺青の男』、1981年)ですが、これまた大ヒットし、ビルボードHot200(アルバムチャート)では1位に輝きます。この当時のストーンズはセールスも好調で、1971年のアルバム『Sticky Fingers』からこの『Tattoo You』まで8作連続の1位を獲得しています。

しかし、この1980年はじめの時期、ミックとキースの関係がいいものではなく、それでもストーンズにはアルバムリリースの要求が強まっていたのでした。

そして、『Tattoo You』の前のアルバム『Emotional Rescue』ではツアーに出なかったため、次のアルバムでツアーに出るというプレッシャーもかかっていたのです。

ストーンズのソングライターはミックとキースです。デビュー直後はミックが作詞し、キースが曲を作るというコンビだったようですが、この組み合わせで「Jagger/Richards」(キースは本名ではないKieth Richardを名乗っていた時があり、この時までは「Jagger/Richard」)を共同名義としてクレジットされていました。

The Beatlesの「Lennon/McCartney」と同じです。

ですが、キャリアを積むことで、それまでのそれぞれのアイデアを持ち寄って曲を仕上げることから、それぞれが曲を作ってきてそこにバンドとしてアイデアを加える形に変わってきました。つまりは、「Jagger/Richards」とクレジットされていても、ミックの曲、キースの曲となっています。これはビートルズも同じ。

さて、そこにニューアルバムのリリースということが重なってきます。前作『Emotional Rescue』までのストーンズは長時間スタジオにこもって曲をいくつものテイクを収録し、さらには別のスタジオでミックスダウンするという具合で、1枚のアルバムをリリースするまでかなり長いスパンを必要としていました。

しかし、この時はそんな時間がありません。そこで取られた手法が、それまでお蔵入りしていた曲を活用するというものでした。事実、「Start Me Up」はアルバム『Black And Blue』(1976年)から『Some Girls』(1978年)にかけて曲が成立していたものの、アルバムからは選に漏れた曲でした。

ただし、『Tatoo You』リリース時にはこのことは明らかになっていませんでした。

 

こちら、『Tattoo You』収録の「Slave」(邦題「奴隷」)です。シングルカットはされていません。

この曲も「Start Me Up」と同じ頃に存在していたといわれています。

アルバム中の11曲のうち、10曲がお蔵入りしていたものだといわれています。とはいえ、以前の収録をそのまま持ってきたのではなく、それらを基にしてオーバーダビングやコーラスの追加、それまでになかったパートの追加などの処理をしていて、とてもお蔵入りしていたものとは思えない出来に仕上がっています。

この「Slave」ではジャズ界の巨匠ともいえるSonny Rollins(ソニー・ロリンズ、サックス奏者)を起用しました。史上最強のライヴバンドであるからこそ、成立したコラボということでしょう。余談ですが、ストーンズにはブラスセクションはありませんが、サポートメンバーであるBobby Keys(ボビー・キーズ、故人)という人がいて、「Brown Suger」でのサックスソロが有名ですが、この時は一時的にサポートから外れていたのでした。

また、ストーンズのコーラスあるいはバッキングヴォーカルは主にキースとロニーが行っていましたが、掛け声みたいなもので、コーラスとしての体はなしていないものが多かったです。それでも、収録にはリードヴォーカルであるミックもコーラスを担当し、なんとかしておりました。この「Slave」をはじめ、『Tatoo You』ではミックのコーラス部分をかなり重厚にして、それまでのラフな形は見せないように仕上げました。

そして、ここが重要なのですが、Bob Clearmountain(ボブ・クリアマウンテン)というミキサーを初めて起用し、サウンド全体を明確に仕上げてきたのがこのアルバムでした。

正直申しますと、レコード時代のLPではあまりよくわかりませんでしたが、CDになって『Tattoo You』以前の作品と聴き比べてみると違いははっきりとわかります。ただ、近年発売されたリマスター盤では、どのアルバムもかなりクリアに仕上がっていて、違いは少なくなっているかもしれませんが。

それでは、最後にこの曲を聴いてお別れしましょう。

 

「Black Limousin」でした。ロニーがクレジットされた数少ない曲です。

映像は1981年のUSツアーから。キースもロニーもタバコ吸いまくりですねえ。映像にはありませんが、この時ベースのBill Wyman(ビル・ワイマン)もステージで吸ってました。時代ですね。

とにかく、『Tattoo You』はアメリカだけで400万枚の売り上げがあり、その後のUSツアーとヨーロッパツアーが大盛況になり、USツアーを基にしたライヴアルバム『Still Life』がリリース、ビルボードHot200で5位となり、バンドはさらにリッチになっていくという絵にかいたような成功を収めたのでした。

今やストーンズはビッグになりすぎていて、もはやチャートを追うようなことは狙ってないのですが、アルバムチャートでは『Tattoo You』が最後の1位。シングルでは「Miss You」(1978年)が最後の1位なんです。

果たして、アルバム『Hackney Diamonds』とシングル「Angry」がどの程度チャートで上昇するか気にしてみます。これでどちらかが1位を取ったら史上最高齢です。日本だったら、矢沢やユーミン、達郎にまりやがそこまでやるかということですな。

おまけ

ジャニーズの件、実はThe Rolling Stonesにも関係していて、SixTONESを「ストーンズ」と読ませるようにしたというのは、ジャニー氏だったということです。まったく、リスペクトのかけらもないのかよ。でも、メジャーになり切れなかった「イーグルス」というグループもいたそうですよ。

かすてら音楽夜話ではシンガー、グループ、楽曲等のリクエストも受け付けています。できる限り対応しますので、コメント欄でお知らせください。

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2023年9月 4日 (月)

LCCの桃

2023年4月10日、14日

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沖縄の話題をば。

沖縄に行くのにはLCCのピーチを利用しました。荷物をつけて、2万円ちょっとでした。距離を考えるとこれは爆安かもしれません。

荷物をつけなければ2万以下です。それでも、PC、カメラ2台と交換レンズ2つということで、個人的には厳しい。

さて、ピーチですが、予約は直接ピーチのサイトで取りました。すると、確認メールとともにQRコードが送られてきて、このような機械で手続き後にカウンターに向かいます。それは、荷物を預けるためです。預けない人も結局はカウンターに向かうのです。これまた、手荷物が7kg以下であるかを計測するためです。荷物を預けた自分も計られました。これが、6.9kg。危ねー。

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那覇までのフライトはわずかに3時間。とはいえ、見事に満席です。

この時、まだまだコロナの警戒感が強く、マスク着用者も多数です。新年度が始まったばかりの平日で満席なんだと思いました。ま、結構な期間旅行自粛みたいなムードがありましたから、仕方ないのかも。

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機材はLCCでおなじみ、Airbus A320ですね。通路を挟んで3席ずつのもの。モニターは当然ありません。

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席は狭いです。こんな具合で、足をわずかに通路に出さないときつい。まあ、飲み物をシートのポケットに入れていたからかもしれませんが。身体をわずかに斜めにしないといけないくらい、シートピッチは狭くしてあります。

まあ、それでも体格のいい外国人なども乗っていたので、問題ないってことなんでしょう。

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機内WiFiでスマホやタブレットなどで軽食と飲み物のオーダーは可能。もちろん、頼みません。

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機内誌。これも、どうでもいいです。なんたって、機内エンターテイメントがないので。わたしゃ終始、持参の音楽を聴いていました。

さて、行きの成田ー那覇便ですが、なんと、リクライニングができない構造でした。これは初めての経験。あらかじめ、シートにやや角度をつけていて、乗客の姿勢を少しだけ後ろに倒すような座り方をさせるものでした。

帰りの那覇ー成田便はリクライニングができましたが。やはりというか、ケチ臭いですねえ。

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到着の那覇空港は沖止めでタラップを降ろされます。

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その先はバスで空港建物へ。ま、これは時間帯にもよるでしょう。

帰りの那覇ではボーディングブリッジにて直接乗り込めます。成田はどちらもボーディングブリッジで乗降でした。

ところで、ピーチは大阪ベースの会社のためか、アナウンスの最後に「おおきに」とかいうんですよ。

ピーチの国際線に目を向けると、成田は桃園、高雄だけ。羽田はインチョン、桃園、上海。関空はインチョン、香港、桃園、上海、高雄、スワンナプームとあります。関東在住者としては台北については、午後4時発の午後8時到着くらいは使えますけど、もう1便は午後10時発の翌日午前1時着って使えませんよね。羽田の桃園はまだ太陽が昇る前なんて時間だったりで、少なくともわたしゃ、無理です。

ま、LCCは隙間の航空会社ですから、どうしてもそうなるか。国内線は午前発がありますが、やっぱり値段はアップします。ま、わたしゃ、そういう便を使ったのですけど。

そうそう、アテンダントは全員日本人でしたが、ピーチの空港職員は日本語を話せる外国人が多かったです。経費削減のためでしょうね。トラブル回避かよとか勘ぐってしまいますね。

★今回の画像データはすべてCANON PowerShot SX730 HSでした。

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2023年9月 1日 (金)

集集線に乗る

2023年5月15日

台湾の記事に戻ります。

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この日、午前中に集集線<*1>に乗ることにしました。

<*1>二水ー車埕まで、29.7kmのローカル線で、単線。非電化。

斗六から台北方面へわずか3駅、二水に到着です。ここで乗り換え、集集線のホームに移動します。上り(台北)方面から下り(高雄)方面のホームに移動するのですが、地下道をくぐることになります。

しばらくすると、彰化方面から紫煙車<*2>がやってきました。すでに客が乗っていて、サボ<*3>を見ると、彰化から運行していることがわかりました。すでに、台湾をぐるっと取り巻く台鉄の幹線はすべて電化が完了していて、架線のある路線をディーゼルカーが走るのはかなり珍しい例となります。

<*2>文字通りディーゼル車両。

<*3>サインボードの鉄道用語で行先票のことです。幹線を走る電車ではほとんど方向幕やデジタルの表示になっていますが、このタイプは金属製の札を差し込む昔ながらのタイプです。

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車両の編成は短く、3両ほどだったと思います。ひとつの車両の中間にはこのような仕切りがあります。台湾風とでもいうのか風情があります。

ですが、この形には見覚えがあります。それは、2016年に高雄ー台東と台東ー台南間で乗った自強號にもありました。詳しくいうと、南廻線がこの時は非電化だったので、ディーゼル仕様の自強號が走る必要がありました。

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よく観察してみると、窓の上に座席番号の表示があります。この車両はつり革も付いていて、座席もロングシートとなっていますが、おそらく、座席をクロスシートからロングシートに改造し、ドアの位置も変更することで、ローカル仕様にしたものだと思われます。そのためか、立派なトイレも付いていて、冷房もギンギンに効いていました。

車両の有効活用ですよね。台湾のローカル線はいずれもこのタイプでした。乗り心地もいいし、エアコンも効くので乗っていて不満はありません。

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全線が単線のため、途中の濁水ではすれ違いのため、タブレット交換が必要です。

たまたま、乗っている位置がよかったのかタブレット交換を見ることができました

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このような沿線案内のような表示もありました。しかし…。

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途中の集集で追い立てられるように降ろされてしまいました。

この時はチケットを購入せずに悠遊卡で乗車していたので助かりました。

どうやら2021年8月に起きた土砂災害により、ここから先には行かないようです。駅の改札で何やらまくしたてられましたが、「代行バスはあっち」というように案内していたようです。

そのためか、乗客が異様に少なかったです。観光客はほとんどバスを利用するのでしょう。

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ま、自分の目的はローカル線を含めて台湾の鉄道に乗りつぶすことにあったので、代行バスを使ってまで終点に行くことはしませんでした。

その代わり、ここで折り返しの列車が出るまで時間つぶしをする必要がありました。

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駅のある集集鎮は日月潭にも近く、沿線では比較的規模の大きい観光地のような趣はありました。

駅前広場には、こんな蒸気機関車が。この独特の形は阿里山森林鐵路車庫園にも展示されていたシェイ型機関車ですね。軌間も762mmのようで、明らかに現在の集集線では走れません。

wikiで調べてみましたが、集集線は日本統治時代に水力発電所への資材運搬のために敷設されたとあるだけで、ゲージの改軌については触れられていませんでした。ですが、このSLがあるということは、かなり長い期間、761mmで営業していたものと思われます。

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SLの向かいに、なぜか戦車がありました。こちらはさらに不明。

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さらには駅前にはイミフなキャラクターが。

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時間が迫ってきたので折り返しの列車に乗ります。

こちら、最後尾ですが、左側が運転席。なんと、右側にはふたりほどが座れる座席があります。マニアはここに座るんですね。

 

動画を撮ってきました。二水からのものです。

集集までの間は比較的平坦な地形で、周囲は農地ばかりです。災害の起こった集集から先は地形も変わるのでしょうけど。

戻りは乗り換えもありましたが、昼前に斗六に到着しました。

時間があったので、この日の午後、西螺に行くことができました。最悪、宿か駅で荷物を預かってもらうかして、翌日行くことになるかと思ってましたが。

★今回の画像データはすべてOLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mmでした。

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