内灣線に乗る
2023年5月16日
<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>
新竹駅<*1>です。日本統治時代の歴史的な建築物です。
台鉄にはそのような駅が多いのですが、台中駅は建て替えられ、高架化されました。駅舎自体はそれこそ歴史的建築物として残されているようですが、駅としての機能は失われました。
今回、台南駅と嘉義駅も使ったのですが、改修のためのシートが掛けられているような状態でした。果たして、台南駅と嘉義駅の運命はどうなることでしょうか。
<*1>1913年の完成で現存する台鉄の駅では最古。
<OMD10>
新竹に到着し、昼食後内灣線<*2>に乗って内灣老街に行くことにしました。まずはホームに移動します。
前述のとおり、古い駅ですので、地下通路がなく跨線橋を渡り第3月台<*3>へ。
<*2>新竹ー内灣間の27.9kmの盲腸線。日本式にカウントすると北新竹ー内灣間26.5kmとなると思いますが、そうではないらしいです。
<*3>プラットフォームのことを台湾では月台と表記します。
新竹始発のこの青い區間車は電化されています。この列車は高鐵新竹駅の隣接駅、六家駅までの運行で、竹中駅で乗り換える必要があります。台湾高速鉄路が開業したのはいいのですが、高鐵新竹駅から新竹市内へのアクセスが悪いため、六家線を2011年に開業し、そのまま内灣線に乗り入れる形にしたものです。そのため、従来単線、非電化であった新竹ー竹中は電化されました。また、高架化も行われています。
そのため、2007年からおよそ4年にわたり、新竹ー竹東間は代替バスによる営業を強いられました。
<OMD10>
六家行きの區間車に乗ります。車内はごく普通の電車ですね。通勤型とでもいうのかすべてロングシートです。
<OMD10>
竹中駅です。ここで、本来の内灣線へ乗り換え。
<CANON PowerShot SX730 HS>
右が内灣線、左が六家線です。わかりにくいですが、六家線は複線。内灣線はここから単線となります。
内灣線に架線が見えますが、これはしばらく行くとなくなります。
<OMD10>*撮影は内灣駅のもの
3両編成のディーゼルカーですね。集集線の車両と同じです。
<OMD10>
ディーゼルカーの中です。
窓枠の上部に座席番号が残っていたり、カーテンが付いていたり、上着などをかけるフックが残っているということは、特急用の車両を転用したことがわかります。つまり、非電化区間を走っていた自強號の車両ですね。
そこそこ客は乗っていますね。やはり観光路線です。
ちなみに、新竹からの直通列車は数時間に1本という具合で、ほとんどは乗り換えが必要です。また、土日と祝日は直通列車がぐっと減ります。
<OMD10>
なかなかにわかりやすい路線図ですね
ちなみに、竹東からはバスで客家の町、北埔へバスで行くことができます。ここにもナイスな老街があるとのことです。
<OMD10>
緑一色です。竹東を過ぎるとほとんど山の中となります。
<OMD10>
このタイプの車両は運転席が半分だけ囲われているような構造です。そのため、右半分には乗客が座れるようになっています。
ここは競争が激しいようです。戻りはここを確保しようとしたのですが、すでに遅し。
<OMD10>
内灣までが開業したのは結構遅く、1951年です。
開業の目的は木材や石灰、セメントなどの輸送だったようです。そのためかSLや古い車両の展示はありませんでした。
<OMD10>
内灣線は比較的本数も多く、北埔と合わせて内灣まで行くのもいいのではないでしょうか。
こちらも、動画を撮ってみました。戻りの内灣からのものです。
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コメント
いよいよタイですね。おすすめのローストビーフ食べました。極端に高くて召し上がらなかったのだと思っていましたが、どうやらそうじゃなく、日曜の昼食だけしかやっていない場合がほとんどだからってわけだったようですね。
さて、内湾線ですが、電化工事期間中で代替バスになっていた当時にバスに乗りました。竹東から清泉温泉に行くバスに乗ったのですが、帰りに新竹に出るために代替バスに乗ったのです。内湾線はまだのれていないのですが、いまは清泉温泉はやってないという情報もあり、また代替バスは工事中しか乗れないので、行っておいてよかったです。
投稿: とんび | 2023年9月19日 (火) 10時01分
とんびさん
知識としてローストビーフが英国料理の代名詞みたいなことはわかってましたけど、やっぱりその時の資金では食せません。
せいぜい、祝宴に招かれてドメスティックなローストビーフもどきを食べた程度ですね。
今回の台湾では台湾の西側のローカル線に乗るというのがひとつのテーマでした。
とんびさんとは逆に集集線が集集までで打ち切りだったというのは、やはり残念です。
でも、もう2年も不通なんですよ。
投稿: ヒョウちゃん | 2023年9月19日 (火) 19時57分
はじめに思った通りだったのですね。極端に高くて手が出なかったと。
店を探していたら、パブでもサンデーローストで出ているところが多い。値段は、Fish&Tipsよりも少し高い程度。で、値段的には別に食べられない値段じゃないけど、日曜の昼食でしか食べられないってのでハードルが高かったのです。
食べたのは日曜。サンデーローストしているパブ探しをしたら1軒目で見つかりました。値段はFishi&Tipsが16、ローストビーフが20で極端に高いわけじゃない。それで、そっかぁ、ヒョウちゃんも、値段じゃなくって、日曜の昼食限定ってことで困ったのだろうって思ったのですよ。
投稿: とんび | 2023年9月20日 (水) 21時11分
とんびさん
初回のイングランド旅行(2000年)では、イングランド特有の料理をあまり味わっていなかったので、ギリシア料理、インド料理、中華等に逃げてました。
それで、前回の旅ではB級のイングランド料理をできるだけ食べるようにしました。
正直いってローストビーフにはそれほど惹かれませんでした。
この時のレートは1ポンドが150円くらいだったような。
現在の185円かつインフレ気味だと、昼食は屋台のテイクアウェーか麺の中華になりそうです。
投稿: ヒョウちゃん | 2023年9月20日 (水) 21時41分