高雄ライトレール
2023年5月11日
話題は高雄に戻ります。
2016年12月に高雄を訪れていますが、その時すでにライトレール(LRT)はできていました。ただし、ごく一部区間だけの開業でした。
まあ、現在も完成はしておりません。将来は環状線になる予定で、2023年5月時点でMRTの3駅で接続しています。近いうちにつながるのではないかと思います。
と、いうことで、旧高雄港線のバックヤードを訪れたついでにLRTに乗ってみることにしました。
こちら、駅に設置されている券売機です。シングルチケットとあるのですが、悠遊卡をはじめとするICカード利用の場合、1回10元の優待料金が適用されています。現金で利用した場合いくらなのかはちょっとわかりませんでした。
工事が完了し、環状線となると1回30元、IC料金25元となる予定です。wikiによれば、2023年内に環状線となるとありますので、今がお得ですね。
ICカードの読み取り機は駅にもありますし、車内にもあります。バスのように乗車時と下車時にタッチする必要はなく、乗車時だけで大丈夫ですね。
走行は比較的ゆっくりです。一応、専用の路線を走っています。しかし、人や動物、時には自転車やバイクなどが線路に進入することは簡単な場所もありますので(もちろん、危険ですが)、運転手が目視で危険を回避できるような速度で走っているのでしょう。
そのため、激走はしませんので、揺れも少ないです。
さすがに新しい車両で、しかもそれほど混雑してないので、確実に座れますね。もちろん、エアコンも効いてますので、快適です。
座席がない部分は自転車を置けるようになっているみたいです。さすがは隠れた自転車大国<*1>です。
<*1>Giantなどの自転車メーカーがあり、サイクリングが比較的盛んで、サイクリング専用路も多いです。
実際に乗った区間はC14哈瑪星からC3前鎮之星まで。
哈瑪星はMRT橘線(Orange Line)の西子灣に接続し、前鎮之星はMRT紅線(Red Line)の凱旋に接続しています。この区間は駁二藝術特区や高雄港沿いを走り、眺めがよかったです。
ちなみに、LRTは台鉄や高鐵と違って、右側通行となります。
それにしても、高雄市ってすごい。
今回の画像データはすべてOLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mmでした。
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