2023年9月28日(木)~10月1日(日)
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今回の旅で前半のバンコクで3泊した宿について。
このSunflower Placeという宿はサラデーン・シーロムエリアにありますが、まったく大通りには面してなくて、静かなところです。
2019年の3月と、2019年から2020年にかけての年末年始(この時は間にカンチャナブリーに行き、戻ってきてまた泊まりました)にも利用していて今回が3回目、厳密にいうと4回目ということになります。つまりは気に入っているのです。
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通常のシングルで予約しましたが、キングサイズベッドのエコノミーダブルルーム利用となりました。シングルに空きがなかったのでしょう。
このクラスの料金だと部屋がベッドで占領されてしまい、キャリーバッグを広げるところもない、という感じですが、18平方メートルあり、かなり余裕があります。ちなみに、エコノミーダブルルームは初めての利用でした。通常のシングルでもベッドが小さくなるだけで、やはり18平方メートルあります。
この18平方メートルがこの宿で一番狭い部屋になります。
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部屋の備品はこんな感じです。
大型冷蔵庫。液晶大型テレビ。デジタル式のセーフティボックス。この部屋には窓がひとつだけですが、カーテンとブラインド上の目隠しもあります。それでも、外の様子(特に天気)はよくわかります。
シングルの窓は小さなバルコニー付きです。また、バスルームの位置が微妙に違いますね。
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ベッドサイドはこんな感じです。
電気スタンドはほぼ使わず。コンセントは多いほうなので、充電には困りません。
ただし、部屋の電気は鍵に付属のプラスティック片をスリットに差し込むと作動するので、部屋を出ると充電が中断してしまいます。充電作業はできるだけ部屋にいるときだけに済ますのがいいでしょう。なお、USBの挿入口はありません。
部屋に椅子というものがないのが唯一の欠点でした。わたしゃ、更新作業をこのベッドサイドのテーブルで行いましたが、テーブルをやや動かし、ベッドに腰掛けながらという状態でした。ま、タブレットだったのであまり問題なかったのですが、PCだとかなり不自然な姿勢になることでしょう。
なお、通常のシングルには椅子がありました。
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バスルームです。洋式のトイレに洗浄ノズル。タイのホテルの標準ですね。
もちろん、バスタブはなくシャワーのみとなります。トイレとの間に低めの段差があって、水の流出もほぼありません。
シングルルームのバスルームはもう少し広めですが、これでも全く問題ありませんね。
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洗面台です。アメニティ類は石鹸とシャンプーのみ。中央に写っているものはワタクシの私物です。
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ダブルルームということで、フェイスタオル、バスタオルとも2セットありました。ケチなところだと、清掃の際にひとり分にされてしまうことがしばしばありますが、清掃後もちゃんと2組用意されてました。
そして、タオルが以前よりもよくなってました。アメニティの石鹸も以前は使うと油臭くなる安物(タイのホテルはこれが多い)でしたが、そういうにおいのしないものに変わってました。シャンプーについては自前を使っていたのでよくわかりません。あしからず。
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レセプションです。
以前は24時間対応だったのですが、現在は9:00から17:00まで人がいることになってます。これもコロナの影響でしょうか。
スワンナプームからこちらに到着したのが18:00をかなり回っていた時間です。もしかしたら、この日に新規の客が来るということで残っていてくれたのかもしれません。このあたりは予約サイトで記述がありませんでした。ほぼ日本から到着する便については直行便でもアウトな時間となるので、予約の際に到着予定時間を知らせるメッセージを残すといいかもしれません。
玄関はチェックインの時に渡されるセンサー付きのカードを機械にかざすと、鍵が開くので無人でも出入りに問題はありません。
<KP/DA18-50mm>
ゲスト以外はこの先行けませんよの表示。同時にタイで解禁された「アレ」も禁止のマーク。ドリアンもダメです。
また、以前は外出時に鍵を預け、戻ってくるとレセプションでミネラルウォーターをくれたのですが、現在は鍵はチェックアウトまで持っていていいことになってます。ミネラルウォーターも冷蔵庫の上に補充してくれます。エコノミーダブルでは水も2本になります。
以前は朝食もついていましたが、現在は暫定的に止めているとのことです。同時に無料のコーヒー(インスタントですが)サービスはなくなり、部屋に電気ポットが付き、スティックコーヒーとティーバッグが用意されています。
では、朝食はどうするかというと、5分ほどのところに朝からやっている市場のようなところがありますので、それほど問題はないかと。
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何かあったら電話しろとのことですが、どうやらこの宿は周囲の建物と一体化しているようで、すぐに対応してくれる可能性が高いです。
この画像はシーロムSoi6側からのものですが、宿の左隣がヘアカット、右隣がコインランドリーとなっていて同一経営みたいなんです。宿の前の通りは屋根付きの商店街のような感じですが、宿の中にコインランドリーとつながるような空間があったり、宿泊者が使わないような階段があったりします。それに、左の建物(宿側)から右の建物に通じるような通路が設けられてますので、宿関係者はこのどこかにいるのではないでしょうか。
ちなみに、エレベーターもあります。
ここに来る時、ちょっと大変でした。と、いうのも、夕方からものすごいスコールとなり、MRTシーロム駅を出た時にはほぼやんでいたのですが、パッポンは水浸しでしたし、シーロムSoi6もかなり冠水していました。
雨季以外だったらまた使うと思います。ま、戻ってきたときは別の宿に泊まったのですが、その理由はまた後で書きます。かなりあとになると思いますが。
全体的に清潔な宿です。静かだしね。1泊あたり約3500円でした。コロナ以前とあまり変わらない価格設定ですかね。おススメです。
Sunflower Place
閑話休題。
かすてら音楽夜話Vol.171
谷村新司氏がお亡くなりになりました。
個人的には「昴」とか「サライ」とかはあまり好きじゃないんですが、アリスのベストアルバムは所有していたりします。
1948年生まれなんすね。アリスというと、高校・大学の国内旅行で泊まるのがユースホステルということで、「ミーティング」と称する時間に吉田拓郎とともにずいぶんと歌わされた思い出があります。
大学入学前の春休み、倉敷のユースにだいぶ早い時間に到着すると、ミーティングルームでひとりギターを弾いている大学生がいて、「ちょっと歌おうか」と誘われ、それからは「今はもう誰も」、「冬の稲妻」、「涙の誓い」、「ジョニーの子守歌」などなど歌いまくりました。
また、大学の新歓では同級生3人で「アリス」と称してアカペラで「冬の稲妻」をやったような記憶が…。
随分と年上の人ですけど、当時は谷村氏より若い世代があまりメジャーではなかったからなあ。浜田省吾も全然有名じゃなかったし、佐野元春もデビューすらしてなかった。
つうことで、この曲を。
「チャンピオン」(作詞作曲:谷村新司)でした。アリス唯一のオリコン1位獲得曲です。
このチャンピオンとは、モデルがいまして、東洋ミドル級チャンピオンだったカシアス内藤氏のことです。
カシアス内藤ですが、沢木耕太郎の「一瞬の夏」にも登場するんです。というか、彼を追ったドキュメンタリーです。すっかり落ち目になった内藤氏は当時世界ジュニアミドル級チャンピオンであった輪島功一氏とノンタイトル戦で対戦し、倒し倒されのどつき合いをしたものの、壮絶に散っていったという一戦があるんです。
沢木さんも輪島氏を追った短編、「ドランカー」「コホーネス」という作品がありますね。
谷村さん、安らかに。
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