カオソーイ食べ比べ
タイ北部の料理といえば、カントーク料理、ケップムー(豚の皮料理)、サイウア(ハーブソーセージ)などがあります。
そのうち、お手軽なのがカオソーイという麺料理です。
カオソーイには主に2系統あり、ルアンパバーンなどのラオス北部ではライスヌードルに肉味噌(のようなもの)をのせたものです。このタイプはビエンチャンまで下るとほぼ見なくなります。
一方、タイ北部のカオソーイは卵麺を使い、ココナッツミルクベースのカレースープとなります。その上にカリカリに揚げた卵麺をトッピングします。
寺院巡りのある日、昼食にカオソーイを食べることにしました。
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入った店は、ワットプラシンに近い、ラチャダムヌーン通りに面した、「Writer's Club & Wine Bar」という比較的小さな店です。
こちら、カオソーイ・ベジタリアン、85バーツです。揚げ麺のってますね。
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店内はこんな感じです。奥は風が通らなさそうなので、入口に近い壁のないところに席を取りました。確かWiFiもあったはずです。
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ドリンクは一番安かったスプライトです。こちら、20バーツ。
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カオソーイにはこのようなトッピングが付きます。中央がナムプリック。唐辛子ベースの粉末状のものです。右側が高菜漬けに見た目も味もそっくりな漬物。左はタマネギとマナーオと呼ばれるライムそっくりな柑橘類をカットしたものです。
全量ではありませんでしたが、すべての素材を適量投入しました。マナーオは絞り入れます。
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カオソーイ(タイ北部の)を食すのは15年ぶりになりますか。
個人的には初の訪タイ時にはバンコクで食べさせる店があり、そこですでに食べていました。見た目もどことなく美味そうだし。
ところで、この店ではいわゆるファラン観光客向けなのかヴィーガンあるいはベジタリアンに特化したカオソーイだったようです。つまり肉は入りません。
肉はありませんでしたが、美味いですよ。見た目ほどスパイシーではないし。その点は個人差にもよるんですけど。
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次の店は、最終日に空港に向かう前に入りました。
ターペー門に近いターペー通りにある、「Phon & Non Cafe」です。
ここはちょっと変わっていまして、店内がアンティークと昔懐かしいミュージシャンのポートレイトで飾られています。
<PowerShot>*画像は別の日の夕食時のものです
店内はこんな感じですが、こちらはレストランスペースですね。この右側にターペー通りの歩道に向くようにロングテーブルがあり、アルコール類をはじめとする飲み物だけを楽しむ客向けのスペースとなってます。実はそちらは珍しく喫煙可能。
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お、エルビスですね。そして反対側の壁には。
<AQUOS wish2>
中央にあるのはリンダ・ロンシュタットでは。リンダの右側にはチャック・ベリーのようなアフリカ系男性の写真も。
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揚げ麺が山盛り。こちらはアサツキのようなトッピングも。こちら、カオソーイ・ムー。豚肉で80バーツです。
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ドリンクはミネラルウォーターです。20バーツ。あまり見たことのない「GLACIER」というブランドの瓶入りです。まあ、中身がどうなっているかはわかりませんが。ビアシンウォーターだったりして。
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マナーオは付きません。タマネギはデフォルトですかね。高菜漬けはキャベツのように見えます。
これは全部入れました。
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本来、北タイのカオソーイは中国系ムスリムの影響を受けているので、豚肉は使わないそうですが、ここは鶏肉、牛肉も用意されています。どうやら家族経営のようで、ムスリムではないんでしょう。
もちろん、場所柄、観光客相手ですので、すべての素材で勝負といったところでしょうか。
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こんな小技も。
昼間は不在でしたが、別の日の夕食時には店主の息子らしい人物がおりました。この人物が、50代くらいで、ロン毛。エルビスもリンダもこの人の趣味でしょうかね。
2023年現在、タイでは日本のシティポップが浸透してないようですが、そんな店があれば喜んで通いますね。一応、チェンマイにはCGM48という秋元康プロデュースのグループもありますが。そういう店には多分行かんな。
カオソーイの名店というところも紹介されていましたが、場所が遠いので行っておりません。どちらの店も味はそれなりに美味しいです。また、旧市街近辺だと観光客向けにやや高額になる可能性はありますね。
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コメント
こちらの2件目のお店、気になります。壁の写真だけで、腹8分目。エルビスとリンダ!2代目、雰囲気有り過ぎです。
投稿: アニタツ | 2023年11月29日 (水) 21時32分
アニタツさん
どうせならば、バースペースもよく見てくればよかったですね。
もっと、気になるアーティスト写真もあったかも。
とにかく、雰囲気ある店ですね。
ロン毛のタイ人って意外にいるんです。
投稿: ヒョウちゃん | 2023年11月29日 (水) 23時00分