北の名店でケーンハンレー
2023年10月4日(水)
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せっかくチェンマイまで来たのだから、北タイの料理を食べようと思い、やってきました。HUEN PHEN(フアンペン)というレストランです。
場所は城壁内のラチャマンカ通りで、ワットチェディルアンの南側になります。ラチャマンカ通りはターペー門から東西に延びるラチャダムヌーン通りと並行してその南側にあります。チェンマイ旧市街は碁盤の目状に通りが交差しているのでけっこうわかりやすいです。
でも、同系列でしょうか、同名のフアンペンというホテルがすぐ近くにあるんです。間違わないように。では、夕食とまいりましょう。
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いささかくたびれたメニュー冊子ですが、種類は多いです。
この店は8:00-15:00と17:00-22:00の営業で、15時までは入口近くだけの営業です。なんでも、カオソーイが安く美味しいとのこと。
夜の部は奥を開放してディナー中心の営業となります。朝、食べに来てもよかったんですが、いかんせん宿からはちょっと離れています。朝から汗だくになってしまうので、この時間にやってきました。
<AQUOS wish2>
入口からレストランスペースまではこのようなアンティーク物が飾られています。
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こちらはワタクシの席の近くの飾りです。なんかどこかで見たような気も…。
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注文の品が一気に運ばれました。
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チャーンやリオーはなく、ビアシンだけでした。しかも小瓶です。これで100バーツは高い気も…。
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パックブンファイデーン、空心菜炒めです。ホントはこれでビールのお供にするつもりだったんですが。
「ホット?」なんてきかれたので、うなづいたものの、見た目プリッキヌーはありませんね。でも、なかなか美味しかったです。
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これが本日のメイン。ケーンハンレーです。
ミャンマーの影響を受けているといわれるケーンです。ビルマ風カレーともいわれます。豚肉の塊がゴロゴロ入ってます。
ミャンマー料理でいうと、「ワッターヒン」になります。ミャンマーではカレーというよりは油にまみれたスパイシーな一品で水分は少ないです。いわゆるタイのカレーは汁気が多く、ケーンハンレーはタイとミャンマーの中間みたいな感じですね。
個人的には二度目のケーンハンレーでした。初めて食べたのは初のチェンマイの時で、新市街のチャンクラン通りあたりの食堂でいただきました。これが美味かったです。一方、ミャンマーのワッターヒンはミャンマーにいると避けて通れない料理ですね。具を牛肉、鶏肉、魚などと変えていってもいつかは遭遇する料理ですわ。ワッターヒンも肉質がいいからか肉に味が染みわたっていて美味かったですわ。
さて、フアンペンのケーンハンレーですが、頼んで間違いないです。ケーンハンレーの豚肉には骨が付いております。あばら肉あたりなんでしょうか。美味しいことはワタクシが保証いたします。
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はて、この皿は?取り皿なのでした。それにしても、料理の皿よりお上品なものが出てきましたね。
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なんか想定よりも量が少なめだったので、こんなデザートも追加しました。チャオクアイ、仙草のゼリーです。氷で冷やしてありますが、問題ありませんでした。
また、ビールも想定外の小瓶でしたので、のどが渇き、チャーイェーン(アイスティ)も頼みました。
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お勘定、355バーツ。結構いい値段ですね。でも、バンコクだったらもうちょっと高いでしょう。
ふと、そばを見たら、見覚えのある置物が。右側のえんじ色の上着の人形ですが、ミャンマーで有名なボーミンガウンですね。やっぱり、北タイ料理はミャンマーと結びついてるかな。タイでボーミンガウンに出会うとは思ってもいませんでした。
昔の記事もご参照ください。⇒ポッパ山のジェームス・ブラウン…もしくは根津甚八
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