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2023年12月19日 (火)

傘の産地を訪ねて

2023年10月5日(木)

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<KP/DA18-50mm>

ランプーンに続き、連日でチェンマイからちょっと足を延ばしました。

ボーサーンというところで、チェンマイから10kmほど東に離れたところです。行き方は、ランプーンのロットゥ乗り場のすぐ近くで、待機しているソンテウに乗ります。このあたりならば、チェンマイ旧市街からも新市街のナイトバザール付近からも歩ける距離です。

ソンテウで20分くらいでしょうか。料金は20バーツです。

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<KP/DA18-50mm>

ソンテウは特に停留所がないので、目的地が近づいたらブザーを押して降ります。よく場所がわからないので、Google Mapを見ながら降りるタイミングをはかりました。

ソンテウはチェンマイ市街を過ぎると国道1006号線を進んでいきます。ボーサーンの街を通る国道1014号線との交差点がありますので、その付近で下車します。ちょうど上の画像が見えるあたりですね。ソンテウは1014号線に左折し止めてくれました。

このあたりに、アンブレラ・メイキング・センターがあるのですが、そこに行く前に国道1014号線沿いを歩いてみました。と、いうのも以前チェンマイの旅行社の工業製品ツアーに参加したことがあり、ボーサーンも訪れたのです。おそらく、アンブレラ・メイキング・センターを訪問したんだと思いますが、違うかもしれないし、他でも傘を作っている様子も見れたらなと思った次第です。

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<KP/DA18-50mm>

結果からいいますと、通りの両側には傘のディスプレイが結構あります。ですが、ごく普通の大都市郊外みたいな感じで、いかにも傘を作っているというような活気や雰囲気は伝わってきませんでした。

カフェなどは意外にあるんですけどね。でも、客はほぼ見ませんでしたし、歩いている人もそんなに多くなく、もちろん観光客もいませんでした。

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<KP/DA18-50mm>

ちなみに、上の画像は普通の土産物屋で客はもちろんいませんでした。もしかしたら、チェンマイのツアーで団体がやってくるのかもしれませんでしたが、傘を作っている場面はなしです。売り物も傘以外のものが半分を占めるようなところでした。もしかすると、ツアーがやってくる時間に合わせて傘職人が登場するようになっているのかもしれませんが。

つうことで、本来のアンブレラ・メイキング・センターに行きましょう。

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<KP/DA18-50mm>

こちらが、アンブレラ・メイキング・センターです。国道1014号線に面していますが、やや奥まったところにあって見落とす可能性もあります。例の1006号線と1014号線の交差点から1006号線に入ってすぐ右側です。

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<PowerShot>

入ってすぐは傘の売り場です。まるで展示場のような空間ですが、どの傘にも値札が付いてます。

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<KP/DA18-50mm>

さらに進むと作業場になり、職人さんたちが傘を作っています。どうやら、この傘は竹と布でできているようです。

とはいえ、ボーサーンの傘はサーペーパーという耐水性のある和紙のような紙で作られていることが多く、このサーペーパーをどうやって生かすかと考えた結果、傘づくりにたどり着いたようです。それが1975年ということですので、歴史は浅いですね。

それが今では毎年1月の第三金曜日から日曜日まで、ボーサーン傘祭り(+サンカムペーン工業品フェスティバル)が開かれるほどになりました。

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<KP/DA18-50mm>

傘も大きさは様々です。こちらはどうやらサーペーパーを使ったものみたいです。

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<PowerShot>

天日干しは中庭で行われます。作業場は中庭をコの字型に取り囲んでいます。

奥に絵付けをした傘も干されてます。その絵付けもここで行われます。

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<KP/DA18-50mm>

絵付け職人ですが、実は需要は傘以外にも広がっているようです。

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<PowerShot>

Tシャツへの絵付け。その前に並ぶのは…。

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<PowerShot>

スマホケースなのでした。

ツアーで訪れたファランの観光客にはこちらのほうが人気のようでした。そりゃそうだろうなあ。

この場では買えないと思いますが、先ほどの売り場に置いてあるでしょう。いくらかは知らんけど。

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<KP/DA18-50mm>

見学自体はそう時間を取るものではないので、時間があれば訪れるのも悪くないと思います。ちなみに、アンブレラ・メイキング・センターとアンブレラ・ヴィレッジの表記が地図上で出るかもしれませんが、どちらも同じ場所です。

帰りは1014号線でロットゥを待ちましたが、なかなかやってこないので、もしやと思い、1006号線の例の交差点のすぐ先で待っていたら、すぐやってきました。白いロットゥです。

おまけ

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<KP/DA18-50mm>

もちろん、ボーサーンにも寺がありまして、その名もWat Borsang。つうことは、ボーサーンに坊さんがいることになりますね。

おあとがよろしいようで。

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