チャンタブリーのふたつの市と海鮮ガパオ
2023年10月7日(土)~8日(日)
<KP/DA18-50mm>
チャンタブリー近郊ではかつて宝石が産出されていました。ですが、すでに原石は掘りつくされ、掘られていないのは寺院の敷地内だけという話もあるそうです。
ただし、宝石の集散地であることには変わりなく、シーチャン通りとトロック クラチャン通りを「Gem Street」と呼び、宝石店や宝石の取引所が軒を連ねています。
<KP/DA18-50mm>
この話は「タイ 旅の雑学ノート」(2000年、えもと正記著、ダイヤモンド社)から知りました。それによると、タイのみならず、世界中からバイヤーが訪れるとあります。また、宝石取引が行われるのは金・土・日の週末のみということで、それに合わせて日程を組んだのでした。
エカマイからのバスにはかなり派手な服装の3人組の男性が乗っていました。今思えば、バイヤーだったのかも。
そして、取引所を覗くと、明らかにタイ人とは顔つきの違う人たちがいます。
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前記の本によれば、宝石を持ち込む人物は例外なくウエストポーチを着けているとあります。もう、20年以上前の話なので、現在では小さめのショルダーバッグに変わっているようです。宝石を持ち込む人物は元締めに雇われた使用人ですかね。
相対する人物がバイヤーです。もちろん、高額の取引となるため、真剣に鑑定しています。ですが、限りなく偽物に近い石もあることも多いようで、取引が成立することはめったにないそうです。
<KP/DA18-50mm>
もうちょっと華やかな現場を予想していたのですが、きわめてローカルですし、昔のタイっぽいです。
さて、もうひとつの市がプラクルアン市。
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このような屋根のある建物で、宿泊しているホテルからすぐのところにありました。外見はどこにでもある野菜や肉、魚の市場そのもので、前日夕方にぶらついた時、ここで安い朝食を取れるなと思ったほどです。その時はすでに閉まっていました。
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どうやら、ここが開くのは午前だけで早朝から開いていました。
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プラクルアンも安いものから高額なものまであり、高額なものは高級自動車が買えるほどだといいます。
そのため、鑑定も真剣ですね。
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ちなみに、このアロハの人物は(高くて?)手が出ないようでした。
さ、朝飯にしましょう。
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プラクルアン市の斜め向かいにあるこの店です。いかにもタイの食堂です。
店内のテーブルはこれだけ。すぐ手前が開いていたんですが、このあと地元のおじさんがやってきて席に着いたので、わしらは外のテーブルへ。
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頼んだのは、こちら。ガパオ タレー(海鮮ガパオ)です。目玉焼きは付けませんでした。
これで、55バーツ也。
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ナムチム(タレ)はテーブルに用意されていました。適量使います。
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具がエビとイカというのはガパオ タレーを出しているところでは定番ですかね。
それでも、エビは結構大きめです。イカはいつも我々が食べている冷凍ものでしょうね。プリッキヌー(極小トウガラシ)はそれほど使ってなかったようです。外国人だからでしょうかね。でも、たれをかけていい感じの味に仕上げました。アロイです。
イカが入っているのはいいすね。♪肴はあぶったイカでいい~。ご冥福をお祈りします。
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