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2024年1月14日 (日)

どっこい生きてるフアラムポーン

2023年9月29日(金)、10月9日(月)

クルンテープ アピワット(バンスー・グランド)駅から再びMRTに乗って、フアラムポーンにやってきました。ただし、そのまま引き返すのではなく、MRTブルーラインの未乗区間を使いました。駅数は同じくらいですが、タープラ(Tha Phra)では乗り換えが必要になります。

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<PowerShot>

かつてのメインターミナルは当初、鉄道博物館になるとも伝えられていました。

確かに、プラットホームの大半はこんな感じでかつての花形車両が展示されていました。

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<KP/DA18-50mm>

どのようにしてメンテナンスしたのか。少なくともSRTの地方の駅前に静態保存されている機関車や車両よりも状態は素晴らしいです。自力で動くかどうかはまた別ですが。

Bcp0749

<KP/DA18-50mm>

いつの時代のものかは詳しく見てきませんでした。少なくとも1950~1960年代以前のものでしょう。

Bcp0750

<KP/DA18-50mm>

こちらは気動車ですね。こういう磨き上げられ方、イギリスあたりの博物館に置かれている車両という感じもします。

現役のSRTの車両や気動車、ディーゼル機関車などのほうが古めかしく思えてしまいます。ま、SRTのダークレッドラインとライトレッドライン以外、すべての区間が電化されてないので、どの車両もディーゼルオイルのススがこびりついていますからね。

Bcp0751

<KP/DA18-50mm>

こちら、磨き上げ中。ヘッドマークはカタカナで「バンコク」とあります。

あまり詳しくないのですが、国鉄~JRで使用されたディーゼルの特急車両ですかね。wikiによれば、キハ183系気動車で、特急オホーツク、特急おおぞらなどに使用され、タイに2021年に17車両が無償譲渡されています。

そして、なんと、現在、4編成が週末に観光列車として導入されています。詳しくはタイ国鉄時刻表(非公式)に載ってます。このサイトはかなり頻繁にアップデートされていて、タイで鉄道旅行をする際には非常に使えます。

展示車両ではなかったんですね。

Bcc0784

<PowerShot>

このような映えスポットもあります。

このエリア、つまり鉄道博物館的なところへの入場料はありません。誰でも入ることができます。

そのかわり、入口と出口は決められていてちゃんと係がチェックしていました。

Bcc0790

<PowerShot>

例のベンチもありますが、どうも新品っぽいです。

Bcc0074

<PowerShot>

こちらは、kimcafeさんと待ち合わせした9月29日の様子です。ドーム状の広大な空間が高齢者の歌謡ダンス大会の会場と化しているところです。

撮影したのは2階のテラスで、Cafe Amazonなどが入っているところですね。

 

動画も撮ってみました。なぜか動画では音のレベルが抑えられてますが、かなりの音量でした。

よくわからないのですが、時にはイベント会場としても使われているようです。

Bcc0073

<PowerShot>

そして、現役の駅としてももちろん稼働中。

Bcc0791

<PowerShot>

スリン(ウボンラチャタニー方面)行きの表示です。

Eastern Line(東本線)はバンスー方面に向かうことができず、またもちろんクルンテープ アピワットへ乗り入れることができません。つまり、今でもクルンテープ駅(フアラムポーン)が始発です。

それに、各駅停車(ORD)はこの駅が始発です。スリンまでは419.75km、ピッサヌロークまで389.28km、バンクルンロック(アランヤプラテートのひとつ先のカンボジア国境駅)まで260.23km、フアヒンまで229.04kmを各駅だけで行くことができます。残念なことにノンカイ方面だけは直通列車がありませんが。

また、14番線の無料床屋は姿を消していました。

1回3バーツの有料トイレと、フードコートも残っていました。

乗客の姿は大幅に減りましたが、やはり旅情はフアラムポーンですね。

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202309 Bangkok & Chiang Mai」カテゴリの記事

コメント

1つ前の記事とあわせて、ヒョウちゃんの鉄道熱も復活したって感じですね。昔、北海道の夜行にのってたとかいう話は知ってましたが、海外に出るようになって鉄道熱が冷めていたように思っていたのですが、台湾の場合と合わせて復活かと。

復活ついでに、日本でも復活はいかがでしょう。国内じゃ、自動車オンリーのようなので。国内旅行の行先も北海道などどうでしょう。廃線決定のところに乗るとか。鉄じゃなけど、昔いらっしゃった場所を再訪するのは、自分もしたけど面白いですよ。

投稿: とんび | 2024年1月15日 (月) 05時26分

とんびさん

どちらかというと、乗り鉄で車内を楽しみつつ写真を撮るみたいな感じです。
ブログではあまり記事にしていませんが、イタリアではメインの交通手段が鉄道でした。ポルトガルも同様。
2017年のタイではほぼ鉄道でしたし、2019年には鉄道だけでクアラルンプールからバンコクまで旅をしてます。
台湾もほぼ鉄道使ってます。

なので、「鉄道熱の復活」ってご指摘はいまいち当たってないです。

とはいえ、楽しみにも限度があり、国内では鉄道が高いので、遠くに行くならLCCですね。

投稿: ヒョウちゃん | 2024年1月15日 (月) 20時35分

確かにおっしゃる通りです。思い出すとイタリアもタイかたKLも覚えていますよ。覚えていたけど、鉄道熱で利用したっていうより、普通の交通手段って感覚だったから鉄道熱とつならなかったのですよ。

その意味で言えば、自分も最近の旅で言えば、英国一周が鉄道でしたが、単に交通手段で考えてのことでしたが、鉄道熱になるのかな。フランスもイタリアも。

うまく伝わらなかったのが一点。国内旅行で北海道というのは、北海道まで鉄道でってことじゃなく、着いてから自動車じゃなく鉄道を利用したり、昔行った場所に行くのはどうかなっていうつもりで書きました。

投稿: とんび | 2024年1月16日 (火) 03時48分

とんびさん

鉄道利用の旅ですが、時刻表が日本にいてもわかっていて計画が立てやすいこと。あるいは頻発していて、気にする必要がないことが条件となりますかね。
それにプラス、コスパがいいことですかね。
その条件に合わなければ、別の手段を使う可能性が高くなります。

国内旅行ですが、長くても2泊~3泊程度だと思います。
どうなるかはわかりませんが。

投稿: ヒョウちゃん | 2024年1月16日 (火) 21時29分

最後のところだけ、話がかみあってないので、言いいたかったことを少し。

国内が2、3日でというのは、ごく一般的なことで、リタイア後でもそうした方が多いと思います。自分も現役時代には、国内旅行をあまりしていませんでしたが、沖縄と北海道は例外で結構していました。そのとき、2、3日でしていましたが、それなりに楽しめました。

北海道3日の場合だと、往復は飛行機で、間の1日を昔行ったところを再訪するとかにあてるとかどうでしょうかってことです。短くても、もう長くいらしゃってない北海道へいらっしゃれば、って感じの話です。沖縄も再訪希望なら、本島だけなら可能dすし。

投稿: とんび | 2024年1月17日 (水) 03時23分

とんびさん

2~3日と書きましたが、あくまでも希望で今のところ、まるで計画はしてないです。
行くとなっても、発作的なものになるかもです。
日帰り、1泊になるかもです。

投稿: ヒョウちゃん | 2024年1月17日 (水) 19時58分

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