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2024年2月28日 (水)

フレンチポップス

かすてら音楽夜話Vol.182

引き続きのミケポスカフェでの音楽談義第二弾です。

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カフェにお邪魔しますと、みつけちゃいましたよ、このようなCD。

トップから右回りにジム・クロウチ、トム・ウェイツ、そしてミッシェル・ポルナレフです。

今回はミッシェル・ポルナレフをはじめとするフランスのポップスの話です。シャンソンではございません。

Michel Polnareff

ワタクシが洋楽を聴くようになったのは小学校高学年の頃です。少ないお小遣いの中から今は亡きメーカー、AIWAのポケットサイズのAMラジオを買い、NHK以外で受信状態のいい(954KHz)TBSをよく聴くようになりました。

土曜の夜には「ヤングタウンTOKYO」という公開収録番組があり、主に生ライヴとトークで構成される番組でした。当時デビューしたての小林麻美(現在は田辺エージェンシー社長夫人)が人気があり、若手女性アイドルとまだ二人組だったオフコースなどがよく出演していました。司会は桂三枝(現在の桂文枝)でしたねえ。

そして、日曜の午前には「TBS今週のベストテン」という番組があり、洋楽vs邦楽のベストテン対決をサイコロを振って勝ったほうが長く流れるというちょっと変わった番組でした。洋楽担当が宮内鎮雄で邦楽担当が久米宏でした。

邦楽ではチューリップの「心の旅」が強く、洋楽では何といってもカーペンターズが強かったですね。

さて、カーペンターズ、サイモン&ガーファンクル、ウィングス、エルトン・ジョンなどに交じって異色の存在だったのがミッシェル・ポルナレフなのでした。

 

ミッシェル・ポルナレフの「Tout, tout pour ma chérie」(邦題「シェリーに口づけ」1969年)でした。

この曲は今でもテレビ番組でよく使われております。特にTOKYO MX「5時に夢中」では毎回最初のCM前に流れております。

当初はB面曲でしたが、1971年にA面として再発され、日本国内で40万枚の売り上げがあったといいます。そして、オリコンのシングルチャートで6位を記録しています。ところが、この曲は本国フランスでもチャートインしておりません。なぜか日本では売れたのでした。

それにしてもインパクトのあるカーリーヘアにでかいサングラス。こりゃ、一目ですぐにミッシェル・ポルナレフとわかりますね。そして、彼は公演のポスターに自らの生尻をさらすということをやってのけます。その後さらにエスカレートし、股間を帽子だけで隠したポスターも作られました。まさに「アキラ100%を半世紀早くやっていた」(by トーマスさん)ことになります。

ちなみにThe Runawaysのヴォーカル、シェリー・カリーが下着姿で歌うのはもう少し後のこと。

ところで、邦題なんですが「シェリー」は人名ではなく「口づけ」も関係ないんですね。原題を英語訳すると「All, all for my darling」となるそうで、「すべてを僕の愛しい人に」といったところだそうで。

 

こちら、「Holidays」(邦題「愛の休日」1972年)でした。

「TBS今週のベストテン」では「シェリーに口づけ」は直接聴いていませんでしたが、この曲はよく流れました。フランスで4位、日本でまたもオリコン6位というヒットです。

ポルナレフの曲はタイトルだけはなぜか英語のままというものが結構あることをミケポスカフェのオーナーさんのCDで知りました。

ポルナレフのでかいサングラスは、白内障を患っていたからともいわれております。また、父親がウクライナ系ユダヤ人でのちにフランスに移住したという人でした。そんなポルナレフも1944年生まれですので、今年で80歳ですよ。こういうインパクトのある人は今後出てくるでしょうかね。

Danièle Vidal

 

ダニエル・ビダルという人、1952年生まれでシャルル・アズナブールにスカウトされ1969年にデビュー。生まれは旧フランス領のモロッコだそうですが、アラブやベルベルの血は入ってないようです。

かなり日本とかかわりの深い人で、デビューシングルの「天使の落書き」から日本でもリリースされオリコン12位のヒットを記録しています。

個人的には曲よりもサンスターの歯磨きだったかのCM「♪透き通ってるってホントかな」のフレーズが印象的でした。残念ながらYouTubeにはこれが見当たらず、定番ともいえる「Les Champs-Élysées」(邦題「オー・シャンゼリゼ」1971年)を持ってきましたが、こちらもオリコン78位です。

オリジナルはイギリスのサイケバンドJason Crestの「Waterloo Road」にフランス語の詞を付けたものです。

日本とのかかわりが深い彼女ですが、なんと「チャコとヘルスエンジェル」のメンバーと結婚していて(のちに離婚)、日本在住経験もあり、かなり日本語が堪能になったようです。

こんな映像を貼っておきます。

 

何度も来日しているようです。ちなみに、2019年のもの。異様に若くないすか?

ま、日本でもユーミンやまりやはカメラが入るとこんな感じだよね。

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ここでブレイク。ダニエル・ビダルがモロッコ生まれと関係しているわけではないのですが、ミケポスカフェのオーナさんお手製のタジンでございます。

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これまた美味しゅうございました。

「マダマダツヅクヨー」(Rolling Stones日本公演時のMic JaggerのMCより)

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2024年2月25日 (日)

自由か、それとも…

今回はカタい話を。

24日で、ロシアがウクライナに一方的に侵攻してから2年が経過しました。

NATO諸国およびEU各国では支援疲れみたいな声もきこえてきます。

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2年ほど前のことなんですが、代々木のとある店で、ウクライナ料理を食べる機会がありました。

それは予想を裏切る美味しさでございました。見てください、これ。この色鮮やかな料理はポテトサラダなんです。

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そして、ウクライナが発祥だというボルシチ。

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これはロールキャベツ。

このような美味しいものを食べているウクライナ。

戦争というものは必ずしも正義が勝つというわけではないんですね。ですが、狂気の指導者の下、理由もなく自由を侵され自国が戦火に見舞われるということを、ロシアと国境を接していない国でも自分たちに置き換えてみると、それはやはりあってはならないこと。まあ、日本は兵器は送ってないんでしょうが、物資等で支援はしていますね。最低限ながら。

そして困ったことに、今年はアメリカの大統領選挙があって、前大統領のあの人がもし返り咲いてしまったら、ウクライナ情勢だけでなくて日本を含む東アジアにもとんでもない火種がまかれる可能性があるんですよね。

また、世界中の指導者の一部がどうも内向きの政策を取っていって、どんどん世界の協調とは乖離していく傾向が見られます。

旧ソ連が崩壊して、東ヨーロッパの政権が民主化されてから30年余り。ツーリストの立場からすると、2010年くらいまでが安全にどの国にも行けたなという感覚です。

ウクライナに限らず、イスラエルとハマスというもうひとつの戦争が起きてしまったし、ミャンマーは相変わらずの軍事政権が続いてます。

中国もやや鎖国状態から脱したみたいですが、日本人へのビザ免除の15日間だけ滞在可能というのはどうなったのか。中国に詳しいZhenさんによれば、周辺国家から陸路入国はまずできないとか。つまり昔自分がやったように、ラオスから中国のシーサンパンナに入国するのはまず無理だと。マカオから中国の珠海なんてのも難しそう。

ま、アフリカ当たりでは報道されないところで紛争も起きているんでしょうけど。

にしても、ロシアのプーさん、しつこいですよね。ま、ゼレンスキーも同様で、クリミアを取り戻すまで戦うとかいってますが。こりゃ、どちらも国民が疲弊するわけだわ。

とにかく、ツーリストの立場からいわせてもらうと、「どこにでも安全に旅がしたい」これに尽きます。

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2024年2月22日 (木)

台湾の日式咖哩新事情

台湾に限らず、中華圏では中国料理を提供するレストランにひとりで入って料理を食べてくるというのは、かなりの難問です。要するに、ひと皿の量が尋常ではないことと、定食のようなものがないことに尽きますね。

と、いうことでひとり旅のツーリストが向かうことになるのが屋台飯だったりするのですが、屋台が都合よくあるわけでもなく、残る選択肢は魯肉飯などの小吃や麺料理、味気ないけどハンバーガーなどになりますが。

でも、夕食である程度腹を満たしたいときはある程度の量を食べたいですよね。

幸い台湾には日本の植民地時代に持ち込まれたカレーがあります。以前は色は黄色いもののスパイシーと真逆の、大昔の給食のようなカレーでしたが、どうも最近は変化してきたようです。

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<PowerShot>

台北車站北側に宿泊していた時のことです。このエリアは飲食店がかなり少なく、到着した日には地下街にあるところで安めの食事をしましたが、美味しくなかったです。それに、かなりすさんだ雰囲気で精神衛生上よろしくないので、翌日は台北車站の上階にある「微風美食街台北車站」というフードコートに出向きました。

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<PowerShot>

ここはフードコートといっても半分くらいはちゃんとした店が入ってます。特に日本食は大人気で席も埋まっているような状態です。

残りの半分は自分で席を確保し、店のブースでオーダーし、支払うフードコートです。その中にこんなカレー屋がありました。ちなみに「咖哩」という文字、日本語のフォントにはないのですが、中華圏ではよくつかわれる文字で、繁体字も簡体字も同じように出てきます。一応Google翻訳で出てきたものをコピーしました。

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<PowerShot>

頼んだのは豚肉のカレー。これで179元です。確かに色合いは昔ながらのカレーと違いますね。

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<PowerShot>

そして、スープも付きます。わかめスープでした。

このカレーですが、食べていると急激に辛くなってきました。なんだと思ったら中に赤い液体が隠れていたのですね。

セブン(日本の)でよく売られている辛味自慢の「蒙古タンタンメン」というカップ麺に付いている、辛味のエキスに似てます。唐辛子の辛さではなくて、人工的に辛さを作り出したものです。

この翌日、高雄まで移動することになるのですが、腹は下り気味でした。んー、こういうのはよくないね。

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<OM-D E-M10/ED14-42mm>

ところ変わって、台湾中部の斗六です。日本時代の建物が600メートル続く台湾最長の老街のある都市です。

ここの初日にも店探しに奔走いたしました。

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<PowerShot>

こんな店を見つけました。店頭のバイクはフードデリバリーのバイクのようです。

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<PowerShot>

ここはカレーの種類が多かったです。メニューにも日本語表記があったような。でも、日本人、ここを訪れるんでしょうかね。3泊しましたが、日本人はおろか外国人ツーリストはひとりも遭遇しませんでしたが。

カレーのディスプレイが素晴らしいですね。接客は若い女子が行い、前払いの165元でした。

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<PowerShot>

スープは味噌汁でした。

台湾は味噌汁がある程度浸透しているところで、ホテルの朝食でも味噌汁がよく出てきます。

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<PowerShot>

そしてドリンク付き。これは選べて、アイスティを付けてもらいました。オレンジジュースも選べますね。

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<PowerShot>

ビーフを選びました。ゴロゴロと肉塊が入ってます。そして、ニンジンとジャガイモも。

このカレーは安定の味です。日本のカレー屋で出しても合格の味です。もちろん、人工的な辛味成分はありません。美味いカレーです。

シェフは日本でカレーの修業をしたとか。間違いなく若い世代なので、昔ながらのカレーはありません。検索すると台湾語ですがかなりヒットしますので、台湾人にも評判はいいようです。

微笑咖哩 斗六店(facebook)

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2024年2月19日 (月)

あの大先生の歌声ー林哲司の若かりし頃

かすてら音楽夜話Vol.181

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2月某日、トーマスさんとミケポスカフェを再訪いたしました。

昨年もこの時期、ふたりしてお邪魔しまして、音楽談義というか、ワタクシが一方的に好みの音楽をかけてそれについて語りまくるという、独善的なDJっぽいことを行いました。それの第2弾をやろうというわけです。

ちなみに、画像のCDはその時持参したものです。

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その前に腹ごしらえです。オーナーさん特製の酸辣湯素麺でございます。とても美味しゅうございました。

さて、今回かけた曲のうち、ちょっとしたレア盤を持参いたしました。その中から、今回はこの人を紹介してみたいと思います。

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「誰?」って感じですよね。アルバムジャケットの一部を撮影したもので、名前も出てますのでバレバレですが。

そう、松原みき「真夜中のドア」を作曲(編曲も)し、昨年デビュー50周年を迎えた林哲司大先生です。うたコンにも出ましたね。

林さんというとみきさん以外にも数々の提供曲があり、筒美京平、都倉俊一というやはり大御所みたいに表立って顔は出さない仕事がメインですが、業界デビューは1973年、『Bruges』というベルギーの都市(ちなみに、スペリングはフランス語でベルギー語では「Brugge」となります)と同名のソロアルバムを引っ提げてのものでした。

ところで、わたしゃ松原みきのファンですので、1979年に竹内まりやの「September」と「真夜中のドア」というタイプの異なる曲を作編曲した林哲司という人物がとても気になっていたのです。なので、林さんのCDがあると中古でもその都度ゲットしてきたのです。この、デビューアルバム『Bruges』を見つけたのはなんと、香港島のTower Recordsでございました。2000年の1月のことです。

当時はですね、バブル崩壊後とはいえ、日本もなかなか勢いがあったんです。それは音楽業界も同じで、香港で安室やTRFのコンサートが行われた直後で、街角ではそのポスターもよく見かけましたし、日本のCDもきちんとコーナーがあって売られていたのですね。そんな中、果たして需要があったのかどうか、『Bruges』もひっそりと置かれており、すかさずゲットいたしました。ちなみに、タワレコのポイントカードはもちろん適用外でしたが。

さて、このアルバム、全曲を林氏が手掛けていて編曲はもちろん、なんと作詞まで行っています。そして、増尾元章(ギター)、佐藤健(ベース、ハモンドオルガン)、見砂和照(ドラムス)が演奏し、林氏はヴォーカルとピアノ、アコースティックギターを担当。基本、この4人で収録を行いました。実はこのメンバーはヤマハつながりで、直後に「オレンジ」というバンドを結成することになります。

ただ、このバンドは結局音源を残すことはありませんでした。なんでもビートルズのアップルレコードに対するオマージュ的なものとして「オレンジ」と名付けたらしいです。4人それぞれがソロアルバムを出し、その4人が戻ってくるところがオレンジであるという位置づけでもあったようです。

バックのメンバーを見てみると、増尾氏はジャズギタリストで兄の増尾好秋もジャズ/フュージョン系のギタリスト。佐藤氏は松原みきのアルバムでも曲を提供していて、奥さんの大橋純子氏をバックで支える美乃家セントラルステイションのバンドリーダーです。見砂氏は父親の跡を継ぎ東京キューバンボーイズのバンドマスターであり、美乃家セントラルステイションやSHŌGUNにも在籍していたことのある人です。結構すごいメンバーですよね。

 

つうことで、オープニングの「僕の隣りの孤独」(作詞作曲編曲:林哲司、タイトルはアルバムの表記のままです)でした。

音的にはブラスも入ってます。が、クレジットなしです。コーラスは佐藤健氏と葉山じゅんという人が担当してますね。ギターが2つ入ってますが、増尾氏がどちらも担当しているんでしょう。なんとも低予算で製作された感があります。

どことなくビートルズの「Here Comes The Sun」っぽいフレーズもあったりするのは若気の至りですかねぇ。

そして、林さんの歌ですが、「天は二物を与えず」といったところでしょうか。決して下手とか音程が取れない能瀬慶子状態ではありませんが、大江千里のように味があるというわけでもなく、中途半端ですよね。やはり、プロのシンガーには負けてますわ。

このアルバム、実際に聴くと各楽器の音が大きくなったり小さくなったりで、非常に気持ち悪いです。また、全体的にリバーブ効かせ気味で、林さん、大浴場で歌っているようにも感じてしまいますね。ま、低予算で絶対に売ってやろうという作品じゃないんでしょうね。はっきりいってこれで大ヒットを狙っていたのであれば、業界ナメすぎです。

ま、そんな林さんですが、その後の活躍はご存じの通り。あまたの提供曲があることはいうまでもありませんが、こんな提供曲もありました。

 

イギリスのバンドJigsaw(ジグソー)に提供した「If I Have To Go Away」(1977年)です。

なんと、イギリスとアメリカでチャートインしております。イギリスで36位、アメリカで93位。邦題は「君にさようなら」。その後、Pink Ladyの「Kiss In The Dark」(1979年)がチャートインしているのですが、こちらは日本人がかかわっておらず、日本の職業作曲家が関わった曲としては坂本九の「上を向いて歩こう」以来となりますか。ひとつの偉業です。

余談ですが、オノ・ヨーコがPlastic Ono Band名義で「Give Peace A Chance」(1969年)をチャートインさせてます。曲はレノン=マッカートニー名義になってますが、実際にはジョンとヨーコによるものだそうです。

さて、林さんその後も地味ながらソロアルバムをリリースしてまして、一時期はC.C.ガールズとコラボしてましたけど、結構本心は出たがりなのかも。

つうことで、シティポップの元祖ともいえる林哲司の若かりし頃でした。これ、暗黒面、黒歴史なのかも。でも、素朴な感じでいいですよね。

かすてら音楽夜話Vol.4:林哲司

ミケポスカフェでの音楽談義はまだありますので、いくつか続編が続きます。また、誰かの黒歴史をやっちゃうかも。

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2024年2月15日 (木)

台湾とタイの交通系ICカード

海外で初めて交通系カードを購入したのは香港のオクトパスカードでした。

次が台湾の悠遊卡で、その次がバンコクのRabbit Cardです。

悠遊卡

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<PowerShot>

画像は高雄の紅線(Red Line)の橋頭糖廠駅にて。高雄MRTで唯一、地上を走行する部分です。

台湾の悠遊卡は日本のSuicaやPASMOのようにバスにも使用できるため、購入しました。当初は台北のMRTとバスくらいに使用が限定されていたと思いますが、高雄のMRTとLRT、バスにも使えることができるようになり、今や台湾全土で使用可能です。台鉄でも使用できるはず。

通勤通学にも使われるような、路線バス、台湾では現金の支払いが二段式など独特なので、やはり悠遊卡は便利です。チャージもコンビニで可能ですし。

ですが、最後に使用したのが2017年の1月でそれから6年あまりの月日が経過してました。果たして、使用可能なのかどうか。

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<OM-D E-M10/ED14-42mm>

台北のMRT中山駅の改札を通ろうとすると、残額があるはずなのに通過できず、チャージ機に向かいました。ともあれ、試しに100元をチャージしてみると、カードが有効になったようです。

どうも、悠遊卡はある一定金額以下の残額ではMRTの自動改札が開かないようでした。使用期限はないようで、その点はSuicaやPASMOと同じみたいでした。

また、駅構内に入ってしまうとチャージ機が見当たらないので、多めの金額をチャージしておく必要があると思います。

台鉄では、ローカル線の自動券売機がない駅などにも、悠遊卡をはじめとする読み取り装置があり、カードを持っているのはかなり便利です。また、現金使用よりも少々ですが、割引になるケースもあります。

悠遊卡と一卡通(iPass、高雄のICカード)は全土で使え、コンビニ等でもチャージが可能です。カードの購入はコンビニ等でできますが、中身は空っぽなので、チャージをする必要があります。コンビニでは店員と会話する必要がありますが、「チャージ」と告げて金額を英語で付け加えればまず大丈夫です。1000元出して釣り銭もきちんと戻ります。

Rabbit Card

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<K-7/DA16-50mm>

Rabbit CardはほぼバンコクのBTS専用のカードです。

バンコク滞在中はほとんどBTS沿線を拠点としているので、購入しました。

また、チェンマイシティバスでRabbit Cardを使用できるというので、ちょっとは便利になったかなと思いましたが、実際に訪れてみるとチェンマイシティバスはコロナ禍から引き続き運休中でした(2023年10月時点)。

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<PowerShot>

話はちょっとそれますが、せっかくのチェンマイシティバス、1回30バーツで空港から市内まで行けてなおかつカードも使えるのでバジェット旅行者の味方ともいえます。運休であるのはコロナを言い訳にした、タクシー業界の突き上げではないかと思ってます。警察も絡んでいるような気がしてなりません。タイのあるあるで、せっかくのGrabやBOLTのタクシー(モタサイも)が営業しているというのに、タクシーの乗り場には呼んでも来てくれない…みたいなことと似ております。とかく、タイでは既得権益を犯す存在には激しく対抗することが行われますね。

さて、Rabbit Cardの有効期限は7年間だそうです。そして、2年間未使用の場合はチャージ金額がリセットされるとあります。最後にカードを使用したのが2020年の1月ですので、3年以上経過してます。

もちろん、BTSサラデーン駅ではカードははじかれ、窓口に向かいチャージを頼みます。すると、新しいカードに交換したとともに、チャージ金額とそれ以前にチャージされた額が有効になりました。そのくらいはしてくれないと外国人旅行者は困りますからね。

バンコクにはもうひとつの交通機関としてMRTもあるのですが、こちらにはRabbit Cardが適用されません。MRTにはStored Value Cardがあり、Rabbit Cardのようにチャージが可能です。ちなみに、こちらはシニア割引があるとのことです。また、新しく開業したSRT Dark Red LineとLight Red LineはICチップ内蔵のクレジットカードも使用可能とのことです。

このあたり、システムを統合してくれるといいんですけどねえ。台湾のようにどのカードでも使えるのが理想です。こちらチャージは100バーツ以上からで、駅の窓口でできます。金額不足が出た場合、窓口で対応可能ですね。逆にいうと、コンビニ等ではチャージ不可です。

さて、香港のオクトパス、もう何年も放置状態ですが、こっちはどうなんでしょうね。ま、当面香港・マカオには行く予定がないのでどうだかわからないのですが。

☆現在、自宅のちょっとした工事が入っていまして、なかなか自分の自由にできる時間が取れない状態です。つまり、記事を書く時間があまりありませんので、更新頻度はかなり落ちます。来週半ばくらいからは元に戻ります。

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2024年2月10日 (土)

英語のお勉強

かすてら音楽夜話Vol.180

このたび、グラミー賞(Grammy Awards)が発表になりました。2023年度(1月ー12月)の最優秀アルバムにTaylor Swift(テイラー・スウィフト)の『Midnights』が選ばれ、史上最多の4回目の受賞となりました。彼女の場合、今年のアメリカ大統領選挙に絡むことで「旬」な話題をさらっている人でもあるのですが。

さて、そのグラミー賞、1979年度の第22回で、ひっそりと最優秀リズム&ブルースヴォーカルのデュオ、グループ部門(Best R&B Vocal Performance by Duo,Groupe or Choras)を受賞したのがEarth,Wind & Fire(アース・ウィンド&ファイアー、以下EWF)の「After The Love Has Gone」でした。

 

この曲はビルボードHot100(週刊シングルチャート)で2位止まりでした。この年、Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)の「What A Fool Believes」が最優秀レコード賞(Record of The Year)と最優秀楽曲賞(Song of The Year)のダブル受賞でした。その陰に隠れ、「After The Love Has Gone」はどちらもノミネートまでは行ったんですがねえ。惜しい。

ちなみに、グラミー賞はチャートや売り上げだけじゃないんですよ。過去にはBilly Joel(ビリー・ジョエル)が1位になってなくても「Just The Way You Are」(邦題「素顔のままで」)が最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞のダブル受賞という例もあります。

さて、この「After The Love Has Gone」の作者は、David Foster(デビッド・フォスター)、Jay Graydon(ジェイ・グレイドン)、Bill Champlin(ビル・チャンプリン)の三人です。

もともと、「After The Love Has Gone」はビル・チャンプリンのソロアルバム用に用意された曲だったようですが、結局アルバムには収録されず、お蔵入りした曲です。

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<右:David Foster 左:Jay Graydon>

元々、セッション活動をしていた、フォスターとグレイドンがスタジオで一緒になったときにデモテープでも作ろうというきっかけで始まったのが、Airplay(エアプレイ)というバンドです。

そして、1980年に『Airplay』(邦題が『ロマンティック』という情けないタイトル)というアルバムをリリースします。

グレイドンがギターとヴォーカル、フォスターがキーボードとバックコーラス。ただし、グレイドンがあまり高音を得意としてなかったためか、Tommy Funderburk(トミー・ファンダーバーク)という人をさらにヴォーカルで起用してました。

トミーさん、wikiの英語版でも情報が出てこないんですよね。アルバムジャケットにも登場しないという謎の人物です。

結局活動はこのアルバム1枚で終わりました。元々フォスターは超売れっ子のプロデューサーでしたし、人前で演奏してツアーに出るみたいなことは考えてなかったようです。

ですが、TOTOをさらに上質にしたようなAOR(Adult Oriented Rock、今や死語で日本のニューミュージックみたいなものでしょうかね)が展開されるこのアルバムは必聴ものですね。

それで、彼らも自分たちの楽曲「After The Love Has Gone」をアルバムのラストでセルフカバーしているんです。

 

でも、なぜかタイトルは「After The Love Is Gone」。若干の歌詞の変更もあるようですが、わたしゃEWFの『I Am』(邦題『黙示録』)というアルバムを所有してませんので、詳細はわかりません。ま、調べればわかるんでしょうが、雰囲気的にはどうでもいいくらいの出来ですよね。

この、『Airplay』のバックミュージシャンはクレジットはあるものの、1曲ごとのクレジットが明記されてなくて、よくわからない部分があります。ともあれ、エアプレイ版の「After The Love Is Gone」には、もうひとりの作者、ビル・チャンプリンが参加していてサビの大半を歌っているようです。

ちなみに、チャンプリンは作詞をし、曲はフォスターとグレイドンが作ったようです。あちらの曲のクレジットってあいまいなんですよね。これは英語版のwiki、EWFのページから調べました。

次の映像はいずれ消される運命にあると思われますが、トミーさんを加えたエアプレイにビルが参加する「After The Love Is Gone」です。どうぞ。

 

まあ、ビル・チャンプリン、自信満々てな感じです。

ビルは1981年にChicago(シカゴ)に参加します。エアプレイのメンバーよりも年長なんですが、デビッド・フォスターによって見出されたのですね。1983年にGeorge Benson(ジョージ・ベンソン)に提供した「Turn Your Love Around」でもグラミーの最優秀R&B楽曲賞を受賞したので、自信満々なのもわかります。

ともあれ、エアプレイのレコーディングもこんな感じで行われたのかと。また、当時のTOTOのほとんどのメンバーもバックで演奏しているようです。

ところで、「After The Love Has Gone」と「After The Love Is Gone」、動詞の部分が異なりますが、過去完了形、過去完了進行形?あー、わからなくなってきた。ま、どうでもいいことですわ。

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2024年2月 7日 (水)

台湾ゆるキャラはさらに続くのである

2013年の5月の旅で遭遇したゆるキャラをさらに登場させてみます。

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<Powershot>

台鉄(台湾鉄道管理局、在来線です)のキャラ。なんでも太魯閣の「Oh! Bear」というものみたいで、2016年に訪れた時からすでに採用されていました。

アニメではありませんが、ここまで動きを取り入れた感じから想像するに、すでに国民的キャラクターなんでしょうかね。「あ、台鉄といえばあのクマね」みたいな。

ところで、台湾にクマがいるのかというと、いるみたいです。先住民の狩りの対象であったり、中国人が肝や掌などの部位を好むことから、密猟が絶えなかったらしいですが。種類としてはツキノワグマらしいですよ。

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<OM-D E-M10/ED14-42mm>

集集線の集集駅前に、立体的なOh! Bearがおりました。

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<PowerShot>

やはり、台鉄の駅にあったものです。内灣線の竹中駅ですかね。

Oh! Bearにちょっと似てますが、猫なんでしょうか。

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<OM-D E-M10/ED14-42mm>

猫のように見えますが、虎尾というところで撮影したので、トラですね。縞模様もあるし。

あまりカラフルでないのは石造りだからです。

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<OM-D E-M10/ED14-42mm>

同じく集集駅前にあったキャラ。キノコっぽいです。

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<OM-D E-M10/ED14-42mm>

こりゃ、さすがにまずいだろというシロモノ。でも、よく見るとウサギですか?

斗六の太平老街にある寺院みたいなところの入口に堂々と飾ってありました。後ろに顔出し用の穴があるキャラも並んでいますので、ここで記念撮影をするってことでしょうか。誰も、やってませんでしたが。

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<OM-D E-M10/ED14-42mm>

こちら、嘉義駅前。明らかに日本を意識しているような作りですね。

猫なんでしょうが、ドラえもんとのミックスっぽい。

まだまだあるので、そのうち続編をやります。

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2024年2月 6日 (火)

久々のタイ国際航空

2023年9月28日(木)、10月10日(火)

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<PowerShot>

9月から10月にかけてのタイ行きにはタイ国際航空(TG、Thai Airways International)を利用しました。

いろいろ料金等を検討しましたが、某旅行サイトで8万円台というのを見つけ、予約。もう、これで持ち込み荷物等の心配はいりません。あの、赤い制服のLCCと比べても料金的にあまり変わらないということが決め手ですね。

往路 TG643 成田12:00ー16:30スワンナプーム

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<PowerShot>

この時間帯だと、2時間前のチェックインに間に合わせるには、地獄の通勤ラッシュを覚悟で、サラリーマンに囲まれつつ白い目でイラつかれながら電車に乗る必要があるのですが、幸いロマンスカーというものがあって、数日前に予約しました。500円プラスで楽勝の新宿です。

ま、そこから日暮里までちょい我慢の時間があるのですが、それほどの混雑ではありませんでした。そして、日暮里でスカイライナーに。チケットを購入し、改札を通ろうとすると駅員が中国語で話しかけてきやがりました。どうやら着用していた服(障害者フットボールワールドカップのレプリカジャージで一部漢字がプリントされてました)が原因のようです。

チェックインは機械では受け付けられず、列に並びますが、無事に中央通路側をゲット。LCCではなく、普通の航空会社なのに、持ち込み荷物はひとつ7kgまでという表示がチェックインカウンターにありましたが、特に測れとはいわれず。

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<PowerShot>

それにしても、モニターのある座席はいつ以来?2019年の夏のキャセイ以来で、4年ぶりでした。機材はAirbus A350-900でした。これは初めてかもしれません。

ま、わたしゃ基本映画も見ないので、持ち込んだ音楽を聴いているだけで充分なんですが、地理学出身のため飛行経路などを地図で見ていたいのですね。

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幸いというか、隣に客はなし。とてもラッキーです。乗客もそれほどいませんでしたし。

モニター部分にはUSBのポートが付いていて、ここで充電もできます。確かLCCにも最近は付いてますが、ポートの場所は航空会社によって異なりますね。でも、わかりやすい場所なのはありがたいです。

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さあ、機内食の時間です。

とはいえ、以前はこの前におつまみとドリンクのお時間があったはずですが、どうもなくなったようです。まあ、タイのナショナルフラッグとはいえ、かなり経営が苦しいような状況があったようですし。しょうがないですかね。

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エコノミー席の食事は「ポークカレー or チキンライス?」でした。前者を選ぶと、こちら。「チキンライス」とは、カオマンガイでしょうね。

そして、これまた久々に機内で飲むアルコールです。赤ワイン、おかわりしました。これも、以前はプラのカップじゃなくて小さいグラスだったような。

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ポークカレーとはケーンキアオワーンですね。ただし、まるで香辛料を使ってなくて辛くありません。でも、味は良かったですね。

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食後のコーヒーはゆっくり食べていたためか、飛ばされました。なんか片付けるのが早かったな。

そして、数時間後、ベトナム上空だったので、到着1時間ちょっと前でしょうか。「キャビンスナック」とありますが、スティック状になったピザでした。

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こんな水も出ました。でも、宿に着くまでに飲んじゃうな。

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そして、到着したのはいいものの、沖止めでバス移動でした。

これで、時間がかかってしまいました。イミグレーションは混雑していたものの、通過にはそれほど時間はかかりませんでしたが。

復路 TG676 スワンナプーム7:35ー15:45成田

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2時間前のチェックインだと5時過ぎにはスワンナプームにいる必要ありです。安いチケットのカラクリはここにあったのかもしれません。

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ともあれ、チェックインを済まし、セブンでこんなものを購入し、ベンチで食しました。16バーツと、空港外のコンビニと同じ価格ですね。まあ、空港職員も利用しますから、当たり前の値段ですね。

でも、イミグレを通るとクイッティアオでさえ、3桁の値段になります。

ともかく、また通路側を確保。

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ですが、出発時間が9:00に変更になったんです。もう、眠くて仕方ないです。

確保した席はこんなところ。「非常時にはお手伝いください」という席です。足元広いんですが、荷物は置けませんので、必要なものは手元に用意していました。

機材はBoeing 777 300ERと、往路と異なりました。それに、空席はほとんどなく、ずいぶんと乗り込む人が多かった印象があります。

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リモコンはこんなところに。確か、キャセイやベトナム航空ではタッチパネル式だったような。ま、エアバスと違って機材も古いですししょうがないですかね。

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モニターは肘掛けから引っ張り出すのでした。小さいながらもUSBポート付きでした。でも、ほとんど眠くて、音楽は用意していたものの、聴くことはありませんでした。

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朝食ということで、こんなものが出てきました。オムレツ、ソーセージにパンです。

アルコールは強く所望すればあったかもしれませんが、オレンジジュースで我慢です。

ちなみに、窓側と中央にはタイ人の親父さんとその息子らしい二人連れでしたが、ムスリムなのか肉食しない仏教徒なのか、特別食を頼んでましたね。

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水はTGオリジナルです。以前はエコノミーであっても蘭の花が付いていたものですが。なくなりましたね。

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到着前にはパサパサのサンドイッチが出ました。

タイでの出国、ゲートが自動化されてました。ネットニュースによると、昨年の12月15日から運用開始とのことでしたが、この時は試運転だったようです。ともかく、日本人は大丈夫でした。と、いうことで、出国スタンプは押されず。

成田で通関したら、もう日が暮れてました。

さて、これにて、旅レポは終了いたします。

次回より、ネタ探しの通常更新となります。また、ちょっとした発表もあります。なんでしょうねぇ?

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2024年2月 3日 (土)

新しい旅のお供

閑話休題。正月早々、ちょっとした買い物をしました。

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これです。

CASIO G-SHOCK。

ソーラー充電かつ電波受信。ワールドタイム。というやつです。

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以前はこちら。

同じくG-SHOCK。これも、ソーラー充電、電波受信。ワールドタイムです。

この機種、東日本大震災のちょっと前に購入したので、ざっと、13年稼働してくれました。さすがはタフソーラー。

といっても、本体はまだまだ元気で、購入以来一度も止まることなく現在も動いております。

ですが、ウレタンベルトのバックル部分にヒビが入り、ちょっとばかり使用に難をきたすのです。亀裂の入ったところは百均で購入してきた瞬間接着剤でくっつけ、なおかつ目立たないようテープを貼ったりしてますが。

この前もG-SHOCKでした。ただし、ソーラー充電ではあったものの、電波受信はしない機種でした。ワールドタイムは付いてました。ただ、6年くらい使用したところで、充電しなくなり、修理に持ち込みましたが、数か月でまた動かなくなり2番目の画像のものに買い替えたと。その倍以上動くのですから、今回購入した機種もあと10年くらいは動いてくれるんじゃないかと思いますね。

今回買い替えるにあたり、ヨドバシでベルト交換できるかときいてみましたが、部品のストックは7年を目途にしているとのこと。つまり、交換できないと。ま、これは想定済みでした。

ならば、沢木耕太郎氏が深夜特急の旅で身に着けていた「安物のTIMEX」(沢木氏自身の表現)はどうじゃろかとも思いました。今はどうだか知りませんが、かつては米軍の兵士に支給されたもので、タフには使えそう。ベルトも布製だったりで、交換は簡単にできそう。時差調整などリュウズを回せば簡単だし。カレンダーもいらんだろ。

ですが、価格は今回購入したG-SHOCKよりわずかに安いくらい。だったら、多機能のG-SHOCKに落ち着いたわけです。売り場の店員にソーラー電波で一番安いものを所望したら、1枚目の画像のものになったというわけです。15400円でした。

しかし、自分の機種以外のG-SHOCKのソーラー電波のやつ高騰してますね。ま、わたしゃ、時差を簡単になおすことができればいいだけですので、これで問題ありません。安い中国製のスマートウォッチ…こちらそれでも10年はもたんでしょ。しかも、手動で充電する必要があるもんな。

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今度の機種はネパールの時間帯、グリニッジ標準時+5:45(日本より3:15マイナス)も表示できるようになりました。行くか行かないかはまた別物ですが、先代のG-SHOCKではこの時間が出ませんで、ポカラやカトマンズではインド時間を表示させて15分プラスして行動するようにしてました。

先代のG-SHOCKも動いていますので、日常のちょっとした外出にはこちらを使用し、今回購入したものは旅のみで大事に使用したいと思いますね。ま、これ以外にもアナログでありながらソーラー電波のやつもあったりしますけど。こちらは、時差調整がちょっとめんどくさいんです。

とにかく、部屋の電灯くらいでフル充電でき、勝手に電波を受信するので、秒の狂いがありません。ま、外国では受信の電波は中国沿海部と、北アメリカ、ドイツあたりにしかないんですが、戻ってくればまた戻りますからね。秒までこだわる必要はないんですが、やっぱり手動で修正するのはめんどくさい。クオーツだと電池交換が必要で、切れるめどがよくわからない。つうことで、メンテ不要のソーラー電波のG-SHOCKはワタクシにとって欠かせない旅の相棒です。

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2024年2月 1日 (木)

Super Richはどこにある?

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両替の話です。

バンコク到着時には以前に使い残したバーツをいくらか持っていたのですね。とはいえ、ある程度の現金は持っていたほうがいいので、結局はどこかで両替することになります。

宿がシーロムでした。タニヤには通称「酒屋」と呼ばれる両替所があります。ここは絶対的にレートがいいのです。なので、安心しきっていたのです。上の画像の青い看板のところが「酒屋」です。実際に酒も売っているところですね。以前、ここで両替した人物が狙われて現金を奪われたみたいなニュースがあったような…。

さて、出かけるに際して酒屋で両替していこうと思いました。ですが、9時くらいに行ってみると、シャッターが下りています。10時からくらいなら開くかなとも思いましたが、それもなし。

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困ったな。と、シーロムに出店したドンキ(タイでは「DON DON DONKI」です)でちょっと考え、Super Richに出向くことにしました。ここも、酒屋ほどではありませんが、レートがいいのです。

ふた昔前くらいはSuper Richは現在のBIG Cの裏側とセーンセープ運河にかけてのあたりに2軒あり、向かい合うようにして営業していました。なんでも、兄弟で商売を始めたものの、その後仲たがいをして、別々の店舗を持つようになったのだとか。

その後、Super Richはぐんぐん店舗数を伸ばし、スワンナプームにも営業所ができているようです。でも、空港ではレートはあまりよくないと思います。

自分の知る限り、プロンポンに営業所があったような。とはいえ、これはコロナ前の話。ここで、スマホが使えればいいのですが、あいにくとsimの調子が悪く、検索できません。

とりあえず、プロンポンに向かうものの、エンポリアムにあった営業所は移転。Soi41のTops Market(スーパー)内にあったところも消えてました。

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<KP/DA18-50mm>

とりあえず、その日は銀行の出張所で少額両替することでお茶を濁しました。夕方酒屋に行ってみましたが、やたらと並んでました。

とはいえ、チェンマイで5日間過ごすので、バンコクにいるうちにレートのいいところで、ある程度の現金は持っていたい。つうことで、ようやく見つけたのが、チットロムでした。なんと、ゲイソーンという商業施設とBIG Cにもありました。また、BTSのいくつかの駅にもブースがあったほどです。

ちなみに、BTSのブースは閉まるのが早いです。今調べてみると、BTSのスクムウィット線エリアにはかなりの営業所がありました。やはり、コロナの3年は大きかったようで、以前の情報は消し去って、アップデートすべきでした。また、シーロムあたりにはないんですよね。

さて、ゲイソーンで無事に両替できたのですが、並んでいる列は短いのに、なかなか順番が回ってこないんです。「?」と思っていると、中国元の札束を両替している人物がいたんです。もしかすると、バーツ→中国元だったかもしれませんが。とにかく、銀行にあるような紙幣をカウントするマシンが何度も稼働してます。

資金洗浄かとも思いましたが、見た目はいたって普通の人物でした。何だったんだろう、あれは?

ちなみに、チェンマイにもSuper Richは1軒あるようです。あの骨肉の争いはどうなったのか?もうどちらも亡くなって、後継ぎが上手な経営をしてるんじゃないすかねえ。…知らんけど。

☆旅のトピックがなくなりつつあります。まとめ記事がしばらく続きますが、よろしくです。あと、数回でこちらの旅レポは終了予定です。

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