自由か、それとも…
今回はカタい話を。
24日で、ロシアがウクライナに一方的に侵攻してから2年が経過しました。
NATO諸国およびEU各国では支援疲れみたいな声もきこえてきます。
2年ほど前のことなんですが、代々木のとある店で、ウクライナ料理を食べる機会がありました。
それは予想を裏切る美味しさでございました。見てください、これ。この色鮮やかな料理はポテトサラダなんです。
そして、ウクライナが発祥だというボルシチ。
これはロールキャベツ。
このような美味しいものを食べているウクライナ。
戦争というものは必ずしも正義が勝つというわけではないんですね。ですが、狂気の指導者の下、理由もなく自由を侵され自国が戦火に見舞われるということを、ロシアと国境を接していない国でも自分たちに置き換えてみると、それはやはりあってはならないこと。まあ、日本は兵器は送ってないんでしょうが、物資等で支援はしていますね。最低限ながら。
そして困ったことに、今年はアメリカの大統領選挙があって、前大統領のあの人がもし返り咲いてしまったら、ウクライナ情勢だけでなくて日本を含む東アジアにもとんでもない火種がまかれる可能性があるんですよね。
また、世界中の指導者の一部がどうも内向きの政策を取っていって、どんどん世界の協調とは乖離していく傾向が見られます。
旧ソ連が崩壊して、東ヨーロッパの政権が民主化されてから30年余り。ツーリストの立場からすると、2010年くらいまでが安全にどの国にも行けたなという感覚です。
ウクライナに限らず、イスラエルとハマスというもうひとつの戦争が起きてしまったし、ミャンマーは相変わらずの軍事政権が続いてます。
中国もやや鎖国状態から脱したみたいですが、日本人へのビザ免除の15日間だけ滞在可能というのはどうなったのか。中国に詳しいZhenさんによれば、周辺国家から陸路入国はまずできないとか。つまり昔自分がやったように、ラオスから中国のシーサンパンナに入国するのはまず無理だと。マカオから中国の珠海なんてのも難しそう。
ま、アフリカ当たりでは報道されないところで紛争も起きているんでしょうけど。
にしても、ロシアのプーさん、しつこいですよね。ま、ゼレンスキーも同様で、クリミアを取り戻すまで戦うとかいってますが。こりゃ、どちらも国民が疲弊するわけだわ。
とにかく、ツーリストの立場からいわせてもらうと、「どこにでも安全に旅がしたい」これに尽きます。
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コメント
この赤系の色はビーツなんでしょうね。
ロシアワールドカップでも、宿泊させてもらったロストフのご家庭の手作りのボルシチを食べたことがあるのですが、色鮮やかで美味しかったです(^^)v。
投稿: おりんぴあ | 2024年2月25日 (日) 23時02分
おりんぴあさん
ボルシチには当然ビーツが使われているのですが。
もう2年近く経っていて忘れておりましたが、同行者のブログによれば、ポテトサラダにも使用されているとのことです。
スラブ系の料理は目でも味わえる料理なんですかねえ。
投稿: ヒョウちゃん | 2024年2月26日 (月) 00時43分