台湾の中の日本
<PowerShot>
台北車站の地下街で食事をした時の1カットです。
殺風景な地下街にこのようなダルマが飾られていました。いや、ダルマというよりダルマを描いた提灯ですかね。両目がすでに黒くなってますけどね。
<OM-D E-M10/ED14-42mm>
こちらは台南の赤嵌楼。まるで、絵馬のように見えるお札を入場者がかけていくところです。
もちろん、お札にはかけていった人の言葉が書いてあり、「願掛け」の意味合いがありそうです。先ほどのダルマ提灯のすぐ先にも同じようなものがありました。間違いなく、日本の慣習が取り入れられたものと思います。
これが第二次大戦前、つまり日本の統治時代からあったのかどうかはわかりません。
<OM-D E-M10/ED14-42mm>
こちらも台南の神農老街、それも夜です。
「てるてる坊主」のようにも見えますが、ちょっと違う。しかも夜なので、不気味な雰囲気が漂っています。
この界隈は台湾人にとってもどこか懐かしいものがあるレトロなスポットとして知られているのですが、清酒の醸造所があったりとどことなく日本と通じるものは間違いなくあります。
<OM-D E-M10/ED14-42mm>
こちらは虎尾という地方都市です。
台湾に残る製糖所の中で唯一、ナローゲージの貨物車が原料のサトウキビを運び込むところ。
その製糖所の向かいにある路地です。まぎれもなく神社にある鳥居ですね。でも、古いものではなさそうな。
<OM-D E-M10/ED14-42mm>
こちらは、反対側からの眺めです。わずか20メートルほどの違和感です。
<OM-D E-M10/ED14-42mm>
何やら結び付けてあります。
<OM-D E-M10/ED14-42mm>
「虎尾〇街百蔵祭」と読めます。〇の表記はどうしても判読できませんでした。
その下には手書きの文字で人名と思えるものがありますね。一応、この黄色い帯状のものは黒いストライプが入っていて地名とゆかりのある虎をイメージしているようです。
タイガーエア台湾の女性アテンダントも文字の入ってないこのような帯状のものを腰に巻いていました。さすがに男性は普通のベルトでしたが。
これらがもともと中華圏の文化としてあったのかどうかはよくわかりません。ですが、少なくとも中国本土や香港、マカオ、マレーシアなどでは見たことがありません。
ダルマも絵馬もてるてる坊主もおみくじを結びつけるようなこの帯も台湾だけで遭遇しました。ま、いずれも「モドキ」なんですが。それだけ、台湾は日本と親和性のある地域ともいえます。最近のアニメの影響もあるのかな。
さて、これにて2023年5月の台湾レポは終わらせていただきます。アップは少ないわりに長くかかりました。
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さて、残りの5%があるのですが、以降は「かすてら音楽夜話」のみに絞って記事を書いていこうと思いますので、こちらもお忘れなきようよろしくお願いします。それもいっぱいになったら、新ブログで音楽の記事を書きますわ。でも、あと数年は大丈夫だと思います。
3月吉日 ヒョウちゃん
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