モナコの入国スタンプ
陸路・海路の国境越え<7>
ご存じのように、ヨーロッパ連合(EU)の大多数の国ではシェンゲン協定によって、国境通過時に検査がないことになっています。でも、入国スタンプのあるという例外がこちら。
<PENTAX MZ-3/FA28-105mm>
モナコはEU非加盟国ですが、実質的にはフランスの一部みたいなものでしょうか。独自通貨を持たず、公用語もフランス語ですね。
古い話ですがハリウッドの女優であったグレース・ケリーがモナコ大公、レーニエ3世と結婚し、大公妃となったことや、沢木耕太郎がマカオの借りを返したくても入場さえできなかったグランカジノ、F1モナコGPなどでも有名です。
莫大な観光収入があるためか、居住者には所得税がかからず、節税対策としてモナコに住むというセレブもかなりいるとか。
<MZ-3/FA28-105mm>
そんなわけで、モナコに立ち寄ってみました。ちなみに、前日イタリアのヴェンティミリアからニースへと列車で移動し宿泊しています。つまり一度、モナコは列車で通過しています。モナコで泊ってもよかったのですが、物価が高いとのことで、それは避けたのですね。
移動はイザベラカード(Carte Izabella)というコートダジュール乗り放題の1日券を購入し、SNCF(フランス国鉄)の列車を利用しました。このあと、ニースを通し越し、カンヌにも行ってみましたが。
衛兵の交代式などを見て、F1の公道コースなども歩き、腹が減ります。モナコの料理などは特にないので、適当なカフェに入りました。
<NIKON Coolpix880>
頼んだのはなじみのあるポモドーロでした。
<Coolpix880>
あと、ミックスサラダ。1品では許してくれないというか、これが当たり前なので仕方ありません。これに飲み物も当然頼みます。これだけで20ユーロ以上かかりました。
イタリアを一歩出ると、パスタはアルデンテではなくなる…というのが定番のようなもので、比較的イタリアに近いギリシアで頼んだスパゲッティはかなり茹ですぎのシロモノでした。ですが、さすがに腐ってもモナコで、アルデンテとはいかないものの、割と美味かったです。
さて、そろそろモナコを出発しましょう。
<PowerShot>
このスタンプはモナコ駅に置いてあり、誰もが自由に押せるのです。ワタクシも勝手に当時のパスポートに押してきました。
モナコでは自分のヨットやクルーザーを所有している人もいるはずで、その人たちがEU圏外から戻ってきたときはどういうスタンプが押されるのが気になります。これと同じものですかね。
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