カテゴリー「200712 Singapore & Malaysia」の44件の記事

2008年5月 4日 (日)

チャンギ空港で最後のラクサ

早起きしてチャンギ空港へ。今度ばかりは、アップグレードはなかったものの、比較的いい位置の席である。朝食がまだなので、簡単な食事を取ることに。簡単なフードコートがあり、ラクサを食べることにする。最後のニョニャ料理である。

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<ラクサ>GRD

そう、この味。スパイシーなスープながら、麺と具の相性が抜群。こってりした味だが、日本人には好まれるのではないか。具は、ゆで卵と麩、はんぺんかかまぼこのような魚から作った練り物が入る。

これでひとまず落ち着いたので、イミグレを通過して空港探検をする。

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2008年5月 2日 (金)

シンガポールのMRT

シンガポールでの便利な交通手段がMRTである。路線は3つだけだが、チャンギ空港にも乗り入れ、たいていのところにはこれで行くことができる。そんなわけで、シンガポールでは、MRTを積極的に利用することにした。

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<スタンダードチケット>GRD

かなりピンぼけですが、これしかないので申し訳ないです。1回乗り切りタイプの通常チケット。料金は区間によって変わるものの、こんなものにもデポジットが1.0SGDかかっている。最低料金は0.9SGDなので、デポジット分の方が高い。

何でこんなことになってしまったのかというと、ICチップ内蔵のカードのためだろう。改札は、SUICAやパスモのようにセンサーにかざすだけ。そのため、改札を出るときにもチケットは回収されず、手元に残り、再び自動券売機でデポジット分を戻すことができる。

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<自動券売機>GRD

元々はスタンダードチケットは、香港のMTRやバンコクのBTSのような磁気式リサイクル型だったようだ。

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<MRTの車両>MZ3/35mm/RVP F

MRTは別に地下鉄というわけではなく、郊外では高架鉄道となる。架線がないので、線路脇から電源を取るイギリスの鉄道と同じタイプである。車内放送もあり、英語と中国語でアナウンスされる。もちろん、あらかじめ吹き込まれたものであるが。また、車内の注意書きなどは四カ国語となる。すなわち、英語、中国語、マレー語、タミル語。

チケットはスタンダードチケットの他、プリペイド式のイージーリンクカード、ビジターズカードなどがある。とはいえ、短期ではどちらも使いにくいと感じたので、スタンダードチケットをもっぱら使うこととなった。

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2008年4月29日 (火)

リトル・インディアでヒンドゥ寺院

リトル・インディアにはもちろん、インド人がたくさんいて、ヒンドゥ寺院も数多い。今回はヒンドゥ寺院をいくつか紹介してみる。

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<スリ・バダバティラ・カリアマン寺院>MZ3/20mm/RVP F

カーリーが守護神の寺院だそうだ。カーリーとは破壊の神シヴァの神妃パールヴァティーの化身とされ、戦いの女神なのだそうだ。インドやネパールで生首を携えて踊る女神がカーリーである。

とはいえ、ここは閉まっていて外から眺めるのみ。

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<寺院入り口>MZ3/35mm/RVP F

しっかりとフェンスで閉ざされていて、その隙間から撮ったものである。ついぞ、カーリーの姿は拝むことができない。それでも、ヒンドゥの神々の彫刻は色鮮やかである。

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<スリ・スリニバサ・ペルマル寺院>MZ3/35mm/RVP F

こちらも同じセラングーン通りにあるヒンドゥ寺院で、9層からなるゴープラムが見事。いちお、中にも入ることができる。少し離れたところから撮影したが、いったいいくつ彫刻があるのか。

ここからさらにリトル・インディアの繁華街近くに行くと、もう一つヒンドゥ寺院があるのだが、ここも開いていなかった。時間をつぶせば、夕刻の開館というところであったが、歩き疲れたのも事実。「もういいかな」となってしまいました。

それにしても、あまり時間がないのと、無計画だったために、あまり効率よく回れなかったシンガポールなのであった。もし次訪れることがあれば、もうちょっと考えて回ろう。

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2008年4月27日 (日)

千燈寺院

リトルインディアからしばらく歩いたところには、仏教寺院、ヒンドゥ寺院、その他新興宗教の建物や事務所などが集まった通りがある。旅の最終日はエスニックな気分に浸りたくて、そこまで足を伸ばす。

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<千燈寺院>MZ3/20mm/RVP F

この向かいには中国寺院と廟。画像右の建物が千燈寺院。ここは、タイの仏教とシンガポールの中国仏教が調和してできた寺院らしい。

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<大仏>MZ3/20mm/RVP F

このような仏像はタイやミャンマーあたりの寺院でよく見かける。いわゆる、上座部仏教の特徴である。この寺院の内部は、この大仏だけといってよいが、かなりインパクトがある。ちなみに、大仏の胎内巡りもできます。

ただし、カメラを持って裸足で建物内に入ったが、なぜか関係者らしいおばさんがあとを追うようにひっついてきて、思うように写真が撮れなかった。

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<虎>MZ3/20mm/RVP F

入り口では虎が出迎え。いかにも作り物っぽいデキだが、こういうの好きです。

場所はリトルインディアからひとつ先のMRTファラー・パーク駅からすぐ。通りを1つ横切るとヒンドゥ寺院もいくつかある。

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2008年4月25日 (金)

シンガポール名物、フィッシュ・ヘッド・カレー

年末年始のマレー半島の旅では、短期間ということもあり、食べるものも限られてきた。そして、なぜかマレー系と中華系の料理を紹介してきたのだが、忘れてならないのがインド系料理。それまでにも、ロティやムルタバなどを朝食時に食べるチャンスもあったのだが、「これ」というものを最後まで取っておいた。そう、フィッシュ・ヘッド・カレーである。

と、いうことで、リトル・インディアまで足を伸ばす。フィッシュ・ヘッド・カレーで有名な店が2軒あり、ムトゥース・カリーという店に行く。もう一つはバナナ・リーフ・アポロという有名店だが、そのあたりはフィーリングで選んだ。特に意味はない。

ムトゥース・カリーのテラス席。店員はすべてインド人で、やがて一人が注文を取りにやってくる。オーダーしたのは、フィッシュ・ヘッド・カレーのSサイズ。ご飯はプレーンとサフランライスがあり、後者を。飲み物はペプシである。しばし待つ。

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<フィッシュ・ヘッド・カレー>GRD

大きさがよくわからないと思うが、ラーメンどんぶりをもう少し大きくしたような器にカレーがたっぷり。その中に大きな魚の頭がある。コリアンダーがのり、ジャガイモなども。

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<サフランライス>GRD

ご飯もボウルにたっぷり。向こうにあるのは、豆をつぶして揚げたもの。ポテトチップにそっくりな箸休め。ご飯とカレーは、上の画像の右下にあるバナナの葉を敷いたトレーに各自でよそう。

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2008年4月22日 (火)

ラッフルズ・ホテルであの味を

シンガポールの代名詞ともいえるのが、ラッフルズ・ホテルである。アルメニア人のサーキーズ兄弟によって創業されたコロニアルホテルで、サマーセット・モームをはじめ数多くのセレブたちが利用してきたホテル。宿泊するには高額な滞在費をはじめ、いろいろと難関があるのだが、ホテル内の施設ならば大手を振って利用できる。なので、何でも興味ありの観光客はやはり行ってみたくなったのである。

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<ラッフルズ・ホテル>MZ3/35mm/RVP F

入り口にはリムジンが乗り付けられ、恭しい態度で出迎えるホテルの従業員。それを尻目に、にわか利用者はそそくさと内部へ。

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<ラッフルズ・コートヤード>MZ3/35mm/RVP F

中庭は飲食もできるスペース。それにしても、非常に数多い観光客。誰もがあこがれなんだろうな。ちなみに、外来者は客室には近づけないようになっているので、どこをほっつき歩いても怪しまれることはなさそうである。オレの目指す場所は…。

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2008年4月19日 (土)

ヒンドゥ寺院と中国人

アラブ・ストリートからブギスへ。ブギスはショッピングアーケードになっているが、ここを抜けてしばらく行くと、ヒンドゥ寺院と中国寺院が仲良く並んでいる。寺院の前には、献花用の花を売る屋台がいくつか。中国寺院の方は、観音堂というが、改修工事中だったので画像は割愛させていただく。

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<スリ・クリシュナン寺院>MZ3/50mm/RVP F

ヒンドゥ寺院は、名前の通りクリシュナ神を祀る寺院。クリシュナ神はヴィシュヌ神の第8の化身である。

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<花の屋台>MZ3/35mm/RVP F

献花用の花には仏教もヒンドゥも関係ないようで、どちらにも対応できるようであった。画像のように中国人のお姉さんが買っていくそばで、インド人も買っていく。売り子も中国人とインド人がいたような。

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2008年4月17日 (木)

サルタン・モスク

帰国前日、この日は「地球の歩き方」シンガポール編に載っていた、モデルコースの中から「民族色の濃いエリアで異国情緒に浸る」というものにほぼ忠実に従うことにした。まず、目指すはアラブ・ストリート界隈である。

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<サルタン・モスク>MZ3/35mm/RVP F

シンガポール最大にして最古のイスラム寺院。さすがにでかい。これまで見てきたマレーシアのモスクよりもさらにアラブ色が強い。ちなみに、以前のエントリーでは、イスラムの君主を「スルタン」と表記したものの、ここでは「地球の歩き方」に敬意を表するわけではないが、その通りに呼ばせていただく。

ここは、内部に少しだけはいることができる。とはいえ、入り口からちょっとだけなのだが、まあ内部を覗くことが可能。入り口では記帳させられ、言語別の説明書も配布される。もちろん、日本語もあり。

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2008年4月14日 (月)

シンガポールの雲呑麺

シンガポールに戻り、2日目の朝、宿は朝食が付いていないので、身軽なまま近所の麺の店へ。この日は雲呑麺を食べようと決めていた。以前プロウン・ミーを食べたのとは違う店である。なかなか注文を取りに来なかったが、それだけ混んでいる証拠なのか。

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<ドライタイプの雲呑麺>GRD

やってきました。雲呑麺。こちらはスープ麺ではなく、スープは別添え。雲呑はスープの中です。麺の上には甘辛いチャーシューと青菜が。観察していると、麺を別添えのスープに浸して食べている人もいた。このあたりが、香港の広東風雲呑麺とはまた違ったところ。また、麺も、香港やマカオのゴムのような食感とは異なり、日本人には馴染みやすそうなラーメン風。個人的には、香港の雲呑麺よりも美味しいと感じた。

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<雲呑入りスープ>GRD

こちらも美味しい。残念なのは、香港のように雲呑がごろごろしていないところ。4つから5つくらいだったような。とはいえ、麺にのっているチャーシューが美味かったので、これは許す。

これまた、サイズ大中小があり、中くらいのものだったようだ。料金は2.5SGDと香港よりも安い。まあ、サイドメニューを頼んでないのでこんなに安かったのかも。シンガポールは、物価が気になっていたのだが、そんなに負担に感じなかった。20,000円両替しただけで、まかなえたし。

ちなみに、シンガポール風に発音すると、ワンタン・ミーとなります。頼めば、スープ麺にもできるようだが、ドライタイプが主流とか。また、雲呑が麺の上にのっているドライタイプもあるようです。

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2008年4月13日 (日)

ゲイランで夕食

ゲイランでは数多くの飲食店やホーカーズがあったが、どこも人でいっぱいなので、やや離れた中華レストランを利用した。肥仔榮菜館(Fatty Lai Restaurant)という名前の付いたところだが、冷房のついた室内、冷房のない店内、路上に持ち出したテーブルと、食べる場所が分かれている。場所によって料金の違いがあるかどうかは不明。路上のテーブルで食べることにした。

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<ギネス>GRD

まずは、シンガポール初日の夕食。シンガポールに敬意を表して、タイガービールをオーダーしたのだが、なぜかギネスがやってきた。その後、日本語を少し話せる店主らしき男性がオーダーを受ける。牡蠣オムレツと青菜のオイスターソースがけ、あんかけビーフンを頼んだ。

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<牡蠣オムレツ>GRD

ポクポクした食感がいい。またこれはビールによく合う。やや油が多い感じもするが、飽きない。

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<あんかけビーフン>GRD

海鮮とレバーののったビーフン。味はありきたりかも。シンガポールということで、値段が気になったものの、33.3SGDとリーズナブルな料金。ここは気に入ったので、ジョホールバルから戻ってきたときにも利用する。

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