カテゴリー「200912 Angkor Ruines」の8件の記事

2010年5月19日 (水)

シェムリアップのお勧めレストランPart2、ワインで乾杯

久々アンコール遺跡の話。とはいえ、レストランの紹介です。

以前も紹介した「アモック」レストラン。ここにワインがおいてあることを確認し、やはり大晦日はここに行くことにしました。アジアではビールがあればいい方ですが、まさかカンボジアでワインを飲めるなんて少し前までは考えられませんでしたから。

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<シャンパン>GR DIGITAL

やあ、また来たよと人なつっこい女性マネージャーに手を振り、席に案内してもらいます。すかさず置かれたのが、シャンパン。これは大晦日のサービス。そこでおもむろに、ワインリストを見て、みみっちいけども一番安い25ドルくらいのオーストラリアワインをオーダー。すると、マネージャーは「一人でそんなに飲めますか?」と驚きを隠さないのだったが、まあ問題ないので大丈夫と胸を張る。

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<ワイン>GR DIGITAL

マネージャーが運んできてテイスティング…と行きたいところでしたが、やはりワインはそれほど出るものではなさそうで、ソムリエナイフの使い方がぎこちない。よほど自分がやろうかと思いましたが、そこは我慢。結構いい状態で、美味しくいただけました。

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<エビサラダ>GR DIGITAL

頼んだ料理はニューイヤースペシャルとでもいうような特別料理。確か、24ドルですべて込み。間違いなくこれらを一品ずつ頼むよりもお得な料金設定でした。まずは、エビサラダ。もちろん、トンレサップ湖のエビでしょう。淡水性のエビだったものの、ほとんど海のものと違和感なく食べることができました。

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<エビ春巻き>GR DIGITAL

これもまた美味しい。この揚げ春巻きはベトナム風にライスペーパーを使ってます。タイやラオスでは小麦粉で作った皮なんだけど。カンボジアはポルポト政権が打倒された時、ベトナムの支援を受けた政権ができあがっているので、ベトナム人も多く居住しています。なので、ベトナムの食の影響もかなりあると思われます。

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<エビの揚げ物>GR DIGITAL

もはや、エビづくしの感が。それにしても、こんな大きいエビもトンレサップ湖で捕れるのか。こちらもまたイセエビのような食感が。カンボジア、侮れん。

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<鶏肉スライスと野菜>GR DIGITAL

一応、鶏肉と書いたものの、カモかアヒルなのかもしれない。濃い味の肉と淡泊な野菜のコンビネーション。ここの料理人は間違いなくフランス料理を学んだ人なんだろうなと思う。従来のカンボジア料理の域を超えているし。

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<デザート>GR DIGITAL

パイナップルの飴かけでした。普通アラカルトで頼むよりも2品くらい多い感じ。これにエスプレッソをつけて、2009年の最後の食事が終了した。満足、満足。

しめて、49ドルでしたが、クレジットカードがきくので、助かりました。おそらくこのたびで一番お金を使ったものだったなー。

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2010年3月13日 (土)

シェムリアップのお勧めレストランPart1、アモックづくし

もう忙しすぎて、疲れが週末でも取れない状態。スキャンをするどころではありませんが、デジ画像から前後半に分けて、お勧めレストランを紹介していきます。

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<レストラン・アモック>GR DIGITAL

シェムリアップを訪れたのは2度目。この間に6年の隔たりがある。前回はシェムリアップの中心地から外れ、国道6号線の遙か東にあるところに宿を取っていた。とはいえ、そこもプサ・ルーと呼ばれる、マーケットがあり、かなりの数のホテルが密集していた印象がある。

とはいえ、毎夕オールドマーケットなどのあるシェムリアップの中心地に出かけるわけにはいかず、面白味に欠けるが宿のレストランで夕食を食べていた。今回の宿はオールドマーケットに徒歩圏内なので、いろいろと食べ歩くことができる。

シェムリアップ2日目の夜、オールドマーケットあたりのレストランを吟味しながら歩いていた。6年前はわずかにオールドマーケットを歩いただけなので、詳しいことはわからないものの、明らかにおしゃれな店が増えていることがわかる。ガイドブックにもいくつかのレストランがピックアップされていたが、選んだのはAmokという店だった。

アモックとはカンボジア料理の名前で、雷魚のココナッツミルク蒸しとでもいったものだろうか。店内はあまり混雑していなかったが、女性店長をはじめとする従業員一同のホスピタリティを感じさせられるところであった。14.5ドルのセットメニューを頼むと、まず出されたのが、上の画像のもの。白いものはおしぼりのタオルで、黄色い飲み物はカボチャのジュースなのである。その隣はキャンドル。

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<なぜかビアラオ>GR DIGITAL

メニューにはビアラオがあった。ここはカンボジアだが、比較的ビアラオが手に入りやすいようだ。実は初めて味わったビアラオは、前回の旅の時なのだ。1年半ぶりとなるビアラオとの対面。ラオスの空気とは違うものの、やはり美味い。カンボジアのビールというと、アンコールビールなのだが、どちらかというとすっきり系。ビアラオはこってりといった味わいである。ちなみに、このときメニューでワインがあることを確認し、大晦日か元旦にはそれをいただこうかと画策する。

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<バナナのつぼみサラダ>GR DIGITAL

まずはバナナのつぼみのサラダ。バナナのつぼみは食用になるらしいが、初めて食する。とはいえ、どれがバナナのつぼみなのかよくわからない。素材は葉物やタマネギ、にんじん、ピーマン等々ごく普通のものが使われているが、カンボジアの魚醤、トゥック・トレイがベースとなったドレッシングが使われている印象があった。それにより、複雑な味わいが楽しめるが、タイ料理のような酸っぱさや辛さはない。でも、美味い。

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<アモックとご飯>GR DIGITAL

メインは店名にもなっているアモックである。5種類のアモックということで、魚が2種類、鶏肉、豚肉、牛肉のアモックなのであった。手前のご飯だが、もちろんインディカ米である。しかし、カンボジアのご飯の炊き方は、日本人好みかもしれない。ふっくらとしていてやや粘りけがある。ぱさぱさ、ぱらぱらのインド亜大陸のインディカ米の炊き方とは明らかに異なる。

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<デザート>GR DIGITAL

締めはチョコレートムースだった。ただ甘いだけでなく、日本やヨーロッパで食べることのできるものと同じ水準のもの。

レストラン・アモック。クメール・キッチンなどの人気点の並ぶ、オールドマーケット北側の通りにある。なんと、クレジットカード利用可能。比較的値段は高めだと思うが、味と雰囲気は抜群。ま、高いといっても、現地の価格に照らしたらで、たまにはこのくらいの料理を味わおうという気があるなら、痛くもかゆくもないという値段設定だと思う。

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2010年3月 7日 (日)

シェムリアップでサンダル購入

年度末進行ということで、忙しくなかなか更新できません。安穏とした日々は今後訪れるのだろうか。ともかく、手持ちの画像で小ネタをアップします。

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<以前使っていたサンダル>GR DIGITAL

バンコクからシェムリアップに到着し、ホテルで荷ほどき。つかの間の休息もほどほどに、昼食と水分の購入を兼ねて、シェムリアップのオールドマーケットに出かけた。その帰り道、歩いていたら、サンダルの右のラバーが剥離した。

ちょっと違和感があるが、宿まではすぐそばなので、そのまま戻ってきた。遺跡観光にはもともとサンダル履きでは行かないつもりだったので、何ともないが、宿で過ごすときにはちょっと不便だ。またオールドマーケットで買い直すことにしようか。

このサンダルは確か2004年の夏あたりから使用してきたものだ。ちょうどメキシコに行っていたときからである。初めのうちは、宿でもっぱら使用してきた。そのころはカトリック教会を訪れたり、ドレスコードのありそうなレストランも使うヨーロッパ中心だったためか、サンダルはあまり重要ではなかった。

サンダルが現地での「足」となるのは、2006年のバリ・ロンボクからだろうか。船に乗るにも海中に足をつけなければならなかったりした。続く、ミャンマーの旅では寺院に入るのに、靴下も履いてはならない決まりがあり、全行程サンダルで過ごした。

日本から履いてきた靴をしまい込んで旅したのは、2008年のタイ・ラオス・中国の旅である。靴を履いたのはバンコクの宿までと最終日のみであった。

そんなわけで、このサンダルの使用頻度は年を追うごとにぐんぐん上がり続け、ついにシェムリアップで寿命を迎えたわけである。長らくご苦労さんでした。

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<現地購入のサンダル>GR DIGITAL

新しいサンダルはこちら。市場価格13USドル。本当は踵が包み込まれるようなタイプがよかったのだが、気に入らなかったので、アジアの大衆が履くようなこんなタイプを購入した。歩くとペタペタと音を立てる。そうそう、オールドマーケットには靴屋も数軒あったけど、愛想のいいお姉さんの店で購入した。それも楽しみのひとつだって。

履き心地はなかなかよく、踵の浮くタイプながら吸い付くように足を運べる。しかし、材質が丈夫なためか、足指をはじめとして擦り傷ができてしまう。まあ、これも慣れの問題か。

だが、こちらはたぶん旅の相棒とはならないだろう。実は、前のサンダルの終焉を予感してか、新しいサンダルをすでに手に入れてあるのだ。そちらはホーキンスのもので、まだ本格的に試し履きしていない。次の旅では役に立ってくれるだろうが。

この13ドルのサンダルは、もしかすると職場で愛用することになるかもしれない。

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2010年2月21日 (日)

BTS10周年

1週間も放置してしまいました。今回の話題はバンコクの話から。スキャンが追いつかなくて、なかなかアンコール遺跡にたどり着きませんがご容赦のほどを。

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<BTS>GR DIGITAL

バンコクの中心部を走るのがBTS。別名スカイトレインである。これは、現国王の70歳の誕生日にあわせて開業したもので、早くも10周年を迎えた。すべて高架を走り、渋滞だらけのバンコクの街を悠々と見下ろしている。

近代的な車両はシーメンス社のもので、3両編成。これができるまでのバンコクは公共交通機関はバスと船に頼るしかなかった。今では地下鉄もできていて、大概の場所にはバスを使わずに行くことができる。10周年の記念だろうか、運転席部分にそのロゴが見える。

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<ビルの谷間を行く>MZ-3/20mm/RVP100

BTSは現在2路線ある。スクムビット線とシーロム線で、サヤームで接続している。スクムビット線はチャトゥチャック市場のあるモーチットからオンヌットまで。シーロム線は国立競技場からチャオプラヤーエクスプレスボートの乗り場のあるサパーン・タクシンまでだったが、昨年延長され、トンブリー地区のウォンウィアン・ヤイまで行くことができるようになった。つまり、チャオプラヤー川を渡ることになったのだ。

上の画像は実は一昨年のタイ・ラオス・中国の旅からのもの。ルンビニー公園からBTSを撮した。

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<10周年のロゴ>GR DIGITAL

BTSの車体には様々な広告が描かれている。だが、あまりそれを意識させないすっきりとした印象がある。その広告も、窓の部分にも描かれているのだが、ドット状になっているためか、外も比較的くっきりと見ることができる。そんな窓の部分にも10周年のロゴが。

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<終着駅ではなくなったサパーン・タクシン>GR DIGITAL

さあ、サパーン・タクシンに到着。BTSはさらに川を越える。

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<野良犬の昼寝>MZ-3/35mm/RDPIII

改札を出ると仲良く白と黒の野良犬が昼寝中。これもまたタイを感じる一瞬である。

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2010年2月12日 (金)

暁の寺へ

年末年始の旅で撮してきたプロビア100F(RDPIII)を1本だけスキャンできました。今回の記事はその中から。

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<ワット・アルンへ>MZ-3/50mm/RDPIII

バンコクではチャオプラヤー川に挨拶しに行くのが慣例のようになってしまった。アンコール遺跡に行く前日、今回が初となるプロビア100Fの撮影はテストも兼ねて、ワット・アルンにしようと思った。しばらく訪れていないし、リバーサルで撮るのも実は初めてだからだ。

BTSでサパーン・タクシンへ。サートゥーンの船着き場でエクスプレス・ボートに乗り換え、ター・ティアンへ。そこでチャオプラヤー川を横断するさらに小さなボートに乗り換える。料金はわずかに3バーツ。確か初めて訪れたときには2バーツだったように思う。

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<ワット・アルン>MZ-3/20mm/RDPIII

ワット・アルンは三島由紀夫の「暁の寺」で知られる。個人的に三島は好きじゃないので読んだことはない。バンコクというよりはタイを代表する寺院であるワット・プラケーオと比べると黄金のきらめきもなく地味だ。ワット・プラケーオやワット・ポーとはチャオプラヤー川を挟んだ対岸にあるためか、今ひとつメジャーではない感じもする。ま、その分観光客が少なく、落ち着いて観光ができるともいえるが。

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<装飾に使われる陶器>MZ-3/35mm/RDPIII

ワット・プラケーオが金属をふんだんに使った寺院なのに対して、ワット・アルンはコンクリート製の寺だ。ところどころには陶器の破片が埋め込まれ、装飾として使われている。近くに寄ってみるとこんな具合である。

以前ここで、日本人相手のツアーガイドが話していたのが聞こえたが、この陶器はチャオプラヤー川に沈んだ船から引き上げたものらしい。もちろん中国からはるばる運ばれたものである。

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<ヤック>MZ-3/35mm/RDPIII

タイの寺院には架空の動物がいる。ヤックと呼ばれる精霊が屋台骨を支えているようにも見える。ヤックは日本に伝わると夜叉となったとも聞くが。このヤックの乗っているステージ下に陶器が使われている。

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<女神のレリーフ>MZ-3/35mm/RDPIII

ワット・アルンにはその他に女神のレリーフが施されている。女神と書いたが、たたずまいはタイ風であるものの、アンコール遺跡に数多く彫られているアプサラやデバターに近いものを感じた。

ワット・アルンはいつの間にか入場料が50バーツもするようになっていた。だが、以前は登ることのできなかった中央の仏塔に半分くらいまで行くことができるようになっていた。これはかなりの急階段で、アンコール遺跡での足慣らしともなった。その部分で上の写真を撮ったのだが、なぜかチベット仏教で見かける、タルチョという旗がかけられていた。このあたりはよくわからないし、タイでは初めて見かけた。

さて、初めてのプロビア100F。ベルビアやE100VSのようなどぎつい発色ではないものの、好感触を得た気がする。個人的にはヤックの画像が気に入っている。ああいう色の出方もいいですねえ。

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2010年1月20日 (水)

クイティウとマンゴーシェイク

シェムリアップまではバンコクエアウェイズでわずかに1時間。実際の飛行時間は35分というから、はっきりいってチェンマイよりも近い距離にある。6年前も直接バンコクからシェムリアップに飛んだが、そのときもバンコクエアウェイズであった。ただ、そのときにはATR72という、双発のプロペラ機だったのだが、今やこのルートもエアバスが飛んでいる。その飛行機だが、一昨年利用した「サムイ号」であった。

ま、1時間といっても、宿を出たのは早朝だし、アライバルビザの手続きや荷物のピックアップなども含め、宿に到着したのは11:00頃。荷物を整理し、少し足を伸ばしてオールドマーケットに行き、ミネラルウォーターを仕入れ、昼食もそこで取る。

オールドマーケットの周辺はかなりの変貌ぶりで、旅行者向けのおしゃれなレストランもできているが、利用したのは地元民も利用するローカル食堂である。マンゴーシェイクと鶏肉のクイティウをオーダー。

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<マンゴーシェイク>GR DIGITAL

かなりのシロップを使ったシェイクである。元々マンゴーは甘いものだが、この甘みがさらにトロピカルな雰囲気を盛り上げてくれそうだ。暑いところではこうした飲み物はそれほど苦にならない。しばらくたつとクイティウが運ばれてきた。

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<鶏肉入りクイティウ>GR DIGITAL

クイティウというのは、単に「地球の歩き方」の表記を借りてきただけのものである。タイではクァイティアオとなり、要するに中国の影響を受けた米から作った麺料理ということになる。タイではスープのあるなしや具の指定が客の好みで受けすれられるが、カンボジアではスープ麺がデフォルトのようである。

また、タイでは麺料理ににんじんやレタスなどの野菜を使うことはほとんどないが、カンボジアではどんな料理にも野菜が多めに使われているという印象が強い。メインの具は鶏肉だが、エビも入っていた。これは、トンレサップ湖でとれたものだろう。そして、スープはあまり癖がなくタイと異なり化学調味料がほとんど使われていないと感じた。

麺は細めのものだがややコシがある。テーブルにはトゥック・トレイという、魚醤が置かれていたので、その他の調味料を適宜入れてみた。割とコクのある味になる。

6年前は遺跡エリアなどで昼食に麺料理を食べたりしたが、あまりクイティウは見かけなかった。あるのは、インスタントラーメンを使ったこんな感じの麺料理ばかりだった。

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2010年1月16日 (土)

タイのカップ麺

まだまだ、チュニジアとフランスのエントリーが残っているものの、スキャンができない状態でもあり、かといってアンコール遺跡群のリバーサル現像もまだという状況です。なので、小ネタをアップします。

バンコク到着翌日、ワット・アルンに行き撮影テストみたいなことを行った。その後いつものバンコク食堂(実名ではなくバンコクに行くといつも食べに行く店をこう呼んでいる)で昼食を取ったものの、宿に戻りかけると小腹が空いていた。幸い、部屋はキッチン付きの作りだったので、何か仕入れようと、コンビニでカップ麺を購入してきた。

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<トムヤム味カップ麺>GR DIGITAL

コンビニ価格13バーツ。もちろんタイ語は読めないが作り方は至って簡単。お湯を注ぐだけだ。しかし、ラベルをはがすと、袋に入ったスープが2種類あった。一つは粉末の唐辛子状のもの。もう一つはナムプリックのような味噌風のものであった。

コンビニでは割り箸をつけてくれなかったのでキッチンから箸を探してみたが、見あたらずフォークを用意したが、プラスチック製の折りたたみフォークが麺に付属していた。さて、スープを麺に投入し、お湯を注ぐ。

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<スパイシーな麺>GR DIGITAL

一口。スパイシー。タイの味だ。粉末スープにフリーズドライのエビも含まれているようだ。結構満足する味で、小腹も収まる。わずか13バーツなので、一時は真剣に土産にしてもいいと思ったほどである。

うちの近所のスーパーでも売っているといいのに。

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2010年1月10日 (日)

年の初めに/旅の報告

お久しぶりです。

すでに旅から戻って、5日ほどたちますが、ここまで報告が遅れてしまったのは、PCのトラブルから。なぜか、うちにあるメインのPCは、この季節になると機嫌を損ね、OSの再インストールという荒療治を施してやらないといけないのですね。

初期設定に戻すのは簡単なのですが、それに伴い様々なソフトを入れる必要があり、ブログにとってはもっとも大事な画像処理ソフトを先ほどインストールしたばかりです。まだまだ、本家のホームページ用にホームページ作成ソフトを入れなくてはならず、それはまた後日だなあ。ますます、旅行記が作れなくなってくる。

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<お世話になったドライバー>GR DIGITAL

  • 12/26 バンコク泊
  • 12/27 バンコク観光
  • 12/28 シェムリアップ泊~アンコールワット、プノン・バケン

旅の空気に慣れるために、バンコクに前後2泊ずつしました。そして、3日目、シェムリアップへ。ホテルの案内によると、送迎があるという話だったが、それは見あたらず、プリペイドタクシーを利用することに。「これからどうするの?」という、ドライバーからの提案により、迷わず6日間雇うことに決めた。

ドライバーの名は、レイ。本当はもっと長い名前なのだが、それで通じる。驚いたのは、きちんとした組合にでも入っているのか、携帯だけでなく無線を持ち、絶えずどこかと連絡していること。また、6年前にはクルマが右側通行のカンボジアでも、タイのアランヤプラテートから入ってきた右ハンドルのカムリばかりが目立っていたのだが、レイによると数年前に右ハンドルの輸入が禁止になり、今は左ハンドル車だけが輸入を許されているとのこと。レイのクルマは左ハンドルの青いカムリである。

  • 12/29 シェムリアップ泊~バイヨンとその周辺、チャウ・サイ・テボーダ、トマノン、タ・ケウ、タ・プローム、バンテアイ・クディ、スラスラン
  • 12/30 シェムリアップ泊~プリア・カン、ニャック・ポアン、タ・ソム、東メボン、プレ・ループ、バコン

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<バコンの物売り少女>GR DIGITAL

シェムリアップに信号が増えたのもさすがに6年という歳月なのである。6年前は国道6号線のちょうどシェムリアップの中心あたりに1箇所あったくらいで。とにかく、いろいろ回ってもらったところ、再びの驚きだったのは、物売りたちがあまり日本語で呼びかけなくなったことだろうか。

6年前は年齢を問わず、男性ならば「オニイサン」女性ならば「オネーサン」という呼びかけがデフォルトであった。それだけ日本人観光客が多かったということなのだが、今や観光客の主役は中国人と韓国人に奪われている。それでも日本人観光客はかなりいるのだが、ざっと見積もったところ、中国人はその4倍、韓国人は2倍という感じである。また、バックパッカー的な観光客もかなり減っているように感じた。

以前の旅でも物売りたちをスナップしてみたが、かなり硬い表情であった。それが今や、デジカメのモニターを見せるととびきりの笑顔になってくれる。それだけカンボジアも余裕ができてきたということなのだろうか。カンボジアの通貨、リエルはまだまだ信用がおけないようだが(カンボジアではかなりの部分アメリカドルが通用している)市場や商店には物があふれ、クメール人の生活もかなり上昇している。走るクルマもトヨタ・カムリ一辺倒ではなく、メルセデスやBMWだってある。日本車もカムリだけでなくカローラもあればマーチだって走っている。

  • 12/31 シェムリアップ泊~プノン・クーレン、バンテアイ・スレイ、バンテアイ・サムレ
  • 01/01 シェムリアップ泊~コーケー遺跡群、ベンメリア
  • 01/02 シェムリアップ泊~バイヨンとその周辺、アンコールワット

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<デバター>GR DIGITAL

カメラはメインのMZ-3にGR DIGITALのみ。レンズは20mm、35mm、50mm、77mmを持参。ストロボも持って行ったが、アンコールワットの一部分のみ使用した。三脚は結局持参しなかった。フィルムはフジのプロビア100F(RDPIII)を20本とNeopan Acrosを3本用意していったものの、RDPIIIを18本撮って終わりです。シェムリアップの2日目あたりでかなり撮りすぎてしまった感覚があり、急遽GR DIGITALを大幅に使用し、リバーサルの節約をした。こちらはまだ現像に出していないし、チュニジアとフランスの残りもあるので、お見せすることができるのは当分先になるだろうが。

遺跡がメインだとどうしても同じような対象と構図が続いてしまうような気がして、遺跡全体とある程度定番の写真を少し撮るだけにし、あとはデバターと呼ばれる女神たちのレリーフを中心に撮ってみた。さて、できはどうなんだろう。自分でも気になる。

  • 01/03 バンコク泊
  • 01/04 バンコク泊~ダムヌン・サドゥアク水上マーケット観光
  • 01/05 帰国

という感じの旅でした。今回、ネットブックを持参したものの、旅行前日の購入という付け焼き刃的なものだったので、現地からの画像もアップできず、ネットカフェも併用するという有様でした。シェムリアップでは宿でアクセスできるはずだったのに、接続上のトラブルがあったらしく、IDとパスワードをもらえず、バンコクでは有料ながらアクセスできたものの、記事をアップしようとするとそれができないことが判明。BBSなど軽いものならばできたと思いますが、ブログのような重い情報を流すにはだめだったようです。ま、これも経験のうち。次回の旅からはネットブックが旅の伴となりそうです。

Postscript 年賀状も作らずに旅立ってしまいました。これから作ります。さて、シェムリアップのドライバー、レイですが、これを読んでくださる方で、アンコール遺跡群の観光をしたい方は、歓迎するとのこと。一応、彼のメアドは控えているのですが、ここでは公表しません。彼のドライブは安全で巧いです。遺跡のこともかなり知っているし、英語も上手です。彼の案内で観光をしたいと思う方は、こちらにメールをください。彼のメールアドレスを教えます。

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