テイスティングメニュー
バリから日本に帰る直前、ネカ美術館を訪れ、すぐ近くのTropical Baleというカフェで昼食を取ってきた。ここは以前にも訪れていて、見事な田園風景を望むことのできるところとして、ガイドブックにも載っていた。当時の名前は、ただのTropicalだったのだが、ちょっと長くなっていた。
しかし、値段は高騰していたのである。高級感が増したといっても良い。だが、帰国直前ということもあり、フトコロ事情があまり豊かではないので、もっともリーズナブルなものを頼むことにする。それがテイスティングメニューというものであった。
<トロピカル・ミントジュレップ>GR DIGITAL
テイスティングメニューとは、メニュー表に書かれた説明によれば、世界各国の料理を少しずつ味わってもらうというコンセプトであった。飲み物は、選ぶことが可能。あとはどんどん運ばれる。
ミント・ジュレップならば、ミントを入れたウィスキーなのだが、ここではウィスキーではなくアイスティーにミントを多量にぶち込んだもの。元々ミントの産地ではないと思うので、モロッコのミント茶のように強烈ではなかったが、まあまあいけます。
<まずはパン>GR DIGITAL
バターロール風とバゲットが登場。これに、野菜を刻んだものをのせるという、イタリアのブルスケッタ風の食べ方らしい。パンはウブドの西洋レストランで出てくるちょっと情けない大きさの丸パンと異なり、しっかりした味でいい職人が作ったことがわかる。
<ベトナム風春巻き>GR DIGITAL
皿が凝ってますね。量が少ないという声が聞こえそうですが、これぞテイスティングメニューなのである。世界各地の味を少しずつなのだ。
<各国料理セット>GR DIGITAL
次は、まとめて持ってこられた。左からベトナム代表、生春巻き。真ん中、インドネシア・マレーシア代表、チキンサテ。右、日本代表、飛び子のせ巻き寿司。この場合寿司はなくても良い気もするが、日本人限定のメニューではないのでまあ我慢する。春巻きも2種類なくても良いのだが。
<もうデザート>GR DIGITAL
ミントの葉がのせられたイチゴのフランベ。またはソルベか。あらまあ、もうデザートかという感じもしたのだが。
<海鮮ラクサ>GR DIGITAL
また、メインが出てきた。こりゃなんだと思ったら、ラクサなんだそうで。具のシーフードはまあまあ美味しい。
<クラゲのデザート>GR DIGITAL
もしかするとクラゲじゃなくて、キノコだったかも知れない。イチゴとももの味がほのかにする。これまたシャーベット風のデザートで終了。
一皿が少なく、食べたような食べなかったような。こういう食べ方って、満腹感はないものの、確実に満腹になっているものなんですよね。料金は12万ルピア。ウブドの中級レストランでの夕食では、この値段でかなり豪華な夕食が食べられる料金でした。
ええ、長々とやってきた、ジャワ&バリレポートですが、これで終了します。まだ、お見せできる写真も数多いのですが、また別の機会に。つなぎの記事でちょこっと登場することもあるでしょう。これからは、マレー半島縦断の記事に専念します。
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