ロンドンの宿では朝食が付きませんでした。6ポンドで朝食を出してくれるとのことでしたが、4泊もするのでなんとか6ポンド以下でそれなりの朝食を探すことにしました。
しかしこれが何とも難しい。ともあれ、2日目の朝はヴィクトリア界隈を回って、労働者向けの店を見つけました。Green Cafeというところで、カウンターで注文し、席に座って食べるところです。精算は食後でした。
<Green Cafeの朝食>GR DIGITAL
フライドエッグ、ベーコン、ダブルソーセージと紅茶を頼みました。食事が3.3ポンド。紅茶が80ペンスです。完璧じゃないですか。
<塩分控えめではなし>GR DIGITAL
と思っていたのですが、トーストを頼むのを忘れました。頼んでいたら、5.0ポンドくらいになったかも。
ソーセージはやはり大陸のものの方が美味しいです。ベーコンはまるでハムのようですが、これの方が特徴あります。こちらは大陸のものよりいいです。卵はもちろんどこで食べても同じ。インドあたりでは地鶏の取れたて卵ということがあって、これはとびきり美味しいですが。
80ペンスの紅茶ですが、まるでコーヒーのような茶褐色です。これでも、ティーバッグで出されたのですが、我々日本人が慣れ親しんでいる扁平なティーバッグではなく、茶葉がぎっしりと入ったものでした。小さなボールみたいな形でした。名もないメーカーのものでしょう。決してフォートナム&メイソンなどではなく(80ペンスですし)、スーパーで探して土産にでもすればよかったです。
まあまあ満足しました。ここに毎日通うとして、いろいろ試してやろうと思っていましたが、翌日は休業していて、一気にテンションが下がります。
<Breakfast Wrap>GR DIGITAL
しょうがないので、ヴィクトリア駅階上にあるマクドナルドに行きました。いろいろ朝食メニューはあるんですが、マフィンとかではなく、飲み物付きのラップというものにします。これで3.9ポンド。
<ブリトーのような感じ>GR DIGITAL
包装を剥がすと、薄い小麦粉で焼いた生地の中にコロッケと肉が現れます。こりゃ今ひとつです。安いだけあります。
近くの席では移民と思われるガキ、いやいややんちゃな男子2名が座席に寝そべりはじめ、あまり雰囲気がよろしくありません。食べて早々に立ち去ります。マクドナルド、こりゃあかん。
<3日目>GR DIGITAL
まだ、フルイングリッシュ・ブレックファストを食べてないなと思い、4日目の朝食はこれにチャレンジします。場所はやはり、ヴィクトリア駅階上の一角へ。マクドナルドと同じフロアですが、持たざる者は入ってこれないようになっていますので、安心です。
Frankey & Benny'sという、チェーン店です。イングリッシュ・ブレックファストもいろいろ種類があり、Big Breakfastというものを頼みます。トーストもつけました。
<Big Breakfast>GR DIGITAL
来ました。小食な人の夕食分くらいの量です。昼食でも十分ですね。
<ボリューム満点>GR DIGITAL
ダブルフライドエッグ、ソーセージ、ベーコン、ベイクドビーンズ、焼きトマト、焼きマッシュルーム、チップスという内容。これに、シリアルとジュースがあれば、完璧ですか。たぶん、メニューにはそういうものもあるんでしょう。
目玉焼きがレアな部分も残してあるのは、トーストにつけて食べる人が多いからでしょう。ビーンズもそうして食べる人がいるようです。わたしゃお上品に、バターとジャムだけで頂きましたが。
マッシュルームは意外によかった。焼きトマトというものも、イングランド特有でしょうか。もちろん酸味がありますが、暖かくて意外な味があります。トマトも中華ではスープに入れたり、料理の具材で熱を加えますから、意外でもなんでもないのかも。
それにしても、イングランドでトマトが育つのだろうか。温室栽培なんでしょうね。高いのかも。
料金は8.4ポンド。1000円オーバーです。今のレートが、1ポンド=185円くらい。銀行レートで197円とありました。やがて、200円越えですかね。やってられんです。やはり、ロンドンやイングランドの人にとっては、1ポンド、100円くらいの感覚でしょうね。
最終日はスーパーで一番安いサンドイッチを買い、部屋の無料のコーヒーで流し込みました。グレートブリテン島、財布には辛いです。
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