カテゴリー「Cafe」の25件の記事

2023年2月11日 (土)

ミケポスカフェで音楽談義

かすてら音楽夜話Vol.159

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1月の寒い日、ミケポスカフェに再びお邪魔いたしました。

この日はワタクシひとりではなく、トーマスさんをお誘いいたしました。

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というのも、オーナーさんにお借りしたイカ天ビデオを返却することと、自宅編集したDVDをお渡しするためでもあります。その自宅編集のDVDには偶然再発見した知子のロックの出演シーンを付け加えたんですね。これは、何が何でもトーマスさんにお渡ししなくては。

オーナーさんにオーダーしておいた豆腐グラタンで身体が温まります。これ、ヘルシーですし、自分好みのベーコンも入っていて大変美味しゅうございました。

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このカリカリのバゲットにつけて味わって、さらに美味しくなります。

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付け合わせのピクルスとも相性がいいです。

さて、音楽好きな3人が集うということで、トーマスさんから「シティポップスを語りつくしましょう」という命題が出ておりましたので、3枚ほどCDを持参しました。

1枚目『Back To The Street』。佐野元春のデビューアルバムです。
2枚目『Pocket Park』。松原みきの同じくデビューアルバムです。
3枚目『Asami Kado Twin Very Best Collection』。門あさ美のテイチク時代のシングルAB面曲とアルバム中の佳曲をセレクトしたものです。

この演奏はスカスカだけど、わざと狙っているとか。唯一の男性とのデュエット曲で、その相手の出自がかなりレアなグループのヴォーカルであるとか。デビューアルバムにしては超一流のスタジオミュージシャンを起用していて贅沢であるとか。キャリアを重ねてファンの琴線をつかむような声の仕上がりになってきただの。

オーナーさんとトーマスさんからも結構貴重な情報が語られたり。

ま、詳しいことは後日、別件で記事にいたします。

逆にですね、トーマスさんからワタクシの知らなかった人たちの情報ももたらされましたので、まあ、お聴きください。

 

阿佐ヶ谷ロマンティクスで「独り言」でした。

トーマスさん曰く、「はっぴいえんどが中央線沿線で素敵な女性ヴォーカルを発見し結成したようなバンド」。

このアルバムは2022年1月のリリース。シングル「独り言」は2019年12月のリリースとあります。とりわけ、「独り言」はストリーミングで50万回以上再生され、海外での評価も高いです。それを反映するようにアルバムラストは「Hitorigoto」という、「独り言」の英語によるセルフカバーですね。

今や数少なくなった地上波での音楽番組ですが、そこに頻繁に出演する現在のトレンドの人たちとは一線を画していて、時代とか最先端とはまるで関係なく肩の力を抜いている感じですね。

そして。

 

滝沢洋一、「シティバード」でした。ビートたけしに提供した曲のセルフカバーみたいです。

この方も初耳。なんでも、「ニューミュージック」という言葉を初めて電波で使った方だとか。

わたしゃ、数々の曲を聞かせてもらい、大瀧詠一が「Niagara Triangle Vol.2」でこの方を起用していたら、今の音楽シーンはかなり変わっていただろうと感じました。

滝沢氏は不遇の人で、残したアルバムはこの曲を含んだ『レオニズの彼方に』の1枚だけ。セカンドアルバムは収録が済んでいたものの、発売延期となりいまだに音源化されていません。

その間、あまたのシンガーやグループに曲提供をしていましたが、2006年にお亡くなりになっています。是非ともどこかで発売してほしいものです。とはいえ、Apple Musicなどでストリーミング化されているみたいです。

最後は。

 

一十三十一(ヒトミトイ)で「悲しいくらいダイヤモンド」でした。

声とかテイストが若き日のニューミュージック界の大御所に似てません?しかも、曲のタイトルもどことなく大御所を彷彿とさせるんですよね。

でも、オリジナリティがあるし、曲それぞれが心地いい。これ、十分に「聴き流せる」音楽として、ドライブのお供になりますよね。

いやー、トーマスさん、GSや昭和歌謡だけじゃないんですね。あらためて、トーマスさんの懐の広さを知りましたです。

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こちら、町田からお持ちいたしました、「学園ぽてと」でございます。直近数か月で3人ともひとつ歳を重ねたということで。

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そして、トーマスさんに頂きました。本当にありがとうございます。こちらももちろん、USBに入れまして、ドライブのお供となっております。

この日は平日にもかかわらず、ミケポスカフェではギャラリーを見にやってくる方がひっきりなしでして、オーナーさん忙しそうで、あまり深く音楽談義はできなかったんですよね。

さて、次はこの続編とかあるいは洋楽編。GSでもいいですよ。それまで、ネタを仕込んでおきます。次回は4名でできるといいですね。

ミケポスカフェ

<今回の画像データはすべてCANON PowerShot SX730HSでした>

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2022年12月17日 (土)

ブラボー!かまぼこ

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<あの人>PowerShot

某日、箱根まで行ってみました。

行先は鈴廣かまぼこの里です。ここは、ただの販売店ではなく、小規模ではあるものの、いろいろな施設が集まった商業コンプレックスですね。

で、長友佑都選手。2022FIFAワールドカップの日本にとっての最終戦、決勝トーナメントの1回戦のクロアチア戦からすでに10日ほどが経過しており、やや賞味期限も過ぎているんですが、かまぼこの里の販売所にもかかわっているとは思いもしませんでした。

タンパク質15グラムを片手で摂れる、フィッシュプロテインバーを鈴廣とコラボしているようです。

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<鈴廣本店>PENTAX KP/DA18-50mm

つうことで、ひとまずここはかまぼこの里を探索します。国道1号線を挟んで反対側には飲食店が並んでおります。

とりあえずはお昼時で、何か食べましょう。

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<箱根登山鉄道電車107号>KP/DA18-50mm

このようなものが静態保存されておりました。

この向かいにカフェがあります。ここにしますか。

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<注文品>PowerShot

こちら、かまぼこピンチョスとアイスティです。

かまぼこピンチョスは店名の「えれんなごっそ Café107」にちなんで、107種類あるのですが、日替わりで3種類を提供しているとのことです。こちらが、500円。アイスティは200円です。

当然店名は先ほど紹介した登山電車の号車番号にちなんでます。

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<かまぼこピンチョス>PowerShot

注文はテラス側のレジにて行い、同時に支払います。

飲食スペースは店内と、テラス、そして107号車内と好きなところで。基本セルフで、片付けも同様です。

見た目、意外に小さいなと思いましたが。

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<1つ目>PowerShot

店頭に「本日のかまぼこピンチョス」の写真があって、内容が書かれていたのですが、見事に撮り忘れました。

こちらが、最初に食したもの。中心にあるのは肉です。豚肉ですね。庶民的な生姜焼き風にも見えますが、お上品な味でした。

そして、かまぼこが美味い。普段スーパーで買ってくる、100円くらいの製品とは比較になりません。

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<2つ目>PowerShot

一番上がカリフラワーですね。こちらに香辛料をかけているみたいでした。

かまぼこは最初のものとは異なります。こちらのかまぼこ、魚肉の旨味が凝縮されている感じなんです。今までにかまぼこにこのような味をまるで感じたことはありませんでした。

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<3つ目>PowerShot

中心にあるのはカボチャプリンみたいなものですかね。

これまで、ほとんどを記憶に頼って記述しておりましたが、これからはその場でメモを取らないとダメですね。

これで、空腹が満ちたのかというと、もちろん無理です。帰りに目につくところがあれば、軽く食べるかとも思ったんですが。

ちなみに、かまぼこの里、食品を扱うところですが、無料の試食は行っておりません。

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<箱根駅伝中継所>KP/DA18-50mm

右側の青いポールに書かれておりました。この風祭鈴廣前が箱根駅伝の中継所なんすね。

正月によく見てみようか。

えれんなごっそ Café107

かまぼこピンチョスなんてやっているものですから、店名はスペイン語かヨーロッパのラテン語圏の言葉かなとおもっていました。ですが、これは小田原の方言で「いろいろなごちそう」という意味なんだそうで。

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2022年11月17日 (木)

祝・ミケポスカフェ1周年

2022年11月10日(木)

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<おじゃましました>PowerShot

念願であったミケポスカフェにお邪魔しました。ここは昨年にオープンした予約制のカフェです。

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<猫グッズ>PowerShot

席数4というカフェで、完全にプライベート空間です。猫好きのオーナーさんが集めた猫グッズや、猫に関する本、ギャラリーもあります。

猫好きな方はオーナーさんと猫に関する話で、この空間を独占できるというわけです。

さて、ワタクシがなぜここを訪れたかといいますと。

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<ネズミもいるような>PowerShot

実はオーナーの「くろやぎ亭」さんとは旧Nifty Serveのパソコン通信内の音楽フォーラム(FBEAT)での知り合いで、思えばかなりのオフ会を行ったものです。

音楽フォーラムのオフ会というとマニアックなカラオケとかライヴを見に行くとかですが。

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<壁にも>PowerShot

とりわけ、当時「えびす温泉」というバンド発掘番組から出てきた「知子のロック」というバンドを勝手に応援する小さなグループを作りまして、くろやぎ亭さんも賛同してくれたのですね。また、同じく賛同していただいた方には、よくコメントを下さる「lastsmile」さんもおりました。

その、知子のロックですが、バンドリーダーがトーマスさんでございます。

ともあれ、くろやぎ亭さんにお会いするのはほぼ20年ぶり。お話をするのは猫のことじゃなくて、音楽のことに偏ってしまいましたが。

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<コーヒーミル>PowerShot

カフェを始められるにあたり、コーヒーもパウダーではなく豆から挽くようにアドバイスを受けたとのことです。コーヒーも地元の「ChanQ Coffee」さんから仕入れているとのこと。そのコーヒーもマイルドから深煎りまで3種類を用意されていました。

コーヒーミルもカフェのキャパシティに合わせて一番小さなものを探したそうですが、これがまた見つけるのが大変だったそうです。

実はくろやぎ亭さんはコーヒーが飲めない人なんですね。それでも、きちっとこうしたものを取り揃えてしまうし、豆も厳選。何気に凄くないすか?

わたしゃ、その深煎り(「最も濃いやつで」とかオーダーしました)を入れてもらいました。大変おいしゅうございました。…でも、写真を撮り忘れてました。あまりにも話に夢中になっていたようです。

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<イタリアンホットサンド>PowerShot

こちらをオーダーしておきました。プルドポーク、チーズ、レタスの入ったもので、トマトソースを塗ってあります。これも、焼き専用のホットサンドメーカーを使っておりました。

なんか、おもてなし感が凄いんですよ。

こちら、自家製のピクルスも付きます。これまた、話に集中していて写真がないです。ごめんなさいです。おいしゅうございました。

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<マキネッタ>PowerShot

こういうものも、用意されてました。

これ、直火でエスプレッソを入れる「マキネッタ」というもので、ワタクシもかつて東急ハンズで買い求めたことがあります。

これの存在を知ったのはモロッコのエッサウィラという世界遺産になった港町でのことです。フランス人のやっているイタリアンレストランで締めのコーヒーを頼むと、これが登場したのですね。これなら、自分ちでもできると購入したのですが、コンロとの形状が合わず、どこかにしまい込んでいるはず。でも、ミケポスカフェではコンロの五徳をマキネッタに合わせております。これも凄い。

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<コーヒーシュガー>PowerShot

砂糖も普通のものとコーヒーシュガーを用意されていました。そして、その容器にも猫の絵が。

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<テーブルも可愛い>PowerShot

どこまでも、おもてなしの心意気みたいなものを感じるカフェです。何気に置かれているロレックス(大嘘)はワタクシの私物。

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<お土産>PowerShot

1周年記念の頂き物です。ありがとうございます。なんか、もったいなくてまだ開封してません。

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<謎ビデオ>PowerShot

このようなものまで用意されてまして。ま、わかる人にはわかるということで。

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<表の看板>PowerShot

くろやぎ亭さんの自筆によるものです。

気づくと3時間もお邪魔してしまいました。それだけ、居心地のいいところなんですよ。

リンク貼っておきますが、いきなりやってきても対応できませんので、必ず予約を。リンクページから予約可能です。

ギャラリーカフェ mikepo's

くろやぎ亭さん、ありがとうございました。次回は例のブツを持参でお邪魔したいです。また、当時のあの人たちとも一緒に音楽談義したいですね。もちろん、猫のお話も。

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2021年8月31日 (火)

ノンカイのスタバ朝食

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<メコンのプロムナード>KP/DA18-50mm

2017年の話です。

この年の夏、単純にタイを回ることにしました。コンセプトとしてはできるだけ鉄道を使うというものです。途中、鉄道のないルーイなどがありましたが、バンコクからウボンラチャタニーまでと、ノンカイからバンコクまでを乗り通す(途中下車もあり)ことができました。

厳密にいうとノンカイからはナコンラチャシマーを迂回するルートになりますので、ナコンラチャシマーとブアヤイの間は乗ってないことになりますが。

この時は9か所の宿を予約して回りましたが、ノンカイでは始発の列車に乗るため、できるだけ駅に近いほうがいいだろうとある宿を取ったのですがこれが失敗でした。

確かに駅には近いのですが、まったく開けていない場所で、近くには店らしいものはなく、朝食付きだったものがなしといわれます。じゃあどうすればいいんだよ。「テスコに行けば?」が答えでした。

そう、テスコロータスです。しばらく歩くと国道2号線のバイパスがあり、そこにアサワンというショッピングセンターがあるのでした。どういうわけかそのアサワンはパイパスを挟み東側にBIG C、西側にテスコロータスがありこの2つをまとめてそう呼んでいました。BIG Cはバイパスを横断することになるので、当然テスコロータスに行くことになります。

つーか、すでに前日の昼食をテスコロータスのフードコート、夕食をテナントで入るやよい軒で食べているのです。

まだ、テスコロータス自体は営業しておりません。かろうじて空いているのがスターバックスコーヒーでした。こんなところにまで進出していたんですね。

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<見た目わびしい>GR DIGITAL

頼んだものはアイスカプチーノのトールとホットクロワッサン。

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<ホットクロワッサン>GR DIGITAL

ま、日本でもスタバはほとんど入らないのでわからない部分もあるのですが、これ、レンジでチンしただけですよね。しかも、熱を加えすぎてぺちゃんこになってる。

ハムとチーズが挟んであるんですけど、熱過ぎだって。これ、世界共通のスタバクオリティだったらがっかりだわ。

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<アイスカプチーノ>GR DIGITAL

世界共通のクオリティはこちらだけかな。

そんなに広い店ではありませんでしたが、店内では東アジア顔のオヤジがケータイで大声の電話中でした。多分韓国・朝鮮語で話していたかな。

これで240バーツが吹っ飛んだ。

マクドナルドはなかったですね。でも、タイのマクドのコーヒーはなんと100バーツもするんです。せめて、Cafe Amazonでもあればと思った朝でした。

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<カフェモカスムージー>GR DIGITAL

メコンのプロムナードで頼んだこれはわずかに60バーツ。味変わらんぞ。

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<プロムナード>KP/DA18-50mm

そう、前述のホテル、まだあるみたいです。

でも、滞在するならやっぱりメコン沿いが何かと便利ですね。始発でもタクシー(あるいはモタサイ)頼めば問題ないでしょ。

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2021年4月13日 (火)

コメダで世界に思いを巡らす

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<コメダ珈琲店>PowerShot

とある日、用事を片付けつつ飯をくいっぱぐれたと思ってください。

すでに昼をかなり過ぎております。

そんな時に頭に浮かんだのがここでした。

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<とりあえずコーヒー>PowerShot

市内に何店舗あるのか。自分が知っているは3つ。ただ、アクセスが良すぎると、常に混んでることになります。

こちら、幹線から外れた小田急の急行の止まらない駅から程よく離れた場所にあります。ま、客が多いとか少ないとかは駐車場のクルマの数で見分けるんだけど。

案内されると、隣はPCを広げた女子でした。

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<ホットドッグ>PowerShot

半分に切ってありますけど、それなりにボリュームがあります。

パンに太くて長いソーセージをキャベツの千切りと挟み、濃厚なケチャップをかけたもの。客にマスタードを入れるか入れないかをきいてくれます。わたしゃ大丈夫なので、辛子も入りますよ。

昔はこれくらいどうということもなかったです。

現在は確実に腹にたまり、結局は夕食時間をずらすことに。

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<ピーナッツ>PowerShot

これ、必ず付くんですよね。

コメダとかスタバとかってWiFiがあるし、店員が「まだいるの?」みたいなオーラを出してきませんから、テレワークとかリモートの授業などでも使えるんですよね。

そのため、時短とか関係なく流行っている…ように見えます。でも、実際どうなんでしょう。

テレワークの利用客が増えると、客の回転が悪くなりますよね。

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<入口>PowerShot

ま、自分のようにテレワークと関係ない立場だからちょっぴり迷惑な見方もできますけど。

コーヒーくらいゆっくり飲みたいですわ。ま、実際コメダのコーヒーよりはスタバのほうが一瞬、一瞬ですよ、美味いとは感じますけど。

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<エスプレッソ>GR DIGITAL

パリなどのカフェではテラス席はカウンターよりも料金は高いですが、客の気のすむまでいていいことになってます。でも、コロナの影響でカフェもやっているんだかやっていないんだか。彼らにとってもこれは真剣に「ふざけんなよ!」って状態ですかね。

ベトナムの路上カフェなどではベトナムコーヒーとお茶が出ます。これまた、お茶だけは好きなだけ飲んでいいことになっているので、暇つぶしにもってこいの場所ですね。これも、今はどうなんだろうか。

ともかく、できるだけ早い「日常」を取り戻したいです。って、ワクチンいつ打てんの?

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2020年12月10日 (木)

憧れのモーニング

2020年12月3日(木)

沼津の朝でございます。ホテルは食事なしですので、どこかで食べる必要があります。

ま、いろいろと事前には調べていたのですが、ホテルで近所の飲食店リストをもらいまして、その中から喫茶店…古めかしい名称ですかね。カフェを選びました。では、出かけましょうか。

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<仲見世商店街>PowerShot

住所でいうと「大手町」ですかね。東京ですと、バリバリのオフィス街ですが、沼津でもそのようです。

ただし、地下鉄はなく、したがって地下街もありませんので地上の古くからある商店街が存在します。ここがすごいのは立派なアーケード街となっていることです。これはパリのパッサージュにも匹敵する文化遺産かもしれません。

沼津駅南口から大手町にかけての通りの一部にもアーケードがあったりします。これって、雨の時助かりますよね。東京では北区十条(十条銀座)にあったかな。でも、数少なくなりました。

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<やば珈琲店>PowerShot

ここに突入するでございます。ああ、これはカフェではなくて喫茶店の匂いがします。

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<カウンター席より>PowerShot

席を探してうろうろしておりました。結構埋まってます。しかも、ソーシャルディスタンスを守っているので、半分くらいの席が使えません。

頼むものは決めてました。モーニングです。

モーニングは憧れでしたね。けだるくコーヒーを飲み、トーストを齧る。そして仕事場に向かう…なんてね。しかし、現実的には職場の近くにこのようなカフェや喫茶店はありませんで、自宅飯をかっこんで出かけるという生活を長らくしておりました。それが、本日叶うわけです。ま、仕事には行かないんだけど。

んな、妄想にふけっておりますと、レジカウンターの向こうにいる女性マスターが呼ぶんです。あ、先払いですか。こりゃ喫茶店じゃなくて、パリのカフェでもなくて、スタバと同じだわ。

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<スタンダードセット>PowerShot

こちらを頼みました。

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<カウンター手渡し>PowerShot

レジで現金と引き換えにトースト以外のものが渡されます。手前の左からコールスローサラダ、茹で卵。奥の左からヨーグルト、ポタージュスープ、コーヒーとなります。飲み物は選べまして、本日のコーヒーである「モカ」にしました。

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<トースト>PowerShot

トーストは注文を受けてから焼くので、あとから運ばれます。これをおにぎりにも変更できるとのこと。

んー、パンに厚みはありますが、半分ですか。しかも、バターじゃなくてマーガリンなんすね。でも、マーガリンを塗ったトーストは懐かしい味がしました。

レジのマスターひとりで注文を受け、トーストを運ぶのですから結構大変ですね。こりゃ、スタバ方式になるのも仕方ないかも。レジの脇にはスプーンやスティックシュガー等が置いてあり、できるだけセルフ式にすることによって人件費を節約しているようです。

コーヒーはモカでしたが、これだけはスタバのカフェモカではなく、喫茶店のモカでした。んー、とはいえ、だいぶアメリカンだったな。ま、あれだけついて572円ですから、文句はいえますまい。

やば珈琲店

客層はやっぱりサラリーマン風の人が多かったです。または、人のことはいえませんがプータロー風とかね。ま、そう見えて、リモートワークで自宅で仕事だったりして。

わたしゃ、モーニングといえばトーストという思い込みがありましたので、トーストを頼みましたが、おにぎりを食べたいという人はここは外せないでしょうか。本社が名古屋なので、こだわりの愛知米を使用しているようです。また、モーニングセットには付かないようですが、小倉トーストもあるでヨ!←南利明、わっかるかなー?

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2019年11月27日 (水)

ナコンシータマラートのカフェ2軒

2018年8月11日(日)、12日(月)

ナコンシータマラートは人口27万人ながら、タイ南部ではハジャイに次ぐような活気のある都市です。ワタクシ、無類のコーヒー好きですので、観光に疲れたとか、時間つぶしで近くにあったカフェに入ってみたのですが、バンコクにも負けないくらいのところでした。

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<ワットプラマハタート>KP/DA18-50mm

ワットプラマハタートではかなりの時間をかけて回りました。半分屋外、半分室内という感じでしたが、見て回ると結構疲れを感じました。寺院を出ますと、雰囲気のよさそうなカフェがあります。

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<Pixzel Cafe>PowerShot

ほとんど、寺院の真向かいです。タイのカフェというと、店内で飲み物を購入し、それを外で飲むような感じがありますが、店内にいくつかのテーブルがあり、エアコンも効いていました。このカウンターで注文します。客もかなり入っていましたね。

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<目印>PowerShot

ワタクシが頼んだのはラテイェーン。70バーツとちょっと高いです。でも、きちんと豆を挽いた本格コーヒーですね。席に着くとこのようなものを持ってきてくれます。

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<アイスラテ>PowerShot

そこらの路上のコーヒーと容器が変わらないというのがちょっと残念ですが。美味しいコーヒーです。

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<ラーマ9世>PowerShot

店内にはギターもありますね。誰も弾かないようですが。かなり内装は凝ってまして、前国王、ラーマ9世の肖像画や写真などがあちこちにあります。このレリーフはラーマ9世が暑い中農業視察に出かけた折、滴る汗が鼻の頭に集まっている有名な写真が元になってます。

BGMなどもBee Geesのライブをずっと流していました。ここでルークトゥンじゃ決まりませんね。最新の洋楽ではないところがこだわりでしょうか。

TripAdvisor

2軒めは、ナコンシータマラートからチュムポーンに移動する直前、ひと通り市場の人物写真を撮り、まだ少し時間が余ったので市場近くの高級そうなカフェに入ってみました。

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<Day & Night>PowerShot

いかにも高級そうなレストランという風情です。入っていくと、店員が丁寧に英語で対応しました。

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<スコーンとコーヒー>PowerShot

朝食は済ませていましたが、少し腹の足しになるようなものを頼みました。

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<グリーンティスコーン>PowerShot

きちんとクロテッドクリームとジャムが添えられます。スコーンは緑茶味ですね。でも、まさかタイでスコーンを食べられるとは。美味しかったです。

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<ダーティ>PowerShot

これ、一応ホットコーヒーです。間違ってもカフェロームとかいっちゃいけません。初めからこの状態でした。コーヒーは色々ありました。どれも店のオリジナルっぽいです。説明も受けたと思うんですが、これという決め手がなく、「ダーティ」を選びます。ほろ苦いコーヒーですね。

値段が気になるところですが、スコーン、90バーツ。コーヒー、140バーツでした。高いですが、東京の喫茶店でケーキとコーヒーを頼んだらそれ以上しますね。たまにはいいでしょう。

TripAdvisor

この通りには市場もありますが、きちんとドアがあって中が見通せないレストランもありました。現在のタイではスターバックスをはじめ、カフェアマゾンなどが店舗を広げていますが、ナコンシータマラートにはなかったような。そのかわり、こだわりのコーヒーの店がありますね。

ちなみに、TripAdvisorではPixzel Cafeはナコンシータマラートのレストラン部門で2位、Day & Nightは11位でした。

今日のコンタイ

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<駅のムスリム>KP/DA18-50mm

ナコンシータマラートからチュムポーンまでかなり距離があるので、三等座席ではなく二等があるかと駅に買いに行った際の1枚。

彼女たちの朝の挨拶は「アッサラームアレイコム」でした。他はタイ語なんですけど。

ちなみに二等は売り切れで、寝台ならあるといわれましたが、そこまでしなくてもと三等に落ち着きました。でも、座席指定でした。

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2017年10月15日 (日)

ルアムジット・ナイトマーケットでパッタイ

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<夕焼け>KP/DA18-50mm

ホテルに戻るとスコールとなりました。ここまで雨はよく降っていますが幸い傘を開いていません。

スコールがやみ、夕食に出掛けます。見事な夕焼けです。翌日は移動するのでこれもラッキーです。

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<ルアムジット・ナイトマーケット>KP/DA18-50mm

夕食はちょっと離れたところにある、ここにしました。昼間に歩いて見つけたところです。ちなみに画像は日中のものです。

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<フードコート>KP/DA18-50mm

まあ要するにフードコートです。かなりの数が入ってます。とはいえ、クーポン式でもカード式でもなく、その場での現金決済です。

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<パッタイ・クン>GR DIGITAL

かなりある店ですが、迷ったあげくパッタイを注文することにしました。具はエビにします。

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<付け合わせ>GR DIGITAL

パッタイには付け合わせが付きます。バナナの花のつぼみがデフォルトのようなところがありますが、かなりの高カロリーなためにタイ人でも最近は敬遠気味なのでしょうか。

ライムはパッタイに搾り、モヤシは具に加え、ニラは時に囓りました。

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<拡大>GR DIGITAL

卵が入っています。エビは川エビかどうか。養殖物だとは思いますが美味いです。

砕いたピーナッツが入っているところも本格パッタイの見分けどころでしょうか。

このほかにも何か食べていくつもりでしたが、結構量が多く満足しました。料金55バーツです。

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<カフェ>GR DIGITAL

とはいえ、屋台のコーヒーを味わっていたのですが、本格的なエスプレッソも飲みたくなり、ホテル近くのカフェにやってきました。これで150バーツです。でも、満喫しました。

今日のコンタイ

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<記念撮影>KP/DA50-200mm

コラートのタオスラナリ像前です。ケータイやスマホの普及とともに、気軽に記念撮影するタイ人も増えてきました。

でも、ここには昔ながらの写真屋もいるんです。デジイチを抱えて徘徊しているのですぐわかりますね。

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2017年5月20日 (土)

付箋がいっぱい

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<ハノイ>K-7/DA50-200mm

ベトナムはGDPが低いなんていわれていたんですが、物価は意外に高めです。

コーヒーだって200円はするもんな。ベトナムはコーヒーの産地なんですが。麺1杯とコーヒーだけでも確実にタイの方が安いです。

まあ、ベトナムのコーヒーはエスプレッソ並みに特別な味という気がします。コーヒーパウダーだけ買って帰っても味が楽しめますよ。

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<ホアンキエム湖>K-7/DA50-200mm

ハノイ旧市街にあるホアンキエム湖は湖と名乗りながらも、1周1時間もかからず歩くことのできる池のようなものです。

老人たちの憩いの場でもありますね。

ここを1周しようとして途中雨が降ってきました。高いけどコーヒー飲んで、雨を凌ごうかと思っていたら、コーヒー店から手招きされました。

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<カフェスアダー>GR DIGITAL

店頭で売り出すテイクアウェイのみかと思っていたら、上階に行くよう促されました。どのフロアも客でいっぱいです。ようやく空席を見つけたのは4階くらいでした。アイスコーヒーを注文します。

客はそれぞれにくつろぎ、ウクレレを弾き出(店に置いてある)す女性客がいたと思うと、ソファに横になってしまうくだけた人もいる始末。明らかに日本の喫茶店やカフェと違います。

アイスコーヒーがやって来ました。付箋が付いています。ここに何か書けということなんでしょうか。

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<びっしりの付箋>GR DIGITAL

ここ、The Note Coffeeというところです。客は何かメッセージを残すらしいです。

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<店員>i Phone5c

店員がスマホを持って登場しました。写真を撮っていいかとのことで、OKします。ワタクシも撮ります。

よくわからないんですが、Facebookページがあり、そこに掲載するみたいです。でも、自分の顔は出なかったです。

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<外観>K-7/DA50-200mm

外から見たら、あまり冴えない感じですが、TripAdvisorではハノイのデザート部門2位。そして、エッグコーヒーが有名みたいです。

コーヒーと卵を融合させてしまうハノイの文化。サイゴンにはありません。この時はまだ試していませんが、またハノイに行くことがあったら、頼んでみましょうか。

ちなみにカフェスアダー、37,000ドン。200円弱です。

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2016年12月10日 (土)

ベトナムコーヒー飲み比べ

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<ベトナムコーヒー>GR DIGITAL

今更ベトナムコーヒーの味について語るのもなんですが、焙煎時にバターなどを使用し、フレーバーが付いているのが特徴でしょうか。

ベトナムで生産されているコーヒーは病害虫に強いロブスター種が多く、主にインスタントコーヒーに使用されるとのことです。まあ、いってみれば等級の低いコーヒーということになります。

そのためにフレーバーをつけて独特の風味に進化させたものといえます。アルミフィルターはフランス植民地時代に導入されたものだそうです。フランスでもこういう飲み方がされていたそうですが、これは抽出に時間がかかり、とても濃厚な味になります。

はっきりいってエスプレッソより濃いです。どこぞのシアトル系コーヒーがフレーバーをつけたコーヒーで爆発的人気を博しますが、あれは邪道ですね。たぶん人工的に香りを付けていると思います。

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<ハイランズコーヒー>GR DIGITAL

アルミフィルターを使用したコーヒーは路上やローカルカフェで味わえます。ほぼどの店もアルミフィルターをしたまま客に出し、あとの処理は客に任すやり方です。アイスの場合は氷の入ったグラスを別に持ってきて、そこに抽出したコーヒーをいれます。

ところがベトナムではやや高級感を出したチェーン店のカフェが急増中です。それをいろいろと飲み比べてみました。

かなりピンぼけですが、これはハイランズコーヒーというチェーン店のホットトラディショナル。29,000ドン。この店はカウンターで注文すると、「できました」のサインが点滅するマシンを渡してくれます。できたら自分で取りに行くというシステム。もちろん、抽出は店がやるので、アルミフィルターとは無縁です。

ホットトラディショナルはチェーン店のメニューとしてはかなり安くて苦みが最もあるものでした。

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<カフェスアダー>GR DIGITAL

ハイランズコーヒーはサイゴンでもハノイでもたくさんあります。ハノイのレーニン像近くの店では屋根のないオープンカフェでした。ここでアイスコーヒーです。アイスは高くなります。35,000ドンです。アイスにすると練乳が入り、苦みが消えますね。甘みが強くなります。

ハイランズはWiFiあり。

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<チュングエンコーヒー>GR DIGITAL

続いて、チュングエンです。以前はハイランズコーヒーのような営業形態でしたが、ほとんどの店が「チュングエンレジェンド」と名乗っていて、カウンターがなくなり、席について注文するようになったようです。

もちろん席まで注文したものが届けられます。ここもWiFi完備で気軽にパスワードを教えてくれます。

ここは種類が多いです。注文の品は、G7 Inspiredというホットです。料金なんとの50,000ドン。

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<小細工も>GR DIGITAL

お茶付きです。値段も張りますが美味しいですね。でもここまで行くと、気軽に飲めませんね。2回で100,000ドンですし。

チュングエンは一時東京にも進出したことがあったらしいですが、姿を消しました。残念です。

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<フックロン>GR DIGITAL

あまりチェーン店とはいえないのですが、サイゴンに数軒あるフックロンのホットです。店が混んでいて、テイクアウェイとなりました。

ま、それだけベトナム人に人気なんじゃないでしょうか。28,000ドンです。

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<中身>GR DIGITAL

苦みがなく美味しいです。店で飲みたかったな。

まあ、ベトナムコーヒー、チェーン店ではかなりの値段がしますね。でも、ローカルカフェや路上では当たりはずれもありそう。

<2016/12/11少し訂正しました>

今日のベトナム人

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<バイクタクシー>K-7/DA50-200mm

とにかく凄い眠り方です。それでも眠れてしまうところが凄くないですか?

ワタクシにはできませんよ。とにかくサイゴンの路上にて。

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