カテゴリー「202305 Taiwan Railway West」の33件の記事

2023年9月27日 (水)

平渓線に乗る

2023年5月18日

Tro1070

<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

瑞芳駅です。

馴染みのない駅名ですが、九份の最寄り駅といえばわかってもらえるでしょうか。金鉱がありかつてはゴールドラッシュに沸いたことのある場所です。何でもない田舎町ですが自強號は止まるし、人口規模もそれなりにありますね。ちなみに、田舎町と書きましたが、現在は台湾最大の人口を誇る新北市の一部です。

Tro1081

<OMD>

この日は基隆から移動してきました。距離は近いものの縦貫線の八猪で宜蘭線に乗り換え瑞芳に到着しました。基隆では瑞芳までの乗車券を自動券売機で購入しました。その瑞芳が平渓線<*1>のスタート地点です。

<*1>三貂嶺駅 - 菁桐駅間、12.9kmの盲腸線。全線が単線で非電化。内灣線と違って、瑞芳、猴硐は含まれず、その2駅は宜蘭線に当たるようです。

平渓線には十分という駅があり、線路沿いに広がる老街や少し歩くと見事な滝があるとのことで、立ち寄ろうかなとも思っていました。そのため、瑞芳では乗車券を購入せず、悠遊卡を使いました。平渓線は観光路線と化していて、情報によれば一日乗車券<*2>も販売されているとのことでしたが、瑞芳にはそのような表示はなかったです。今やICカードで乗れますので、必要はなくなったのかもしれません。あるいは、観光案内所あたりで売っていたのかもしれませんが。  

<*2>集集線も一日乗車券があるとのことで、台中や二水で販売されているとのことです。ですが、こちらは集集から先が不通になってしまったので、販売はない可能性があります。内灣線は一日乗車券の情報はありませんでした。いずれにせよ、ICカード時代なので、一日乗車券の需要はなくなりつつあると思われます。

Tro1084

<OMD10>

平渓線の車両がやってきました。始発になりますので、座れるはずですが、集集線、内灣線よりもホームで待つ乗客が明らかに多かったです。まあ、何とか座席は確保いたしました。

乗客が多いため、ホームも台湾独特のメルヘンチックな装飾で飾り立てられています。それにしても幸福車站ですか。

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<OMD10>

こんな具合で客が多いです。ほとんどの乗客は十分で下車しました。とりあえず、ワタクシは終点の菁桐を目指します。

ガラガラになりまして、写真も撮りたい放題。車両はまたしても中央に独特の仕切りのあるロングシートの自強號の改造したものでした。なお、帰りの十分からはどっと観光客が乗ってきて、満席となり、さらには吊革につかまる客がすべての座席前にいるという状況でした。

写真撮り放題だったのですが、この直後にオリンパスの具合が悪くなりまして、気分はダダ下がりです。あとは、PowerShotだけが頼りです。

Trc0732

<CANON PowerShot SX730 HS>

十分を過ぎますと、寂しい山の中をひた走るだけです。ひとつの車両にわずかな乗客しかいません。一体どんなところに連れていかれるのでしょうかね。

Trc0746

<PowerShot>

終点、菁桐のどん詰まりです。赤いものが飛んでますが、天燈というものだそうです。おそらくヘリウムガスが少量入っているのでしょう。これに、願い事を書いて飛ばすとそれが叶うということでしょうか。のどかな感じですが、これ、業者が扱っていますね。

Trc0742

<PowerShot>

このあたりは山の中ではあるのですが、駅前だけは狭い通りがあり、その周囲はレトロ感あふれる街並みが続きます。

Trc0751

<PowerShot>

列車にはそれほどの人は乗っていないと思いましたが、やはり列車で来たと思われる観光客が意外と歩いていました。

わたしゃ折り返しの列車で十分に行こうと思っていたのですがね。これを逃すと、1時間後となりそれも辛いので、駆け足です。

Trc0750

<PowerShot>

もう、使われなくなった感のあるポストですが、現役の可能性はありますね。

Trc0739

<PowerShot>

この駅舎は台湾歴史建築百景のひとつだそうです。もちろん、日本統治時代に作られたものです。開業は1929年です。近くに菁桐杭という炭田があり、台陽鉱業が敷設した石炭積み出しのための専用線だったそうです。それが完成したのが1921年ですが、台湾総督府に1929年に買収され、旅客扱いを始め、同時に駅舎もできたことになります。

さて、この後IC読み取り機に悠遊卡をタッチする際、前のめりに転倒いたしまして、十分へは途中下車しませんでした。気分はブルーです。

幸い顔などに外傷はなく、物損もなし。ただし、店頭の際に手をついたとき少しすりむいて出血いたしました。ティッシュ等でぬぐいましたが、列車の車掌さんが簡単に消毒を行っていただき、バンドエイドもいただきました。親切ですねえ、台鉄。

この日は基隆を半日見た後にやってきたので、あまり時間がなかったです。台北からならば、乗りつぶしもするとして、まずは終点の菁桐に急ぎ、1時間後の列車で十分へ。さらに1時間後の列車で瑞芳へ。時間が余ったら九份観光も可能かと思います。

これで、集集線(不通区間を除く)、内灣線、平渓線と乗りつぶしましたが、深澳線という路線ができていたり(実際は復活)、縦貫線の海線は乗ってません。さらには、台湾東部は未乗区間がほとんどですので、またあまり時間を空けずに台湾再訪はあり得ますね。

最後に、平渓線の動画をご覧ください。

 

途中登場する車掌さんがワタクシの手当てをした人です。謝謝!

さて、長々と報告してきたこのカテゴリーですが、とりあえずここで中断します。あるいは、終了でもいいのですが、その場合、また時々報告しきれなかったものを、台湾のカテゴリーで紹介はすると思います。さて、どちらに転ぶでしょうかね。

次回更新はあの国から…。乞うご期待!

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2023年9月23日 (土)

高雄ライトレール

2023年5月11日

話題は高雄に戻ります。

Tro0218

2016年12月に高雄を訪れていますが、その時すでにライトレール(LRT)はできていました。ただし、ごく一部区間だけの開業でした。

まあ、現在も完成はしておりません。将来は環状線になる予定で、2023年5月時点でMRTの3駅で接続しています。近いうちにつながるのではないかと思います。

と、いうことで、旧高雄港線のバックヤードを訪れたついでにLRTに乗ってみることにしました。

Tro0261

こちら、駅に設置されている券売機です。シングルチケットとあるのですが、悠遊卡をはじめとするICカード利用の場合、1回10元の優待料金が適用されています。現金で利用した場合いくらなのかはちょっとわかりませんでした。

工事が完了し、環状線となると1回30元、IC料金25元となる予定です。wikiによれば、2023年内に環状線となるとありますので、今がお得ですね。

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ICカードの読み取り機は駅にもありますし、車内にもあります。バスのように乗車時と下車時にタッチする必要はなく、乗車時だけで大丈夫ですね。

走行は比較的ゆっくりです。一応、専用の路線を走っています。しかし、人や動物、時には自転車やバイクなどが線路に進入することは簡単な場所もありますので(もちろん、危険ですが)、運転手が目視で危険を回避できるような速度で走っているのでしょう。

そのため、激走はしませんので、揺れも少ないです。

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さすがに新しい車両で、しかもそれほど混雑してないので、確実に座れますね。もちろん、エアコンも効いてますので、快適です。

座席がない部分は自転車を置けるようになっているみたいです。さすがは隠れた自転車大国<*1>です。

<*1>Giantなどの自転車メーカーがあり、サイクリングが比較的盛んで、サイクリング専用路も多いです。

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実際に乗った区間はC14哈瑪星からC3前鎮之星まで。

哈瑪星はMRT橘線(Orange Line)の西子灣に接続し、前鎮之星はMRT紅線(Red Line)の凱旋に接続しています。この区間は駁二藝術特区や高雄港沿いを走り、眺めがよかったです。

ちなみに、LRTは台鉄や高鐵と違って、右側通行となります。

それにしても、高雄市ってすごい。

高雄ライトレール(日本語)

今回の画像データはすべてOLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mmでした。

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2023年9月20日 (水)

ちょっと残念な台北駅南側のホテル

2023年5月17~19日

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<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

旅の最終盤、台北に戻ってきました。画像は台北車站の父子像ですが、題字はあの李登輝氏によるものです。

さて、泊るところですが、前回の嘉禜青年旅店でもよかったのですが、今度は台北駅の南側にしてみようと思いました。ひと昔ほど前に台北駅南側の安宿に泊まったことがあるのですが、帰国前で1泊だけ。しかも比較的早い時間のチェックアウトを強いられましたので、高鐵桃園まで行き、空港行きのバスに乗り換えという面倒なものでした。てなことで、南側エリアはあまりよく知らないので、そちらで宿を選んだのです。

しかも、2泊するので、なんとなく目的は達せられたような…。

ちなみに、この像があるのは「北側」です。

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<OMD10>

こちら、新光三越。駅の真ん前にあります。正式な三越グループではないので、微妙にライオンの形も違っているような。

新光三越は台湾の都市部には結構支店があります。その中でもこの駅前店は1号店で、日本橋三越みたいなものでしょうか。なにしろ、百貨店とは別にタワーを有しておりまして、一時期は台湾で最も高い建築物だったのです。展望台もあってそちらは有料です。その後、高雄85ビルができ2位に後退。現在は4位ですが。

宿はこの向かいにあります。かなりいいロケーションですよね。

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<OMD10>

新光三越の館前路側の向かいのビル、ここにSmile Inn(詩漫精品旅館)が入ってます。1階がマクドナルド、2階がスシロー、その上が予備校か専門学校。さらに別のホテルが3つくらい入ってます。

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<CANON PowerShot SX730 HS>

ビル共用のエレベーターで6階へ。ドアが開くとそこがフロントです。フロントでカードキイを受け取ります。これはチェックアウトまで所持していていいのです。いちいち預ける必要がありません。

部屋はフロントからすぐでしたが、廊下が異様に暗いです。画像はあまり鮮明に写ってませんが、部屋番号だけを浮き上がらせるような演出がされています。

Trc0693

<PowerShot>

部屋はこんな感じです。ダブルの部屋ですが、ベッドはでかい。クイーンサイズかな。

キャリーバッグは広げるところがなくて、ベッド上で開けました。

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<PowerShot>

テレビはベッドの向かいに。薄型ですから、こんなこともできます。

台湾は半導体だけじゃなくて家電製品も日本に負けてませんから、これからどんどん、このようなテレビを置く宿も増えていくでしょう。ま、初日の安宿だってテレビだけが輝いていましたからね。もっとも、番組は見ておりませんが。

Trc0698

<PowerShot>

シャワールーム兼トイレ・洗面所です。

ベッドルームとはガラスのドアで仕切られています。シャワーブースも同様。しっかりとドアの隙間と接合部分はゴムのシールドがありますので、気密性があって、水漏れはまずありませんね。

Trc0700

<PowerShot>

実は部屋の窓はこの部分にしかなくて、向かいのビルが丸見えです。和民とかサイゼリアなどが入ってます。

もちろん、カーテンがあるのでシャワー及びトイレ使用時には閉めます。

しかし、部屋全体が暗いので、使わないときにはこの状態にしてました。

Trc0702

<PowerShot>

アメニティ類も充実です。ま、わたしゃほとんど持参しましたけど。カミソリまであります。もちろん、ドライヤーも。

シャワーブースにはしっかりとボディシャンプー、シャンプー、コンディショナーが大容量の容器で備えられております。

このあたり、割愛してもいいから宿泊費を安くしてくれないかな。1泊、Agoda価格で6000円ちょっとでした。それでも33%ディスカウントらしいですよ。

この時期、台湾が諸外国からの旅行者を制限なく受け入れ始めた時期なので、高雄と台南ではかなりの価格破壊で泊まれたのですが、やはり首都は厳しいです。

Trc0694

<PowerShot>

その他の備品として、冷蔵庫がありました。冷蔵庫もほとんどのところでありますね。初日はありませんでしたが。

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<PowerShot>

所狭しと置かれたポット。ティーバッグはありました。その代わり、ミネラルウォーターは付かなかったです。

宿にウォーターサーバーがあるので、それで済ませろということです。

Trc0695

<PowerShot>

こちらもベッドサイド。上からプラ製のグラス。電話。オレンジ色のものがディーバッグです。

Trc0701

<PowerShot>

エアコンの設定は割と低めです。5月であればOFFにしていても問題なかったような。たまに、つけましたが、そのうち冷えてきます。

さて、一見スタイリッシュな宿なんですが、部屋にあってほしいがなかったものがあります。

それは、テーブルと椅子です。まあ、テーブルはなしで、ポットや電話が置いてある部分を利用してもいいのですが、椅子がないとPCやタブレットとかなり不自然な格好で向き合うことになります。わたしゃ、更新作業を枕元で行いました。

また、ホテルの約款を見ていたら、アルコール類の持ち込み禁止とあるではないですか。オイ、台鉄弁当とともに台湾ビール買ってきてしまったぞ。どうしようもないので、空き缶は共用部分のごみ箱に捨ててきました。

また、ここは夜フロントが帰ってしまうんですよね。何時に到着するのかと数回メールをもらいました。おそらく、フロント不在の場合のチェックインの時は何らかの方法で鍵を客に渡す方法をメールで返信するのでしょう。

そこで、もうひとつ問題が。フロント不在でも24時間エレベーターは動いていて、それこそ、誰でもフロントまではやってこられます。不審者対策はないんですよね。場所は便利なんですが、これではダメなような気がします。ほかのフロアのホテルもフロントは24時間やってるんですかね。

つうことで、次はないわ。リンクも張らないよ~。

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2023年9月16日 (土)

内灣線に乗る

2023年5月16日

Tro0799

<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

新竹駅<*1>です。日本統治時代の歴史的な建築物です。

台鉄にはそのような駅が多いのですが、台中駅は建て替えられ、高架化されました。駅舎自体はそれこそ歴史的建築物として残されているようですが、駅としての機能は失われました。

今回、台南駅と嘉義駅も使ったのですが、改修のためのシートが掛けられているような状態でした。果たして、台南駅と嘉義駅の運命はどうなることでしょうか。

<*1>1913年の完成で現存する台鉄の駅では最古。

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<OMD10>

新竹に到着し、昼食後内灣線<*2>に乗って内灣老街に行くことにしました。まずはホームに移動します。

前述のとおり、古い駅ですので、地下通路がなく跨線橋を渡り第3月台<*3>へ。

<*2>新竹ー内灣間の27.9kmの盲腸線。日本式にカウントすると北新竹ー内灣間26.5kmとなると思いますが、そうではないらしいです。

<*3>プラットフォームのことを台湾では月台と表記します。

新竹始発のこの青い區間車は電化されています。この列車は高鐵新竹駅の隣接駅、六家駅までの運行で、竹中駅で乗り換える必要があります。台湾高速鉄路が開業したのはいいのですが、高鐵新竹駅から新竹市内へのアクセスが悪いため、六家線を2011年に開業し、そのまま内灣線に乗り入れる形にしたものです。そのため、従来単線、非電化であった新竹ー竹中は電化されました。また、高架化も行われています。

そのため、2007年からおよそ4年にわたり、新竹ー竹東間は代替バスによる営業を強いられました。

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<OMD10>

六家行きの區間車に乗ります。車内はごく普通の電車ですね。通勤型とでもいうのかすべてロングシートです。

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<OMD10>

竹中駅です。ここで、本来の内灣線へ乗り換え。

Trc0629

<CANON PowerShot SX730 HS>

右が内灣線、左が六家線です。わかりにくいですが、六家線は複線。内灣線はここから単線となります。

内灣線に架線が見えますが、これはしばらく行くとなくなります。

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<OMD10>*撮影は内灣駅のもの

3両編成のディーゼルカーですね。集集線の車両と同じです。

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<OMD10>

ディーゼルカーの中です。

窓枠の上部に座席番号が残っていたり、カーテンが付いていたり、上着などをかけるフックが残っているということは、特急用の車両を転用したことがわかります。つまり、非電化区間を走っていた自強號の車両ですね。

そこそこ客は乗っていますね。やはり観光路線です。

ちなみに、新竹からの直通列車は数時間に1本という具合で、ほとんどは乗り換えが必要です。また、土日と祝日は直通列車がぐっと減ります。

Tro0815

<OMD10>

なかなかにわかりやすい路線図ですね

ちなみに、竹東からはバスで客家の町、北埔へバスで行くことができます。ここにもナイスな老街があるとのことです。

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<OMD10>

緑一色です。竹東を過ぎるとほとんど山の中となります。

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<OMD10>

このタイプの車両は運転席が半分だけ囲われているような構造です。そのため、右半分には乗客が座れるようになっています。

ここは競争が激しいようです。戻りはここを確保しようとしたのですが、すでに遅し。

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<OMD10>

内灣までが開業したのは結構遅く、1951年です。

開業の目的は木材や石灰、セメントなどの輸送だったようです。そのためかSLや古い車両の展示はありませんでした。

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<OMD10>

内灣線は比較的本数も多く、北埔と合わせて内灣まで行くのもいいのではないでしょうか。

 

こちらも、動画を撮ってみました。戻りの内灣からのものです。

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2023年9月 1日 (金)

集集線に乗る

2023年5月15日

台湾の記事に戻ります。

Tro0691

この日、午前中に集集線<*1>に乗ることにしました。

<*1>二水ー車埕まで、29.7kmのローカル線で、単線。非電化。

斗六から台北方面へわずか3駅、二水に到着です。ここで乗り換え、集集線のホームに移動します。上り(台北)方面から下り(高雄)方面のホームに移動するのですが、地下道をくぐることになります。

しばらくすると、彰化方面から紫煙車<*2>がやってきました。すでに客が乗っていて、サボ<*3>を見ると、彰化から運行していることがわかりました。すでに、台湾をぐるっと取り巻く台鉄の幹線はすべて電化が完了していて、架線のある路線をディーゼルカーが走るのはかなり珍しい例となります。

<*2>文字通りディーゼル車両。

<*3>サインボードの鉄道用語で行先票のことです。幹線を走る電車ではほとんど方向幕やデジタルの表示になっていますが、このタイプは金属製の札を差し込む昔ながらのタイプです。

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車両の編成は短く、3両ほどだったと思います。ひとつの車両の中間にはこのような仕切りがあります。台湾風とでもいうのか風情があります。

ですが、この形には見覚えがあります。それは、2016年に高雄ー台東と台東ー台南間で乗った自強號にもありました。詳しくいうと、南廻線がこの時は非電化だったので、ディーゼル仕様の自強號が走る必要がありました。

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よく観察してみると、窓の上に座席番号の表示があります。この車両はつり革も付いていて、座席もロングシートとなっていますが、おそらく、座席をクロスシートからロングシートに改造し、ドアの位置も変更することで、ローカル仕様にしたものだと思われます。そのためか、立派なトイレも付いていて、冷房もギンギンに効いていました。

車両の有効活用ですよね。台湾のローカル線はいずれもこのタイプでした。乗り心地もいいし、エアコンも効くので乗っていて不満はありません。

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全線が単線のため、途中の濁水ではすれ違いのため、タブレット交換が必要です。

たまたま、乗っている位置がよかったのかタブレット交換を見ることができました

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このような沿線案内のような表示もありました。しかし…。

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途中の集集で追い立てられるように降ろされてしまいました。

この時はチケットを購入せずに悠遊卡で乗車していたので助かりました。

どうやら2021年8月に起きた土砂災害により、ここから先には行かないようです。駅の改札で何やらまくしたてられましたが、「代行バスはあっち」というように案内していたようです。

そのためか、乗客が異様に少なかったです。観光客はほとんどバスを利用するのでしょう。

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ま、自分の目的はローカル線を含めて台湾の鉄道に乗りつぶすことにあったので、代行バスを使ってまで終点に行くことはしませんでした。

その代わり、ここで折り返しの列車が出るまで時間つぶしをする必要がありました。

Tro0717

駅のある集集鎮は日月潭にも近く、沿線では比較的規模の大きい観光地のような趣はありました。

駅前広場には、こんな蒸気機関車が。この独特の形は阿里山森林鐵路車庫園にも展示されていたシェイ型機関車ですね。軌間も762mmのようで、明らかに現在の集集線では走れません。

wikiで調べてみましたが、集集線は日本統治時代に水力発電所への資材運搬のために敷設されたとあるだけで、ゲージの改軌については触れられていませんでした。ですが、このSLがあるということは、かなり長い期間、761mmで営業していたものと思われます。

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SLの向かいに、なぜか戦車がありました。こちらはさらに不明。

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さらには駅前にはイミフなキャラクターが。

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時間が迫ってきたので折り返しの列車に乗ります。

こちら、最後尾ですが、左側が運転席。なんと、右側にはふたりほどが座れる座席があります。マニアはここに座るんですね。

 

動画を撮ってきました。二水からのものです。

集集までの間は比較的平坦な地形で、周囲は農地ばかりです。災害の起こった集集から先は地形も変わるのでしょうけど。

戻りは乗り換えもありましたが、昼前に斗六に到着しました。

時間があったので、この日の午後、西螺に行くことができました。最悪、宿か駅で荷物を預かってもらうかして、翌日行くことになるかと思ってましたが。

★今回の画像データはすべてOLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mmでした。

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2023年8月22日 (火)

台湾バーガーと台北車站北側エリア

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<CANON PowerShot SX730 HS>

お馴染みバーガーキングの看板ですが、台湾ではハンバーガーを漢堡包と表記するみたいです。

さて、台湾車站の北側に泊まっていた時、なかなか朝食を提供する店を見つけられずにいたのですが、最終日ついにローカルなハンバーガーショップを見つけました。

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<PowerShot>

MWD、My Warm Dayという店です。繁体字で「麥味登」(マイウェイダン)です。

ちょっとあか抜けた感じで、個人でやっている店なのかと思いました。その後、新竹あたりでも見かけ、台湾発祥のチェーンだったんだとわかりました。しかし、どの都市にもあるわけではなさそうです。

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<PowerShot>

こちら、店の前に置いてあるメニューです。もちろん、店内にもマクドナルドのような写真メニューが掲げてあり、注文には困らないでしょう。

それに、店員は普通に英語を話します。ひと昔前には稀に日本語が返ってくることもありましたが、英語はなかったな。

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<PowerShot>

かなり明るい店内です。

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<PowerShot>

そして、出来上がりを席まで運んでくれます。世界展開するメガチェーンとはその点が違いますね。

台湾のホスピタリティですかね。

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<PowerShot>

頼んだものはチキンバーガーとアイスの緑茶です。バーガー、35元。緑茶ミドルサイズ、20元。

朝食としてはかなり安い部類ですね。

食べ終わったら、片づけは客が行います。

Trc0140

<PowerShot>

これはバーガーを包んでいた紙です。「金牌」とあるから、賞を受けているようです。

ま、飛び切り美味しいわけではありませんが、日本でも食べられるいくつかのバーガーを台湾でわざわざ食べなくても、という場合はこの店はありですね。

また、この時は気づきませんでしたが、蛋餅のような台湾人が普通に食べる朝食も、メニューの下のほうにあったみたいです。

MWD(台北ナビ)

とかなんとかいってながら、どうしても時間帯が合わないとか、土砂降りで仕方なくなどで、モスバーガーやマクドナルドを利用したことは内緒です。

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<PowerShot>

食べ終わり、宿に戻ります。ちょっと寄り道していきましょうか。路地裏に突入すると、こんな店もありましたが。入店は控えました。

3年ぶりの海外ということで、旅心のエンジンはまだ点火してなかったんだね。

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<PowerShot>

こちらは、作家の下川裕治氏の定宿らしいです。おそらく、予約なくても飛び込みで泊まれますね。

900元という値段、結構しますね。自分が泊まった宿は750元くらいでした。

ちなみに、高雄と台南はこれよりもはるかに安く、設備も最新でしたが、コロナ制限解除後の大幅ディスカウント価格だったのかもしれません。今はどうなったか不明ですが。

食事などは2016年に訪れた時より2割くらい物価が上昇していましたが。

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2023年8月15日 (火)

タイガーエア台湾

2023年5月8日、5月19日

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今回の台湾へは台湾のLCC、タイガーエア台湾を利用しました。

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LCCであるので、食事はつかないし、注文もしませんでした。

行きはIT201便。成田13:30発、桃園16:25着。戻りはIT202便。桃園14:25発、成田18:50着。自宅は一応東京都であるけれども成田からやや離れていて、2時間前のチェックインを考慮すると平日のラッシュアワーとまるかぶり。ですが、わが小田急線にはロマンスカーというものがあり、新宿まではもみくちゃにならずに済みました。

それ以外は比較的余裕のある時間帯で、沖縄に行った時のピーチなどは深夜の桃園到着で、これからどうするのよ…みたいなことになりますので、未知の航空会社ではありますが、こちらにいたしました。
ちなみに、当時の支払額ですが、荷物込みで6万ほど。
今は安くなっているかもしれませんが。

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機内です。エアバスA320Neoという機材です。中央通路を挟んで3席ずつです。

アテンダントは全員マスク着用という具合でしたが、乗客にはマスクを強要するようなことはありませんでした。5月当時は台湾内でも高鐵、台鉄などの車掌、民間でも接客を伴う従業員はほぼマスクを着用していました。これまた、マスクをしていない人に対してあれこれいうような「マスク警察」は皆無ですね。

さて、アテンダントですが、男女ともイエローとベージュの中間くらいのシャツと、黒のパンツが定番です。そして、女性に限り、腰のところに縞模様のベルトではなく「帯」のようなものを巻いております。そして、その端っこを片方の腰のあたりから垂らしていて、「虎」っぽくしていました。さすがに男性は普通のベルトでしたが。

ちなみに、台湾では「臺灣虎航」と呼んでおります。

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こちら、持ち込みの手荷物につけるタグです。これは厳格で、免税店で何か買った人にもあとで付けるように係が見回っていました。

持ち込み手荷物は7kgで、チェックイン時に計らされます。

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機内誌です。

Trc0025

機内エンターテイメントももちろんないので、このくぼみの部分にタブレットなどを置いて、ダウンロードしてきたものを見るなど、皆さんしております。

スマホはその上の黒いものを使って、横向きに置けるようになっていました。

ちなみに、シートはRECAROという高級自動車などに使われるものを使っていまして、座り心地はよかったです。

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さて、桃園国際空港、相変わらず入国は長蛇の列で1時間くらい並びました。

しかし、帰りは日本と同じように、パスポートスキャンと顔写真撮影による、無人審査です。そのため、台湾出国のスタンプはありませんでした。これは並ぶのも短時間でしたし、評価できますね。

Trc0788

帰りも食事は頼んでませんので、空港で食べておきます。

でも、フードコートが混んでいて、カフェのようなところでパンとカフェラテを購入します。123元。空港にしては安いほうでしょうか。

ちなみに、機内では普通のカップ麺が100元、タイのママー(カップ麺)はなぜか110元でした。ちなみに、戻りの時、隣に座ったファランカップルは堂々とどこかで買ってきたランチボックスを食していましたが、特に注意はなかったです。

そして、わたしゃ、アテンダントにはなぜか現地語で最初は話しかけられたというのはいつものことです。いつものことというのは、チャイナエアラインとかエバーを利用するときなどですね。

そして、成田到着後、まともなメシを食べようと成田空港のお食事スポットを覗いてみたら、「閉店ガラガラ」でございました。結局、自宅まで我慢したっす。

さて、ほぼ時系列で追ってきたこのカテゴリーですが、まだ積み残しがあります。これからもしつこくやっていくのですが、その他のネタもありますので、これからはランダムに取り上げていきます。

また、「台湾のナニコレ」はこれ以降ありません。あしからず。

☆今回の画像データはすべてCANON PowerShot SX730 HSでした。

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2023年8月12日 (土)

基隆、廟口夜市のワンタン麺

2023年5月18日

Tro1026

<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

港町、基隆<*1>。台北から台鉄に乗ってやってきました。

これで、縦貫線<*2>を海線を除いて完乗いたしました。

Tro1045

<OMD10>

ここは、奠濟宮。新竹の城隍廟みたいに、廟の周りに屋台が出ております。

Tro1048

<OMD10>

馬上の人物は唐の時代の将軍だとか。

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<OMD10>

台湾では媽祖や関帝、月下老人などが祀られることが多いですが、それ以外にも様々な人物が祀られますね。

中には第二次大戦中の日本軍の戦死したパイロットも祀られていたりします。この分野に踏み込んでいくと奥が深そうですけどね。

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<OMD10>

さて、ここにやってきたのは廟が目的ではないのです。廟の背後を振り返ってみると、こんな具合です。

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<OMD10>

ここは仁三路といい、奠濟宮を中心に展開する夜市なんです。ありがちなんですが、夜市といっても昼間からほとんどの店が営業しています。

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<CANON PowerShot SX730 HS>

中央の通りを挟んで両側に無数の屋台が続いています。この中からどれかひとつを昼食としましょうか。

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<PowerShot>

一応、通りを往復し、なんとか「これ」というものを決めました。

この店の扁食麺とします。ただし、発音がわからず、メモに書いて店の人に見せました。

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<PowerShot>

来ました。「麺」というからには小麦粉から作ったものであって、米から作った「粉」ではありません。その点、中国語圏ははっきりしています。

金属のドンブリというのもなかなか珍しい。

Trc0720

<PowerShot>

まいどおなじみのリフトアップ。

箸が金属製でなくてよかったです。これは、量といい味といい、満足できますね。

台湾にしてはスープが濃い目で、それほどあっさりはしていません。日本人には合う味なんじゃないでしょうか。

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<PowerShot>

ところで、「扁食」とは、ワンタン<*3>のことでした。これで、55元は安いですね。コスパに優れた1品です。

満足したことだし、次行こう。最終日だしな。

注釈

<*1>かつて、日本と台湾を結ぶ航路があり基隆港から発着していました。馬祖島行きのフェリーはここから出ます。

<*2>基隆ー高雄。台湾西部の人口密集地帯を南北に結ぶ路線。途中の竹南ー彰化間は海岸ルートの通称「海線」と内陸部ルートの「山線」があります。山線は台中を通るため、山線経由の方が本数は多いです。個人的には海線のみ未乗となりました。

<*3>雲吞、饂飩などと表記しますが、雲吞は香港など広東語圏。その他は饂飩ですかね。扁食は福建と台湾の表記だそうです。もっとも、饂飩表記も結構あります。余談ですが、「饂飩」は日本語では「うどん」なんですが。

台湾のナニコレ

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<OMD10>

東日本大震災の時の支援や義援金、また逆に台湾での災害時の日本側の援助と、日本と台湾の友好関係は固い絆でもありますね。アソータローも訪台したくらいですし。

こちら、瑞芳(九份の最寄り駅)駅前にあった香川県琴平町との記念モニュメントです。どちらも坂や階段が多いから…かな?

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2023年8月 9日 (水)

卍のカレーラーメン

2023年5月18日

戻りの台北では台北駅南側に泊まっていました。

前回泊まった、嘉榮青年旅店のある台北駅北側との比較をしようという思いがちょっとだけはありました。台北駅の南側はやはり活気があります。街の様相も全然違いますね。

チェックイン後に宿周辺を散歩し、なんとなく朝食をとれそうな店をチェックします。台北駅北側と違って店は簡単に見つかります。これなら安心と翌朝繰り出します。

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宿の前が麺線の店で、ひと安心したのですが、やってません。どうやら、昼から夕方にかけてみたいでした。

宿の並びは、外帯<*1>のサンドイッチ屋などが多く、気乗りしないもののカフェで済ますかと思ったとき、こんな店が見つかりました。

どういうわけか、卍の印があります。なんか厳しい掟みたいなものがあるのかと思いましたが、入ってみます。

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見事に客がいません。でも、この手の店にしてはものすごくきっちりした感じです。

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この注文票もテーブルごとに番号が振ってあるんですよね。それは赤の水性ペンで書かれています。さらには、外帯用の注文票は青の水性ペンで「外」と書かれていました。

まだ早い時間だからか、若そうな女性一人で切り盛りしています。では、注文いたしましょう。

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来ました。

咖哩燴麺です。カレーはともかく「燴」の意味がわからなかったんです。オンライン漢字辞典で調べたら、「かたくり粉などでとろみを付けて煮る。また、その料理。」とあります。納得です。

台湾は使い捨ての容器が多くて、このように回転重視の店ではこのような紙製のカップがほとんどです。その点は味気ないです。

カップの下の注文票は自分が渡したもので、それがきっちりと戻ってきました。やっぱりしっかりしているよな。

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では、頂きます。

おお、まさしくカレーラーメン。もっとも、中華麺ではないのですが。マレーシアで食したカレー麺とも通じるものがありますね。けっこうスパイシーですよ。

具は肉類はなく、野菜だけ。でも、美味しい。ああ、だから店名に素食とあったのか。

お代、80元でした。料金はひとりでやっているお姉さんにあとで渡します。謝謝!

お姉さん、きっちりと布で頭を覆っていたのですが、よく考えてみると尼さんだったのかもしれません。髪の毛が全く見えなかったし。だから卍なのかも…。

注釈

<*1>持ち帰り、テイクアウト、テイクアウェーのことです。この店の前にはFoodpandaやUber Eatsのバイクは待機してませんでしたが。

台湾のナニコレ

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街角で落ちていたパンフレットです。

選挙公報みたいなものか、政党の選挙立候補者一覧のようなものでしょうかね。そろそろ、次の総統選挙ですねえ。

☆今回の画像データはすべてCANON PowerShot SX730 HSでした。

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2023年8月 6日 (日)

台鉄便當

2023年5月17日

この日は新竹から台北に移動。いよいよ旅の終わりというところです。

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<CANON PowerShot SX730 HS>

やはりというか、台北は人が多いですね。よって、飲食店もかなりの混雑です。

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<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

おお、ならば駅弁<*1>でも買って部屋食するかと、台北車站に向かいます。

ちなみに、こちらは営業前のブース。実際に購入した店はコンコースの中にある本店みたいなところでした。すいません、画像がありませんよ。

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<PowerShot>

ついでですが、こちらは台南車站のホームにあったブース。

どうやら、台鉄便當<*2>はかなりの人気です。

購入したお店では4種類くらい販売していましたが、並んだ時点で2種類が売り切れ。数人前で3種目も売り切れ。残るは排骨のみとなりました。ま、夕刻でもあったし。

自強號などに乗っていても、あまり駅弁を食べている人は見かけません。みんながこぞって買っているのは、持ち帰って家で食べるのではないかと推測します。

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<PowerShot>

以前、台東で購入した弁当は、コーティングされた紙製の容器で、昔ながらの駅弁タイプとでもいいましょうか、長方形でした。その時の値段は60元。

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<RICOH GR DIGITAL>

こちら、円形の容器で一部プラスティックを使ってます。なので、中身がよく見えます。値段は80元でした。

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<PowerShot>

オープン。豚肉のスペアリブ、煮卵、卵焼きが載ってますね。ご飯は普通の白飯です。

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<PowerShot>

肉を除けてみました。もやしと青菜…空心菜ですかね。

茶色いものばかりではなかったのが台北という都会のセンスでしょうか。

ちなみに台湾では日本よりもずっと先に袋が有料です。わたしゃ、エコバッグ持参でした。箸は付きます。

台鉄便當、侮れません。味もいいです。いかんせん、夕食となると量が少ないんですが。それは、コンビニのカップ麺などで補いました。

注釈

<*1>高鐵でも高鐵便當をごくわずか販売してます。

<*2>便當で発音は「べんとう」。

台湾のナニコレ

Tro0977

<OMD10>

台北車站の南側です。

一応、信号のある横断歩道ですが、交通整理の係(警官でしょうか)がいます。

そこを渡る台車を押すおばさん。こういう人もまだいるんですね。

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