カテゴリー「Vehicle/Airplane/Ships」の306件の記事

2024年2月15日 (木)

台湾とタイの交通系ICカード

海外で初めて交通系カードを購入したのは香港のオクトパスカードでした。

次が台湾の悠遊卡で、その次がバンコクのRabbit Cardです。

悠遊卡

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<PowerShot>

画像は高雄の紅線(Red Line)の橋頭糖廠駅にて。高雄MRTで唯一、地上を走行する部分です。

台湾の悠遊卡は日本のSuicaやPASMOのようにバスにも使用できるため、購入しました。当初は台北のMRTとバスくらいに使用が限定されていたと思いますが、高雄のMRTとLRT、バスにも使えることができるようになり、今や台湾全土で使用可能です。台鉄でも使用できるはず。

通勤通学にも使われるような、路線バス、台湾では現金の支払いが二段式など独特なので、やはり悠遊卡は便利です。チャージもコンビニで可能ですし。

ですが、最後に使用したのが2017年の1月でそれから6年あまりの月日が経過してました。果たして、使用可能なのかどうか。

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<OM-D E-M10/ED14-42mm>

台北のMRT中山駅の改札を通ろうとすると、残額があるはずなのに通過できず、チャージ機に向かいました。ともあれ、試しに100元をチャージしてみると、カードが有効になったようです。

どうも、悠遊卡はある一定金額以下の残額ではMRTの自動改札が開かないようでした。使用期限はないようで、その点はSuicaやPASMOと同じみたいでした。

また、駅構内に入ってしまうとチャージ機が見当たらないので、多めの金額をチャージしておく必要があると思います。

台鉄では、ローカル線の自動券売機がない駅などにも、悠遊卡をはじめとする読み取り装置があり、カードを持っているのはかなり便利です。また、現金使用よりも少々ですが、割引になるケースもあります。

悠遊卡と一卡通(iPass、高雄のICカード)は全土で使え、コンビニ等でもチャージが可能です。カードの購入はコンビニ等でできますが、中身は空っぽなので、チャージをする必要があります。コンビニでは店員と会話する必要がありますが、「チャージ」と告げて金額を英語で付け加えればまず大丈夫です。1000元出して釣り銭もきちんと戻ります。

Rabbit Card

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<K-7/DA16-50mm>

Rabbit CardはほぼバンコクのBTS専用のカードです。

バンコク滞在中はほとんどBTS沿線を拠点としているので、購入しました。

また、チェンマイシティバスでRabbit Cardを使用できるというので、ちょっとは便利になったかなと思いましたが、実際に訪れてみるとチェンマイシティバスはコロナ禍から引き続き運休中でした(2023年10月時点)。

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<PowerShot>

話はちょっとそれますが、せっかくのチェンマイシティバス、1回30バーツで空港から市内まで行けてなおかつカードも使えるのでバジェット旅行者の味方ともいえます。運休であるのはコロナを言い訳にした、タクシー業界の突き上げではないかと思ってます。警察も絡んでいるような気がしてなりません。タイのあるあるで、せっかくのGrabやBOLTのタクシー(モタサイも)が営業しているというのに、タクシーの乗り場には呼んでも来てくれない…みたいなことと似ております。とかく、タイでは既得権益を犯す存在には激しく対抗することが行われますね。

さて、Rabbit Cardの有効期限は7年間だそうです。そして、2年間未使用の場合はチャージ金額がリセットされるとあります。最後にカードを使用したのが2020年の1月ですので、3年以上経過してます。

もちろん、BTSサラデーン駅ではカードははじかれ、窓口に向かいチャージを頼みます。すると、新しいカードに交換したとともに、チャージ金額とそれ以前にチャージされた額が有効になりました。そのくらいはしてくれないと外国人旅行者は困りますからね。

バンコクにはもうひとつの交通機関としてMRTもあるのですが、こちらにはRabbit Cardが適用されません。MRTにはStored Value Cardがあり、Rabbit Cardのようにチャージが可能です。ちなみに、こちらはシニア割引があるとのことです。また、新しく開業したSRT Dark Red LineとLight Red LineはICチップ内蔵のクレジットカードも使用可能とのことです。

このあたり、システムを統合してくれるといいんですけどねえ。台湾のようにどのカードでも使えるのが理想です。こちらチャージは100バーツ以上からで、駅の窓口でできます。金額不足が出た場合、窓口で対応可能ですね。逆にいうと、コンビニ等ではチャージ不可です。

さて、香港のオクトパス、もう何年も放置状態ですが、こっちはどうなんでしょうね。ま、当面香港・マカオには行く予定がないのでどうだかわからないのですが。

☆現在、自宅のちょっとした工事が入っていまして、なかなか自分の自由にできる時間が取れない状態です。つまり、記事を書く時間があまりありませんので、更新頻度はかなり落ちます。来週半ばくらいからは元に戻ります。

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2024年2月 6日 (火)

久々のタイ国際航空

2023年9月28日(木)、10月10日(火)

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<PowerShot>

9月から10月にかけてのタイ行きにはタイ国際航空(TG、Thai Airways International)を利用しました。

いろいろ料金等を検討しましたが、某旅行サイトで8万円台というのを見つけ、予約。もう、これで持ち込み荷物等の心配はいりません。あの、赤い制服のLCCと比べても料金的にあまり変わらないということが決め手ですね。

往路 TG643 成田12:00ー16:30スワンナプーム

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<PowerShot>

この時間帯だと、2時間前のチェックインに間に合わせるには、地獄の通勤ラッシュを覚悟で、サラリーマンに囲まれつつ白い目でイラつかれながら電車に乗る必要があるのですが、幸いロマンスカーというものがあって、数日前に予約しました。500円プラスで楽勝の新宿です。

ま、そこから日暮里までちょい我慢の時間があるのですが、それほどの混雑ではありませんでした。そして、日暮里でスカイライナーに。チケットを購入し、改札を通ろうとすると駅員が中国語で話しかけてきやがりました。どうやら着用していた服(障害者フットボールワールドカップのレプリカジャージで一部漢字がプリントされてました)が原因のようです。

チェックインは機械では受け付けられず、列に並びますが、無事に中央通路側をゲット。LCCではなく、普通の航空会社なのに、持ち込み荷物はひとつ7kgまでという表示がチェックインカウンターにありましたが、特に測れとはいわれず。

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<PowerShot>

それにしても、モニターのある座席はいつ以来?2019年の夏のキャセイ以来で、4年ぶりでした。機材はAirbus A350-900でした。これは初めてかもしれません。

ま、わたしゃ基本映画も見ないので、持ち込んだ音楽を聴いているだけで充分なんですが、地理学出身のため飛行経路などを地図で見ていたいのですね。

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<PowerShot>

幸いというか、隣に客はなし。とてもラッキーです。乗客もそれほどいませんでしたし。

モニター部分にはUSBのポートが付いていて、ここで充電もできます。確かLCCにも最近は付いてますが、ポートの場所は航空会社によって異なりますね。でも、わかりやすい場所なのはありがたいです。

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<PowerShot>

さあ、機内食の時間です。

とはいえ、以前はこの前におつまみとドリンクのお時間があったはずですが、どうもなくなったようです。まあ、タイのナショナルフラッグとはいえ、かなり経営が苦しいような状況があったようですし。しょうがないですかね。

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<PowerShot>

エコノミー席の食事は「ポークカレー or チキンライス?」でした。前者を選ぶと、こちら。「チキンライス」とは、カオマンガイでしょうね。

そして、これまた久々に機内で飲むアルコールです。赤ワイン、おかわりしました。これも、以前はプラのカップじゃなくて小さいグラスだったような。

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<PowerShot>

ポークカレーとはケーンキアオワーンですね。ただし、まるで香辛料を使ってなくて辛くありません。でも、味は良かったですね。

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<PowerShot>

食後のコーヒーはゆっくり食べていたためか、飛ばされました。なんか片付けるのが早かったな。

そして、数時間後、ベトナム上空だったので、到着1時間ちょっと前でしょうか。「キャビンスナック」とありますが、スティック状になったピザでした。

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<PowerShot>

こんな水も出ました。でも、宿に着くまでに飲んじゃうな。

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<PowerShot>

そして、到着したのはいいものの、沖止めでバス移動でした。

これで、時間がかかってしまいました。イミグレーションは混雑していたものの、通過にはそれほど時間はかかりませんでしたが。

復路 TG676 スワンナプーム7:35ー15:45成田

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<PowerShot>

2時間前のチェックインだと5時過ぎにはスワンナプームにいる必要ありです。安いチケットのカラクリはここにあったのかもしれません。

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<PowerShot>

ともあれ、チェックインを済まし、セブンでこんなものを購入し、ベンチで食しました。16バーツと、空港外のコンビニと同じ価格ですね。まあ、空港職員も利用しますから、当たり前の値段ですね。

でも、イミグレを通るとクイッティアオでさえ、3桁の値段になります。

ともかく、また通路側を確保。

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<PowerShot>

ですが、出発時間が9:00に変更になったんです。もう、眠くて仕方ないです。

確保した席はこんなところ。「非常時にはお手伝いください」という席です。足元広いんですが、荷物は置けませんので、必要なものは手元に用意していました。

機材はBoeing 777 300ERと、往路と異なりました。それに、空席はほとんどなく、ずいぶんと乗り込む人が多かった印象があります。

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<PowerShot>

リモコンはこんなところに。確か、キャセイやベトナム航空ではタッチパネル式だったような。ま、エアバスと違って機材も古いですししょうがないですかね。

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<PowerShot>

モニターは肘掛けから引っ張り出すのでした。小さいながらもUSBポート付きでした。でも、ほとんど眠くて、音楽は用意していたものの、聴くことはありませんでした。

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<PowerShot>

朝食ということで、こんなものが出てきました。オムレツ、ソーセージにパンです。

アルコールは強く所望すればあったかもしれませんが、オレンジジュースで我慢です。

ちなみに、窓側と中央にはタイ人の親父さんとその息子らしい二人連れでしたが、ムスリムなのか肉食しない仏教徒なのか、特別食を頼んでましたね。

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<PowerShot>

水はTGオリジナルです。以前はエコノミーであっても蘭の花が付いていたものですが。なくなりましたね。

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<PowerShot>

到着前にはパサパサのサンドイッチが出ました。

タイでの出国、ゲートが自動化されてました。ネットニュースによると、昨年の12月15日から運用開始とのことでしたが、この時は試運転だったようです。ともかく、日本人は大丈夫でした。と、いうことで、出国スタンプは押されず。

成田で通関したら、もう日が暮れてました。

さて、これにて、旅レポは終了いたします。

次回より、ネタ探しの通常更新となります。また、ちょっとした発表もあります。なんでしょうねぇ?

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2024年1月24日 (水)

タイの交通機関をまとめてみた

あくまでも個人的な忘備録みたいな記事です。ただし、2023年10月の時点でもの。今後変化があるかもしれません。

バンコク市バス

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<PowerShot>

こちらは、ドンムアン空港からのA1バスです。内部の構造はバスの車体の色などで変わりますが、車内で車掌さんに支払うことに変わりはありません。

WiFiが導入されたり(遭遇してない気もします。また、あっても誰も使わないような気も。)、次の停留所がドライバーの背後にある電光掲示板に表示されたりアップデートはされてますね。

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<KP/DA18-50mm>

相変わらず金属の筒を持って、中に入っているコインを鳴らしながら集金をする車掌さんですが、QR決済の読み取り機を持っていたりします。問題はその決済をするアプリがどれなんだということです。中国系のアプリという可能性はあります。

少なくとも、SoftbankのPayPayじゃダメでしょうね。

また、車掌さんは5年くらい前から男性も登用されています。

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<KP/DA18-50mm>

こちらはプラトゥーナムのBIG Cとセントラルワールドの付近にあるバス停です。

運行系統ごとのバスの到着時間(あと何分)が表示されるものが設置されてました。もちろん、リアルタイムで更新されます。と、いうことは、バスにも何らかの発信するものが搭載されていることになります。それはドライブレコーダーと連携させればできると思いますね。

でも、どのバス停にもあるわけではないのが残念ですが。日本でもせめて始発のバス停には設置できそうですけどね。台湾にもありました。

長距離バス

今回利用したのはバンコクーチャンタブリーの往復です。

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<PowerShot>

まずはエカマイ(南バスターミナル)へ。このあたりはあまり変わりません。

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<PowerShot>

1等エアコンバス、218バーツ。このカテゴリーはトイレ付きですが、なんとも狭そうな。座席指定で番号は背もたれに大胆に油性ペンで書かれているのが普通ですが、このバスは窓のところに表示されていたようです。

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<PowerShot>

所要時間がなんと5時間。当然ながら途中休憩ありで、なんともローカルな休憩所みたいなところにストップです。

ここで、トイレと豚肉のルークチンを栄養補給。1本10バーツは地方価格ですかね。

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<PowerShot>

そして、ヘロヘロになって到着。

もう少し東に行けばトラート。カンボジア国境ですね。また、イサーンの入り口、ナコーン ラチャシマー(コラート)行きのバスもありました。とにかく、ほぼ一般道を走るので、時間がかかりますね。

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<PowerShot>

戻りはマイクロバスです。ただし、行先はモーチット マイ、いわゆる北バスターミナルですね。我々はBTSモーチット駅で下車しました。料金は220バーツでした。

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<PowerShot>

この手のバスにはカンチャナブリーに行くのに利用しました。普通のバスのように車体に荷物の収納箇所がなく、大きめの荷物も持ち込みです。カンチャナブリーの時はドライバーの斜めうしろの平らな部分に置けといわれましたが、振動でずれ落ちそうになったので、通路に置きました。

今回はリュックとトートバッグだけだったので、ピンクのリュックが見えている部分にトートを置きました。

このようなバスでも座席指定されていて、座る部分に「人がいる」という黄色い紙を置かれました。紙に番号が書かれていて、チケットにも同じ番号がありました。

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<PowerShot>

このようなものもありましたが、実際には充電できず。

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<PowerShot>

普通のバスよりスピードが出るので、ちょっとは期待したのですが、結局は4時間半くらいかかりました。

途中から高速に入るのですが、そこで渋滞。休憩は給油中のトイレ休憩のみでした。来た時のバスでは食事する人もいたんですが、とてもそんな時間はありませんでした。

この手のバスはロットゥみたいにちょっとした荷物を届ける宅配に近い業務も担っているようです。乗客のいないところでも止まることがあり、そのためさらに時間がかかりました。

チェンマイのロットゥとソンテウ

ロットゥでランプーン、ソンテウでボーサーンを往復しました。

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<PowerShot>

乗り場はピン川沿いの川寄りの部分ですね。右側がワーロット市場で、左の歩道から市場を見ると生花店がある向かいあたりがロットゥ乗り場になります。

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<PowerShot>

チェンマイ旧市街側からチャーン モーイ通りを東に進むとこのような中華風のゲートが現れます。これを進むと、ワーロット市場になります。

ピン川沿いの歩道へは歩道橋を使います。新市街のナイトバザール付近からだと、チャンクラン通りを北へ進むとワーロット市場に突き当たりますね。

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<PowerShot>

ロットゥ乗り場は青いテントのあるところです。ここの係が時間や料金を英語で教えれくれます。料金は35バーツ。

20分くらい待つと新しく綺麗なロットゥがやってきました。画像のロットゥにはアルファベットで「ランプーン」と書いてあるのですが、指定されたのはやや古めの車体のものでした。一応、乗車時に確かめたほうがいいですね。

ちなみに、料金は乗車してからドライバーが徴収します。ここでもQRコード決済が可能。

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<PowerShot>

ちなみに、帰りはこの付近を通らず、チャーンプアクバスターミナルまで行きますので、注意が必要です。

このピン川沿いの通りは一方通行なんですよね。

ロットゥ乗り場から少し南に歩くと、ランプーン行きのソンテウ乗り場もあります。エアコンなしで約1時間はちょっと辛いかも。

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<PowerShot>

ボーサーン行きのソンテウもランプーン行きのロットゥ乗り場からすぐのところにあります。

乗り場にアルファベットで「ボーサーン」と書いてあるという記事も見つけたのですが、実際にはわからなかったです。ですが、ソンテウのドライバーがたくさん集まっているので、「ボーサーン?」とたずねると、どのソンテウが次に出るか教えてくれます。このソンテウは白い車体ですね。

料金は20バーツで、降車時に支払います。QRコード決済があるのかは不明です。

このソンテウも戻りは直接ここにやってこないので、ピン川を超えたあたりで、下車しました。

以上、2023年10月時の情報でした。

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2024年1月14日 (日)

どっこい生きてるフアラムポーン

2023年9月29日(金)、10月9日(月)

クルンテープ アピワット(バンスー・グランド)駅から再びMRTに乗って、フアラムポーンにやってきました。ただし、そのまま引き返すのではなく、MRTブルーラインの未乗区間を使いました。駅数は同じくらいですが、タープラ(Tha Phra)では乗り換えが必要になります。

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<PowerShot>

かつてのメインターミナルは当初、鉄道博物館になるとも伝えられていました。

確かに、プラットホームの大半はこんな感じでかつての花形車両が展示されていました。

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<KP/DA18-50mm>

どのようにしてメンテナンスしたのか。少なくともSRTの地方の駅前に静態保存されている機関車や車両よりも状態は素晴らしいです。自力で動くかどうかはまた別ですが。

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<KP/DA18-50mm>

いつの時代のものかは詳しく見てきませんでした。少なくとも1950~1960年代以前のものでしょう。

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<KP/DA18-50mm>

こちらは気動車ですね。こういう磨き上げられ方、イギリスあたりの博物館に置かれている車両という感じもします。

現役のSRTの車両や気動車、ディーゼル機関車などのほうが古めかしく思えてしまいます。ま、SRTのダークレッドラインとライトレッドライン以外、すべての区間が電化されてないので、どの車両もディーゼルオイルのススがこびりついていますからね。

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<KP/DA18-50mm>

こちら、磨き上げ中。ヘッドマークはカタカナで「バンコク」とあります。

あまり詳しくないのですが、国鉄~JRで使用されたディーゼルの特急車両ですかね。wikiによれば、キハ183系気動車で、特急オホーツク、特急おおぞらなどに使用され、タイに2021年に17車両が無償譲渡されています。

そして、なんと、現在、4編成が週末に観光列車として導入されています。詳しくはタイ国鉄時刻表(非公式)に載ってます。このサイトはかなり頻繁にアップデートされていて、タイで鉄道旅行をする際には非常に使えます。

展示車両ではなかったんですね。

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<PowerShot>

このような映えスポットもあります。

このエリア、つまり鉄道博物館的なところへの入場料はありません。誰でも入ることができます。

そのかわり、入口と出口は決められていてちゃんと係がチェックしていました。

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<PowerShot>

例のベンチもありますが、どうも新品っぽいです。

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<PowerShot>

こちらは、kimcafeさんと待ち合わせした9月29日の様子です。ドーム状の広大な空間が高齢者の歌謡ダンス大会の会場と化しているところです。

撮影したのは2階のテラスで、Cafe Amazonなどが入っているところですね。

 

動画も撮ってみました。なぜか動画では音のレベルが抑えられてますが、かなりの音量でした。

よくわからないのですが、時にはイベント会場としても使われているようです。

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<PowerShot>

そして、現役の駅としてももちろん稼働中。

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<PowerShot>

スリン(ウボンラチャタニー方面)行きの表示です。

Eastern Line(東本線)はバンスー方面に向かうことができず、またもちろんクルンテープ アピワットへ乗り入れることができません。つまり、今でもクルンテープ駅(フアラムポーン)が始発です。

それに、各駅停車(ORD)はこの駅が始発です。スリンまでは419.75km、ピッサヌロークまで389.28km、バンクルンロック(アランヤプラテートのひとつ先のカンボジア国境駅)まで260.23km、フアヒンまで229.04kmを各駅だけで行くことができます。残念なことにノンカイ方面だけは直通列車がありませんが。

また、14番線の無料床屋は姿を消していました。

1回3バーツの有料トイレと、フードコートも残っていました。

乗客の姿は大幅に減りましたが、やはり旅情はフアラムポーンですね。

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2024年1月11日 (木)

味気ない新駅

2023年10月9日(月)

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<KP/DA18-50mm>

バンコクに戻りました。実質最終日です。

今回の旅ではタイ国鉄(State Railway of Thailand,SRT)に乗る機会が全くありませんでした。とはいえ、鉄道好きなワタクシは新しく開業した新駅、クルンテープ アピワット(Krun Thep Aphiwat)が気になりますので、行ってみることにしました。

BTSとMRTを乗り継いで、バンスーへ。

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<PowerShot>

MRTバンスー駅構内の表示です。以前は何でもない駅でしたが、構内も大きくなったような感じです。一応以前もSRTバンスージャンクションとの接続駅ではありましたが(現在もそうではあります)。

クルンテープ アピワット駅は通称バンスー・グランドと名乗っているみたいですね。

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<PowerShot>

こんな通路を歩かされます。だだっ広い空間で何もありません。この距離はかなり長いです。

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<PowerShot>

こう見ると、たくさんの列車が発着しているようですが、右の表示はSRTダークレッドラインの表示のようです。

コロナ禍の間にSRTがダークレッドラインとライトレッドラインを開業させました。SRT初の架線を使用する電車です。

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<PowerShot>

こちらの券売機はダークレッドラインのものですね。

なぜならば、クルンテープ アピワット駅は行き止まりの構造で、SRTの従来の路線の列車は優等列車(特急、急行、快速)だけが発着します。たとえ、三等であっても座席指定が必要なものばかりで、トークン式や磁気カード式のチケットでは乗れません。

ちなみに、各駅停車は従来のバンスージャンクションに停車します。もちろん、この両駅はつながってません。

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<PowerShot>

ということで、窓口に行き、駅員とのやり取りでチケットは購入することになります。

とはいえ、SRTの優等列車は事前予約ができるし、ここでこの駅を発着しない列車の予約も可能です。つまり、わざわざ事前に出向かなくとも、従来のフアラムポーンで買うことができます。ま、ネットで取ることもできますが。

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<PowerShot>

待合室というものがありません。ま、フアラムポーンもありませんでしたが。

このように、数か所にわかれてベンチが並びます。これまでのフアラムポーンでは改札というものがなく、チケットがなくとも列車の近くまで行くことができましたが、この新駅では行先別に改札があるみたいでした。しかも、列車が出る時間近くにならないと開かないようです。つまり、この駅にやってきてもホームに上がらないことには、列車さえ見ることはできません。

それに、駅員がほとんど歩いてないです。この広大なコンコースにも店がほとんどありません。

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<KP/DA18-50mm>

なんか、とってつけたように、古いベンチが置いてありましたが。

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<KP/DA18-50mm>

外観はこんな感じですね。やたらと敷地も広いです。

wikiによると、現在は2階部分を使用し、12番線まであるようです。現在は未使用ですが、3階部分もあり、エアポートリンク用と将来の高速鉄道用に使われるとのことです。こちらはずいぶんと先になるでしょうね。エアポートリンクはともかく、運賃はめっちゃ高くなりそうです。

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<KP/DA18-50mm>

やっぱ、駅はこっちですよ。主役の座は失われたけど。

つうことで、次回はこの駅です。

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2023年12月26日 (火)

タイエアアジア

2023年10月1日(日)、10月6日(金)

今回のチェンマイ行きにはタイエアアジアを利用しました。

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<PowerShot>

行きはFD3425便。ドンムアン13:25発、チェンマイ14:35着というスケジュールです。

ということで、ドンムアン空港へ。宿泊していたシーロムからだと、BTSと空港バスA1の乗り継ぎとなります。このルートだと、BTSのサヤームで乗り換えがあります。また、BTSモーチットでバスに乗り換えですが、ほぼ1時間くらいで到着します。

新ルートとしてSRTダークレッドラインがコロナ禍のなか開通して、ドンムアン空港駅ができました。ついに空港直結となりましたが、このダークレッドラインに行くまでMRTのバンスー駅までシーロムから延々と乗っていくか、BTSのモーチットでMRTのチャトゥチャック駅に乗り換えるか、どちらかになります。

バンコクのメインエリアに宿泊していればSRTダークレッドラインは不便ということになります。

つまり、今までのルートが断然便利です。空港バスは日中であればすぐやってきます。料金は30バーツで以前と同じですね。

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<PowerShot>

チェンマイはさすがに観光都市で、タイ航空以外にも、タイエアアジア、ノックエア、タイライオンエア、タイベトジェットエアなどのLCCも就航しています。おっと、バンコクエアウェイズ(こちらはLCCではありません)もありました。

なお、タイスマイルはタイ航空に吸収された模様。

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<PowerShot>

わたしゃ、到底すべての荷物を7kgに抑えることは不可能なので、最初から20kgまでのバゲージ込みで予約しました。手荷物は「はかりに乗せろ」ということはありませんでした。

ちょっと早めに来たので、2階のフードコートで食事してから保安検査を受けます。

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<PowerShot>

ルンバを巨大化したようなお掃除ロボットが行き来してます。これ、なぜかそばを通ると近づいてくるような動きをするんですよね。

それほど、埃にまみれていたとは思わないんだが。

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<PowerShot>

ようやく機内の人となりました。一応ゲート直結です。

ドンムアンはだだっ広い空港で、動く歩道があまりないんです。52番ゲートがかなり遠く、ずいぶん歩きました。ゲートに着いたら着いたで、ディレイのお知らせ。どうやら、天候不順のためのようです。この時期、雨季の終わりでスコールがよく起きます。

結局1時間くらいの遅れでした。

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<PowerShot>

シートピッチは割とあります。台湾のタイガーエアと同じくらいですね。ま、約70分ですからそれほどの苦痛にはならんでしょう。

ちなみに関空から「桃」がバンコクに飛んでいるみたいです。機材はタイエアアジアと同じエアバスA320で、シートピッチはもっと狭いですから、ワタクシだったら利用しないな。

LCCですからもちろんモニターはありません。ここは入れてきた音楽でも聴いて過ごしましょう。アルバム1枚半くらい聴けます。

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<PowerShot>

元から食べるつもりはありませんが、一応広げてみました。値段を見てみると、ドンムアンのフードコートのほうがやや安い。

それにしても、LCCは絵になりませんね。

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<PowerShot>

チェンマイ到着。

空港バスがあることになってますが、どうもコロナ後運休しているみたいでした。チェンマイを歩いていても1台も見かけなかったし。

動いていればの話ですが、空港バス、バンコクのBTSのラビットカードが使えるんですよね。

でも、動いていないものはしょうがないので、空港タクシーです。カウンターもありますが、出口でホテル名をきいて、てきぱきと配車する係がいました。あとは、運ちゃんがやってきてこの用紙を確認するだけです。チェンマイ旧市街まで150バーツ。おそらく、ナイトバザール付近のホテルあたりでも同料金だと思います。この料金はドライバーに直接支払います。

戻りの便はFD3440。チェンマイ発16:25、ドンムアン着17:35となります。

空港まではGrab Taxiを利用。料金もきっちり出て153バーツでした。ま、チップ込みで160払いましたけど。ちなみに、呼んでくれたのはホテルのスタッフでした。

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<PowerShot>

チェックインカウンターが明らかにドンムアンより混雑してました。

またもや重量の計測はなし。それはいいのですが、預け荷物は自分で直接機械に通すのです。ここで、問題発生。キャリーバッグを開けさせられました。

なんだと思ったら、「サスコム」というすべてのコンセントに対応するアレが、バッテリーに見えたようでした。チェンマイから搭乗するときは国内線にせよ国際線にせよ、サスコムは手荷物に入れたほうがいいかも。これはタイの地方の空港にもいえることかもしれませんが。

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<PowerShot>

そして、チェンマイでもディレイ。ま、これはわずかな遅れだったけど。

ドンムアンでひたすら歩かされ、荷物を受け取るともう真っ暗でした。

チェンマイでできるだけ時間を作りたいなと思ったので、この便にしたのですが、午前便でもよかったな。宿に着いたら20時近くでした。

さて、気になる料金は往復20kgのバゲージ込みで約13000円とちょっとでした。タイエアアジアのサイトではどうもクレカで決済できず、スカイスキャナー経由でTrip.comというところで支払いました。Trip.comだとその場で荷物や食事を選択できます。つまり使える会社ですね。

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2023年11月 2日 (木)

タリンチャンのボートツアー

2023年9月30日(土)

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<KP/DA18-50mm>

昼食を食べ終え、いよいよボートツアーに参加します。

料金120バーツ。13:00の出発です。中には99バーツというツアーもありましたが、行先や出発時刻、所要時間が違うんでしょう。

ボートはチャオプラヤー川などでよく見かける、尾長船と呼ばれるもので、屋根付きでした。参加者はタイ人がもちろん多く、わずかに外国人が混じります。ざっと30人くらい乗ったと思います。日本人は我々のみ。

Bcp0114

<KP/DA18-50mm>

運河沿いに暮らす様子も見受けられます。この濁った水で泳ぐのか。

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<KP/DA18-50mm>

すれ違う船は、我々のボートと同じタイプですが、ほとんどが個人のチャーターですね。やっぱり、日本人以外は金持ってんな。

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<KP/DA18-50mm>

タリンチャン水上マーケット付近は浚渫作業などがあり、あまりスピードは出ませんでしたが、途中からは結構なスピードで水上を突っ走ります。このタイプの船には自動車のエンジンを搭載してますので、なんといってもレスポンスがいいのです。

そのため、ワタクシの所有するPENTAX KPというカメラは動体予測に弱く、あまりピシッとした写真は撮れないんです。S社、C社、N社のデジイチ及びミラーレスならばそんなこともないでしょうが。とはいえ、それらも上位機種などで入門機種や中級機種ではそれほど変わらないかな。一応の言い訳です。

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<KP/DA18-50mm>

ノスタルジックな家屋もありましたが、その後ろに新しい家もできてますね。

なんとなくのどかな感じがしますが、我々ツアー一行の最後尾には数か国語を操るというおばさんのガイドが乗り込み、大音量で終始しゃべっているんです。その音が屋根に反響して、耳が痛いどころか脳に響いております。

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<KP/DA18-50mm>

あれ?この大仏は見覚えがあります。

そう、ワットパクナムの境内にある大仏、プラ・ブッダ・ダンマカヤ・テープ・モンコン(พระพุทธธรรมกายเทพมงคล)です。ずいぶん遠くまで来ましたね。

ボートはここで引き返します。

これで終わりと思ったら…。

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<KP/DA18-50mm>

お寺の船着き場に到着し、上陸です。

しばらくはあのうるさいガイドについていきましたが、しばしの自由時間ができました。

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<KP/DA18-50mm>

ここはクローンバンルアン水上マーケットでした。タリンチャンと違い、毎日営業しているところですね。

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<KP/DA18-50mm>

まるで日本の駄菓子屋です。

この水上マーケットはMRTやBTSからは離れたところにあるのですが、Grab Taxiで来てみてもいいなと思いました。なにしろ、30分程度でツアーでしたからね。

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<KP/DA18-50mm>

寺院の船着き場付近では猿に仮装する子供たちがいました。寺院の境内でハヌマーンの劇があるようです。

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<KP/DA18-50mm>

再びボートへ。

帰りは向きが変わるので反対側の眺めとなります。

Bcp0164

<KP/DA18-50mm>

これはボートの至近距離にいたオオトカゲです。すぐに潜ってしまいましたが。

Bcp0167

<KP/DA18-50mm>

釣り人もいます。濁った水ですが、プランクトンは多そう。オオトカゲを釣り上げたりしないでしょうね。

こんな感じのボートツアー、2時間半くらいかかりました。

ついでに動画を。

 

乗船中のものだけです。

120バーツで結構楽しめました。ツアー、うるさいのを我慢できればおススメ。おばさんガイドもお疲れでした。あざーす。

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2023年9月27日 (水)

平渓線に乗る

2023年5月18日

Tro1070

<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

瑞芳駅です。

馴染みのない駅名ですが、九份の最寄り駅といえばわかってもらえるでしょうか。金鉱がありかつてはゴールドラッシュに沸いたことのある場所です。何でもない田舎町ですが自強號は止まるし、人口規模もそれなりにありますね。ちなみに、田舎町と書きましたが、現在は台湾最大の人口を誇る新北市の一部です。

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<OMD>

この日は基隆から移動してきました。距離は近いものの縦貫線の八猪で宜蘭線に乗り換え瑞芳に到着しました。基隆では瑞芳までの乗車券を自動券売機で購入しました。その瑞芳が平渓線<*1>のスタート地点です。

<*1>三貂嶺駅 - 菁桐駅間、12.9kmの盲腸線。全線が単線で非電化。内灣線と違って、瑞芳、猴硐は含まれず、その2駅は宜蘭線に当たるようです。

平渓線には十分という駅があり、線路沿いに広がる老街や少し歩くと見事な滝があるとのことで、立ち寄ろうかなとも思っていました。そのため、瑞芳では乗車券を購入せず、悠遊卡を使いました。平渓線は観光路線と化していて、情報によれば一日乗車券<*2>も販売されているとのことでしたが、瑞芳にはそのような表示はなかったです。今やICカードで乗れますので、必要はなくなったのかもしれません。あるいは、観光案内所あたりで売っていたのかもしれませんが。  

<*2>集集線も一日乗車券があるとのことで、台中や二水で販売されているとのことです。ですが、こちらは集集から先が不通になってしまったので、販売はない可能性があります。内灣線は一日乗車券の情報はありませんでした。いずれにせよ、ICカード時代なので、一日乗車券の需要はなくなりつつあると思われます。

Tro1084

<OMD10>

平渓線の車両がやってきました。始発になりますので、座れるはずですが、集集線、内灣線よりもホームで待つ乗客が明らかに多かったです。まあ、何とか座席は確保いたしました。

乗客が多いため、ホームも台湾独特のメルヘンチックな装飾で飾り立てられています。それにしても幸福車站ですか。

Tro1085

<OMD10>

こんな具合で客が多いです。ほとんどの乗客は十分で下車しました。とりあえず、ワタクシは終点の菁桐を目指します。

ガラガラになりまして、写真も撮りたい放題。車両はまたしても中央に独特の仕切りのあるロングシートの自強號の改造したものでした。なお、帰りの十分からはどっと観光客が乗ってきて、満席となり、さらには吊革につかまる客がすべての座席前にいるという状況でした。

写真撮り放題だったのですが、この直後にオリンパスの具合が悪くなりまして、気分はダダ下がりです。あとは、PowerShotだけが頼りです。

Trc0732

<CANON PowerShot SX730 HS>

十分を過ぎますと、寂しい山の中をひた走るだけです。ひとつの車両にわずかな乗客しかいません。一体どんなところに連れていかれるのでしょうかね。

Trc0746

<PowerShot>

終点、菁桐のどん詰まりです。赤いものが飛んでますが、天燈というものだそうです。おそらくヘリウムガスが少量入っているのでしょう。これに、願い事を書いて飛ばすとそれが叶うということでしょうか。のどかな感じですが、これ、業者が扱っていますね。

Trc0742

<PowerShot>

このあたりは山の中ではあるのですが、駅前だけは狭い通りがあり、その周囲はレトロ感あふれる街並みが続きます。

Trc0751

<PowerShot>

列車にはそれほどの人は乗っていないと思いましたが、やはり列車で来たと思われる観光客が意外と歩いていました。

わたしゃ折り返しの列車で十分に行こうと思っていたのですがね。これを逃すと、1時間後となりそれも辛いので、駆け足です。

Trc0750

<PowerShot>

もう、使われなくなった感のあるポストですが、現役の可能性はありますね。

Trc0739

<PowerShot>

この駅舎は台湾歴史建築百景のひとつだそうです。もちろん、日本統治時代に作られたものです。開業は1929年です。近くに菁桐杭という炭田があり、台陽鉱業が敷設した石炭積み出しのための専用線だったそうです。それが完成したのが1921年ですが、台湾総督府に1929年に買収され、旅客扱いを始め、同時に駅舎もできたことになります。

さて、この後IC読み取り機に悠遊卡をタッチする際、前のめりに転倒いたしまして、十分へは途中下車しませんでした。気分はブルーです。

幸い顔などに外傷はなく、物損もなし。ただし、店頭の際に手をついたとき少しすりむいて出血いたしました。ティッシュ等でぬぐいましたが、列車の車掌さんが簡単に消毒を行っていただき、バンドエイドもいただきました。親切ですねえ、台鉄。

この日は基隆を半日見た後にやってきたので、あまり時間がなかったです。台北からならば、乗りつぶしもするとして、まずは終点の菁桐に急ぎ、1時間後の列車で十分へ。さらに1時間後の列車で瑞芳へ。時間が余ったら九份観光も可能かと思います。

これで、集集線(不通区間を除く)、内灣線、平渓線と乗りつぶしましたが、深澳線という路線ができていたり(実際は復活)、縦貫線の海線は乗ってません。さらには、台湾東部は未乗区間がほとんどですので、またあまり時間を空けずに台湾再訪はあり得ますね。

最後に、平渓線の動画をご覧ください。

 

途中登場する車掌さんがワタクシの手当てをした人です。謝謝!

さて、長々と報告してきたこのカテゴリーですが、とりあえずここで中断します。あるいは、終了でもいいのですが、その場合、また時々報告しきれなかったものを、台湾のカテゴリーで紹介はすると思います。さて、どちらに転ぶでしょうかね。

次回更新はあの国から…。乞うご期待!

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2023年9月23日 (土)

高雄ライトレール

2023年5月11日

話題は高雄に戻ります。

Tro0218

2016年12月に高雄を訪れていますが、その時すでにライトレール(LRT)はできていました。ただし、ごく一部区間だけの開業でした。

まあ、現在も完成はしておりません。将来は環状線になる予定で、2023年5月時点でMRTの3駅で接続しています。近いうちにつながるのではないかと思います。

と、いうことで、旧高雄港線のバックヤードを訪れたついでにLRTに乗ってみることにしました。

Tro0261

こちら、駅に設置されている券売機です。シングルチケットとあるのですが、悠遊卡をはじめとするICカード利用の場合、1回10元の優待料金が適用されています。現金で利用した場合いくらなのかはちょっとわかりませんでした。

工事が完了し、環状線となると1回30元、IC料金25元となる予定です。wikiによれば、2023年内に環状線となるとありますので、今がお得ですね。

Tro0265

ICカードの読み取り機は駅にもありますし、車内にもあります。バスのように乗車時と下車時にタッチする必要はなく、乗車時だけで大丈夫ですね。

走行は比較的ゆっくりです。一応、専用の路線を走っています。しかし、人や動物、時には自転車やバイクなどが線路に進入することは簡単な場所もありますので(もちろん、危険ですが)、運転手が目視で危険を回避できるような速度で走っているのでしょう。

そのため、激走はしませんので、揺れも少ないです。

Tro0264

さすがに新しい車両で、しかもそれほど混雑してないので、確実に座れますね。もちろん、エアコンも効いてますので、快適です。

座席がない部分は自転車を置けるようになっているみたいです。さすがは隠れた自転車大国<*1>です。

<*1>Giantなどの自転車メーカーがあり、サイクリングが比較的盛んで、サイクリング専用路も多いです。

Tro0266

実際に乗った区間はC14哈瑪星からC3前鎮之星まで。

哈瑪星はMRT橘線(Orange Line)の西子灣に接続し、前鎮之星はMRT紅線(Red Line)の凱旋に接続しています。この区間は駁二藝術特区や高雄港沿いを走り、眺めがよかったです。

ちなみに、LRTは台鉄や高鐵と違って、右側通行となります。

それにしても、高雄市ってすごい。

高雄ライトレール(日本語)

今回の画像データはすべてOLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mmでした。

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2023年9月16日 (土)

内灣線に乗る

2023年5月16日

Tro0799

<OLYMPUS OM-D E-M10/ED14-42mm>

新竹駅<*1>です。日本統治時代の歴史的な建築物です。

台鉄にはそのような駅が多いのですが、台中駅は建て替えられ、高架化されました。駅舎自体はそれこそ歴史的建築物として残されているようですが、駅としての機能は失われました。

今回、台南駅と嘉義駅も使ったのですが、改修のためのシートが掛けられているような状態でした。果たして、台南駅と嘉義駅の運命はどうなることでしょうか。

<*1>1913年の完成で現存する台鉄の駅では最古。

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<OMD10>

新竹に到着し、昼食後内灣線<*2>に乗って内灣老街に行くことにしました。まずはホームに移動します。

前述のとおり、古い駅ですので、地下通路がなく跨線橋を渡り第3月台<*3>へ。

<*2>新竹ー内灣間の27.9kmの盲腸線。日本式にカウントすると北新竹ー内灣間26.5kmとなると思いますが、そうではないらしいです。

<*3>プラットフォームのことを台湾では月台と表記します。

新竹始発のこの青い區間車は電化されています。この列車は高鐵新竹駅の隣接駅、六家駅までの運行で、竹中駅で乗り換える必要があります。台湾高速鉄路が開業したのはいいのですが、高鐵新竹駅から新竹市内へのアクセスが悪いため、六家線を2011年に開業し、そのまま内灣線に乗り入れる形にしたものです。そのため、従来単線、非電化であった新竹ー竹中は電化されました。また、高架化も行われています。

そのため、2007年からおよそ4年にわたり、新竹ー竹東間は代替バスによる営業を強いられました。

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<OMD10>

六家行きの區間車に乗ります。車内はごく普通の電車ですね。通勤型とでもいうのかすべてロングシートです。

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<OMD10>

竹中駅です。ここで、本来の内灣線へ乗り換え。

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<CANON PowerShot SX730 HS>

右が内灣線、左が六家線です。わかりにくいですが、六家線は複線。内灣線はここから単線となります。

内灣線に架線が見えますが、これはしばらく行くとなくなります。

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<OMD10>*撮影は内灣駅のもの

3両編成のディーゼルカーですね。集集線の車両と同じです。

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<OMD10>

ディーゼルカーの中です。

窓枠の上部に座席番号が残っていたり、カーテンが付いていたり、上着などをかけるフックが残っているということは、特急用の車両を転用したことがわかります。つまり、非電化区間を走っていた自強號の車両ですね。

そこそこ客は乗っていますね。やはり観光路線です。

ちなみに、新竹からの直通列車は数時間に1本という具合で、ほとんどは乗り換えが必要です。また、土日と祝日は直通列車がぐっと減ります。

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<OMD10>

なかなかにわかりやすい路線図ですね

ちなみに、竹東からはバスで客家の町、北埔へバスで行くことができます。ここにもナイスな老街があるとのことです。

Tro0814

<OMD10>

緑一色です。竹東を過ぎるとほとんど山の中となります。

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<OMD10>

このタイプの車両は運転席が半分だけ囲われているような構造です。そのため、右半分には乗客が座れるようになっています。

ここは競争が激しいようです。戻りはここを確保しようとしたのですが、すでに遅し。

Tro0861

<OMD10>

内灣までが開業したのは結構遅く、1951年です。

開業の目的は木材や石灰、セメントなどの輸送だったようです。そのためかSLや古い車両の展示はありませんでした。

Tro0852

<OMD10>

内灣線は比較的本数も多く、北埔と合わせて内灣まで行くのもいいのではないでしょうか。

 

こちらも、動画を撮ってみました。戻りの内灣からのものです。

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