実質1日だけのビエンチャン
<ワットホーパケオ>MZ-3/FA35mm
2006年初頭のビエンチャンです。前夜ビエンチャンに到着し、本日が2泊目。翌日昼過ぎの便でバンコクに飛ぶので、残された時間は1日ほどでした。
回ったのは定番の観光コースですね。
ワットホーパケオはタイ語でいうなら「ワットプラケーオ」です。つまりエメラルド寺院。かつてはワットプラケーオに飾られているエメラルド仏をめぐって争奪戦となりました。エメラルド仏もかつてはここに安置されていたのです。
ですが、この緑の仏像をめぐっては結構各地を転々としています。単にラオスとタイとの争いごとだけではないようで。
<本堂周りの仏像>MZ-3/FA35mm
この寺院は内部にも仏像が数多く展示されていますが、実は撮影禁止でした。
<見せしめ>IXY digital500
当時デジタル一眼レフはありましたが、とてもじゃありませんが一般人が購入できる代物ではないし、撮った画像のバックアップを取ることが難しかったので、カメラが趣味という人でもフィルムを使っておりました。
そのため、撮影禁止が見つかるとこうなるぞという見せしめですね。明らかに左側に転がるパトローネはフジのリバーサル用です。ちなみにこの時代、タラートサオでリバーサルフィルムを売っていました。
ま、そんな風に夢中になっていると周りに人がいません。この寺院は昼休みがありまして、門を閉めてしまうのです。慌てて出口に向かいますが閉められていました。大声で人を呼ぶと開けてくれましたが、もう少し遅かったらここに午後の開門時間まで閉じ込められていたことでしょう。なんともラオスですわ。
<タートダム>MZ-3/FA35mm
次にパトゥーサイ(アヌサワリー、凱旋門)に向かう途中、ほとんど住宅地というところに突如現れるのがこちら。
黒塔ともいわれますが、周囲に寺院のようなものがなく、遺跡同然です。この周りでは子供たちが遊んでおりました。
<パトゥーサイ>MZ-3/Sigma20mm
はるばる歩いてきました。世界一有名な凱旋門、パリのそれとはあまり似ていませんが、ランドマークとなっていて凱旋門の周囲がランナバウト(ロータリー)になっているところは同じです。
パリの凱旋門は地上からたどり着くのは至難の業で、地下道を通っていきます。こちらの凱旋門は地下道はありません。信号もないので、車道を横切る必要があります。でも、この交通量なので全然危険なことはありません。
でも、今は相当交通量も増えたんじゃないでしょうか。
<正面より>MZ-3/FA35mm
たどり着きました。パリの凱旋門よりも高さ半分くらいですかね。
屋上部分にスローガンのようなものが掲げられていますが、ラオスは一応社会主義の体制なんですよね、現在も。まあ、それを感じることはほとんどありませんが。
<見上げてみた>MZ-3/FA35mm
かなり装飾が細かいです。この凱旋門はラオス内戦の終結とパテトラオの勝利を記念して作られたものだそうで、比較的新しいです。天井部はこんな感じですが、薄汚れた感はあるんです。犬も昼寝していたりしますし。
<ビエンチャン市街を望む>MZ-3/Sigma20mm
登ってみました。ホントに交通量が少ないです。そして、これ以上に高そうな建造物がありません。見通しがいいですね。
<タートルアン>MZ-3/FA35mm
パトゥーサイからさらに歩いて到着です。黄金の塔ともいえそうですが。夕刻の光を浴びてまぶしいです。
<メコンの夕暮れ>MZ-3/Sigma20mm
タートルアンからはトゥクトゥクで戻りました。歩いてもよかったのですが、メコンの岸辺で夕陽を見るためです。
それには間に合い、ついでにビアラオも一緒に味わうことができたのでした。
最近のコメント