カテゴリー「Drink」の147件の記事

2023年11月29日 (水)

このシェイクがたまらん

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<KP/DA18-50mm>

チェンマイで連日の寺院巡り。

酷暑というわけではありませんが、ミネラルウォーターを持参してもそれはやがて飲みつくされ、ヘロヘロになってホテルに戻ることになります。

それだけではないのですが、ホテルに戻る前にちょっと美味しいドリンクを味わうのがデフォルトみたいになってしまいました。

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<PowerShot>

場所はターペー門を入ってすぐ。ラチャダムヌーン通りをワットプラシン方面へ進むと右側にあるこんな建物に入ってます。

2軒あるうちの左側、「FRUITSURDAY」というお持ち帰りタイプの店です。

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<PowerShot>

店内は明るくエアコンも効いてます。ですが、この中は席が二人分くらいしかありません。

外に出ると、ベンチとテーブルもあるのでそちらで飲みますか。

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<PowerShot>

こちらは、スイカシェイク。49バーツ。

シェイクと書きましたが、スムージーっぽいところもありまして、スイカの果肉も賽の目状にカットされたものがごろっと入ってます。

スイカのドリンクに目覚めたのはやはりチェンマイでして、昼食にカオパットと一緒に頼んだのです。これが想像以上の美味さ。その時は中心部だけを使ったのではないかと思ったほどです。それほど、青臭さがなかったです。

今思えば、かなり砂糖を使用していたんだと思いますね。それと同じくやはり、青臭さがないです。しかも、めちゃくちゃ冷えてまして、汗が引っ込みました。

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<PowerShot>

2回目はパイナップルシェイクです。

やはり、パイナップルの果肉が賽の目に切ってあって、冷え冷え。飲んで味わい、食して味わうという二度美味しいというやつです。

こちら、同じく49バーツ。

そして、トドメは。

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<PowerShot>

マンゴーシェイクでした。

これはさすがに高くて、メニューの表示は69バーツでしたが、プロモーションなのかどうか、59バーツで頼めました。

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<PowerShot>

いや、もう、これ飲んじゃうと、スイカもパイナップルも問題にならない味ですね。それほど、激旨でございます。

それにしても、あってもよさそうなのに、タイでは市販のマンゴードリンクってないすね。インドやネパールでは簡単に手に入るんですけどね。

Webサイトはないと思っていたら、タイランドハイパーリンクスで紹介されておりました。

とにかく、ここ、おススメです。

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2021年11月21日 (日)

サルを避けてタイ版ファミレス

記憶も新しい、2019年の夏のタイより。

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<プラナコンキーリー>KP/DA18-50mm

ペッチャブリー(ペッブリー)に泊まった時の話です。

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<サル>KP/DA18-50mm*画像はロッブリーのものです

ペッチャブリーではプラナコンキーリーの麓に当たるところに宿を見つけました。それはいいのですが、あの聖なる山にはサルがたくさん生息していて、そのコロニーからはぐれたサルが麓にもたくさんいたのです。

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<ホテルの部屋表示>PowerShot

ここもこんな具合で。

まあ、気を付けていれば被害はないのですが、できるだけ近くで食事を取りたいものです。

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<メニュー>PowerShot

ということで入ったのがラックムアンのそばにあるCorner Cafeという店でした。ここにもサルのマークがありますね。

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<店内>PowerShot

カジュアルな作りですが、中身は完全にファミレスです。メニューには英語名表記で写真付きでした。

ウエイトレスも簡単な英語が話せまして、割と可愛い衣装を着ておりました。写真を撮ればよかったな。

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<プーケットビール>PowerShot

タイもグラスを凍らせるようになったところもありますね。氷は頼んでおりません。

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<ラベル>PowerShot

こちら、いつぞやのタイフェスでもう入ってこなくなるといわれていたビアプーケットなんです。お初です。

味はというとまあタイのビールの平均を行っているでしょう。お初なので頼みましたが、次からはこれがあってもリオーかチャーンがあったら頼まないと思いますね。

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<ソムタムタイ>PowerShot

おかずはこちら。辛くするかきかれたと思います。はっきり覚えていませんが、標準的な料理なので、「イエス、スパイシー」と答えたような。

激辛ではありませんでしたが、そこそこの辛さがありました。ペッチャブリーはもはやタイ南部ではなくフアヒンよりもバンコクに近いところなんですが。やっぱり地方は注意しましょう、辛さに。

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<スパゲッティカルボナーラ>PowerShot

メインはこちらです。なんでこんなものを頼んだかというと、昼をだいぶ過ぎた時間に太陽光ガイヤーンを食べていたからで、結構腹にたまっていたんですよね。

んー、これは調理というより、レンジで解凍して温めたものですね。

近くでは男女が楽器演奏をして歌を歌っているという、割と雰囲気のいいところでしたが。外に出ると、サルがおります。店のドアのところにもいるくらいで。

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<チアのお姉さんたち>KP/DA18-50mm

ラックムアン、こういうところです。結構楽しい。

なお、ペッチャブリーでもプラナコンキーリーを離れるとサルは見かけなくなります。そっちに泊まればよかったかな。

★自己都合ですが、「かすてら音楽夜話」は来週にアップ予定です。

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2021年9月26日 (日)

ダンブッラのライオンビール

2018年の旅から。

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<金満寺院>KP/DA18-50mm

3年前、スリランカに行きました。

ダンブッラに立ち寄ったのは、この寺院を訪れるためではなく、その上にある世界遺産である石窟を訪れる目的がありました。ちなみに、この大仏のあるゴテゴテの装飾のある寺院は、埼玉・群馬ミニトリップに同行したItoさんによると、住職が金満家でスリランカの仏教界ではものすごく評判が悪いとのことです。

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<ダンブッラの石窟>KP/DA18-50mm

先ほどの寺院の脇から山道を延々と登っていくと石窟にたどり着きます。石窟は5つあり、さすがは世界遺産ですね。

こんな感じで写真を撮れますが、内臓ストロボを使用しております。でも、フラッシュやストロボはこうしたものを痛めつけます。近くにあるシーギリヤの通称「シーギリヤレディ」と呼ばれる女性のフレスコ画は色あせてしまっていて、現在は撮影自体が禁止ですね。

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<シーギリヤ>KP/DA18-50mm

翌日はシーギリヤに足を延ばしたのはいうまでもありません。

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<ライオンビール>PowerShot

疲れた後はやっぱりこれですよね。

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<テラス席>PowerShot

スリランカは仏教国ですが、ムスリムも半数近くいます。

なので、完全にアルコールがダメということもありませんが、飲めるところは限定されますね。

ここは泊まっていたギマンハラというホテルのカフェスペースですね。

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<コースター>PowerShot

日陰で涼しいです。スリランカも赤道に近く、特に内陸部は暑いです。ダンブッラもシーギリヤも内陸部にあります。日中はやっぱり暑いですね。

ライオンビールは間違いなく美味しいです。国産ビールでありながらイギリスの植民地時代に生産が始まったブランドでもあるわけで、ビールの製法については間違いないでしょう。少なくともインドのキングフィッシャーなどよりも味は上を行くと思いますね。

ビールが庶民と縁遠い国、例えばインドやパキスタン(一応外国人向けに国産があります)などでは、ストロングビールといってアルコール分が10%以上もあるものが好まれますかね。でも、それは我々が感じるビールの味じゃないんですね。

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<美味い>PowerShot

また、イギリス人仕込みではありますが、イングランドのビールの味とも異なり、ドイツや日本のビールのような味わいです。日本人には好まれる味といってよいでしょう。

でも、スリランカにはポーヤデイというものがあり、この日はアルコール販売が禁止になります。やっぱり飲める日と場所は限定的になりますね。

ま、そうしてやっとこ出会ったライオンビールは美味さ倍増となるのでは。

でも、暑い国ではこうした冷たい飲み物は確実に内臓、特に腹に来やすいんですよね。その点、気を付けましょうか。

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<トゥクトゥクの兄ちゃん>PowerShot

写真を撮ると声をかけていながら視線を外すというのは、もしかして「決めのポーズ」なんでしょうかね。

スリランカ、タイとセットで訪れたため、全土を回ることはできませんでした。残ったところにも行きたいので、次に行く場合はもっと日数をかけたいものですが。

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2021年2月 8日 (月)

オーケーの本命ワイン

1000円以下のお手軽ワインVol.9

久々、この企画です。

オーケーというスーパー、自宅近くは駐車場が狭いとかいってましたが、相模原の古淵近くにあるニトリモールにも入店しておりました。このスーパーは大方の商品が10%程度他よりも安いのではないでしょうか。

以前、オーケーがメルシャンに特注してオーケーのみで販売する安いワインを紹介しました。でも、オーケーには隠し玉があったのです。

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<隠し玉>PowerShot

オーケーのホームページで社長自ら絶賛しています。だったら、もっと声高にプロモーションしてもいいと思いますが。

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<表ラベル>PowerShot

でも、供給量とかあるんでしょうね。オーケーのワイン売り場の棚ではひっそりと置かれている感じでした。

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<裏ラベル>PowerShot

いつぞやは、「ワイナリーの問題で品切れになっていることもございます」みたいな張り紙もありました。絶対的生産量が不足しているのでしょう。

それに、ぶどうという果実ですから、天候等に左右されますしね。

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<注いだ状態>PowerShot

ワイン名:Altos de Tamaron Roble
原産国 :スペイン
生産年度:2017年
生産者名:Pagos del Rei
容量  :750ml
度数  :13%
ぶどう種:テンプラニーリョ
タイプ :フルボディ
販売会社:オーケーコーポレーション
価格  :699円(+税)

ちなみに、輸入はメルシャンです。

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<コルク栓>PowerShot

オーケーの社長のこだわりだと思いますが、スクリューキャップ全盛のこの時代にありながら、コルクを使ってます。ま、激安のワインでもコルクなので、これをスクリューキャップにすることは、許せないんでしょうね。

ラベルやコルクに書かれている、Ribera del Dueroとは生産地のことです。スペイン語でドゥエロ川の河岸という意味ですね。

そのドゥエロ川とは、下流でポルトガルに入り、ポルトで大西洋に注ぎます。ポルトガル名はドウロ川。ポルトガルのドウロ川沿岸もワインの生産が盛んです。とくに有名なのがポルトで生産される強化ワインである「ポルトワイン」です。

スペインでの「リベラ・デル・ドゥエロ」とは、カスティーリャ・イ・レオン州の一部でバリャドリッドよりやや上流に当たりますので、まるでポルトワインとは関係なくなります。ほとんどスペインの内陸部ですし。

さて、味ですが、スペインの風土が関係するのか、フルーティさはまるでありません。といって、渋みもあまりなく、飲みやすいのかもしれません。表記はフルボディになってますが、もう少々軽めかも。合うとしたらやっぱり肉料理なんじゃないすかね。できれば、ハモンセラーノとかチョリソとか。

ま、値段が値段ですから国産生ハムなどでも十分です。

オーケーの社長によれば、木樽で3か月、ボトルで6か月熟成させたとあります。調べてみると、同じような名前を持つ「Altos de Tamaron」、つまり「Roble」抜きのワインもあるようです。でも、こちらはスペインで仕込まれて同時にボトル詰めされる純粋な輸入ワインでしょう。

わずか700円弱で提供できるのは、ぶどう液を輸入し、メルシャンで樽詰めということなんじゃないかと思いますが。買って損はしないワインですね。

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2021年1月11日 (月)

2021お初のうまいもん

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<仏歯寺>KP/DA18-50mm

突然のスリランカなんですが。それには訳が。

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<某サービスエリア>PowerShot

ちょっと遠出いたしまして、某県まで行ってまいりました。首都高から東北道、北関東自動車道と進みます。

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<コンビニじゃね?>PowerShot

なんちゃら宣言が出されており、道はとても空いていました。渋滞で止まることが全くありません。

到着したところは一見コンビニですが、料理も提供できる店です。こちらで現地在住のIshiiさんと合流です。

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<おや?これは>PowerShot

おお、スリランカでよく飲んだジンジャービア(Ginger Beer)の宣伝じゃないですか。ここ、ムスリムのつまりハラル食品だけを提供するところです。

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<ジンジャービア>PowerShot

こちらがジンジャービアでございます。スリランカの清涼飲料です。ま、今回は頼まなかったんですけどね。こちらの店はムスリムでもスリランカ人の方が営業しているようです。

店員の方に伺ってみると、キャンディからやってきたとのこと。

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<ムスリム版カリー&ライス>PowerShot

カリー&ライスまたはライス&カリー(このブログでの表記は前者とさせていただきます)とは、スリランカの方々が日常的に食べている料理ですね。インドのカレーとも微妙に違うんですけどね。

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<あちら版>PowerShot

こんな感じになります。こちら、アヌラーダプラで食べたカリー&ライスです。汁気のあるカレーっぽいものは見当たりませんね。ただ、山盛りご飯の周りにおかずが並べられているだけです。大衆食堂ではこんな感じです。ただ、おかずは各種スパイスで味付けされてます。南インドと同様、辛くありません。

わたしゃ遭遇しなかったんですが、おかずを別皿で出すところもあるようです。しかし、今回の店では汁気のあるカレーが2種類ですね。

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<魚カレー>PowerShot

大胆に魚を輪切りにしたカレーですよ。スリランカではカツオを使った料理が比較的多いです。漁も盛んですしね。

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<野菜カレー>PowerShot

なんと、大胆にも唐辛子が見え隠れします。一見味噌汁みたいに思えますが。

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<ご飯>PowerShot

インディカ米のライスです。ここは本業が食品の店ですからインディカ米の調達には苦労しませんね。

手前の野菜はインゲンでしょうか。ゴマとともにソテーしてあるようです。

ライスの上にのるのは「パパダム」という、豆から作ったチップスですね。食感はほぼポテチに同じです。この店のパパダムはそれほどからっと揚がってなかったんですが。

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<カレーをかけた状態>PowerShot

パパダムはそのまま食べてもいいのですが、あちらに倣って手で細かく割り、ライスにかけます。そして、その上からカレーもかけて頂きます。

先ほどの魚はサバでした。さすがにカツオじゃ高くつくでしょうからね。

そして、野菜カレーがかなりスパイシーでした。もろ、唐辛子の成分が抽出されております。

でも、タイ料理ほど辛くはないです。いいアクセントになりましたよ。

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<ミルクティ>PowerShot

食後にこれも出ます。チャイではないですね。こちらにはスパイスは入っておりません。純粋にミルクを入れてます。

でも、味は濃いです。インドのチャイからスパイスを抜いたような感じです。大衆食堂では紅茶に粉ミルクというものもあります。

さすがにライスの量が多くて2/3ほどでギブアップです。

これで、900円でした。ここ、メニューがないんですよね。Ishiiさんが友人から美味いと紹介されて見つけたところだそうです。Ishiiさんとお会いするのは昨年の3月以来でした。

足利ハラールフード

食べログより。

続編あります。

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2020年8月26日 (水)

CGCの格安とオーガニック

1000円以下のお手軽ワインVol.8

本日は2種類まとめて紹介します。

Prince de Bao Tinto

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<格安ワイン>PowerShot

2つのワインですが、どちらもCGCジャパンのオリジナルブランドです。CGC製品ですので、購入したのは「三徳」というスーパーです。まずはこちら。

ワイン名:Prince de Bao Tinto
原産国 :スペイン
生産年度:表記なし
生産者名:Cherubino Valsangiacomo SA
容量  :750ml
度数  :12.5%
ぶどう種:ボバル、カベルネソーヴィニョン、テンプラニーリョ
タイプ :ミディアムボディ(ライトボディ寄り)
輸入会社:CGCジャパン
価格  :298円(+税)

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<表ラベル>PowerShot

なんと、税抜き価格で300円しないというワインです。ラベルに描かれているのは昔のスペイン王室のだれかでしょうか。

安ワインにしては、表示などもきちんとしてます。

カベルネソーヴィニョンはさておき、テンプラニーリョとボバルはスペイン特有のぶどうですね。本来であれば、カベルネソーヴィニョンは使わないと思いますが、大量生産するが上でブレンドを壊さない相性のぶどう果汁なのではないでしょうか。

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<裏ラベル>PowerShot

CGCの格安ワインですが、CGC系列のスーパーではもうひとつの格安のイタリアワインと並び、在庫が一番多いですね。

味わいはスペイン系なので、フルーティさはないです。やや重めですが、飽きは来ない味です。

現在はスクリューキャップなのですが、かつてはコルク栓を使っていました。その頃はこのコルク栓がかなりの粗悪品で、コルクを抜く途中で何回も失敗するという目に逢ったものです。スクリューキャップになりこの点は解消されました。

ちなみに、現在この程度の1000円以下のワインとなりますと、ほとんどがスクリューキャップなのですが、コルク栓でもきちっとしたものであれば、それなりのワインオープナーを使えば失敗することはまずありません。それで、ソムリエ気分を味わえるのですけど。

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<注いだ状態>PowerShot

激安ワインでありながら、たまに味わってもいいなと思わせる味ではないでしょうか。ともかく、このワインこれまで購入した中では最安値です。この価格はそうそうないですよ。

こちら、白もあり、価格は同一です。

Prince de Bao Organic

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<表情が変わります>PowerShot

続いて、Prince de Baoの上級版です。

ワイン名:Prince de Bao Organic
原産国 :スペイン
生産年度:表記なし
生産者名:Cherubino Volsangiacomo SA
容量  :750ml
度数  :14%
ぶどう種:テンプラニーリョ、ボバル
タイプ :ミディアムボディ(フルボディ寄り)
輸入会社:CGCジャパン
価格  :568円(+税)

ラベルとボトルの形状が変わりますね。同じく三徳で購入いたしました。はっきりいって、二つのPrince de Baoが並べられていても、よーく見ないと同系列のものとは思わないのではないでしょうか。

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<表ラベル>PowerShot

どちらも同じワイナリーで作られていますが、中身の違いとなると、ぶどうがスペイン固有種のみになることと、度数が2つ上がることでしょうか。

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<裏ラベル>PowerShot

テンプラニーリョという品種ですが、スペインでは古くから使われてきたもののようです。古くはフェニキア人が持ち込んだものだともいわれています。一方のボバルもスペインの品種ですが、ワインの熟成に使われるようになったのは近年からだそうです。

スペインでもカベルネソーヴィニョン、メルロー、シャルドネなどが栽培されていたようですが、他国で作られているワインとあまり変わらなくなるため、スペインの独自性を打ち出すためにボバルを使いだしたようです。

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<オーガニック印>PowerShot

ここにスペイン王子(?)が登場ですか。オーガニック=有機栽培ということで、その分当然価格は上乗せされてますね。

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<注いでみると>PowerShot

ネットの評判はなかなかです。カベルネソーヴィニョンを排除し、わずかにフルーティさも出てくるような味わいですかね。

単純に普通のPrince de Baoと比較すると、刺々しさがなくなるというか、味は複雑さを増します。200円弱でこの味わいを実現するのであれば、オーガニック版を購入するほうがいいでしょうね。

ちなみに、こちらは赤オンリーです。CGC、やるときはやるんですね。

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2020年8月16日 (日)

チリの小鹿というワイン

1000円以下のお手軽ワインVol.7

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<黒いボトル>PowerShot

このシリーズもかなり定期的になってきました。これも、コロナ禍における活動ではありますが、5月末からデータを取るようにしてますので、ストックはだいぶあります。

比較的制限された現在の世の中ですので、この企画は当面続くと思ってください。音楽ネタもそうでございます。

さて、こちらはやはり三和で購入しました。とはいえ、メルシャンの製品ですから、まあどこにでもあるかと思います。

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<表ラベル>PowerShot

ワイン名:pudú(Cabernet Sauvignon & Shiraz)
原産国 :チリ
生産年度:表記なし
生産者名:Vina Concha y Toro
容量  :750ml
度数  :12%
ぶどう種:カベルネソーヴィニョン51%、シラーズ49%
タイプ :ミディアムボディ
輸入会社:メルシャン
価格  :468円(+税)

プードゥ (プーズー)というのは、チリのチロエ島に生息する体長70cmほどの小さな鹿だそうです。ボトルのイラストがそうですね。でも、いわれてみないとよくわからないかも。

Concha y Toro社はチリにボルドーのぶどうを持ち込み、成功したチリNo.1のワイナリーだそうです。メルシャンではコンチャ・イ・トロのワインをかなり輸入してます。小文字の「y」は「and」のスペイン語ですね。

メルシャンにしてはぶどうの種類と配合具合まで表記しています。やればできるというか、コンチャ・イ・トロの姿勢が真面目なんでしょうか。カベルネソーヴィニョンもシラーズ(シラー、ここでは会社表記に倣いますというかフランス語では「シラー」、その他の言語では「シラーズ」表記となるようです。)もフランスのぶどうですね。

現在、チリのワインはかなり輸入されているので、メルシャンに限らずよく登場します。南半球の地中海性気候なんでしょうね。

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<裏ラベル>PowerShot

メルシャンのサイトによると、ラズベリー、バニラ、ナッツ、スパイスの香りがあるとのことです。味わいはやや辛口の渋みありですので、ちょっと癖はあると思いますが、割といいのではないでしょうか。

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<注いだ状態>PowerShot

比較的濃いめですかね。フランスのぶどうを使っていますが、そこにチリの土壌が加わるのか、フランスのワインほど強い癖は残っていません。むしろ、マイルドになった感じです。

ワタクシ的にはまだ調査が続きますので、当分購入予定はありませんが、価格も相まってまた買ってみようかと思う内容でした。

ちなみに、このプードゥ、他に赤が1種、白が2種出ています。いずれもぶどうのブレンドを変えていますが、わかりやすくするためでしょうか、ボトル形状を変えてます。こちらのカベルネソーヴィニョンとシラーズのブレンドのものは、注ぎ口のすぐ下側でボトルが膨らみ、そのままの太さでボトルの底まで続く形状です。他のものはなで肩の曲線が続き、ボトルの途中から一定の太さになり底まで続くタイプです。

もう1種類の赤はメルローとカルメネールのブレンドですね。価格も同じですし、ワインを豊富に取り扱うスーパーではどちらも置いてありますね。たぶん、いつか購入しようとは考えてますが。

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2020年8月10日 (月)

メコンのほとりで

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<ビアガーデン>MZ-3/FA35mm

ルアンパバーンからビエンチャンに到着した翌日。昼間は観光。結構歩き回りました。初めてや久しぶりの訪問であると、ほぼ全力で観光してました。

今はだいぶ時間もたっていて、たとえ初めてのところでもできるだけのんびりします。観光する分、その街の風景や人物の写真を撮るほうを優先します。

昼間歩き回って、メコンのほとりにやってきました。いったんホテルに戻りましたが、時計を見ると夕陽の時間です。身体に鞭打って河岸に向かいます。幸い、川に近いところです。

ビエンチャンはラオスでは比較的観光資源のあるところですが、もう実質最終日だし、メコンの夕陽を眺めておくのもよかろうと。それに、事前の情報でこのメコンの夕陽を見ることのできる河岸には、ビアラオを飲ませてくれるビアガーデン風のところがあるということもつかんでいました。これは行くしかないでしょ。

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<ビアラオ>IXY DIGITAL500

大瓶を頼みました。当時の価格で8000キープ。氷は入りません。当時は氷を入れなくとも、東南アジアのナンバーワンビールと確信してました。

当時のラオスは首都ビエンチャンといえども、コンビニはなかったと思います。つまりは氷は貴重品です。新鮮な魚はその日川で捕ってきたものでした。海産物など皆無に等しかったです。なので、ラオス人も氷をビールに入れて飲むということはしなかったと思います。

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<夕陽待ち>MZ-3/FA50mm

周囲に観光客はまるでいません。99%ラオス人です。みんな夕陽を待っています。ひとりの人物がスマホを夕陽に向けているように見えますが、この時スマホは当然ありません。せいぜいガラケーを夕陽に向けている程度でしょうか。

なお、ガラケーもタラートサオにショップがあり、非常に驚いたのを記憶してます。でも、普及してなかったです。

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<夕陽>MZ-3/FA50mm

川の向こう側はタイです。ノンカイではなく、シーチェンマイという小都市です。

この日の夕陽は期待通りでした。満足です。美味いビールも飲めたし。ではそろそろ、夕食に行きましょうか。

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<エアロビクス>IXY DIGITAL500

河岸の広場でエアロビクスをやってました。すでに暗い時間でしたが、当時のデジカメの性能はこの程度です。ストロボも発光させましたが。

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<カエル料理>IXY DIGITAL500

宿の近くにあった、「ナーンカンバン」というラオス料理の店です。

こちら、カエルの皮の唐揚げです。肉はほとんどついてません。ですが、ビールのつまみにぴったりです。でも、先ほどたっぷり飲んでしまったんですよね。

Tl0785

<野菜炒め>IXY DIGITAL500

こちらは純粋におかずです。肉の入らない野菜だけの炒め物です。タイよりも量は多いですね。ラオスでは麺ひとつ食べるだけでも、大量の野菜とハーブが付いてきます。

Tl0784

<カオニャオ>IXY DIGITAL500

今でも、ティップカオという竹で編んだ容器に入れて出てくるんですかね。タイだと決まってラップかビニールの中に入ってますよね。

今なら、このモチ米とおかず1品だけで十分な量です。

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<ミネラルウォーター>IXY DIGITAL500

もう、ビアラオは入らなかったです。総額、38000キープ。10USD渡して、65000キープのお釣りが来ました。

桁が多い通貨ですが、当時は円やドルに対して安値を付けていました。今は1USDでも10000キープ行かないもんな。

理想としてはメコンの河岸にテラス式のレストランがあればいいんですが。でも、雨季には水没する可能性はありますね。先ほどのビアガーデン風のところでも、何か食べることはできたと思います。

でも、伝える言葉を持たないし、メニューも読めません。それに、吹きさらしの照明もないところなので、夕食となるとかなり絶望的な気分になりますよね。今はどうなんでしょうね。

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2020年8月 8日 (土)

おフランスの男爵

1000円以下のお手軽ワインVol.6

スーパーを変えると、売っている内容もかなり変わりますね。それは、ワインも同じです。わが地元は「三和」が創業したところです。市内にはかなりの数の三和が点在してます。

ですが、少しばかり購入する店を変えてみました。Belc(ベルク)というスーパーに行ってみました。まだ紹介してませんが、自宅直近の「三徳」の安いワインはほぼ購入してしまったからです。

ベルクのワインコーナーは、国別に棚が分かれています。やはり、ショバを変えると、モノも違いますね。ということで、1本購入してまいりました。

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<おフランスワイン>PowerShot

ワイン名:RICHEBARON Sélection Rouge
原産国 :フランス
生産者名:Vignerons Ardéchois(UVICA)
容量  :750ml
度数  :12%
ぶどう種:グルナッシュ、シラー、メルロー、カベルネソーヴィニョン
タイプ :ミディアムボディ
輸入会社:ネスコジャパン
価格  :598円(+税)

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<表ラベル>PowerShot

ラテン語系の言葉は子音にアクセント符号が付くので、めんどくさいですね。日本語キーボードでは出ない文字はwikiの「ラテン文字表」から引っ張ってきました。

今後ベトナムワインに出くわした時にはどうしましょうかね。幸い、いまだ近所では売ってませんが。

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<裏ラベル>PowerShot

このワインは各種ブドウを混合してますが、すべてフランス原産のぶどうを使っています。一番に登場する「グルナッシュ」ですが、もともとはスペインのアラゴン州からピレネーを超えてラングドック・ルシヨン地方に定着したものだそうです。

シラーはローヌ地方が原産。メルローとカベルネソーヴィニョンはボルドー原産です。

生産地がアルデシュ地方となっていますが、グルナッシュとシラーが地元のもので、あとはボルドーの助けを借りているといったところでしょうか。

ともかく、このように細かいところまで表記してくれることは、ネスコジャパンという輸入会社はかなり真面目で信用できそうです。

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<注いでみると>PowerShot

飲んでみますと、苦み・酸味が控えめです。非常に飲みやすいです。

さすがはフランスの男爵だけあって、安くても上品な感じですね。これまで、カルロロッシをかなり評価していましたが、それ以上かもしれません。ただし、フルーティさは欠けます。

ワタクシ的には積極的にお勧めしたいです。とはいえ、コスパ的なことを加味しますと、同等になるかな。フランスワインが好きな方にはいいでしょうね。

このワイン、同じブランドでさらに上級なものもあるようです。そちらは1000円超えますので、ここでは登場しないと思いますが。

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2020年7月31日 (金)

オーケー専用ワイン

1000円以下のお手軽ワインVol.5

オーケーというスーパーをご存じでしょうか。「高品質・Every Day Low Price」がキャッチフレーズです。

今回スクムビットさんのアドバイスに従い、近くのオーケーまで行ってみました。店舗は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県だけにあります。うちの近くには4店舗ほど見つかりましたが、最も近い店に行ってみました。東京郊外ともなりますと、大型駐車場のあるスーパーが当たり前になります。なんと隣はFood Oneという三和が展開しているスーパーがあり、競合状態かと思われます。

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<オーケー専用ワイン>PowerShot

オーケーのホームページによれば「都内一流ホテルのハウスワインと同じものを創ってください」(原文通り)とメルシャンにお願いしたものだとか。

スクムビットさんの情報をもとに、ページも調べて実際売り場で選ぼうとしたのですが、一瞬メルシャンのプレミアムを手に取ってレジに向かいかけたところ、店内放送が流れ、この専用ワインの価格まで把握できたので、違うと思い、選びなおしました。

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<表ラベル>PowerShot

ワイン名:Vin de Qualite Le Cellier de La Deli Boutique(赤)
原産国 :日本
生産年度:表記なし
生産者名:メルシャン
容量  :750ml
度数  :11%
ぶどう種:表記なし、輸入ワイン+輸入ぶどう果汁
タイプ :表記なし
販売会社:オーケーコーポレーション
価格  :369円(+税)

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<裏ラベル>PowerShot

メルシャンの製品とはいえ、このオーケーというスーパーに行かないと買えません。このデリブティックですが、白とロゼもあります。

ラベルも専用です。そしてメルシャンの製品はペットボトルの720mlが主流なんですが、きちんとガラス瓶を使っています。

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<コルク栓>PowerShot

そして、369円にしては本物のコルクで栓をしています。比較的コストをかけているワインですが、120余りの店舗で販売してますから問題はないんでしょう。

ちなみにヨーロッパのワイン生産国では小規模なワイナリーが自家生産しているところでもガラス瓶とコルク栓が当たり前ですし、小売店でほんのちょっとしか置いていないような生産量でも独自のラベルを貼ってます。なんとなく、このワインにかける本気度が見え隠れします。

Wine0124

<注いでみると>PowerShot

色は濃い目です。

飲んでみると、渋み、苦みはまったくありません。飲みやすいとはいえます。ただ、フルーティさはありません。名前がフランス語表記であることから、フランス系のワインを目指しているのでしょうか。

ただ、オーケーの社長がいうほど、美味しいのかというと、期待外れといってよさそうです。深みもありませんね。

ま、1000円以下、しかも400円しないワインです。アルコール分11%と、これまで最も低い度数です。それはあまり関係ないのかもしれませんが、ワタクシには合いませんでした。

ただ、オーケーにはメルシャンのスペイン産のブランドも置いてあるようで、こちらはメルシャンのホームページでも見つけられませんでした。少なくとも、デリブティックよりは期待ができるかと。

つうことで、またオーケーには行ってみなくては。

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