かすてら音楽夜話Vol.69
毎日コロナ騒ぎで気の滅入る毎日です。ま、そんなわけでほぼ外出せず、パソコンでネットをさまよったり、YouTubeを見たり。あるいはテレビですか。
金曜日に録画をしていた「ミュージックステーション3時間スペシャル」をざっと見ました。なんでかというと、エレカシの宮本浩次が出演するからですね。彼はこの番組でソロ曲と松田聖子の「赤いスイートピー」を歌いました。もともと、声域の広い持ち主なんですが、NHKの「Covers」での「喝采」と同じようにオリジナルのキイで歌いましたよ。
ミュージックステーションでは松田聖子本人は出ませんでしたが、JUJUも「Sweet Memories」を歌いましたし、ミュージシャンの選ぶ松田聖子ベスト10みたいなのをやってました。
1980年4月1日デビューなので、もう40年ということになりますね。YouTubeで探してみましたら、デビュー直後のテレビ初出演(夜のヒットスタジオ)というものがありました。ご覧ください。
デビュー曲の「裸足の季節」でした。なんか容姿(美容整形前)からしてそこらの高校生なんですが、歌唱力は抜群ですね。しかも、テレビ初出演でこの堂々とした歌いっぷりです。
「裸足の季節」は資生堂の洗顔フォームのタイアップなんですね。最初は松田聖子自身もこのCMのためのオーディションを受けたとのことですが、そちらは不合格でした。その代わり、この曲を歌うことになったそうです。
夜のヒットスタジオ
↑上のリンクは同じものですが、スタジオでのトークも入っています。司会の井上順がいってますが、松田聖子は「ポスト山口百恵」とすでに目されていました。ただ、洗顔フォームのCMには本人が出演しておらず、テレビでの露出もまだだったため、「あれは誰?」みたいになっていたそうです。所属先のサンミュージックもあまりビジュアルには期待してなかったようで、歌唱力で勝負みたいなところがあったようです。
ま、その後の活躍はここで述べる必要もございません。なんといっても影響大だったのが、当時の10~20代女性がこぞって松田聖子のヘアスタイルを真似たことにあります。
さらにすごいのは「赤いスイートピー」という曲がありますが、当時は本物のスイートピーには赤い品種がなく、その後の品種改良で赤いものが作られたとのことです。
デビュー曲の「裸足の季節」とセカンドシングル「青い珊瑚礁」、サードシングル「風は秋色」は作詞・三浦徳子(みうらよしこ)、作曲・小田裕一郎のコンビで、「風は秋色」でついにオリコンシングル週刊チャートで1位を獲得します。でも、このあたりは従来の歌謡曲っぽいテイストが漂っていますね。
4枚目のシングル「チェリーブラッサム」から作曲が財津和夫になり、6枚目のシングル「白いパラソル」から作詞も松本隆が担当するようになります。その後は、松本隆の作詞固定で、作曲陣には大瀧詠一、ユーミン(呉田軽穂)、佐野元春(Holand Rose)、細野晴臣などなどそうそうたる面子がかわるがわる担当することになります。これが当たったと思いますね。
なんだかんだと騒がれながらもアイドル一筋40年というのはすごくありませんか。ま、嵐とかKinKi Kidsみたいにアイドル20年以上という男性もいますが、どうしても男は無理がありますよね。海外アーティストと違い、日本人はそれほど風貌が激変しないというのも大きいですね。
キャリア40年以上というと、松任谷由実と竹内まりやがいますが、彼女たちもほとんど風貌が変化しない。化け物だわ。ユーミンやまりやさんもここで取り上げてみたいんですが、YouTubeに上がんないんですよね(松任谷由実公式チャンネルは一応ありますが、ミュージックビデオが短めです)。

<コモリン岬>K-7/DA16-50mm
☆お知らせ☆
私事ですが、ついに自由を勝ち取ることができました。つまりは、勤め人生活にピリオドを打ったということです。ちなみに定年退職ではございません。ちなみに、松田聖子と歳が近いもので、この記事を書いたようなものです。
ああ、これで晴れて航空券の安い時期に思いっきり行きたいところに行く…はずだったんですが、コロナウイルスの影響でめどは立ちません。当分様子見ですね。
今はコロナの影響もあってほぼ隠居状態ですけど、安全な距離を保ってのオフ会大歓迎ですので、ヤムの会もよろしくです。
次回から通常更新です。
<2020/04/06追記>
記事に少し加筆訂正などいたしました。
ワタクシ自身の今後の生活等、ここではさらしませんのであしからずです。込み入った件はfacebookで。
また、松田聖子関連のコメントも、首を長~くしてお待ちしてます。そっちのほうが嬉しかったりして。
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