カテゴリー「People」の521件の記事

2023年6月11日 (日)

台糖橋頭線の五分車

台湾の鉄道遺構<3>

2023年5月11日

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<Olympus OM-D E-M10/ED14-42mm>

旧高雄港駅からLRTとMRTを乗り継いで、こちらにやってきました。わざわざ、LRTに乗ったのは興味があったからです。LRTについては後日記事にいたします。

降り立ったのはMRT紅線(Red Line)の橋頭糖廠駅です。駅番号でいうとR22Aとなっていて、終点の南岡山駅の2つ手前です。末尾にAが付いているので、紅線が開通後しばらくしてから新たにできた駅なのかもしれません。

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<OMD10>

こちら、橋頭糖廠駅の端にある五分車<*1>のホームです。ここから、土日と祝日には五分車之旅という名称で、1.5kmほど先の農場まで往復運行されるとのことです。ですが、この日は平日。もっと慎重に計画すればよかったかな。

冒頭の画像でわかると思いますが、こちら、台湾糖業<*2>のサトウキビ列車を観光用に運行させているのですね。

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<OMD10>

ですが、こんな注意書きも。この警告文はあちこちにありました。確かに、高雄中心部に比べると極端に人が少ないです。注意しながら回ることにしましょうか。

この観光列車以外にも、鉄道に関するものがあるところです。

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<OMD10>

駅からほどなく台湾糖業博物館に到着しました。ありがたいことにここも無料。

時間があれば、砂糖に関する展示物などもじっくりと見たのですが、目的は先ほどの五分車です。

構内を突っ切っていきます。

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<OMD10>

これはレールの跡ですね。

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<OMD10>

かつてサトウキビの運搬に使われた機関車群です。

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<OMD10>

ちゃんと車両用の倉庫も残してあります。そりゃそうですよね。曲がりなりにも、列車を運行させているのですから。

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<OMD10>

こちらが、観光用の五分車だと思われます。

機関車の後ろに数量の無蓋車両がつながれています。こちらに、観光客を乗せるのでしょう。

Tro0287

<OMD10>

足で軌間を計ってみました。26.5cmくらいの靴を履いてますので、靴3足分くらいです。歩幅の広い人ならば1歩でまたぎ越せる線路幅ですね。

残念ながら、営業日には訪れることができませんでしたが、動く可能性のある車両を見学できて、目的は達成され満足です。次回は日程を合わせて訪問しましょう。

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<PowerShot>

この構内の片隅に食堂があって、こちらを昼食としました。

排骨<*3>麺線です。こちらは、器は陶器でしたが、やはり箸とレンゲは使い捨てですね。

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<PowerShot>

台湾人はスペアリブが大好きですね。麺線<*4>にはぶつ切り状の煮込んだスペアリブがゴロゴロ入っていました。

カレンダーを利用した箱状のものはここの主人が骨を入れろと、出してくれました。

「我是日本人」と告げてあるのですが、それでも台湾語で話しかけてきます。

Trc0269

<PowerShot>

扇風機をこちらに向けてくれるし、やはり台湾の人はホスピタリティがありますね。

さて、荷物を受け取りに戻らなくては…。

注釈

<*1>軌間が標準軌(1435mm)の半分ということで、台湾で使われている言葉。こちらの台糖橋頭線の実際の軌間は762mmになります。

<*2>台湾糖業公司。サトウキビの運搬がトラックに切り替わる以前は鉄道で運搬を行っていて、一部では旅客も扱っていた。現在では観光用を除き旅客営業する路線はありません。

<*3>豚のあばら部分の肉で、台湾では非常に好まれ、駅弁の定番でもあります。

<*4>おそらく台湾で最も細い麺を使った料理。多くはとろみをつけてスープ麺にするものの、スープなしの炒めたものなどもあります。

台湾のナニコレ

Trc0156

<PowerShot>

蒋介石の時代にはずっと戒厳令が出ていたといわれる台湾です。

もしもの時の避難場所表示。もっとも、撮影場所は台北車站のすぐ北側なので、地下街が恐ろしく発達しています。避難場所には困らないような。

でも、地方都市でもこういうのたまにあるんですよね。

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2023年4月22日 (土)

首里城の現状

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沖縄・那覇の実質1日目は首里を訪れました。

沖縄は初めてですので、ハンディサイズのガイドブックを持参いたしました。比較的新しい本でしたが、ネット全盛でもあり、ガイドブック自体が売れない状況ですので、情報としては3年前で止まっています。

ご存じの通り、首里城は2019年10月に大部分が焼失しました。ガイドブックによると有料の部分への立ち入りは制限されているというものでした。とはいえ、このように守礼門などは残っているため、出かけてみました。

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途中にガイドの人がいて、公開されているようなことをいっていたので、上ってきました。この広福門を抜けるとチケット売り場となります。大人料金は400円でした。

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この奉神門は無事だったようです。ここで、チケットチェックがあります。

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奉神門を抜けると、ちょうど消失部分になり、そこは大きな覆いがかけられています。見た目は大きな体育館という感じで、正殿、北殿、南殿のすべてとなります。

Okp0043

中からは重機の音もきこえてきます。また、再建部分の一部がガラス張りの箇所を通して垣間見ることができます。

このように、焼け落ちた各部分も展示中でしたが、工事とともにこれらも修復されるであろうと思われます。

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東のアザナよりの眺め。工事個所はやはり目立ちますね。こちら、首里城の最も高い場所で、物見台の役割をしていたそうです。

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ところどころにガイドの人がいました。

お願いして撮らしてもらいました。なかなか気前がいいんですが、マスク姿が残念です。

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ついでにもう一人。こちらはフェイスシールドですか。

首里城のガイド、つまりは雇われた人ですし、観光地なのでいつクレームが来るかわからないですからね。ちなみに、沖縄の一般ピーポーですが、マスク着用率は60%~70%くらいでしょうかね。公共交通機関の職員やお店の人はほぼ着用です。

沖縄は米軍基地からのものと思われるコロナウイルスの感染爆発がありましたので、慎重になっている人もいるみたいですね。でも、うちの近くよりはマスクを外している人が多いと感じましたよ。

そんなもんですが、那覇ではマスクを外した人を奇異な目で見る、「マスク警察」みたいな人はいないなと思いました。そういう意味では開けた土地柄だと感じました。

首里城関連は長くなりますので、続編ありです。

☆今回の写真データはすべてPENTAX KP/DA15mm limitedです。

首里城公園

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2022年12月22日 (木)

登山電車とブラボーな人

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<箱根登山鉄道107号車>PowerShot

静態保存の107号車にも、入ってみます。

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<車内>PowerShot

こちら、テーブルがある以外はほとんど現役のままです。

モケット張りのロングシート。つり革。窓は昔ながらの上下二段式ですね。古い車両ですが、エアコンが設置されてました。

テーブルがあるのはここで飲食可能ということです。カフェ107から買ってきたものを、ここで味わえます。

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<駅名表示>PowerShot

小田原から強羅までの駅名表示です。

箱根登山鉄道は小田原から強羅までの15.0kmが営業路線です。とはいえ、現在は小田原ー箱根湯本間は小田急線の電車だけが運行しています。

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<風祭駅付近>PENTAX KP/DA18-50mm

それはなぜかというと、小田急と箱根登山鉄道の軌間が異なるためです。

小田急がJR在来線と同じ1067mm(狭軌)。箱根登山鉄道が新幹線と同じ1435mm(標準軌、欧米での大半がこちら)です。

当初は小田原ー箱根湯本間は1本のレールを小田急と箱根登山鉄道が共用し、外側のレールの内側に小田急用のレールを設けるという、「三条軌道」という世界的にも珍しい方式で、運行されていました。

ですが、利用客の増加に伴い、輸送力の少ない箱根登山鉄道の電車に代り、小田急の電車だけを小田原ー箱根湯本間に走らせることとなり、三条軌道は順次撤廃されました。箱根登山鉄道の車庫が箱根湯本のひとつ手前の入生田にあり、三条軌道は入生田ー箱根湯本間のみに残っています。しかし、登山電車はすべて箱根湯本からの発着となりました。

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<つり革>PowerShot

ちなみに、小田原ー箱根湯本間をすべて小田急の車両が走るようになったのは2006年からとのことです。

そんなに昔のことではないのですね。

わたしゃ、小田急沿線住民ですが、ロマンスカーで箱根湯本を訪れたことはあります。でも、箱根登山鉄道の車両には乗ったことがないんですね。

この動かない107号車には実際に使われていた車内アナウンスが流れております。それによると、3回のスイッチバックがあり、なかなかに面白そうな路線ですね。とはいえ、やはり人気路線でめちゃくちゃ混雑するらしいですが。

 

つうことで、動画を作ってみました。車内で動画モードにしていたら、いきなりバッテリーが赤マークが出てしまって焦ったっす。

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<ブラボー>KP/DA18-50mm

では、最後はあの方に締めてもらいましょう。

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<ブラボー氏の歴代ユニフォーム>PowerShot

手前が2022FIFAワールドカップでも使用された折り鶴の代表ユニ。青い縦縞がインテルミラノ。オレンジと赤がガラタサライ。切れているけどその隣がマルセイユですかね。他にチェゼーナとFC東京のものもありました。

さて、インスタグラムでかまぼこピンチョスの画像を投稿したら、鈴廣から連絡があって、その画像が掲載されることになりました。

こちら→かまぼこのある暮らし

写真を使わせてください、というのも随分と久しぶり。

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2021年2月 6日 (土)

世界の人々Vol.2<タイ>

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<売り子>OMD10/ED40-150mm

前回の続きということで。

こちら、バンコクのチャオプラヤー川に面した商業施設、ICON SIAM(アイコンサヤーム)です。

タイはいうまでもなく、世界のどの地域についても特別な事情・条件がない限り渡航できません。それはわかった上でだらだら語りますので、ご了承ください。

ICON SIAMは1階に人工的な水路を作り、昔のタイの水上マーケットのような雰囲気を作り出しています。それが、ここの売りでもあるんです。演出ではあるんですが、水路に浮かべた船で調理したものを販売しています。客も木製の小さな椅子に座って食していたりします。

有名な水上マーケットや市場ではなく、ごく普通のタイ人が訪れるようなところでいいから、行ってみたいですね。そして、買い食いをして、人々の写真を撮ってみたいです。

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<チュラ大生>KP/DA18-50mm

学食飯が食べたくて、チュラロンコン大学に行ったところ、こんな学生たちに遭遇しました。まったくの偶然。

おそらくは卒業アルバムの撮影だったのではないかと推測します。終始、専属カメラマンがいまして、わたしゃ10分くらい後追いをしていただけですが。

そんな奴がキャンパスをうろついていたとしたら、日本では間違いなく通報ものですけど、タイ人は鷹揚ですよね。

そんなタイにやっぱり行きたいなあ。

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<トゥクトゥクドライバー>KP/DA18-50mm

バンコクではほぼ乗ることはありませんが、観光に依存しないような地方都市ではなくてはならない足です。

バンコクではまずトゥクトゥクは値段を吹っかけてくるでしょう。でも、観光と無縁の地方都市ではそれはほぼないかと。自分で高いなと思ったら少しだけ安い値段を口に出してみると、応じてくれます。

やっぱりタイ人は基本的に性善説である人が多いと思いますし、人当たりが優しいと思ってます。

しかし。

コロナ後の世界。観光業もだいぶダメージを受けているだろうし、人々の意識も変わっている可能性があります。

激安だったホテルもどんな値段をつけるかわからないし、外国人からは多めの値段を取って当たり前…みたいな風潮になっていないことを望みますね。

杞憂であることを信じてますが。

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2021年1月25日 (月)

世界の人たちVol.1

さーて、今日は何をアップしようか。ストックしている画像を見てみますと、膨大な数の人物写真がありました。

記事の都合で使わなくなったものだったりしますが。それらを、ランダムに出していこうかなと思います。

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<トルコアイス売り>KP/DA21mm

クアラルンプール、ブキッビンタンにはキオスク風のブースが並びます。確かユニクロも入るファーレンハイト88(だったかな)あたり。キオスクといってもカフェになっていたり、水パイプカフェもあったりと規模も大きく、そこらのショボいものではございません。

その中に伸び~るトルコアイス(ドンドルマ)の店がありました。トルコに行くと、とっても濃い風貌のおっさんがアイスを作っていたりするのですが。ここでは兄ちゃんですね。でも、トルコ人でしょう。

こんなパフォーマンスで楽しませていたりします。

 

ドンドルマの店や屋台は台湾各地の夜市やシェムリアップの市場近くでも見かけましたね。日本ではあるのかどうか。

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<コーヒー販売店にて>K-7/DA50-200mm

ベンタイン市場の周りにある小売店です。

これはワタクシが購入したコーヒーを豆から粉にグラインドしたのち、袋に詰めているところですかね。ベトナム2回行きましたが、コーヒーはここでと決めてます。それは、あの特徴のある金属製フィルターをつけてくれるからです。

ま、どこの店でも多めに買えばフィルターくらいつけてくれると思いますけど。そのあたりは心意気で。

現在もうちにはこのフィルターがあるんですが、ベトナムの焙煎時にバターなどを使うコーヒーじゃないと、あの味が出ないんですね。練乳は手に入るんですけどね。

ベトナムコーヒーを飲みに行きたいな。それに、またベトナムコーヒーを買って帰りたい。ちなみに、大量のベトナムコーヒーを持参していると、すごく匂いが漂いますよ。

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<リキシャワーラー>K-7/DA21mm

ブッダガヤのリキシャのたまり場です。

インドってカメラを向けるだけでも強い視線が返ってくるんですね。声をかけて撮るとまた違うんだろうけど。

インドやタイなど、カメラや写真に寛容なところに行くと、いい写真を撮ったような気分になります。

これ、不定期でたまにアップしますね。

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2020年6月 5日 (金)

ゆで卵寺院

2020年1月2日(木)

再び年末年始のレポです。

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<黄色いソンテオ>OMD10/ED14-42mm

バーンマイ百年市場からソンテオでチャチューンサオのバスターミナルへ出ました。息をつくいとまもなくワット・ソートーンへ行きます。この黄色いソンテオですか。料金やはり8バーツです。

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<ワット・ソートーン>OMD10/ED14-42mm

到着しました。15分程度でしょうか。かなり大きな寺院です。そして、参拝客がかなりいます。あるネット情報によれば、タイではワット・プラケーオに次ぐ参拝者の多い寺院だといいますが、ホンマかいな?

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<ウサギの像>OMD/ED14-42mm

同じくチャチューンサオのピンクのガネーシャではウサギの耳に願い事を囁くことがトレンドなんですが、ここではそうでもないようです。

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<本堂内>OMD10/ED14-42mm

建物に入ると円形の台座に仏像がのっています。その前では僧侶が一心にお経を唱えています。さらに、その外側では信者の皆さんも祈ってます。

これがよくわからんです。

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<信者>OMD10/ED14-42mm

この方はご高齢なので、椅子に座って祈ってましたが。ほとんどの信者は床にぺたりと座り込んで(あのタイ独特の座り方)祈っておりました。

その後、別の建物に移動します。

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<卵ケース>OMD10/ED14-42mm

この寺院は卵を持参して祈るといいことがあるのだそうです。バンコクアパート住まい(当時)のkimcafeさんは卵を持ち帰り、食卓に加えたかったようです。

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<ゆで卵でした>OMD10/ED14-42mm

でも、生卵ではなく、茹でたものでした。かなりの卵が持ち込まれますが、そのうちの何割かは割れてしまうでしょう。それが生卵であったら、かなり悲惨なことになりますね。ゆで卵でよかった。

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<おみくじ>OMD10/ED40-150mm

これ、中華式のおみくじっぽいですが、手順が変わっているようです。

 

こんな感じで占うようです。木簡のようなものに「大吉」みたいなものが記してあるのでしょうか。紙のおみくじをその後引きに行くという場所もないようでした。

今日のコンタイ

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<金箔貼り>OMD10/ED40-150mm

このゆで卵とおみくじのスペースでは多数の仏像もあり、金箔でタンブンする人たちも多いです。でも、なぜか犬とも虎とも取れそうな像があって、これにも金箔を貼ります。

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2020年5月24日 (日)

バーンマイ百年市場まで

2020年1月2日(木)

にわかに音楽ブログみたいになってきましたが、年末年始のレポもあります。別に引き延ばしているわけではありませんので。

この日もkimcafeさんと相談し、バーンマイ百年市場に行くことにしました。これが最後のオフになります。

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<フアラムポーン駅>OMD10/ED14-42mm

kimcafeさんが借りていたアパートはSRT東本線のクロンタン駅にごく近いです。バーンマイ百年市場のあるチャチューンサオまではエカマイからソンテオもあるのですが、シーロムに泊まっているのでMRTでフアラムポーンに出るのが便利です。

チャチューンサオ行きの10:10の列車がありますので、余裕ですね。kimcafeさんとは車内で待ち合わせですよ。

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<367列車>OMD10/ED14-42mm

この列車ですね。以前バーンマイに行った時も列車で行きました。この時は別の予定をしていたんですが、急遽変更しましてバーンマイに行くことにしたんです。たまたま、フアラムポーン付近にいたので列車を利用しました。その時の列車はディーゼルの編成でした(アランヤプラテート行き)。今回はチャチューンサオ止まりのオール客車の編成です。しかも、結構長いですよ。

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<あまり見ないツートーンの客車>OMD10/ED14-42mm

2019年の夏にハジャイからナコンシータマラートまで各駅で移動しましたが、その時乗ったのがこの色のツートーンの客車でした。

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<ロングシート>OMD10/ED14-42mm

中なこんな感じです。つり革もあるベンチシートの客車です。客車ですから、ドアは端にあるだけで車両の途中にはありません。その結果、超ロングシートとなりました。やっぱり快適性に劣るためでしょうか、乗客は今のところ少ないです。

チャチューンサオあたりまではバンコクまで通勤・通学圏になりますかね。つり革がある超ロングシートでも問題ないでしょう。でも、地方路線では勘弁してよですね。

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<クロスシート客車>OMD10/ED14-42mm

やっぱりこっちですよね。こちらの車両のほうがそこそこ乗客が乗っています。はじめのうちはボックスを独占でしたが、発車間際に向かいにふたり座りました。

ちなみに、チャチューンサオまでは13バーツという運賃です。チケットを買った窓口の前に並んでいたおばさんは、IDカードを見せ、現金を渡さずにチケットを受け取っていました。無料列車はなくなったときいていますので、老人割引でしょうか。

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<ほぼ人の家の庭>PowerShot

これ、フアラムポーン(クルンテープ駅、またはバンコク中央駅)からすぐのパヤタイ駅です。あるいはそのひとつ隣のマッカサン駅だったかな。

ここからはエアポートリンクの高架下を走ります。

この辺りは単線なんですが、徐々に整備されてきて複線区間が現れ、路床などもコンクリート製の枕木になったりします。これは東本線が貨物輸送に使われているためです。特に、シラチャの先にあるレムチャバン港はタイの重要な国際貿易港ですので、力を入れるのは当然です。でも、バンコクに最も近い辺りは荒廃してます。

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<検札>OMD10/ED14-42mm

クロンタンでkimcafeさんが合流です。乗車位置はfacebookのmessengerというアプリで連絡しました。ここまで30分程度です。

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<チャチューンサオ駅>OMD10/ED14-42mm

ここ止まりなのでわかりやすいですね。所要時間は1.5時間程度です。

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<ソンテオ>OMD10/ED14-42mm

駅前の通りにやってくる白にイエローのラインの入ったソンテオに乗車します。なんと8バーツという安さです。バーンマイに行くかどうか一応訊ねたほうがいいかと。ちなみに、話しかけたのはワタクシです。

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<到着記念>PowerShot

つうことで、無事到着でしたが…。続きます。

今日のコンタイ

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<ボックスの客>OMD10/ED14-42mm

ミラーレスの得意分野。ファインダーを使わなくともこんなことが至近距離で可能です。よい子は真似しちゃいけません。

★この旅レポもあと数回で終わります。これからはどうしても「かすてら音楽夜話」が多くなるかと思いますが、過去の未発表レポとか、様々な企画は考えてますので、ネタ切れになることはなさそうです。
でも、早く旅に出られるようになってほしいですね。音楽話のリクエストも募集してますよ。

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2020年5月21日 (木)

チョンノンシーのレックシーフード

2020年1月1日(水)

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<エラワン廟>KP/DA18-50mm*画像は2017年のものです

バンコクに戻ってきました。滞在時間36時間ほどでございます。これは、短い時間のうちにオフ会をやるべきなんでしょうね。

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<レックシーフード>PowerShot

つうことで、またしてもkimcafeさんと待ち合わせです。旧暦で物事が進むタイですが、この日はカレンダー上では休日なので、店が閉まっている可能性もかなりあります。一応電話して確認し、やってきたのがここです。

チョンノンシーにあるレックシーフードです。滞在しているサラデーン・シーロム地区からBTSで1駅ですが、徒歩でやってきました。

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<店内>PowerShot

店は冷房のある部分とない部分に分かれています。非冷房のエリアの一番入り口に近いところに席を取りました。ドアのある向こう側がエアコンの効いたところです。トイレもそちらにあります。

ノンエアコンなんですが、それほど暑くはなかったです。この季節、夜はエアコンをつけなくても快適に眠ることができます。エアコンをつけっぱなしだと、寒くなってくるくらいです。これ、異常気象だとこの季節でもかなり暑くなる時があります。この年はごく普通だったということで。

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<乾杯>PowerShot

いいすね。何をいわなくともナムケーンを持ってきてくれます。こうしてやや薄めのビールを飲むのがタイのビールに合ってますよね。至福の時間です。

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<オースアン>PowerShot

もやしと牡蠣の炒め物です。というか、牡蠣にとろみをつけて炒め、ほとんどシャキシャキ状態のもやしの上にのせたものです。やっぱりシーフードなんだからこうしたものを食べたいですよね。美味いです。

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<牡蠣はこぶり>PowerShot

牡蠣は小さいですが、もやしと一緒に食べると最高ですね。ちなみに、よくいわれるのが「牡蠣はRの付かない月には食べてはいけない」というものがありますが、タイでは通年味わえる料理です。

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<カニ肉揚げ>PowerShot

カニ肉を詰めてボール状にして揚げたものですね。

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<アローイ>PowerShot

よく揚げてあります。これも美味いです。この料理は初めてですね。まあ、ひとりで来てなかなか注文できる料理じゃありませんね。

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<雷魚料理>PowerShot

でかいですね。雷魚を開きにして焼いたものです。シーフードが売りの店ですが、川魚です。タイではあまり海の魚は食べないような。せいぜいサバとプラトゥーくらいでしょうか。

これもよく焼けていて美味いです。

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<シーソーハイ>PowerShot

本当は別のものを頼んだはずなんですが、これが来ちゃいました。メニューの指差し部分を間違えられましたかね。

4つの材料を使った料理みたいです。魚の練り物がいくつか入って揚げたものみたいですね。ま、それなりに美味しかったのでよしとしましょう。

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<コームウヤーン>PowerShot

シーフードの店ですが、あったので頼んじゃいました。定番の美味さですね。

ふたりでビールも頼んで、600バーツくらいだったかな。やや高めでしたが、複数人いることでいろいろな料理が楽しめました。

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<その後>PowerShot

お決まりで、タニヤに。あー、この日以来カラオケ行ってないです。

最後のヤムの会でチャンスがあったんです。緊急事態宣言前でしたが、自粛いたしました。嗚呼、次はいつ?

今日のコンタイ

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<豆を炒る>OMD10/ED14-42mm

バーンマイ百年市場のおばさん。以前もここが休みの日に来てみたんですが、店は半分くらいやってました。でも、この日は見事にクローズ。生活必需品みたいなものは少しやってましたが。

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2020年5月18日 (月)

サイタイマイの食事あれこれ

2019年12月29日(日)、2020年1月1日(水)

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<サイドカータクシー>PowerShot

ノーブルナイトゲストハウスをチェックアウトしまして、メインストリートに出ると、荷車のようなものをバイクの横に付けたサイドカーが待機していました。カンチャナブリーにはこれが結構多いんですよね。大きな荷物も載せられるので便利です。

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<バンコク行きバス>PowerShot

運ちゃんは直接バス乗り場まで連れて行ってくれました。バスターミナルには入らず、交差点のすぐ近くにあるバス会社でした。このバスが110バーツです。

安いなと思いましたが、来た時のVIPミニバスとそう変わりませんね。本当はゲストハウス街から出るロットゥが便利かなと思ったんです。旅行会社を見て歩きましたが、以前利用したことのある旅行会社では扱っていませんでした。

戻りは、サイタイマイ(南バスターミナル)まで行かずに途中で降りてもよかったんですが、サイタイマイからフアラムポーンまで行く市バスがあるみたいなので、終点まで乗りました。あと、昼食時間にちょうどかかるというのもありました。

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<サイタイマイ>PowerShot

無事到着です。ほとんどの乗客は途中で降りてしまいました。そりゃそうですよね。バスはピンクラオあたりでUターンしてサイタイマイに到着しますから、時間の無駄というものです。

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<クイッティアオ・ルアの店>PowerShot

ロットゥ乗り場に面する店です。オープンな作りですが、屋根はあります。手前のメニューはタイ語オンリーでございます。なので、口頭注文。

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<コーラ>PowerShot

飲み物は水だけとはいかない雰囲気で、コーラにします。「コーク」じゃ通じないだろうから「コカコーラ」です。

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<バミーヘーン>PowerShot

豚肉入りのスープなしバミー、バミーヘーン・ムウです。

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<拡大>PowerShot

混ぜてない状態です。豚肉よりもルークチンの存在のほうが強いですね。砕いたピーナッツがかかっているのも珍しいです。

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<ハーブ>PowerShot

ミントの葉のみです。でも、別添えはバンコクではパヤタイの店で経験があるのみ。イサーン当たりでは当たり前ですが、こういうものがあるのはやっぱり嬉しいです。

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<スープ>PowerShot

すまし汁風じゃなく、まるでバミーナームのスープをそのまま凝縮したようなものが出ました。これを少し麺にかけてもよかったかもしれません。でも、かなり美味いほうです。

料金は67バーツでした。麺が50、コーラが17でしょうか。それとも、45+22かな。

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<別の店のバミー>PowerShot

カンチャナブリーに向かう時も食事してます。待ち時間が2時間以上ありましたので。

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<ルークチン各種>PowerShot

こちらは、もっと奥まったところにある店です。練り物がたくさん入ってます。白いルークチンとミートボール状のルークチン。魚と肉ですかね。それにはんぺんみたいなものも入ってます。

こちらは45バーツ。クイッティオルアの店のほうが美味しかったです。

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<セブンのピザパン>PowerShot

まだ時間があったので、こんなものも買っちゃいました。何もいわなくてもレンジでチンしてくれます。こちらは、15バーツ。

サイタイマイはチケット売り場が3階です。乗り場は1階。食堂やレストランは散らばっていて、導線がよくないです。もうちょっと使いやすいといいんですけど。

今日のコンタイ

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<焼きバナナ屋台>OMD10/ED14-42mm

スリウォン通りの屋台のおばさんです。電話をしつつバナナを焼きます。

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2020年5月11日 (月)

ガピを使ったご飯

2019年12月31日(火)

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<ゲストハウス街>OMD10/ED14-42mm

カンチャナブリー3日目の夕食です。そして、2019年の大晦日。2018年の大晦日は日付変更線を東から越えましたので、1日遅れとなりましたが、今回は2時間遅れ。体内時計はまあ普通です。

基本タイ人は旧暦で物事を進めていますので、大晦日だろうと元旦だろうとほぼ関係ありません。カレンダー上はこの2日は連休になります。ですが、こうも外国人の多いところになりますと、大騒ぎですよ。

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<Smiley Frog>PowerShot

つうことで、空いていることが分かっているスマイリーフロッグに来ました。

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<ナムケーン入り>PowerShot

ここまで来てあまりみみっちくやりたくないんですが、ビールは5バーツ高いチャーンです。くぅーっ、しみますねぇ。2019年はなんか不条理な仕事ばっかりだったもんな。でも、あと2日で帰らなきゃならないんだよな。

さて、何を食べるかです。

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<本日の夕食>PowerShot

左、ヤムタレー。右、カオ・クルッ・ガピ。

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<ヤムタレー>PowerShot

夏も数回頼んだヤムタレー、海鮮のヤムです。普通、ヤムだとメインの具材と野菜をバジルの葉とマナーオなどで和える感じですが、トマト、レタス、キュウリは和えてありません。ファランが多いのでファラン向けにサラダみたいになった感じですかね。

タレーといいつつ、イカもルークチンも入ってなく、エビがたくさんあります。これは写真入りメニューから選んだので、エビばかりというのは了解済みです。

ヤムタレーはとりわけ辛く作りますが、これはかなり辛めでした。画像では見えませんが、かなりトウガラシが使われてました。辛さには結構慣れておりますが、腹に来そうだったので、途中からトウガラシはよけております。

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<カオ・クルッ・ガピ>PowerShot

ガピというのはエビというかオキアミのような小さなエビの魚醤のようなものです。液体というよりはペースト状ではないかと思います。

一般的にナムプラーよりも癖が強く、それ単体では苦手な人も多いと思われます。

ガピとご飯をカオパットにするのですが、この時点で癖はなくなり美味しいご飯となります。あくまでも当社比ですので。

で、そのご飯の周りにいろいろなものを配置し、ご飯と混ぜながら食べます。

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<カオ・クルッ・ガピの具材>PowerShot

具は錦糸卵、鶏肉、トウガラシ、もやしですね。こちらのトウガラシはそれほど辛くありません。

カオ・クルッ・ガピはほとんどレストランでは登場しないメニューです。ワタクシも食べるのは2度目だったりします。

なんで、あまり出ないのかというと、下ごしらえが大変みたいです。普通のカオパットならば、ご飯と具材を炒めるくらいですね。でも、この料理はご飯だけ炒め、あとは別調理です。錦糸卵を作るには薄く卵焼きを作って包丁を入れます。鶏肉もそぼろ状にして炒めます。トウガラシも下茹でするか、軽く炒めるかですね。

つまり、それぞれが混ざってませんので、手間がかかるんです。それに、ご飯ですが、ガピだけでなく、胡椒をはじめとしたさまざまなものを石臼(クロック)ですり潰し、一緒に炒めますのでさらに下ごしらえが大変なんです。

 

最近ワタクシが見ている西尾旅行社というYouTubeチャンネルから、カオ・クルッ・ガピの調理映像を引っ張ってきました。自粛中の暇つぶしにはいいんじゃないすか。

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<ヤムタレーのトウガラシ>PowerShot

どちらも大変美味しゅうございました。でも、ヤムタレーのトウガラシは量が半端じゃなかったです。

ビール、70バーツ。ヤムタレー、80バーツ。カオ・クルッ・ガピ、70バーツ。総額220バーツでした。

カオ・クルッ・ガピは見つけたら食べておくのが賢明かもしれません。本当になかなかないですよ。

今日のコンタイ

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<サイドカータクシーの運ちゃん>PowerShot

カンチャナブリーにはサイドカーで人を運ぶ商売があります。もちろん、モタサイも健在ですが、荷台にキャリーバッグなども置けるので、便利なんです。バス乗り場まで言い値は80バーツでしたが、60バーツに値切るとそれでOKでした。

途中から英語を話し始め、それがかなり流暢です。さすがはファランの多いところで商売しているだけはあります。

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