謎のドラゴンタワー・後編
2019年12月27日(金)
<ドラゴンタワー>OMD10/ED14-42mm
いよいよ、ドラゴンタワーへ。
<信者の足型>OMD10/ED14-42mm
この寺院にはいたるところに足形や手形があります。おそらくは信者のものと思われます。多くの寄付をした人のものなんでしょうか。
<よくわかりません>OMD10/ED14-42mm
ようやく出会えた人型の像です。上座部仏教では寺院に飾られる像はほぼ決まっていて、ヤック(鬼)、ナーガ(蛇)、ガルーダ(鳳凰)などですね。ヒンドゥの影響もタイの上座部仏教では見られ、ガネーシャなどが好まれる傾向があります。
でも、このような人物の像はほとんど見られません。ミャンマーに行くと、ナッと呼ばれる地母神信仰の影響が強くなり、ジオラマのような人物像が極端に増えますが。またそれとも違いますね。
さあ、いよいよドラゴンタワーに登るぞというとき、またしてもメーチー(尼さん)さんに呼び止められ、花と布を手渡されました。布には名前を書きます。これをタワーの頂上で結びつけるのだそうです。任意の額をタンブンします。
<賽銭用のドラゴン>OMD10/ED14-42mm
塔の周りにはこのようなタンブン用のオブジェがありました。コインを中央の壺に入れたら〇〇。ドラゴンの口に入れたら△△。などと書いてあります。こういうものはミャンマーの寺院によくあります。もっとも、現在はかなり電動化していて、動くものの中に入れるといいことがあるみたいな、タンブンマシーンが多いです。
<龍が巻き付く>OMD10/ED14-42mm
ドラゴンタワーの建物は10階以上の高さがありますが、内部が公開されているのは1階部分だけです。信者にも上の階は開かれていません。
ではどのように登っていくのかというと、塔に巻き付いている龍の胴体の中を歩きます。
<登り口>OMD10/ED14-42mm
ま、降り口でもあるんですが。この中はコンクリート造りで途中に覗き窓もないし、どのくらい来たかという目安もありません。ひたすら歩きにくいコンクリートの傾斜のついたところを裸足で登っていくのです。
ミャンマーのポッパ山やマンダレーヒルを思い出しました。でも、あっちはオープンで景色も眺められます。龍の胴体内の写真は撮り忘れました。kimcafeさん、Luntaさん、あとはよろしくお願いします。
<頂上>OMD10/ED14-42mm
まだかなと思っているとようやく到着しました。胴体の途中から塔の頂上部分に階段ができていてそこから外に出ます。
<花と布>OMD10/ED14-42mm
こんな感じで塔の手すりに結び付けました。
<結構な高さ>OMD10/ED14-42mm
高さ100メートルはないと思うんですが、周囲の見晴らしは抜群にいいです。ちなみに下に見える大仏の部分には行こうとしましたが行くことができなかったです。
<風>OMD10/ED14-42mm
吹き抜ける風が気持ちいいです。先ほどミャンマーっぽいタンブンマシーンの話を書きましたが、ここにきている参拝客はミャンマー人が結構いました。タナカを顔につけていたり、ロンジーを穿いていたりしたのですぐにわかりました。そして、1組のなぜかインド人家族も。
今日のコンスワイ
<自撮りのミャンマー人>OMD10/ED14-42mm
お約束ということで。ただし、コンタイじゃないですね。ロンジーを穿いたミャンマー人です。
結構出稼ぎとかに来ているみたいですよ。タイ南部のクラ地峡(プラチュアップキーリーカンやラノーンのあたり)などにはもっとたくさんいるみたいです。
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