カテゴリー「Tower」の20件の記事

2020年1月 7日 (火)

謎のドラゴンタワー・後編

2019年12月27日(金)

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<ドラゴンタワー>OMD10/ED14-42mm

いよいよ、ドラゴンタワーへ。

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<信者の足型>OMD10/ED14-42mm

この寺院にはいたるところに足形や手形があります。おそらくは信者のものと思われます。多くの寄付をした人のものなんでしょうか。

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<よくわかりません>OMD10/ED14-42mm

ようやく出会えた人型の像です。上座部仏教では寺院に飾られる像はほぼ決まっていて、ヤック(鬼)、ナーガ(蛇)、ガルーダ(鳳凰)などですね。ヒンドゥの影響もタイの上座部仏教では見られ、ガネーシャなどが好まれる傾向があります。

でも、このような人物の像はほとんど見られません。ミャンマーに行くと、ナッと呼ばれる地母神信仰の影響が強くなり、ジオラマのような人物像が極端に増えますが。またそれとも違いますね。

さあ、いよいよドラゴンタワーに登るぞというとき、またしてもメーチー(尼さん)さんに呼び止められ、花と布を手渡されました。布には名前を書きます。これをタワーの頂上で結びつけるのだそうです。任意の額をタンブンします。

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<賽銭用のドラゴン>OMD10/ED14-42mm

塔の周りにはこのようなタンブン用のオブジェがありました。コインを中央の壺に入れたら〇〇。ドラゴンの口に入れたら△△。などと書いてあります。こういうものはミャンマーの寺院によくあります。もっとも、現在はかなり電動化していて、動くものの中に入れるといいことがあるみたいな、タンブンマシーンが多いです。

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<龍が巻き付く>OMD10/ED14-42mm

ドラゴンタワーの建物は10階以上の高さがありますが、内部が公開されているのは1階部分だけです。信者にも上の階は開かれていません。

ではどのように登っていくのかというと、塔に巻き付いている龍の胴体の中を歩きます。

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<登り口>OMD10/ED14-42mm

ま、降り口でもあるんですが。この中はコンクリート造りで途中に覗き窓もないし、どのくらい来たかという目安もありません。ひたすら歩きにくいコンクリートの傾斜のついたところを裸足で登っていくのです。

ミャンマーのポッパ山やマンダレーヒルを思い出しました。でも、あっちはオープンで景色も眺められます。龍の胴体内の写真は撮り忘れました。kimcafeさん、Luntaさん、あとはよろしくお願いします。

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<頂上>OMD10/ED14-42mm

まだかなと思っているとようやく到着しました。胴体の途中から塔の頂上部分に階段ができていてそこから外に出ます。

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<花と布>OMD10/ED14-42mm

こんな感じで塔の手すりに結び付けました。

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<結構な高さ>OMD10/ED14-42mm

高さ100メートルはないと思うんですが、周囲の見晴らしは抜群にいいです。ちなみに下に見える大仏の部分には行こうとしましたが行くことができなかったです。

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<風>OMD10/ED14-42mm

吹き抜ける風が気持ちいいです。先ほどミャンマーっぽいタンブンマシーンの話を書きましたが、ここにきている参拝客はミャンマー人が結構いました。タナカを顔につけていたり、ロンジーを穿いていたりしたのですぐにわかりました。そして、1組のなぜかインド人家族も。

今日のコンスワイ

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<自撮りのミャンマー人>OMD10/ED14-42mm

お約束ということで。ただし、コンタイじゃないですね。ロンジーを穿いたミャンマー人です。

結構出稼ぎとかに来ているみたいですよ。タイ南部のクラ地峡(プラチュアップキーリーカンやラノーンのあたり)などにはもっとたくさんいるみたいです。

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2017年4月 2日 (日)

龍から入り虎から出よ

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<龍虎塔>K-7/DA21mm

屏東から自強號で新左榮まで出ました。台鐵新左榮、高鐵左榮、MRT左榮が集まったターミナルです。ややこしいのは台鐵左榮はどこにも接続しないローカル駅です。ともかくそこからバスで蓮池潭というところに出ました。

面積7ヘクタールという淡水湖なんですが、もしかしたら人造湖かもしれません。

たどり着いてすぐ見えてくるのが龍虎塔です。塔に至るには龍か虎の口から入らないといけません。

でも、台湾では十二支の中で龍が一番尊ばれる動物で、虎は真逆なんだそうです。なので、龍の口から入り、虎の口から出るのが正しい参拝方法だそうです。

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<龍の口>K-7/DA21mm

なんか作り物感いっぱいなんですが、台湾の人はあまりこだわりがないようです。こっちから入るように手前にはわかりやすい表記がありました。

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<塔からの眺め>K-7/DA21mm

塔は2つありますが、どちらも7層からなっています。廻りに遮るものがないので眺めがいいです。こうしてみると蓮池潭もなかなか大きいです。

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<虎の口>K-7/DA21mm

ここから現実世界へ。

でも、まだあるんです。

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<もしかして関羽>K-7/DA21mm

湖岸を歩くと沖合に伸びる橋の先に中国風の建物があったり、こんな意味不明の武将らしき巨大像のあるところも。

さあ、これで観光関係はすべて終了。食事・Bグルも終わったのですが、あとちょっとだけ記事を上げたいと思います。

それが終わったら、毎日ネタ探しですね。

今日の英吉利人

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<蛍光ベスト>K-7/DA16-50mm

2014年のロンドン、ピカデリーサーカスあたりです。初登場のイギリス人。

まあ、珍しくもないんですが、警官ですね。さすがにダウニング街10番地(首相官邸)を警備する警官はこんなベストを着てないんですが、普通の警官はこんな風に目立つようにしています。

たぶん同じような目的があるんでしょうが、バスの誘導とかドライバーなども同じようなベストを着ています。

夏なんですが、まったく暑くないのでこういうものを着ていても問題ありませんね。

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2016年3月 4日 (金)

コバラムビーチ

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<ハワービーチ>K-7/DA16-50mm

コバラムビーチ(*1)にやってきました。トリバンドラムからプリペイドリキシャで30分くらいでしょうか。

ビーチには急坂を下り到着します。こちら、インド人向けのハワービーチ。いや、決してインド人向けというわけではありませんが、ホテルやレストランからやや離れていて、なぜか外国人観光客はこちらに来ないんです。

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<ライトハウスビーチ>K-7/DA16-50mm

お待たせしました、カルロスさん。こちらが外国人観光客だらけのライトハウスビーチでございます。おそらくは、ゴアと並び、インドで貴重なビキニやトップレスの人たちが闊歩するビーチです。

でも、閑散としているんですよ。波もちょっと高いですしね。

これからあの灯台まで行ってみることにします。

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<ヴィリンジャム灯台>K-7/DA16-50mm

ああ、灯台って「Light House」っていうんですか。ひとつ勉強になりました。

登ることができますが、外国人料金25ルピーと、カメラチケット20ルピーが必要です。おまけに、土足厳禁。

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<螺旋階段>K-7/DA16-50mm

延々と登ります。一番上までは梯子を使いますよ。それにものすごく狭くて、人がすれ違うときにはどちらかが身を寄せなくてはなりません。

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<強力なライト>K-7/DA16-50mm

ここはもちろん現役の灯台です。ガイドブックには夕方の数時間のみ入場が可能とあったのですが、午前中でも大丈夫でした。

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<ライトハウスビーチの俯瞰>K-7/DA16-50mm

こんな感じですわ。遠浅っぽい海ですが、波はちょっと高い。ちなみに聖地ではないので、ガートはございません。

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<絶景>K-7/DA16-50mm

灯台の先にはビーチがなく、高台にちょっとしたリゾート施設らしきものがあります。

<註釈>

  1. Kovalam Beach。ゴアと並ぶインドの海岸リゾート。その昔はあれやこれやのパーティが夜な夜な開かれていたとか。当然ヒッピームーブメントの洗礼を受けております。まあ、現在はあまりそういう人はいなさそうだし、目撃もしませんでしたが、それっぽい店は今でも生き残っています。ちなみに、すぐにアクティベートできるSIMカードも販売しているようでした(現在のインドでは外国人がアクティベートできるまで数日かかるそうです。手続きもけっこうめんどくさそうです。)。

今日のインド人

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<騙された>GR DIGITAL

トリバンドラムに到着し、さて、リキシャで宿に向かおうかというところで待ちかまえていたリキシャワーラーです。

徒歩15分程度のところ、100ルピー請求されました。あとでわかったのですが、トリバンドラム駅にはプリペイドリキシャのブースがあり、もっと低料金の明朗会計で行ってくれるんです。

ま、気づかなかった自分の負けですわ。

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2016年1月25日 (月)

この空を見よ!

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<ビュータワー>K-7/DA16-50mm

ずばり、朝陽と夕陽のために作られた螺旋の塔です。なんと入場料がいるんですが、5ルピーなので文句はいいません。

今日の夕陽はここで撮ることにします。

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<日没手前>K-7/DA16-50mm

この時期は太陽が海に没しませんでした。こちら、アラビア海側。もちろん、時期や見る場所によってはアラビア海に沈むと思います。

日没1時間くらい前に塔に登りましたが、あまり人がいなくてこれはいいと思っているうちにどんどんインド人が集まってきました。こちら側の手すりには人が鈴なりです。

また、画像で見えている道路にも夕陽を見ようという人がたくさんいました。これより先にはサンセットポイントという場所があるんですが、そっちに行ってもよかったかも。でも混雑具合は変わらないでしょう。

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<夕焼け>K-7/DA16-50mm

陽が沈むとインド人たちも帰りはじめます。でも、ここからが、マジックアワーなんです。空に太陽の色が反射して、いい感じになるんです。

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<いいものが見えました>K-7/DA16-50mm

タワーは海に突き出ていて、やはり荒波が直撃します。このあたりも暮れてきました。それより、空が凄いことになってますよ。

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<明日も快晴でしょう>K-7/DA16-50mm

こういう空は久しく見ていないです。リバーサルフィルムでなくとも、デジタルでここまで撮れます。夕陽を撮る機会はそれほどありませんが、デジタルで撮った中で一番いい色が出ました。

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<夕陽のマジック>K-7/DA16-50mm

朝陽と違って、夕陽の場合はこういう副産物が付いてきます。それに見上げても遮るものがないインドならでは。このずっと先はソマリアか、モルディブか、セイシェルかといったところです。

今日のインド人

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<インドのカメラマン>K-7/DA16-50mm

あー、やっぱりインドでもデジタル一眼レフが普及してきて、趣味で写真を撮っている人もいるんだなと思うでしょ?

ところが違うんです。これは朝陽のシーンですが、カニャークマリにはカメラを抱えて、主に人物を撮って売り歩く人がいるんです。

交渉しているシーンは目撃しましたが、いったいどうやって手渡すのか。郵送って気もしますけどね。

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2012年10月 2日 (火)

対岸はラオス

ムクダーハンのシンボルともいえる、ムクダーハンタワーに登った。行く前はあまり大したことはあるまいと思っていた。しかし、宿のバルコニーからよく見えて、結構高さがあると思った。なので、結局足は向いていたのである。

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<ムクダーハンタワー>K7/DA21

高さ50mほどといったところだろうか。だが、高層建築のない、ムクダーハンではかなりの高さである。入場料20バーツを払い、エレベーターへ。

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<タワーからの眺め>K7/DA21

これはすごい。天気もいいので気分も上々。ラオスが間近だ。対岸はサワナケート。別角度からはサワナケートの空港の滑走路まで見えたほど。ちなみに、上の画像で左側にやや高いビルが見えるが、これが泊まっていたホテル。おそらくムクダーハンタワーと同じくらいの高さだが、やはりタワーのあるあたりは周囲に何もないので、見え方が全然違う。

この展望台の上に、展示室などがあり、最上階にはなぜか寺にあるような飾りがあった。タイの建築物には僧侶が関わって、まつりごとをしないとコンドミニアムでさえ、入居できないというが、その名残なのだろうか。

また、所々に子供だましのような人形があったり、なぜか各国の紙幣が展示されていたりと、あまりまとまりのない印象のある、ムクダーハンタワーだったが、眺めがいいのですべて許す。

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<メコン>K7/FA50

町に戻り、メコン沿いのプロムナードへ。ムクダーハンも、メコンのほとりにできた都市だが、川沿いはいきなり国道ということもなく、クルマがぶっ飛ばしていくことはない。プロムナードの下は店の入った二重構造の通路であった。

そして、ここにもタイ人とラオス人専用のイミグレーションがあったが、やはりあまり船で行き来する人はいないようである。

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<トゥクトゥク>K7/DA21

やはり雨季でもからりと晴れ上がると写真の出来がまったく異なる。腹具合はまだ今ひとつだったが、やはり気分はいい。

このあと、屋台のコーヒー屋でカフェ・ローンを飲んで、宿に戻った。翌日からはいよいよラオスである。

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2012年2月 2日 (木)

シエナのスカイツリー

何とかと煙は高いところに登りたがるという一言がありますが、それはワタクシも同様なのかもしれません。

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<プッブリコ宮>K7/DA21

何度も登場しますが、シエナのランドマークのひとつ、カンポ広場にあるプッブリコ宮。この左手にある塔がマンジャの塔で、高さ102m。ここに登りました。実は2度目でやることないですからね。

このブログでも「マンジャの塔に登る」というレポートをいたしております。

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<ポデスタの中庭>K7/DA21

プッブリコ宮は市庁舎でもあると同時に美術館でもあり、この建物内部にある中庭にチケットオフィスがあります。美術館は簡単に入ることができますが、マンジャの塔は1回に10数名という人数制限があり、ここで足止めされることになります。

また、雨の日は公開されません。足場が悪いとかの理由があるのだと思いますが。

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<塔の上へ>K7/DA21

さあ、どうぞとなると狭い階段をぐるぐると上ったところに、小さなチケットオフィスがあり、手荷物をロッカーに収め、入場料の8.0ユーロを払い、登頂開始です。オフィスを出るとこんな感じ。ここから登りはじめます。

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<塔の内部>K7/DA21

螺旋階段ではないものの、次の踊り場から90度という感じで、四角く登っていきます。もちろん、エレベーターなどはないのですべて徒歩です。階段は狭いですが、入場制限のおかげで、降りてくる人とバッティングすることはまずありません。吹きさらしではないのが幸いです。

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<塔内部>K7/DA21

こんな感じでたまに開いている箇所もあり、どのくらい登ったかがわかります。

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<最上部の鐘>K7/DA21

10分から15分ほど登ると最上部に到着します。そのとき、この鐘がゴンゴンと鳴り始めました。

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<カンポ広場>K7/DA21

さすがに100m近い高さとなると、こんな眺望です。カンポ広場はやや変形した扇形といえます。

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<シエナの俯瞰>K7/FA50

前回登ったときには夏ということもあり、カメラに付けたレンズだけでしたが、今回は上着のポケットに中望遠であるFA50mm/f1.7を忍ばせていきました。

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<ドゥオモ>K7/FA50

反対側からは、ドゥオモが見えます。ドゥオモというのはイタリア独特の呼び名で、都市を代表する教会のことで、司教座のある大聖堂(カテドラーレ)とほぼ一致します。シエナのドゥオモは白黒の縞模様の鐘楼が目印です。

話はこれで終わりではなく、このドゥオモ近くにあるドゥオモ附属博物館からの眺望もどうぞ。ドゥオモの鐘楼から少し離れたところにある、ちょっと高い建物がそれ。

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<ドゥオモ附属博物館>K7/FA50

ここは美術館であるとともに、このアーチ型の建物からすばらしい眺めを堪能できます。元々は、ドゥオモを新しくする計画があり、そのときに作られたものらしいですが、結局はドゥオモの新計画は頓挫し、今のドゥオモがそのまま使われたらしいのですが、すでに建築されたこのアーチ型の建物が博物館になったと。

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<アーチを見上げる>K7/DA21

このアーチ型の建物には、博物館のある本館最上階からは行けず、最上階のひとつ下の展示室の奥から行くことになります。

上の写真を撮ったところからもかなりの眺望を楽しめますが、さらに登ってこのアーチのところまで行くことが可能。ただし、階段は狭く、特に入場制限はないので、譲り合いの精神が必要ですね。

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<マンジャの塔>K7/DA21

こんな感じですね。マンジャの塔よりは低いものの、ドゥオモのあるあたりがカンポ広場よりも高いためにマンジャの塔を見下ろす感じになります。あるいは目の錯覚なのかもしれませんが。

さて、冒頭にも書いたように、高いところ意外に好きですね。2006年のローマからパリに移動する旅では、この二つ以外にも、ボローニャの斜塔、ピサの斜塔、フィレンツェのドゥオモの鐘楼、アルルの法王庁宮殿、リヨンのフルビエール聖堂、締めにエッフェル塔に登っています。

まあ、今回はこれだけでしたが。

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2010年1月30日 (土)

スースのグラン・モスクとリバト

しばしスキャンに手間取っている間に、ココログの仕様が変更になったようです。ちょっとめんどくさい。さて、ブログの再開は季節感が逆戻りしますが、夏のチュニジアから。

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<夜のグラン・モスク>MZ-3/50mm/RVP100

スースに到着した日は、もっぱらメディナを目的もなく歩いただけ。本格的な観光は翌日に回すことにし、この日はもっぱらロケハンのようなことを行った。夕食を終え、再びメディナへ。グラン・モスクがわずかにライトアップされている。

いちお、上の画像は絞り開放、シャッタースピード1/8秒くらい。三脚は持って行かなかったので手持ちで撮影したが、うまく撮れていた。ただし、カメラ側で操作を行っている。MZ-3というカメラは至極簡単なメカニズムであるが、露出範囲を狭くしたり、広くしたりできる。また、ピントを合わせるポイントも中央の1点のみなのだが、この範囲も狭くしたり、広くしたりできる。どちらも狭くして、モスクのミナレットの明かりがついている部分を狙って撮影した。

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<グラン・モスク>MZ-3/20mm/RVP100

あけて翌日。はれて入場してみた。料金3.0ディナール。普通撮影料を請求されるはずだが、スースでは必要なかったようで、払うことはなかった。歩き回れるのはこの中庭のみ。建物内には入ることができない。だが、チュニジアにやってきて初めて入るモスクである。

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<モスクの内部>MZ-3/50mm/RVP100

すでに礼拝の時間は終わり、建物内はひっそりとしていたが、アラブ服に身を包んだムスリムがわずかにいた。そんな人物を撮ってはいけないだろうと思い建物内の写真はこれだけである。

グラン・モスクとはいうものの、 あまり面白味がない。チュニジアにはまだいくつかのモスクが外国人にも開放されていて、そちらに期待しようか。と、いうことでモスクをあとにする。

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<リバト>MZ-3/50mm/RVP100

モスクのすぐそばには、リバトと呼ばれる物見の塔がある。メディナで最も古い建造物とのことだ。ここももちろん入場料を払い見学することになるのだが、入場するのはやめにした。入場したところで、リバトの写真は撮れない。そこで、そのすぐそばにある土産物屋の屋上でリバトを眺めることにしたのだ。

チュニスのグラン・モスクの周辺にはモスクを眺められるという土産物屋がいくつかあり、観光客に盛んに声をかけてくる。だが、スースではそういうこともなく、眺めたからといって見学料を請求されたり、土産物を買えと迫られることはなかった。

Postscript まだまだリハビリ期間です。年末にPCの動作がおかしくなり、旅から戻ってOSの再インストールをしました。それに伴い、入れてあるソフトなども入れ直さなくてはならなくなり、スキャナーも設定が必要でした。まあ、うまく動いてくれましたが、スキャン中プレビュー画面が表示されない状態です。ま、画像はスキャンできていると思い、あとで画像処理ソフトで手を少し加えるだけなので、そうそう問題ありませんが、ちょっと違和感ありますね。

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2008年7月12日 (土)

バンコクの高層ホテル

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<バイヨーク・スイート>MZ-3/35mm/E100VS

バンコクというところは、アジアにあっても、高層ビルが少ない。その例外として、バイヨーク・スイートとバイヨーク・スカイという2つのホテルがある。正式には、バイヨーク・タワーとバイヨーク・タワーIIということになる。

バイヨーク・タワーは1987年完成で、43階建ての高さ約150mである。バイヨーク・タワーは10年間タイで一番高い建造物であったが、1997年に完成したバイヨーク・タワーIIがその座を取って代わる。85階建て、高さ304m。この2つの建物は、プラトゥーナム地区にあり、ほぼ近くにあるので、非常に目立つ。

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2007年12月16日 (日)

クトゥビアの塔と昼間のフナ広場

マラケシュのメディナのランドマークが、クトゥビアの塔。高さ77mとなかなかすっきりした姿で、ジャマ・エル・フナ広場あたりからなら、確認できるはずである。メディナの奥に行っても、わかることもある。

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<観光馬車とクトゥビア>MZ3/35mm/E100VS

フナ広場の入り口には観光馬車がずらっと客待ちしている。フナ広場は歩行者天国のようなものだが、時折馬車が通っていくので、注意は必要だ。

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<クトゥビア>MZ3/35mm/E100VS

普通ミナレットはモスクに付属するものだが、クトゥビアの近くにはモスクはない。かつては登ることもできたそうだが、これも現在はできない。ただ眺めるだけである。だが歴史は古く、1192年に完成したそうだ。なんと、鎌倉幕府の成立と同じ年である。

新市街からやってくる場合、市内バスからはようやく最後に見ることができる。そういうルートなのである。徒歩の場合はコブ門からまっすぐ歩けばクトゥビアの脇を通るはず。夜はライトアップされ綺麗です。

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2007年11月27日 (火)

ハッサンの塔とムハンマド5世の霊廟

ラバトの観光名所といえば、まずはハッサンの塔ですか。ついに完成することのなかった塔ですが、高さは44mあるそうです。けっこう見上げる形になるかな。で、ここは、2代前のモロッコ国王、ムハンマド5世の霊廟と同じ敷地内にあります。まあ、もともとあったハッサンの塔の敷地内に、霊廟を建てたということです。

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<入口の衛兵>MZ3/20mm/E100VS

ハッサンの塔は敷地内でなくても、近くからは見ることが可能。近くで見るには2箇所の入口から入ることになる。その入口には2名の馬に乗った衛兵がいる。つまり合計4名。上の画像はラバトとサレを分けるブーレグレグ川に面していない方、西側の門にいる衛兵コンビ。

こちらは西日にさらされているにもかかわらず、かなり愛想がよくて、観光客がカメラを構えたり、記念撮影にも気軽に応じている。シャッターのタイミングに合わせて馬の足を上げさせたりと、サービスいいですよ。こちらは、白馬。やはり訪れる人が多いからかも。白馬は見栄えがいいし。

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<東側の衛兵>MZ3/35mm/E100VS

こちらはほとんど来る人がいないです。暇そうだよなあ。衛兵どうし前を見ながら実は小声でおしゃべりしているし。馬もごく普通の黒毛です。そそ、ここからはハッサンの塔が見えますね。

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<ハッサンの塔>MZ3/20mm/E100VS

超広角なので、塔自体が低く見えてしまいますが…。44mのミナレットはイスラム世界では、セビーリャのヒラルダの塔、マラケシュのクトゥビアに続くものだとか。で、塔のまわりにはこのような柱が林立しています。かつてはローマ時代の遺跡があったかどうか。

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